ルアーなお金たち、言葉たち、命たち

砂上の楼閣を上手に維持する共役反応の数々に感謝です。ルアーは反応の連鎖の象徴です。

意識のブログ記事

意識(ムラゴンブログ全体)
  • 妄想と現実:妄想と現実の境界線

    妄想の中の自分は 大胆で 正直だ 現実の中の自分は 慎重で 嘘つきだ 妄想の中の自分と 現実の中の自分の境界線が 意識の中で揺れ動く どちらが本物の自分だろう? どちらの私も 私の意識の中にある 様々な私が 私の中の意識の中で踊っている そして そのどれもの私が どこかで現実を畏れ敬い 忖度さえし... 続きをみる

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  • 循環と遷移:媒体としての意識

    意識は 意識という存在と 意識の向かう対象という存在の 二つの存在がある これは 本の活字 映画のフィルムや コンピューターのメモリーなどにも共通する 媒体が持つ特質だ フォーマットしたメモリーには 個性はないけれど そこに様々な記録が書き込まれると メモリーに個性が生まれる 人間の意識にも 様々... 続きをみる

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  • 再現競争:再現し合う多重な私

    世界地図の一点を指さし 「私はここに住んでいる」と語ることができる 私は 地上に住んでいるのだが 地図という「紙の上に住んでいる」と表現できるのだ 「私はここに住んでいる」と 「紙の上に住んでいる」とは 同じニュアンスと取れる部分と 異なるニュアンスを取れる部分が混在している 同じような表現に 「... 続きをみる

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  • 能動的反応:自由と我慢と貢献と

    身体には とてもやんちゃなところがあって 「そんなことしちゃだめだ」と思っていても 意識の言うことなど聞かずに 勝手に そんなことや あんなことをしてしまったりしている もっと背が高くなればいいと思っても その通りにはならないし 体重は減ればいいと思っても なかなか思い通りにはならない お腹が減ら... 続きをみる

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  • 能動的反応:葛藤の中の共進化

    言葉を正しく使うには 周りに合わせることが基本である 厠 便所 WC トイレ いとおかし もののあはれなり ディスられた ヤバい 時代時代で 言葉の使用頻度は変わって来るし 意味や使用する状況が変わって来る 言葉は絶対的な存在ではない 時代とその場の雰囲気に合わせて 言葉を選ぶのが 言葉の正しい使... 続きをみる

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  • 能動的反応:ご都合主義の展開してこそ

    意識が 「考える故に我在り」と考えている間にも 私の細胞の中のミトコンドリアは 一生懸命ATPを産生している 顕微鏡が発明される前 ミトコンドリアという言葉がない時代にも ミトコンドリアは 一生懸命にATPを産生し続けていた もう かれこれ20億年以上 ミトコンドリアは ATPを産生し続けているら... 続きをみる

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  • トリプルワールド94

    真っ暗闇の森の中を 懐中電灯の明かりを頼りに歩いていると 不安に苛まれる 懐中電灯の電池が切れ明かりが消えたら 最悪だ 明かりは 未来を予想するための情報を運んでくれる そのような 未来を予想するための情報が途絶えると 不安が募る 未来が見えていないと不安になるようにできているらしい 刺激に対する... 続きをみる

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  • トリプルワールド93

    意識は とても純度が低く とても不純で いつでも違ったことを考えている 眠くなれば寝床を探そうとするし お腹がすけば食べ物を欲しがる 病気になれば直そうとするし 元気になればもっと幸せになりたいと思ったりする 全体主義のまどろみの中で うつつを抜かしていたと思えば 自由主義の喧騒の中で 自分を強調... 続きをみる

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  • トリプルワールド89

    交感神経が優位な時と 副交感神経が優位な時があるように 本能が優位の時もあれば 理性が優位の時もある 意識が優位な時もあれば 内臓が優位な時もある たとえば お腹がすいていない時は 内臓のことなどほったらかしの意識も お腹がすいてくればそうはいかない 頭の中は食べることでいっぱいになってゆくし 便... 続きをみる

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  • トリプルワールド69

    文字に厚みは存在するか? 理論的には 理論的には二次元の存在であるが 拡大鏡で見れば 凸凹がたくさんあるだろう すれば 文字にも空間が必要ということになる では 意識に空間が必要か? 別の言い方をすれば 意味に空間は必要か? 文字の空間に意味が存在せず 文字を見た反応として意味が生じる 文字の空間... 続きをみる

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  • トリプルワールド40

    人間の意識は 人間の中心にあると感じるが 代替性のある辺縁と考えることができる 意識は 気まぐれに考えていることが変わってしまうことから 少なくとも代替性の高い機能である 人間の意識は 様々な表現世界を築いている たとえば 夢や現実をそれぞれの表現として把握している 言葉や数字や図形の表現を把握し... 続きをみる

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  • 生きるということ

    私は 次から次へと 日々を消費している 時間を迎え 次から次へと 時間を消してゆく 私には 時間を迎え それを消してゆく能力があるらしい 空気や食べものばかりではなく 時間も食らいながら生きている どうせなから おいしい時間を食らいたい そのためにもがいている 網戸の隙間に入り込んでしまったハエも... 続きをみる

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  • 自然との対話

    ゴルフボールから 目を離さないように 必死に目を凝らし スウィングをする うまくいけば ご満悦 失敗すれば 「目が離れた」と言い訳をする しかし どうして 動かないボールを こんなにも一生懸命に 見つめ続けなければならないのだろう 野球のボールは 動いているのだから それを一生懸命見る必要がある ... 続きをみる

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  • 非日常への憧憬

    歓楽街には 非日常がある 非日常は 日常ではないから 憧れる 日常にしてしまったら もったいない だから 少し遠くにおいておく * 何の変哲もない日常の一部分が コロナ騒ぎで消失した その部分に費やされていた 時間と費用が 私の下に戻ってきた * 堕落するということも 日常の遷移なのだろう 成長す... 続きをみる

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  • 自由と不自由の境界線

    身体を動かせる 動かせるのだけれど すべからく自由という訳にはいかない たとえば 目が後ろについていると便利な状況でも 目を後ろに移動させることはできない 繊細に動く手先でも 限られた範囲でしか動かず 必ずしも自由にはならない 背中の肩甲骨の間の辺りに 手が届かないところもある もう少し手を伸ばす... 続きをみる

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  • 意識の袋の内側を推し量る

    意識は袋の様相を呈している 意識的に動かすことができる体の部位をつなげてゆくと 袋ができる だから 意識は袋の様相を呈している 皮膚や筋肉や目や耳や鼻ら口が 神経と連なって一連の袋ができている その内側に 無意識があって 無意識のさらに内側に内臓が鎮座している 意識の袋の外側には 皮膚や舌が知覚す... 続きをみる

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  • 意識を表現する技術

    表現された言葉は 技術の結集である 技術には良し悪しがある 写実主義のような絵画のような文章もあれば 印象派のような文章も キュビズムのような文章もある 夫々に技術の基準があり 夫々の良し悪しがある 夫々に 働きかけ方が違っている 人間の意識の中の 異なる場所に働きかけるように工夫されている * ... 続きをみる

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  • 小さな体に宿る大きな意識

    138億年の歴史のある銀河系に比べれば 私の50数年の歴史は無いに等しい 銀河系の大きさや質量に比べれば 私の身長や体重は無いに等しい それでも 私の意識は私を大きく扱う これでもか これでもかというくらいに 大きく扱う 落ち込んで 縮こまっている私にも 容赦なく 大きなフォーカスを当てて 私以外... 続きをみる

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  • 我思う故の我の多重化

    我思うゆえに我があり 思っていた故に存在する我もある 過去の我と今の我 2つの我が現れる この2つ我は同一であるや否や? * 思考を変える前後の我は その思考により分別される 資源ごみのように再利用される我 可燃物として燃やされる我 * 昔を思い出す 忘れ去られていた我を 今思考している我と同一で... 続きをみる

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  • 魂とアイロン

    文句を言われ続けた挙句に 縮れて ふてくされた魂に霧を吹きかけ アイロンをかける しわが伸び パリッとしたまっすぐな魂に 再び生まれ変わる 「これで文句はあるまい」 そう呟いて 私に文句を言うであろう人々の顔を 一揃い掌に並べては 勢いよく吹き払う 吹きだせば また 吸わねばならぬだろう 伸びれば... 続きをみる

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  • 枠の中に納まる

    本能が 自由の叫びをあげ それを 法律が鎮めている  気持ちはわかるのだけれど  守らなければならない掟がある 法律に縛られた魂は 次第に萎えてゆくだろうか それとも 怒りの炎を上げるだろうか 野生の暴れ馬も 飼いならされ 従順で懸命な馬となる 構造が主体を支配する 法律が心を支配する 法律の定め... 続きをみる

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  • 狂人が心の奥底に控えている

    誰にでも 隠している意識がある その意識を 垣間見る能力がある人がいるとしたら その人の精神は正常でいられるだろうか? 口にしている意識と 頭の中で隠し持つ意識を どちらも把握し 比較している人がいたとしたら その人は ごく普通に ごく普通の社会生活を 何気なく 淡々とやり過ごしてゆけるだろうか?... 続きをみる

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  • 思う故の存在と見る故の存在を比較してみる

    意識には 言語化している意識と 言語化されていない意識がある アナウンサーの研修に 見ている景色を 言葉にしてゆく訓練があると 聞いたことがある アナウンサーのように 流ちょうな言語化はできないが 「あ、車が来た」 「やっと雲間から陽が出てきた」などと 頭の中で言葉をつづっている 知覚を言語化して... 続きをみる

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  • ホコリのような意識が集う場としての形而上

    過去と 別の過去が 記憶の中でつながる 記憶がなければ 時間と時間はつながりながら ただ流れ去る過去が 記憶の中で 反芻している * 同じ光景は二度とない けれど 似たような光景にはよく出会う 似たような光景を 過去から集めなおすと そこには 似たような光景からなる歴史ができる 朝の景色 夕の景色... 続きをみる

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  • 意識は頻繁に問題児となり下がる

    上から下へと 命令が下り 下の存在はその命令に従う そんなシステムにあって 下からの要望を聞き入れないと 下の存在が疲弊して 命令に従えなくなってしまうことがある 命令は常に 絵に描いた餅になりかねない宿命とともにあるからだ 意識が 身体に命令を下している この状況において 意識は上で 身体は下の... 続きをみる

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  • 書き換わりゆく情報

    夕べおかしな夢を見た 道を歩いていると 豹が物陰から急に現れて 私を睨む 豹は 怯える私にゆっくり近づいてきた そして 不思議なことに その姿を雌ライオンに変えていった 雌ライオンは 私のすぐ傍らにまで寄ってきて 私の手に鼻をあて 匂いをかいでいる 私は ライオンを刺激しないように ゆっくりと後ず... 続きをみる

  • 小さな命に向く意識

    小さな命が 動いている その小さな命だけを見ていると 頭の中で その小さな命が どんどんどんどん大きくなる 右へ動き 左へ動き 上へ 下へ 動き回る 動くたびに大きくなる 小さな虫以外へ向く意識が どんどん小さくなるからだろう その小さな命の他には 何もないような錯覚の中にいる 小さな命が 藪の中... 続きをみる

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  • 私の魂を守り育てる私の祈り

    人間は 生れて動き回り死んでゆく これを繰り返している 私が繰り返しているのではなく 人間が繰り返しているのではあるが なんとなく 私も、「また生まれ変われる」といわれると そんな気がして その気になって 次に生まれてくるときのことを夢想できたりする しかし これが可能となるには 私の存在が 死ん... 続きをみる

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  • 外延する魂の企みをいさめる

    他者を操るということは 他者に操られるということの 裏側だ 意識は 自分の身体を操っている それにとどまらず 他人の身体をも操ろうと外延する この企みを果たすため 意識は 自身の身体の声のみならず 他者の身体の声に耳を澄ます そして 言葉を操り 他者の声を聞く 荒ぶれて命令するばかりでは 袋小路の... 続きをみる

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  • 芯としての言葉にならない世界

    健康のために運動する 運動しながら 「いやだ」「いやだ」が頭の中で連呼する そして それに呼応するように「がんばれ」「がんばれ」と 自分を鼓舞する いやなことをしている時 色々な 声にならない声が 頭の中で響く この声の主は私であり 日本語を流ちょうに話している しかし 声にならない声を聞き それ... 続きをみる

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  • 猫対応と犬対応のバランスをとる意識

    産まれてから 今までに 様々な 系譜的被造物に接してきた 学校 言語 イデオロギー 学問 道徳 倫理 法律 家族 友人 恋人 PTA etc それぞれの 被造物に 好意的に 敵対的に 忠誠的に 気ままに 対応を繰り返してきた 私の意識は 系譜的被造物たちが 集いぶつかり合う場所だ 大切な被造物が負... 続きをみる

  • 雲の形のような多様性

    「やりたいようにやる」 これは簡単そうでなかなか難しい ひとつには 周りの目 もうひとつに 自身の能力が問題になる 周りの目の問題は やりたいことと やるべきこと あるいは やってほしいこと これらの一致性の問題だ 周りの目という言葉からするとずれてしまうが ゴルフボールをどう打つか この場面にお... 続きをみる