ルアーなお金たち、言葉たち、命たち

砂上の楼閣を上手に維持する共役反応の数々に感謝です。ルアーは反応の連鎖の象徴です。

生命力のブログ記事

生命力(ムラゴンブログ全体)
  • 生命と反応:ホロニズムの中の自己犠牲

    能動的世界は その世界維持に必要なものを 能動的に組み込み その世界維持に不都合なものを 能動的に排している 能動的世界は ある意味 とてもわがままである ところが その世界が もっと大きな世界の世界内存在として 能動的活動をしているということになると その大きな世界に 能動的に組み込まれなければ... 続きをみる

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  • 生命と反応:「私は異質」に向かう生命力

    遥か遠い山々の木々は 山の一部となり その一本一本の姿は見えない そんな遠くの木々から見た私の姿も 陸地の一部でしかないのだろう しかし 私は陸地ではない 私は 確かに 陸地とは異なる存在だ そのことを どんなに否定しようとも 私は確信させられている 大地とは異なる我が 確かに在るのだ きっと 同... 続きをみる

  • 生命力:生命の内部と外部の境界線

    感覚器と結びついていない意識は 楽しいだろうか? 目や耳がないと 何も見えないし何も聞こえない 臭覚や味覚もなければ 味気ない 感覚器は 痛みといった苦痛を意識にもたらすが さわやかさや 多幸感も醸し出してくれる 意識は 私の身体の内部と外部を区別している 現象の連鎖が強固な部分は体内で 現象の連... 続きをみる

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  • 生命力:共同作業を紡ぐ

    意識と目の関係の全てを 意識が作り出しているわけではない 意識は すでにある目との関係に乗っかって 目を動かしている その上で 体外で起こる現象を 目で追い 体内で起こる意識下の現象と結び付けている こちらに向かってくるボールを見つめ それを受け取ったり 美しい風景を眺め 絵筆を走らせる 本を開き... 続きをみる

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  • 生命力:現象の連鎖性

    身体の中で 現象が連鎖している この連鎖の滞ると 生命力は減退する 連鎖性の強弱が 生命力の強弱というわけだ 酸素が足りなければ大きく息を吸い 栄養が足りなければお腹がすく こういった 現象の連鎖が滞りなく実践され 生命力が維持されているということだ このような強い現象の連鎖性が 個体を一つの主体... 続きをみる

  • 生命力:酵素群の豊富な経験

    経験を積めば積むほど 技術が上がり 特定の実践を 効率よく実行できるようになる 高度な技術は 豊富な経験に裏打ちされ その有用さにより さらに頻繁に繰り返され ますます その技術は研ぎ澄まされてゆく 生命現象の 進化の過程は このような 経験に裏打ちされた技術の熟成と集積だ 生命現象をつかさどる酵... 続きをみる

  • 生命力:循環の完遂としての生命力

    身体の部分に主権は存在しない 意識が 身体の全てを支配しているわけではない 意識は 身体がすべて自身の支配下に置かれるよう 願うことはあるかもしれない しかし その願いは満たされない 身体は 意識が関与しない生命現象で 溢れている 血糖値が高いからと言って 「血糖値が下がりますように」と祈っても ... 続きをみる

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  • 生命力:現象の循環が導く一体感

    生命現象が 決められた順番で連鎖し循環している この途切れることのない循環が 一体感を醸し出している 下ネタで恐縮ですが 勃起とやりたい気持ちが 一致しているとありがたい 逆に 不一致が生じると困ってしまう やりたくないが勃起したり やりたいが勃起しないのはうまくない 右手を動かそうとして 左手が... 続きをみる

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  • 生命力:同じを維持しながら変化する

    ちっぽけなコンピュータチップに 壮大に広がる宇宙空間の情報を収納できる コンピューターチップの中の宇宙空間は 偽物だけれど より正確な模造の努力が重ねられ 本物の宇宙と 高度な相関関係を構築している これと同じように ちっぽけな種の中に 大きな樹木の情報が収納されている この樹木の情報が 物質を操... 続きをみる

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  • 生命力:トンネルを抜けると

    川端康成の『雪国』の端々で 「徒労」という言葉に焦点が当てられている 確かに 傍目には「徒労」に見える努力を重ねながら 人は生きている側面がある 夢中になっている時には 「徒労」などとは思いもしていなかったことも 振り返ると あれは「徒労だったかもしれない」と思うことは いくらでもあるからだ 生ま... 続きをみる

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  • 生命力:適応という従属

    「環境に適応する」 という文脈の中に 適応する主体が想定されている この主体を中心に考え 主体の内部と外部に分けた時の外部が環境だ 外部に応じて 内部を改変することが 適応ということになる 主体性が 「外部に従い変わる」という 従属性に侵されるという現実が 適応というわけだ むろん主たる主体性は ... 続きをみる

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  • 生命力:人間の標準の中で生きるということ

    私が人間らしく生きるためには 魚を生け捕りにして それを殺して食べることを正当化しなければならない だが この正当化は 義務ではないし 真理でもないだろう それに 命を奪うという普遍的罪悪、、、でもないだろう しかし この生け捕りと殺害することを ごく当たり前に受け入れ 「新鮮な魚はうまい」と 賞... 続きをみる

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  • 生命力:適材適所の功罪

    トイレに入り考え事をした 考え事といっても 白日夢のようなもので 着飾った人々が 歩道を埋め尽くす光景を眺めていた なぜ人は着飾るのだろう? その時 突如として 我に返ると パンツを膝の辺までずり降ろし 便座に座っていた その姿を客観的に見つめていると 服は人前でみられるときに美しくなるように設計... 続きをみる

  • 生命力:知は義務を課す

    カメラには 人知が集積している これと同じように 細胞には 自然の知が集積している 細胞は どのように現象すべきか、を知っているからだ 目も どの様に光を扱うべきか、を知っている そして 意識も目の機能を知っているのか 目を介して光を知覚している 意識は知を知で重ね合わせ成立している世界だ このよ... 続きをみる

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  • 生命力:現象と知の相関構造

    エンジンは 吸気と爆発と排気を繰り返している 燃料切れで 吸気中の燃料濃度が下がったり 密閉空間の中で 吸気中の酸素濃度が下がったりすると エンジンは爆発を起こさず 吸気ー爆発ー排気の循環を停止させることになる このような知識がないと なぜエンジンが止まってしまったのかわからず エンジンを修理する... 続きをみる

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  • 生命力:生命の完結力としての連帯

    胴体と首が連なっていなければ 一連の連鎖反応に完結性を失い 連鎖反応の集合体としての存在に 終止符が打たれる 細胞も 細胞膜が破損し 細胞質が流れ出ると 一連の連鎖反応に完結性を失い 細胞としての機能を停止する 様々なリテラシーが 予定された現象を辻々と連鎖させ 様々な単位の生命現象に完結性を描い... 続きをみる

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  • 生命力:身体と精神の適応関係

    動物の 胴体と首を切り離すと たいていの動物は死に 動物であったものが動物でなくなる 切り離すということには 生命の躍動を停止させるということだ サバンナのライオンを サバンナから切り離し 動物園の檻の中に閉じ込めると ライオンの生命は維持されるが サバンナのライオンの躍動は休止し 檻の中のライオ... 続きをみる

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  • 生命力:自由が目指す処

    完成が近づくほど 自由はなくなる メロディーラインも 絵画の色彩も 完成が近づくほど 自由がなくなる しかしながら 目指そうとする処を変えると 再び自由が広がる 無秩序から秩序へ向かう自由は 何処を目指してゆくのだろう? 目指した先には 成功が待っているだろか? 水平線の向こうには 水平線が待って... 続きをみる

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  • 生命力:無秩序から秩序へ向かう自由

    文字には 文字の世界の広さがあり深さがある これを探求する学問が 文学だろう 数字には 数字の世界の広さがあり深さがある これを探求する学問が 数学だ 広さは組み合わせの自由であり 深さは 数字や文字にとどまらない意味の創出と考えると 数字にも文字にも 無秩序から秩序に向かう深さがあり 無秩序から... 続きをみる

  • 生命力:生命現象の相関関係

    小さな卵から 小さの子が生まれ 育ち 親になり 小さな卵に命を授ける 植物も 動物も この繰り返しの中に存在している 卵と 小さな子との相関関係 小さな子と親の相関関係 親と小さな卵の相関関係 様々な相関関係が連なり 命の力が循環している このように 現象と現象の相関関係を維持してゆく力が 生命力... 続きをみる

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  • 自作因果律:実存を増殖される力

    植物の種の中には 「ああ」して「そう」して「こう」しよう という予定された実存的な因果律が詰め込まれている この実存的な因果律が実践されると 芽が出て葉や花が開き やがて種を結ぶということになる 実存的な因果律には 実在の斉一的時空はないが 実存としての時空が多重に存在している この多重に存在する... 続きをみる

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  • 対応的同一:形相の同一と質料の同一

    ポルシェでも カローラでも 同じ型式の車は 皆同じ車だ けれど 同じ型式の車でも 別の所有者が買うと 別の車になる 同じ外観をしている車でも 製造番号や ナンバープレートで どの車が誰の所有化がわかるようになっており 同じ車でも 別々の車として区別できるようになっている 同じ型式の車であることは ... 続きをみる

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  • 円環創生因果:循環の中で愛を奏でる

    食材は すべからく 生きていた存在だ 死んでしまうと 腐食や乾燥から防護してもらわなければならないから 食材は新鮮に保たれるように様々な工夫が施されている 逆に言えば 生きている時は 腐食や乾燥から身を守る工夫を 自分自身でしている 腐食菌が侵入しないように工夫したり 侵入したらそれと戦いやっつけ... 続きをみる

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  • 意味思う故に意味在り

    趣味という存在には ひとつの特徴がある なくても良いものだが 「それがないと生きる意味がない」 そんな思いを引き出してくれる存在だ このような拘りが 活動を維持している 生きたいというこだわりが 痛みや苦しみとなり顕われる 皆によく思われたいという拘りが 同情や感謝として顕われる 生きることに意味... 続きをみる

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  • 意味を維持する無意味

    生まれてこなくてもよかった この虚無主義には理由がある すべての生命の背景に 存在の必然性がないからである 一億年前 人間のいない地球が 太陽を回っていた しかし 今 人間がその地球に生きている その事を否定しようとしても どうしても否定できない この懐疑論の中から 人間が生息しているゆえに 人間... 続きをみる

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  • 生命力という偏見

    生きる意味を考えても そうそう 満足な答えが見つかるものでは無い それでも 答えではないかもしれないが 「人間は素晴らしい」 「生きていることはそれだけで価値がある」 こんな偏見を胸に抱いていると あれやこれや 生きる意味が派生してきて 生き甲斐を感じることができたりする 生きているから 偏見が偏... 続きをみる

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