無限ループ:上位ホロンに組み込まれるということ
仲間という無限ループの中にいると 仲間が行う悪事も 悪事ではないと判断することがある 正義の鉄拳は その最たる例である 仲間の中で熟成された正義は 仲間でない者にとって 必ずしも正義でなかったりする すると その仲間でない者に 拒絶された正義を押し付けるために 正義の鉄拳を振り上げ ときに 振り下... 続きをみる
砂上の楼閣を上手に維持する共役反応の数々に感謝です。ルアーは反応の連鎖の象徴です。
仲間という無限ループの中にいると 仲間が行う悪事も 悪事ではないと判断することがある 正義の鉄拳は その最たる例である 仲間の中で熟成された正義は 仲間でない者にとって 必ずしも正義でなかったりする すると その仲間でない者に 拒絶された正義を押し付けるために 正義の鉄拳を振り上げ ときに 振り下... 続きをみる
恋の始まりは 相手を想い 相手に尽くすことから始まる やがて 尽くすことへの見返りを求めるようになり その見返りが得られないことに 不満が募るようになる すると 尽くすことを躊躇するようになり 尽くすことと その見返りが 共に 縮小してゆく 縮小しながらも 尽くすこととその見返りが バランスの中で... 続きをみる
私は 昨年末の夜 洋式トイレの前で正座をしていた 呑み過ぎた 今にも吐きそうな気分でトイレに行き 洋式トイレの前に座した そして この洋式トイレの高さに驚いた 座るにも良い高さであるだけでなく 正座して向き合うにも程よい高さなのである そこで考えた この丁度良さが正しさなのである 子供には少し大き... 続きをみる
言葉と交わるということは 制約を設けるということである たとえば、、 「明日、会いましょう」 「そうしましょう」 「どこで会いましょう」 「〇〇はどうですか」 「いいですね」 こうした会話により 明日の行動は制約される こうした前提を設けることで △△に行くという自由を失う △△へ行くことの方が ... 続きをみる
小さな正義を大上段に掲げ 他者を威圧しようとする人がいる 他にあるもっと大切な正義をないがしろにして 小さな正義を武器に 必死に社会と闘っている姿は どこか悲しく映るところもあるが 本人はいたって本気であるので気の毒である さて こうした小さな正義を振りかざしている人にしてみれば その小さな正義が... 続きをみる
正義は 仲間への忠誠である この道理において 仲間外れを促すことが 正義にもなる 忠誠がない場合 それを罰することが 正義であるからである それはおかしいということになり 仲間外れを避けようとすると 忠誠がない仲間を増やす結果となりかねず 仲間意識を 脆弱にしてしまう ここで 正義と忠誠が争うこと... 続きをみる
生きるために殺さなければならない このような矛盾を抱え 生命は生き続けている * 世間は偏見に満ちている むしろ 偏見が世間という怪物を創り上げている 男であるという偏見 女であるという偏見 子供であるという偏見 大人であるという偏見 年寄りであるという偏見 その怪物に立ち向かい 正義の剣を振りか... 続きをみる
熱を加えると タンパク質は変性してしまい 酵素機能を持っていたタンパク質も その機能を失うことになる 役割を全うしている生きている状態から 役割を果たせないでいる状態へと変性してしまうのである 熱いものに手を近づけると 「熱い」と感じて そこから反射的に手を引くのも 熱すぎるお風呂に入れないのも ... 続きをみる
強くすぐれた存在の一部であることに 喜びを覚える そのように人間はできているらしく オリンピックで自国の選手が活躍すると嬉しいし ひいきのスポーツチームが勝つと益々 そのチームを応援したくなる 応援することで 一体感が生まれ 選手とそれを取り巻く応援団が 一つの存在として恒常を描いてゆく こうした... 続きをみる
物語を読むと 人間の心を教えてもらえる 人間として備わっている心の機微を 掘り起こしてくれる 人間により描かれ 人間により良いものとして伝えたれた物語には 人間の心に通じる何かが盛り込まれている こうした人間の心は 仮に言葉を交わせたとしても 他の動物には通じないところがあるだろう 人間ではないか... 続きをみる
「正義」と「善」は どちらも好ましく推奨される目標ではあるが どこかで違っている 「正義の味方」や「正義の御旗」という言葉が表すように 「正義」には敵をやっつけるようなところがある 「正義の鉄拳」という言葉もある 正義のためなら暴力もいとわないのである 暴力は 善というよりむしろ悪の部類だろう 正... 続きをみる
鏡の中の私は 私ではないが 私である 3面鏡の中には 私は3人いる 本物の私と合わせると 4人になる 10人の人に見られていると 私は10の視覚の中に現れるということになる このような多重性の中で 私は存在している 私ではない私に囲まれながら 私は私を維持しているのである 私の頭の中には 私の過去... 続きをみる
記憶に感情がこびりついている 何かをなすと その結果を理性的に評価すると同時に いやむしろ それより前に 感情がその実践を評価する うれしかったり 悲しかったり 悔しかったり 憎かったり こうした感情を 理性が 良い感情なのか 悪い感情なのかと評価する この評価により 良い感情を呼び起こす実践は良... 続きをみる
利己的行動は嫌われ 利他的行動は好まれるというが 利他的行動の恵が 私ではなく 他者に向かうと そんな利他的行動をやらないでほしいと思うことがある その恵みが 私に向かえばよいのに、、、 そんな思いが頭をよる なんであいつにばかり甘くて 俺にはつらく当たるのか あいつにばかり運が向いており 俺には... 続きをみる
主観的な視点において 内にある欲望と 外に表す欲望には 大きな差があることを認識できる この大きな差が維持されていることで 社会秩序が維持されている 無法地帯が無秩序に陥るのは この差が無くなるこをからも 社会秩序には 内にある欲望と 外に表す欲望には大きな差の必要性が考えられる 考えられることと... 続きをみる
「気温は40度以下であるべきである」 「べきである」には そうはならない現実が隠されている だから 「べきである」を維持するために 工夫がなされる たとえば 外気温はどうにもならないが 部屋の中の温度はクーラーで下げることが出来る 小さな部屋であるほど 気温の制御は容易になる 家よりも部屋 小さな... 続きをみる
人間は 人間が生きやすいように 外部に秩序を形成している たとえば家がある 家は 外部の野蛮な自然から 隔離した暮らしを守ってくれる たとえば言葉がある 言葉は 外部の自然を表現し それを知らせ合うことで 生きる手助けをしてくれる たとえば国がある 国は 外部の野蛮な国から 素晴らしき故郷を守って... 続きをみる
正義は 車と似ているところがある 車に乗っている人にとっては 車はなくてはならない便利なものであるにもかかわらず はたの人からすれば 危険で ほこりや騒音をまき散らす迷惑ものだ 普及すれば はた迷惑を感じても 仕方がないと許容する そして 便利さを感じてしまえば はた迷惑をも忘れてしまい あるのが... 続きをみる
正義にはコストがかかる そのコストを外に押しやりながら 正義が局在している とある正義のために 仕方がなく置き去りにされた正義が その局在の外側で たまぼこりのように転がっている * 言葉を愛することなくして 言葉を話すことはできない 言葉が紡ぐ正義は 人心を離れた局在を作り出す その局在を人が取... 続きをみる
生のCDと 音楽が録音されたCDには違いがある しかその違いは微妙なもので 見た目にはわからない むろん 触っても わからない そんな微細な違いが CDプレイヤーによって 様々な音として現れる このような CD上の微細な物理的な形状の違いと 音との関係は きっちりと予定されており その予定に従い ... 続きをみる
常識は 知識の中でも 普遍性が高く 信頼性も高い知識だ お日様は東から昇るし 365日の周期で四季は移ろう 地球は球体で 太陽の周りをまわっている こうした天体の常識に比べると いわゆる世間の常識は 普遍性が低く 信頼性も低い知識だ 赤信号で車は止まるはずであるのは常識だが 赤信号を無視して交通事... 続きをみる
正義はお薬のようなものだ 社会の状態が崩れそうになった時 それを直すためのお薬だ お薬だから 強すぎると副作用がある その副作用を直すために また別のお薬を処方して どんどんお薬の数が増えてゆき 社会を維持するための正義もどんどん増えてゆく お薬だから ニコチン中毒や 麻薬中毒のような依存症もある... 続きをみる
人間は技術を駆使して 自然を歪めながら生きている 害虫や害獣を駆除し 雑草を排除して有益な作物を栽培する 荒ぶる災害を 未然に防ぎ安全に過ごす 正しい技術を以て 正しい自然の中で生きてゆく 正義は このような技術の総意である 人間は正義の技術を駆使して 社会を歪めながら生きている 同時に さらに良... 続きをみる
正しいことは どこまでも正しいのか? 少しわかりにくい疑問文だ 過ぎたるは及ばざるがごとし これは 正しさにも該当するのか? 正しすぎるという事はあるか? そんなことを 「モラルハラスメント」という言葉を聞くと思いだす 正しいものは どこまでも過激になっても正しいのだろう 正しいものは正しいからだ... 続きをみる
将来の安泰と 正義を天秤にかけた時 どちらに傾くだろうか? 安泰と正義が指し示すそれぞれの道が 同じであれば 正義は機能し続けるだろう しかし 正義が安泰をもたらすものでは無くなったとき 「異常事態」という言葉と共に 息づいていた正義が否定されることがある このような正義の衰退が 社会を変革し 新... 続きをみる
強い正義と強い正義がぶつかると 激しく戦うことになる 正義が強いほど曲げられないから 激しく戦うことになる 大げさに戦いたくなければ 正義を曲げるか 正義を曲げさせることになる 戦ううちに 鉄も熱くなり曲がりやすくなる 曲がって調和してしまえば 戦いが収まり 戦いの先後で 異なる秩序が花開く 不自... 続きをみる
正義にも 色々な性格があって それぞれの個性を生きている 神経質な正義は 過敏なアレルギー体質かもしれないし 慎重な正義は運動神経が鈍そうで 偏狭な正義はチクチク痛そうだし 凡庸な正義では使い出がなさそうだ 「樫の木と葦」という童話を思い出した 立派でおおきな樫の木が嵐の夜に倒れてしまい ゆらゆら... 続きをみる
嫌いな人の悪口を言うことは善であり 嫌いな人を擁護することが悪になる そうなると 嫌いな人はますます嫌われるようになることが 正義となる ナチスの民族主義や 敵性国家への対抗措置は こうして正当化されてきた いじめは 多くの場合 正義の仮面をかぶっているのだろう 正義の仮面は 上手に使いたいものだ... 続きをみる