思考対象世界の時間には 可塑性がある 順方向にも 逆方向にも進め 停まることもできる 時間の可塑性のみならず 空間にも可塑性がある 大きくなったり小さくなったりするから ネズミと像が同じ大きさになったり 太陽がノミより小さくなったりする 顕微鏡の中の世界も 大銀河の世界も 同じような大きさである ... 続きをみる
独我論のブログ記事
独我論(ムラゴンブログ全体)-
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細胞は膜で隔離されていないと その内部で予定された反応を実践できない 膜で隔離された 特定の環境の中で 特定の反応が実践されている だから 隔離している膜が壊れると 調和が成立していた環境が破壊され 特定の反応を実践することが出来ないくなり 特定の反応の連続として存在していた細胞が消滅する 外部か... 続きをみる
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半透膜で仕切られた内側で 細胞が規定された反応を巡回させているように 不完全な隔壁で守られた内側で それぞれの独我論がそれぞれの規定を巡回させている この巡回は 隔壁の不完全性において 外部とわずかに交流し この交流により 独我論は遷移する 「こうあるべきである しかし 世の中はそうなっていな... 続きをみる
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池の水の供給という現象と 池の水の排出という現象 この二つの現象の間に 正の相関関係があると 水の量は一定に保たれる傾向が高くなる このような それぞれ独立した現象の間に 関係が生じるとこにより 池の水の量の平衡という新たな現象が維持される 言葉を 聞くという現象と 話すという現象も それぞれ 別... 続きをみる
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言葉と人間は相互に触媒し 影響し合っている 発音や文字といった 物理的現象により 他者との間でも言葉を交わせるが 自己の意識の中で 他者から遊離された 独我論的独善世界で展開される妄想においても 文字が登場し あらぬ享楽を体験している 夢の中で 私に対する誹謗中傷がこだますることもある たとえ夢で... 続きをみる
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生まれたばかりの赤ちゃんには 名前がない 名付け親により名前が付くと その赤ちゃんと その名前はともに歩み始める 学校に入る時にも その名前が その子の机に張られ その子を待っていたりする 答案用紙にも 名前が書かれ 名前と点数が紐づけられる お年玉をもらい 預金通帳に入金されると 通帳の名義と残... 続きをみる
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予定されている因果律が 斉一的時空の中で 実践を繰り替える 予定された因果律が描く潜在的時空は 多重的に存在しているが 斉一的時空では 多重には存在しえない そこで 実践を試みても たくさんの潜在的因果律が 実践途上で打ち砕かれる 実存の 実在競争だ この実在競争の勝者が 再現性が高いということに... 続きをみる
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痛みは 私だけのものらしい 他人の痛みは 頭で想像はできても それを知覚できない 自分の痛みだけが 私が知覚できる痛みだ このように 痛みは 普遍的なものではなく 個人的な感覚だ もっと言えば 独我論的感覚だ 痛みに苛まれている時 私の意識の全てが痛みとなる この全である痛みが 他人には無であるの... 続きをみる
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朝陽が射しはじめ 起き上がり活動する このように環境で繰り広げられる太陽の動きが 朝陽となり 生命の主体に刺激を与えている 身体の外部で繰り広げられる刺激と反応のやり取りは 環境での出来事であり 内部の主体性を保持している主体からすれば 主体外の出来事であり 独我論的な内部世界の外にある世界であり... 続きをみる
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