ルアーなお金たち、言葉たち、命たち

砂上の楼閣を上手に維持する共役反応の数々に感謝です。ルアーは反応の連鎖の象徴です。

循環のブログ記事

循環(ムラゴンブログ全体)
  • 言葉と意識:重層化してゆく循環たち

    太陽の周りを 地球が回り続けている その地球の周りを 月が回り続けている それぞれ回り続ける理由は 重力と遠心力のバランスが取れているということであり 目的因がない 偶然に 循環が成立し 継続している最中が今なのである この無目的な循環が原因となり 四季が現れ 潮の満ち引きが現れている 循環という... 続きをみる

  • 言葉と意識:同じ樹に同じ花が咲くということ

    満開の桜の枝に無数の花が咲いている そのどれもこれもが 同じ花の形をしている ほんの微細な違いはあるのだろうが 同じように花芽を膨らめ 同じように花を開き そして 同じように花びらを散らしてゆく 言ってしまえば この同一物たる桜の花の大量生産は あたかも工場の様である こちらのビール工場では こち... 続きをみる

  • 言葉と意識:鏡の中の顔に化粧を施す

    言葉は 鏡に映った虚像のようなものである そのような言葉の中に真実を見出そうとする意識が存在している 鏡に映った私の中に真実がある探すのである 本物は本物として 鏡の中にも真実を見出すのである そして それに手足が協力する 言葉に真実を見出した意識が手足を動かし 現実を言葉通りに変えてゆき 「そう... 続きをみる

  • 言葉と意識:記憶が感性に影響して循環を制御する

    「雨」は 嫌なものであり ありがたく嬉しいものである 愉しみにしていた遠足の日の雨は 哀しく 嫌なものであるが 日照り続きの後の雨は 恵みの雨である 時間も長いものであり 短いものである この時間の長い短いは 2点の時間の長さを表現するのであるが 意識は「今」という時間しか体感できないので 記憶の... 続きをみる

  • 記憶と実践:記憶と実践の循環システム

    正しいとされることは 誰が決めたのか? そもそも 正しいことをしなければならないと 誰が決めたのだろう 子供の頃 「大人の言うことを聞きなさい」と言われた 両親や 学校の先生の言うことは正しいものだと言い聞かされた 本当だろうか? 本当であろうが 嘘であろうが それらが本当であるという事で 学級が... 続きをみる

  • 思考と実体:思考と実体を連ねる循環

    思考と実体の間に循環がある 脳内で展開されているであろう小さな循環と 思考と世間の間で展開されている大きな循環がある 脳内の実体は神経細胞の活動で 世間の実態は他者の活動だ コンピューターのモニター画面と コンピューターチップの間にも 電気的な循環がある 小さな循環だ そんな小さな循環により維持さ... 続きをみる

  • 生命と反応:予定があり実践があるということ

    物質の自由落下する性質に抗い 飛行機が飛んでゆく この飛行機を構成する物質が 落下する自由を捨て 飛ぶことに全力を尽くしている姿を 乗客たちは 称賛しなければならないだろう エンジンが生み出す推進力が 翼で風を切ることで揚力が生まれる この揚力で 飛行機は自由落下する本来的性質に抗い 飛行し続ける... 続きをみる

  • 局在と遷移:食欲という翼

    局在の渦は 周囲に刺激を与え続けている その刺激に 様々な局在が反応を返す このような刺激と反応の総和の中で それぞれの局在が持続している 例えば 被食され 捕食し 有機物が複雑に循環している 生命が反映すればするほど より複雑に有機物が循環する この循環の中の 有機物の集積している場所が 生命体... 続きをみる

  • 再現競争:循環が維持されるよう見守る意思

    意思は 手段に分類されるべきものか 目標に分類されるべきものか 意思のない目標は存在するだろうか? 意思のない手段は存在するだろうか? * 意思は 目標を手段を 包括的に結び付けようとしてくれている だから 目標にも手段にも絡んでいるのだろう * 意思が 引き継がれ 伝統が引き継がれる 生きようと... 続きをみる

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  • 対応関係:対応と時間

    会話の場で 言葉が発せられた時間と その発せられた言葉が意味に変換される時間には ずれがある この時間差が 状態の持続を導いて行くという意味で この時間差に 永遠への希望が託されている たとえば・・・ 「おはよう」と誰かが言い その声に 別の誰かが 「オハヨウ」と呼応する その呼応に 元の人がまた... 続きをみる

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  • 浮遊から習慣への目的の進化あるいは昇華

    逆は必ずしも真ならず お風呂に入れば気持ちよい が 気持ち良いのはお風呂に入ったからとは限らない 「気持ち良い」という結果に至る道は 沢山ある 仮に 今、気持ち良い状態にあるとすれば すでに 「気持ち良い」という結果を得ている状態であり お風呂に入り「気持ち良い」を導く必要もないかもしれない お風... 続きをみる

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  • トリプルワールド72

    反応を積み重ねながら 過去が未来へ変換されてゆく このような変換が連なって循環していると 過去は未来において再現され この循環が螺旋を描きながら未来へと保持されてゆく この循環にとって この循環を促す過去は良い過去であり この循環を阻害する過去は悪しき過去である 良い過去に存在した反応は 良い反応... 続きをみる

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  • トリプルワールド60

    外部世界との関係性が高い世界では 他世界に対する利己性と 他世界に対する利他性の双方が高まり 相互に互恵的関係が生じ この相補性が高じると 相互に不可欠な関係となり 自己完結性が失われてゆく これは 自己完結性が喪失してゆく過程であり それぞれの世界の主体は 世界が結合し組織化された主体が巻き起こ... 続きをみる

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  • トリプルワールド38

    予定通りに事が運ばなことは よくあることで ドミノ倒しも何かの拍子で 途中で途切れることがある 規範とその実践次の実践につながる そんな循環が成立している世界は その主要な循環が途絶えると消滅する 揺れ動く自然は 規範通りにいかない自由をもたらす脅威だ この脅威が 循環の辺縁を変質させてゆく この... 続きをみる

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  • トリプルワールド34

    ジグソーパズルの 鍵と鍵穴の関係は 裁断の形により形成される現象である どのピースとどのピースが どのような関係で連なるかは この裁断の形により決する 裁断が 法則を創造したと表現できる 自然法則を応用し 様々な法則が創造されている スイッチを入れると電気がつく 赤信号で車が止まる 「お座り」と言... 続きをみる

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  • トリプルワールド20

    ミドリムシは 光の強い方向へ泳いでゆき 光合成を活発に行い より多くのエネルギーを蓄積できるように 外部環境に応じて反応できるよう工夫されている 細菌も ガラクトースの多い場所では それを分解する酵素をたくさん産生し より多くのエネルギーを利用できるように 外部環境に応じて反応できるよう工夫されて... 続きをみる

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  • トリプルワールド17

    セカンドワールドを特徴づける 自律性と特異性は 外部に対する反応 の他 内部の他反応に対する反応として現象している 植物の細胞の中では 葉緑体で作られたATPを利用しながら 酵素反応が次から次へと予定されたとおりに起こり カルビン回路が回る そして 二酸化炭素が糖へと合成されてゆく 植物が生まれて... 続きをみる

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  • 循環という動的恒常

    動いていることと 不変であることは 両立しがたい 動かなければ 不変でありやすいし 動いてしまうと 変化しやすいからだ でたらめに動かずに 振動したり 循環していると 動いていても 同じでいられる 昨日と今日が大体同じなのは たくさんのものが 一日のリズムで循環しているからだ 動きながら循環してい... 続きをみる

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  • 循環する事象

    事象が循環する単位がある 太陽の周りを地球が一年かけて回っている 1月1日の地球の位置をスタートとすると 一年たつと 同じ位置に戻り一年が終わるということになる 地球の公転は 単純な慣性運動の継続で 元のスタートに戻る循環なのだけれど 生命活動は 多種多様の事象の連鎖反応のなかで 元のスタートに戻... 続きをみる

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  • 浮遊する魂

    思考は浮遊している 悲しくて辛くて死にたいと思うことがある かと思うと うれしくて楽しくてまだまだ生きたいと思う時がある 自分一人に限っても 精神に多様性があり 心模様が多彩に浮遊している 希望ばかりの日々もあれば 後悔ばかりの日々もある ひとつではいられない ひとつではない環境の中では ひとつで... 続きをみる

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  • 時間があると動きがあり反応が生まれる

    反応が生まれるためには 物質と時間が必要だ 物質に時間が加わることにより 物質に動きが加わる 反応には これに加え 複数の物質が必要になる 反応する物質と 反応を誘発する物質だ この物質の組み合わせにより 反応には多様性がある 物質の種類が増えるほど 反応は 潜在的にますます多様なものになってゆく... 続きをみる

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  • 循環論の持つ真理

    むかしから そうしていることが うまくいくことだ といいつたえられてていることがある ときに 上手にいかないことがあっても たいがいはうまくいくので そうしなければならない その うまくいくというは どういうことか? をかんがえた ・・・うまくいくとは    目的を達成すること その目的は何? ・... 続きをみる

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  • 不足という創造種

    植物は 太陽に向かい葉を広げ光を受け取る 根を地に伸ばし水をくみ取る 花を咲かせ虫を呼び込み他の植物と交流する このように 存在が 他の存在と関係を結ぶためには 自らの姿に工夫を凝らさなければならない 目的が(意思が)外形に現れるのだ 魅せられ 外延する魂が 自らを変革する 必要が魅惑を生んでいる... 続きをみる

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  • ムンクの「叫び」

    「朱」 という黒色の文字に反応して 朱色を感じることができる とすれば 『「朱」は黒色である』という命題も 『「朱」は朱色である』という命題も 共に真とすることはできるだろうか? であれば 「黒色は朱色である」と演繹できる とすれば 朱に交われば赤くなるのだから 黒に交わればやはり赤くなるのだろう... 続きをみる

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  • 情報はしおらしい種である

    おご馳走を分けてもらうことと お料理のレシピを教えてもらうことの違いを 抽象的に表現すると 前者は実物の贈与であり 後者は情報の贈与だ 実物の贈与は 手間いらずで すぐにおご馳走を食べられるが 食べたら終わりだ 情報の贈与では 材料を集めたり 手を加えたりしないと 実物の料理にはならないが 繰り返... 続きをみる

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  • 循環する理論、生命、風車

    循環論に陥ると 同じ場所を ぐるぐると周り 同じことを 何回も 繰り返すことになる ただ時間だけを 浪費するために 循環論があるということだ 生命が存続するということは ある意味で 時間を浪費することだ 生老病死の 生活環を循環しながら 世代を超えて ただ同じことを繰り返す 不変のまま ただ言い方... 続きをみる