ルアーなお金たち、言葉たち、命たち

砂上の楼閣を上手に維持する共役反応の数々に感謝です。ルアーは反応の連鎖の象徴です。

適応のブログ記事

適応(ムラゴンブログ全体)
  • 生命と反応:言葉の檻の中で泣きわめく赤子

    人間にとって 言葉は環境である 気温や 湿度や 風向きと同様に 人間にとって 言葉は環境である だから 環境に適応するように 言葉に適応する 環境の在り様により 体が反応するように 言葉に対して反応する のみならず 暖炉で暖をとったり 冷房で室温を下げたりするように 周囲にある言葉を 自在に操ろう... 続きをみる

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  • 局在と遷移:局在の外面と内面

    協調が成立している全体の中で 局在たちが 隔壁の内側に 外側とは協調できない反応たちを隔離している 全体は 表面的に協調した秩序となっているのだが その実 隔壁による隔離により不都合を避け合うことで成立している 隔壁のない全体は 個性のない単純な均一になるのだろう そんな均一を嫌うかのように 生命... 続きをみる

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  • 局在と遷移:自由への躍動

    ミミズが 玄関マットの隙間に体半分を突っ込み 干からび死んでいた 玄関マットを持ち上げると その死んだミミズのもう半分が まだ干からびずに横たわっていた 玄関マットの下の方が 湿気が多く その方へと移動しようとしたのだが 隙間が狭く 入りきることが出来ずに このミミズは死んだのだろう ミミズにして... 続きをみる

  • 平衡と遷移:系統と無関心の平衡線の上に踊らされ

    言葉は 真実を語れるという野望の上に成立している幻想だ 予言が真実であることを取り繕うために 予言通りのことが起こるよう画策するがごとく 発した言葉を実現しようと 様々な努力を重ね 言葉に信頼を持たせることにより 言葉はその威厳を維持している このような実践努力がなくなると 言葉は信頼を失い 役立... 続きをみる

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  • 予定と実践:偶然の超越

    生命活動は 予定の承継と 予定の実践により維持されている 予定の承継も予定されていることであり その予定の実践なので 単に 生命活動は予定の実践である ということもできるだろう 大雑把なものから詳細な予定まで 様々ではあるが 生命は何らかの予定を持っている 一つの見方ではあるが よりきめ細かく よ... 続きをみる

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  • 生命力:適応という従属

    「環境に適応する」 という文脈の中に 適応する主体が想定されている この主体を中心に考え 主体の内部と外部に分けた時の外部が環境だ 外部に応じて 内部を改変することが 適応ということになる 主体性が 「外部に従い変わる」という 従属性に侵されるという現実が 適応というわけだ むろん主たる主体性は ... 続きをみる

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  • 生命力:自由が目指す処

    完成が近づくほど 自由はなくなる メロディーラインも 絵画の色彩も 完成が近づくほど 自由がなくなる しかしながら 目指そうとする処を変えると 再び自由が広がる 無秩序から秩序へ向かう自由は 何処を目指してゆくのだろう? 目指した先には 成功が待っているだろか? 水平線の向こうには 水平線が待って... 続きをみる

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  • 生命力:生命現象の相関関係

    小さな卵から 小さの子が生まれ 育ち 親になり 小さな卵に命を授ける 植物も 動物も この繰り返しの中に存在している 卵と 小さな子との相関関係 小さな子と親の相関関係 親と小さな卵の相関関係 様々な相関関係が連なり 命の力が循環している このように 現象と現象の相関関係を維持してゆく力が 生命力... 続きをみる

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  • 脱中心化:中心と周辺の狭間にて

    生命は 義務を履行し続ける主体だ 卵は 細胞分裂を繰り返しながら 決められた発生過程を遂行し 身体を形成してゆく そして 決められた栄養を摂取しながら成長し 生殖をおこない 義務を遂行できなくなると消えてゆく だから 生きる権利は 義務を遂行する権利でもある その義務は 自らに規定され 自らが課し... 続きをみる

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  • 能動的反応:生命と噂は似ている

    噂には 生命のようなところがある 命が命を呼ぶように 噂が噂を呼びながら拡散し 興味深い噂の傍らで どうでもよい噂は消えてなくなる 面白い噂は 尾ひれがつきながら拡散し その尾ひれの面白さに応じて さらに拡散してゆく 増殖する噂と 絶滅してゆく噂があるところなど 生命の自然選択そのものだ 面白い尾... 続きをみる

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  • 適応は共役による持続可能性の高まり

    何事も持ちつ持たれつだ 光が当たると 地面が温まり 地面の中の水分が蒸発する この水の蒸発という反応は 土の中の水分が枯渇すれば 終わってしまう だから 水辺のように 水がしみこむという現象が共役していると いつまでも光が当たっている限り 水の蒸発という現象が持続してゆくことになる 一般的に 反応... 続きをみる

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  • 意味世界という人造環境

    人間の目は 物よりもその意味を見ようとする だから 形として飛び込んでくる文字も意味になる 人が人の行いを眺める時 その行いよりも その意味を見てしまう 裏も表も見てしまう 人の口は 物そのものよりもその意味を語る むしろ 言葉になると 物自体は無となり 意味だけが空を舞う この意味世界に 人は右... 続きをみる

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  • 共進化という適応と組織化

    都合の悪い情報は 排除される コロナウイルスの駆除も この情報排除の一種だ 都合の悪い情報が蔓延しては調子が悪い 思想統制 民族弾圧 宗教戦争 優勢思想 様々な情報排除が浮沈を繰り返す 互恵的情報は 排除し合わず 調和的共進化の関係を生み 敵対的情報は 排除しあい 競合的共進化の関係を生む 調和的... 続きをみる

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  • 欠陥品が存続する条件

    自分に欠陥があることを認めないと 前に進めない むしろ 欠陥があるから 前に進もうとする 欠陥というと いささか悲しげだけれど 足りないところがあるということだ もっともっと 足りていないものを補充して もっともっと 完璧な存在になろうと努力をする 欠陥があっても それを補う何かを補充する そんな... 続きをみる

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  • 生得的適応技術と習得的適応技術

    人間のために 経済があってほしい 経済が好回転するために 人間が存在するのではなく 人間が存続するために 経済が存在していてほしいということだ しかし 経済と人間が別物である以上 経済が人間に淘汰圧をかけてくるから 経済のために人間も働かざるを得なくなる この働きに応じて 経済が人間を推し量ってい... 続きをみる

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  • 過程としての適応 結果としての共役

    たくさんの機能を持つ このことは 便利であるが大変でもある 機能ごとに 空間と時間が消費されるからである パソコンのソフトの機能が 多岐にわたるようになってきた これはパソコンの 記憶容量の増大と処理速度の向上による 空間と時間の効率化があって 機能を多角化することができるようになってきた 一つの... 続きをみる

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