思考は目的を志向している この志向性において 思考は効率的に成果を検証できる この志向性の先に感情が横たわっている 思考が結論に至り 目的と切り離されると 思考は停止し 感情への志向性も失われる また 目的と結びつくと 思考が再始動して 結論は再び遷移を始める だからなのだろう 目的に応じて 異な... 続きをみる
目的のブログ記事
目的(ムラゴンブログ全体)-
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目的が淘汰選択されている 生命は 「生き抜く」という目的のもとに 「如何にして生きるか」という小命題を抱えている この命題の回答として いくつもの目的が実存することになり この目的の選ばれ方で 生き方や 形態を変えてゆく その過程が進化ということになる こうた生き方にかかわる目的が変われば 目的に... 続きをみる
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同じ時空に 様々な目的が実存している 反応の潜在として実存している ある反応の潜在が実践される時空において 他の反応は実践し得ず 場合によっては その実践により 反応の仕掛けが破壊され 目的の実存も消滅しかねない こうした消滅を避けるために 目的を維持するために反応し続ける 兵隊が 戦争をするため... 続きをみる
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生き抜くという目的は 理性にとって 自律的な目的であろうか? それとも 受動的な目的であろうか? 理性は 生きるという生命の目的を叶える 生命世界の一端を担う機能であり 生命世界という 理性より大きな存在のために 機能している存在である この意味でいうと 理性における 生き抜くという目的は 自律的... 続きをみる
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目的は 未来を見据えている 目的を認識するには そうすることにより どうなるかを予想することを伴うということだ 「待ちぼうけ」の農夫は 株につまずき転んだウサギをとらえた成功体験を 「またあるはず」と待ち続けた この逸話は 帰納法は必ずしも正解ではないことを 実にうまく表している 同じように 同じ... 続きをみる
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目的には引力があり その重力場に定型的反応が 寄りそい集まり 目的を重層化し より強大な重力場に成長してゆく そんな自己組織化が 生命を 多様に進化させてきた 食欲も 生きるという目的に引き寄せられ 身体に宿っている定型的反応だ この食欲もまた目的となり 様々な手足の動きを従え 口や舌を動かす よ... 続きをみる
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実体を言語化するという反応と 言語を実体化するという反応がある そして 自然を言語化する自然科学 言語を実体化する応用科学がある 応用化学は 自然を人工的なものへと変えてゆく この人工的なものには目的がある 言語化と 実体化という反応の連鎖が高める秩序性の中で 目的が醸造されている 秩序性の高い反... 続きをみる
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原始時代の人間は きっと お金がなくても生きて行けた お金が発達し お金を使う楽を覚えた人間には お金なしで生きるのは苦行になった お金を欲しいと思うことは お金で楽をできる社会を必要としているということで 一人では生きられないということでもある 仮にもっと良い社会があると思っていても 今の社会を... 続きをみる
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意識と手や足は どのようにして 刺激と反応の関係を維持してきたのだろう なぜ維持できているのだろう 意識も 手も 足も もっと自由に独立した存在として 存続する可能性もあったろうが 互いに 強く共役する関係を保持している この不思議な関係がないと仮定するならば 手や足や意識が それぞれ独立している... 続きをみる
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主体が主体である理由を実践し 主体を維持しながら この循環の中で セカンドワールドが持続されている 自己保存を目的として その目的を達するための手段として 自己保存を実践しながら セカンドワールドが持続している 自己陶酔の世界と言えば そのとおりなのだろう 自画自賛しながら 主体の存在を肯定し そ... 続きをみる