能動的反応:共進化の風の中
南風は 南から北へと流れる 単独で存在していれば 南風は 南から北へと流れ続けるのだけれど 木やビルがあれば そこにぶつかり 風は向きを変える このように 運動という存在は 他の存在により影響を受ける 木やビルといった 動かない存在により影響を受けれるばかりではなく 南風は 北風とぶつかるとその風... 続きをみる
砂上の楼閣を上手に維持する共役反応の数々に感謝です。ルアーは反応の連鎖の象徴です。
南風は 南から北へと流れる 単独で存在していれば 南風は 南から北へと流れ続けるのだけれど 木やビルがあれば そこにぶつかり 風は向きを変える このように 運動という存在は 他の存在により影響を受ける 木やビルといった 動かない存在により影響を受けれるばかりではなく 南風は 北風とぶつかるとその風... 続きをみる
腕立て伏せを反復する 同じ時間内に 10回できることもあれば 5回しかできないこともある 物質の数はあまり変えることはできないけれど 運動という存在は その頻度を変えることができる 物質を新しく生むことは難しいが 運動という存在は その都度、新しく生むものだから その頻度をかなり自由に変えることが... 続きをみる
どんなに 忙しくてうまくいかずに辛くても 何処かで その状況を楽しむ余裕がなければ 忙しさや辛さに飲み込まれ溺れてしまう 飲み込まれても 忙しいまま 辛いまま いつまでも時をやりすごすなら それはそれでよいのだけれど その状況から抜け出すために その状況を楽しむ余裕を持ちたい 同じ苦しい状況でも ... 続きをみる
往々にして 自由は対立を生むので争いの元になる この対立を避けるための統制は 不満の元になる やがて、この不満は自由を求めるから 結局、統制も争いの元になる 争いを避けようと 自由を与えても 統制を敷いて平等を標榜しても 争いへの道は閉ざされることはない だから 人間は考え続ける葦になり 右へふら... 続きをみる
ライザップに通い トレーナーと一緒に 摂取する栄養を管理しながら 運動を続けると 美しい身体が手に入るという 苦しいが 見返りも大きいと 実践している友が言う だから いっしょに頑張って 美しく健康な体を手に入れよう、、、と勧められた どうやら 自由にしていては 美しく健康な体は手に入らないらしい... 続きをみる
子供のころ 思うようにならないのは 自分が子供だからで 自分も大人になったなら 思うようになると感じていた 大人は 不平を言わず 何でもわかっているかのように振舞っていたからだ でも 大人になって 大人になっても思うようにならないものだいうことが分かった 大人が 不平を言わず 何でもわかっているか... 続きをみる
物理現象は いつも「正しく」起こっている 人間から見て「正しくない」と思う物理現象も 現実に起こっているのだから正しいのであり 「正しくない」と思う人間が間違っている このように 物理現象は何時だって正しくて 何時だって間違いがないので 「正しい」も「間違い」もない、といった方が 正しいかもしれな... 続きをみる
生命は 生きている状態を維持する集合体だ だから 生命は 「正しい」を創る集合体ということもできる 集合体を維持するために必要な現象が 正しい現象であり 集合体を維持を危機に貶める現象が 悪い現象であるからである 正しい現象は正常であり 悪い現象は異常であるから 集合体の秩序としての「常」が維持さ... 続きをみる
お腹が痛いと 美味しいものも 美味しく食べられない 楽しいはずのことも 楽しくなくなる 辛いことは もっと辛くなり とてもではないけれど 我慢して続けていられなくなる 辛い仕事なんてものは 我慢できなくなれば 止めればいいのだけれど 辛い腹痛は 我慢できなくなっても 止めることがで... 続きをみる
お金よりも大切なものがある だからと言って お金に惑わされずに生きてゆけないのが通常だ お金が欲しいから 一生懸命働く 逆に お金が欲しくなくなれば きっと働かない そうなれば お金で人を操っている お金持ちの人たちは 「こんなはずじゃない」と嘆くだろう でもそんな風にはきっとならない お金があれ... 続きをみる
みんなが生意気になれば もう少し自由な空気になるのだろう * 会議室のテーブルに向かい うつむきながら 自分を押し殺し座っているのではなく しっかり前を向き 生きている人間らしく 意気込みをもって 過ごさなければ 自由な空気が生まれないし 不平等は不平等のままだ 生意気にならなければ 何も買えられ... 続きをみる
雨が降って ついてないと思うこともあれば ラッキーと思うこともある 何事が起きても 誰かが喜び 別の誰かが不満を持つ その中で喜びと悲しみの相場が動いている この相場の中で 誰もが最良の結果を待ち望むのだけれど 何処かしこ足りないところが現れる 雨が降った時と同じように 誰かが何かをすると 「素晴... 続きをみる
ウェブ会議というものは 紋切り型でつまらない というのも 知った顔が画面に映っても 声をかけることも 世間話もできないからだ チャットで 個人間の会話ができるようにもなっているようだが そんなことまでして話すようなことは持ち合わせていない リアルの会議であれば 休憩時間にすれ違い 「やあ、久しぶり... 続きをみる
周りの人の行いに応じて 自分の生き易さが変わってしまうから お他人さまは おてんとうさまや 水といった 自然の恵みと同じように大切だ むしろ 社会が発展するに従い おてんとうさまや 水よりも お他人さまの行いの方が 重要になってきた気配がしている 冷害や水不足で米が不作でも 外国から 食料を輸入す... 続きをみる
仲間であるのか? それとも敵か? 人は人を評定する これは 群れをつくる動物たちもしているごく普通のことで 群れの外の敵に対しては 容赦なく攻撃を仕掛ける 人間は理性的な生き物なので 人を評定したうえで 敵であっても 仲間のように仲良く振舞うこともできる このような能力を 様々な道徳が勧めてくれて... 続きをみる
鼻がムズムズして 目がシクシク痒くなるから 花粉症は嫌になる 一体 なぜ花粉はこんな意地悪をするのだろうか? 花粉の存在意義は めしべのところに飛来して そこで受精すればいいのだから 人間の鼻の中に入り込んで 受精管を伸ばす必要性など何もない このように考える理性も 無駄なことをしない意志もないか... 続きをみる
受精した卵が 細胞分裂を繰り返し 内側に神経ができてきて 外側に皮膚ができてくる この内側の神経が 外側の皮膚を刺激して 手や足や指 それに目や鼻が誘導される 何の特徴もない皮膚の裏側に 神経が伸びてきて コチョコチョとくすぐると 皮膚がくすぐったくて ウネウネ動いているうちに いつの間にか 手や... 続きをみる
山沿いの道では しばしば野生動物が車の事故に巻き込まれるらしく 野生動物に注意を促す標識が設置されている この頃増えて来たシカにぶつかり 車を大きく壊したはなしをよく聞くようになった オーストラリアでは 車がよくカンガルーにぶつかってしまうという こうした事故から車を守るために カンガルーバーを車... 続きをみる
自由は 大きく二つに分けられる 破壊の自由と 創造の自由だ 前例踏襲を止める自由と 前例を新たに創造する自由ということもできる 自由というのは 実現するとなると大変で たとえば タバコやお酒を止めるという自由は なかなか実現できない タバコやお酒ではなくても 踏襲されている前例というものには それ... 続きをみる
物質は無にはならないけれど 反応は無に至る 生命活動も 反応である限り無に至る潜在に常にさらされている 社会活動もしかりである 反応が 無ではなく 有であり続ける奇跡が ありがたがられるのは 無にいつも晒されているからだろう 音が聞こえ 味覚や臭いを感じ 光や風を感じ 言葉に意味を知覚している こ... 続きをみる
地層には 地球の歴史が刻まれている この刻みを紐解くことにより 地球の歴史をうかがい知ることができ その地層の中から見つかる生命の化石からは 生命の発明の歴史をうかがい知ることができる 人間が今生きているためには まず 酸素と栄養を吸収して 細胞が分裂して増殖する技術が不可欠だった 35億年以上前... 続きをみる
生身のままで 宇宙空間に放り出されたら 空気を吸えなくて苦しいはずだ でも 実際には そんな流ちょうなことも考える間もなく 真空である宇宙空間の陰圧により 身体機能を保持していた連帯が崩壊し 生命活動は霧散してしまうだろう 人間には 人間として機能するために必要な環境があり その環境から外れると ... 続きをみる
鳥と人間の間に 能力の格差がある 鳥と魚の間にも 能力の格差がある 人間と大腸菌の間にも 能力の格差がある 魚と植物の間にも 能力の格差がある 生命は それぞれの生存戦略に応じて それぞれの能力を高めながら保持している 蟻にもたくさんの種類があり それぞれの住む場所に応じて それぞれの場所に応じた... 続きをみる
「地球」という文字は地球そのものにはなれない このように 情報と実体は別物ではあるけれど 「地球」という文字は地球を表現し続けているので 「地球」という文字は地球そのもののようなふりをしている このような 「地球」という文字が地球であるという形式が あらゆる文字と実体を同一視させ 言語世界が実体世... 続きをみる
ひいきのスポーツチームが負けたりすると スポーツ新聞を見たくなくなる 勝った時には 隅から隅まで飽きることなく見ることもできるのに 負ければ 見出しさえも見たくなくなる このように 自分にとって面白くない情報は ないがしろにするものだ ないがしろにされ 反応されない情報は消えてなくなる こうして ... 続きをみる
言葉の 形と音と意味は反応で結ばれている 人間の能動的反応がなくなれば 言葉の 形と音と意味は バラバラに散らばって 秩序ある世界から 無秩序へと 創られて来た系譜としての言語世界が崩壊してゆく 同じように 細胞を低温に晒し 酵素を失活させ 化学反応をストップさせると 細胞の秩序は失われ 維持され... 続きをみる
身体がこわばると 思うように動けなくなる 関節が硬くなると スムーズに動けなくなり すぐに疲れてしまう こわばったり 硬くなるのは身体であり そう思ったり 疲れたと感じるのは意識の役割だ 身体が 意識に不調を知らせているということなのだろう うがった見方をすれば 身体が思うように動いているうち... 続きをみる
学ぶということは 個人が社会に追いつこうと頑張ることだ 個人が社会を追い越そうとすれば それは学びを超えた研究だ 研究は実験を伴う 実績を踏襲するのではなく 従来とは違う何かをやれば実験だ 一般的に 学習とうまくかみ合った実験は 素晴らしい研究となりうるが 学習のない実験は危険を伴う 毒キノコか ... 続きをみる
原始時代の人間は きっと お金がなくても生きて行けた お金が発達し お金を使う楽を覚えた人間には お金なしで生きるのは苦行になった お金を欲しいと思うことは お金で楽をできる社会を必要としているということで 一人では生きられないということでもある 仮にもっと良い社会があると思っていても 今の社会を... 続きをみる
とびきりの存在に魅せられて その存在を追い求めることはありがちなことで なぜそうなってしまうのかわからないまま 多くの動物が とびきりの存在に反応して その存在を追い続けている 生命現象は このような能動的な動きに満ちている 心臓が拍動しているのも能動的で 機能に満ちている 機能は 目的を追求しな... 続きをみる
ハエやカがめっきり少なくなった 暖かな季節になると 食事の時には 必ずハエがいて ハエを追い払いながら食事をした そして 夜になると 必ずカに刺され 痒い思いをした 今は、 窓を開けっぱなしにしておいても ハエもカも入ってこない 入ってきたとしても 数えるほどで 昔のように 大挙して入ってくるよう... 続きをみる
プラナリアには 大きな再生能力がある 身体の大部分を失っても 元の身体を再生できる 軟体動物である ウミウシにも再生能力がある プラナリアは数センチの扁形動物で ウミウシはそれよりも2周りの3周りも大きい軟体動物だ トカゲのしっぽ切りのトカゲは爬虫類だ 爬虫類と言えば ワニの歯も何回も生え変わると... 続きをみる
選択的夫婦別姓制度が話題に上ることがある 結婚する者のどちらかの氏を名乗らなければならない だから どちらを選ぶかで、不平等が生まれる この不平等は是正しなければならない、、、という考えがあるようだ ならば 結婚を機に 新しい名字をつければ平等でよいのではと思ったりする 子供が生まれたら新しい名前... 続きをみる
死んでしまいたいと思うことがある けれど 死んでしまうには 越えなければならないハードルが たくさんあるから 死んでしまいたいと思っても なかなか死ねるものではない 痛くないか? 苦しくないか? そんなことを考えると なかなか死ねない 私が死んだら 彼はどうなるだろう? あいつはほくそ笑むだろうか... 続きをみる
血管の細胞が痛むと そこから血液が漏れだし 炎症を引き起こし 周囲に壊死をもたらし命にかかわることとなる このように 血管の細胞は 酸素と栄養を体の隅々に供給する血管網として 縁の下の力持ちの役割を果たしている 血管の細胞は ほんの一例で 多細胞細胞を構成するすべての細胞は 身体全体のシステムから... 続きをみる
黄金律が存在していて それに従って 世界が流転している 、、、としても その黄金律の周辺には 様々な偶発的要素がちりばめられていて 大きな流れとしては 黄金律に従ってはいるけれど 偶然に左右され 厳格な黄金律には従っていない現象が 黄金律の周辺で 次から次へと引き起こされている たとえば 「地球は... 続きをみる
自分に レッテルを貼ることにより 自分がやるべきことと やらなくていいことを区別したりしている 子供のころ 遊びの中で 「俺は男だから、そんなことはできない」 「わたしは女だから、そんなことしできないの」 「男の子なんだから、これやってよ」 「女の子なんだから、こうしてよ」 そんな言葉を口にした ... 続きをみる
生まれながらの味覚だろうか おいしい食べ物があったり まずい食べ物があったりするので 好き嫌いをするのは仕方がない 仕方がないのだけれど この好き嫌いを固定化して 自己のアイデンティティーとするから頑固になって 始末が悪くなる 嫌いなものは嫌い こんな感情的なものに加えて 嫌いな理由を次から次に整... 続きをみる
ダーウィンズフィンチは 豊富にある食べ物に応じて そのくちばしを それを食べるのに適した形へと 進化させてきたと考えられている この例でも分かるように 環境に応じて 臨機応変に対応できると「生き易さ」が向上する 氷結の地には 氷結の地の流儀があり 南国の地には 南国の地の流儀があり 砂漠の国には ... 続きをみる
人間には 英知があり 住んでいる場所を もっと住み易い場所に変える能力がある しかも 他人がやっている工夫を 自分でも真似する能力があるものだから 人間が住んでいる場所は 次から次へと工夫が施され 人間が棲み易いように どんどんどんどん変えてゆく このようにして 人工的に整備された場所を 居住地と... 続きをみる
去るも地獄 残るも地獄 そんな状況には陥りたくない それでも あちらを立てればこちらが立たず こちらを立てればあちらが立たず という状況が世間に溢れているので どこかで 去るも地獄 残るも地獄 というようなことになってしまう だから 地獄もそれなりに過ごしやすいと ありがたい そんなふうに あちら... 続きをみる
「しなければならない」という戒律の世界は それが守られない世界があることが前提となっている 過去の行いを責める時 戒律が守られなかった事実があり 未来の行いを戒める時 戒律を守れないように行動したい欲望がある 過去の行いや 未来への欲望が 反射的な行動であるとするならば 戒律に従った行動は 条件反... 続きをみる
ある目標を達成するために 様々な実践を重ねてゆく必要がある そんな状況の中で 必要なことを実践できないと 「障害がある」と評価されることになる エベレスト登頂という目標達成のためには 足腰の強さだけではなく 薄い空気にも対応する力が必要だ 薄い空気に対応する能力がなければ エベレスト登頂においては... 続きをみる
実存には 未来を導く力があり 実在には 地に足をつける力がある だから 実存に偏れば 前のめりになり転んでしまうリスクがあり 実在に偏れば 地面に足が吸い付いてしまい 前に進めなくなるリスクが生まれる * 人間は 同じような体を持ち合わせ 同じような感覚を持ち合わせているから 同じような夢を語り合... 続きをみる
ニワトリの卵の中には ニワトリは実在してはいなけれど ニワトリの何たるかが実存しているから 卵からニワトリがそだってくる * ニワトリの卵のなかに ヒヨコになる仕組みも ヒヨコがさらに成長して ニワトリになる仕組みも存在しているのだけれど ヒヨコ自体も ニワトリ自体も 卵の中には存在しない ニワト... 続きをみる
夢は実存であり 実現した夢は実在だ 月面着陸 火星探査 空飛ぶ自動車 現実の限界を超えようと 夢を描き この描かれた夢が 精密に計画された実存へと描き直され 現実の中に実在に導いてきた あれがこうなれば これがそうなって そのタイミングで あれをもうちょっとこうすれば これはこうなって あんなこと... 続きをみる
結果的に 生命が追及する「あるべき姿」は その生命が生きる環境と合致している 実在ではなく 実存である「あるべき姿」には 合目的性が備わっている こも実存としての「あるべき姿」を実在させるには 様々な反応が適切に組み合わせ 実在する物質を支配しなければならず この支配するための技術が要求される 生... 続きをみる
「今ある姿」とは違った 「あるべき姿」を思い描くことができる 「今ある姿」を 「あるべき姿」に近づけようと 努力を重ねたり 嘘をついたり 護摩化したりしてもする 「あるべき姿」を追い求めるのは 何も人間の意識だけのことではない 大腸菌も 闇雲に栄養をたくさん取って大きくなるわけではなく 大腸菌とし... 続きをみる
多細胞生物の主体は個体であり 細胞は縁の下の力持ちで あまり主体として見られることはない このように 一般的に 支配が成立すると 支配する存在は際立ち 支配された存在は無いが如くに認識される コップ一杯の水を飲み干すと 水はなくなくなり 飲まれた水は私の体の一部になり 私の身体が 私飲んだ水を支配... 続きをみる
雨だれが ポツリまたポツリと水たまりに落ちている 水は水と重なり合うことができず 水と水がぶつると 弾け合い 音が生まれる 水から生まれた音は 弾け合うことなく 重なり合い 進む先々で生まれる音を飲み込みながら 拡がってゆく 滝つぼには にぎやかな音の群れが鳴り響いている 音ばかりではない 弾け合... 続きをみる
政府が何をするのかで 生活が変わる そのことを コロナ禍が改めて知らしめた 政治で生活が変わると感じれば 嫌でも政治への関心が盛り上がる 政策だけではない 高みの見物をしているような政治家に対し 妬み嫉みの感情が高揚する 禍は 感情の増幅器なのだろう 平和で幸せな感情というよりもむしろ 悲しくて憎... 続きをみる
噂には 生命のようなところがある 命が命を呼ぶように 噂が噂を呼びながら拡散し 興味深い噂の傍らで どうでもよい噂は消えてなくなる 面白い噂は 尾ひれがつきながら拡散し その尾ひれの面白さに応じて さらに拡散してゆく 増殖する噂と 絶滅してゆく噂があるところなど 生命の自然選択そのものだ 面白い尾... 続きをみる
図書館に行くと 本の香りに包まれる 所狭しと並べられている一冊一冊の本には それぞれの世界が広がっていて その刺激的な世界を感じとるためには その本を読まなければならない 人類の歩みの中で 残されてきた書物は その一つ一つが見えない山であり その書物が描く意味の世界は 大きな山脈だ そこに山がある... 続きをみる
様々な生きざまがあり 称賛される生き方もあれば 蔑まれる生き方もある こんなことを言っては 社会的にはよろしくなのだけれど どちらかというと 蔑まれる生き方の方が 自由な感じがする 称賛されるには 自分の物差しではなく 他人の物差しで自分を測らなければならない分 自由でなくなるからだ 自分の物差し... 続きをみる
世界中の人が交流するようになって 世界中に息づくあらゆる病原菌が身近になってきてしまった コンピューターウイルスがそうであるように 病原菌もきちんとした規則に則った秩序であるから 恐ろしい 無秩序な病原菌には 感染力がない 秩序があり きちんとしたプロトコールに従い 人体に侵入し 増殖し 人体の秩... 続きをみる
生き物というものは 総じて奇妙な存在だから 遠くの国に行くと 奇妙な生き物に囲まれることになる だから 植物も動物も景色も新鮮に映る そんな奇妙な国で しばらく暮らしていると そこにある景色にも馴染み 奇妙な生き物たちも ありふれた普通の生き物に思えてくるから 馴れというものは便利で不思議な機能だ... 続きをみる
基本的人権は 義務を履行することなく得ることができる いわば「タダ」でもらえる権利だ ただ 「タダ」で貰えるものなので 努力して得られる権利に比べたら 使い勝手が悪いところがある 権利に性能があるとするならば 「タダ」の権利は性能が悪いということだ たとえば 職業選択の自由はあるのだけれど 運転免... 続きをみる
枯れ木に花を咲かせましょう はなさかじいさんは 特殊技能を手に入れた超人だ 通常は 陽が長くなり 暖かくなるので花が咲くのに 灰を撒けば 枯れ木が反応して 花を咲かせるというのは 非現実的な特殊能力だ このような特殊能力を 自分が持ちたいと思えるように人間はできているらしく さまざまな特殊能力を持... 続きをみる
言葉を正しく使うには 周りに合わせることが基本である 厠 便所 WC トイレ いとおかし もののあはれなり ディスられた ヤバい 時代時代で 言葉の使用頻度は変わって来るし 意味や使用する状況が変わって来る 言葉は絶対的な存在ではない 時代とその場の雰囲気に合わせて 言葉を選ぶのが 言葉の正しい使... 続きをみる
言葉を聞くと 自動的に その意味を頭の中に思い描いてしまう 意味が 言葉を発した人ばかりではなく 言葉を聞いた人にも発生するようにできているから 会話が成り立つ 同じ言葉を聞くと 同じ意味を思い描くという能動的反応が 自動的に起きるように頭の中にうまく仕組まれているから 会話が成立しているというこ... 続きをみる
人間は助け合いながら禍を克服してきた クジャクは 美しく目立つ飾り羽を拡げ 点滴の目を引くという大きなコストを支払いながらも 堂々と生き続ける 「生きることはそんなに難しくない簡単なことさ」と 力強さくアピールしているようだ そんなクジャクのように 人間は 他人を助け 生き抜く力に余力があることを... 続きをみる
人間の歴史は闘争の歴史だ そして その歴史の中に神様が現れる トランプゲームの「大貧民」を知っている人なら 権力が、いかに不平等をもたらすかを知っている そして その不平等が 大貧民が大富豪に打ち勝つことを きわめて困難にしていることを知っている 大方の場合 権力者が闘争の勝者となる しかし 時と... 続きをみる
「生まれ変わったら、鳥になりたい」 ラジオから こんな言葉が流れてきた 「ああ、鳥か。どんな鳥だろう?」と 私は頭の中で反芻しながら 「鳥になるなら、何の鳥になりたい?」と 隣の人に声をかけた 「ええ?何だろう」 しばらく考えていた隣人が 「カラスかな」と反応してくれた 「あれれ、意外だなあ。じゃ... 続きをみる
昔々、「言葉」にも意識があり 「言葉」も生き生きと成長していたので いつか「人間」になれると信じていた そんな言葉を傍らで見ていた「人間」は 「がんばれ」と励ましてくれたりもしたけれど 「無理だから、諦めなさい」と元も子もないことをいったりもした 「言葉」は 「がんばれ」と励ましてくれる人が好きだ... 続きをみる
品種改良にかかわる笑い話がある 大きなメロンの実が ブドウのようにたくさん実らせようと メロンとブドウを掛け合わせたら 小さなブドウの実が メロンのようにところどころに実った 現在から未来に続く道筋には たくさんの因果律が関与しているから 実現する可能性のある未来の数は 関与す... 続きをみる
意識が 「考える故に我在り」と考えている間にも 私の細胞の中のミトコンドリアは 一生懸命ATPを産生している 顕微鏡が発明される前 ミトコンドリアという言葉がない時代にも ミトコンドリアは 一生懸命にATPを産生し続けていた もう かれこれ20億年以上 ミトコンドリアは ATPを産生し続けているら... 続きをみる
「やらせてもらっている」という表現と 「やらされている」という表現がある 前者は自発的な動作で 後者は被支配的で受動的な動作であり 非情に大きく違う動作に感じる しかし たとえば その動作が掃除をするという場合 掃除をやらせてもらっている場合でも 掃除をやらされている場合でも 脳からの刺激にを受け... 続きをみる
言葉は 次から次へ伝わる反応の連鎖として 頭の中を流れている その流れの中で 整理してきたものを 口に出したり 文章にしたりしている だから 言葉の中心は 頭の中にあるように ついつい感じてしまうのだけれど 言葉の中心は 社会の中に漠然と広がっている 物質ではない空気の中にある 頭の中で起こってい... 続きをみる
整体師の叔母がいた 整体師なので 人様の体を整える技術に長けていたけれど 自分自身の身体を整える技術ではないので 自分が整体師であることを隠しながら 別の整体師さんの施術を受けていた 施術を受けながら 「そこではない もう少し上のところを もう少し外側に向けた角度でも少し強く、、、」などと 頭... 続きをみる
熊よりも 人間の方が恐ろしいという 恐ろしい反面 人間は 恐ろしい敵から守ってくれる味方にもなってくれる そうなれば 頼もしい 人間は とても恐ろしくて頼もしい存在だ だから 人間と付き合うには 恐ろしい人間なのか 頼もしい人間なのかが とても気にかかる それは 猫にしても同じらしく 自分をいじめ... 続きをみる
蠅や蚊も 懸命に頑張って生き抜こうとしている 化石生物となってしまった三葉虫も 太古の世界で生きていた頃には 懸命に生き残ろうと 複眼を光らせ活動していたことだろう 根拠のない自己肯定感 この感覚を きっと 蠅や蚊も持っているのだろう 三葉虫も持っていたのだろう 「私が生きていることは素晴らしい!... 続きをみる
人が人を選別してゆくことがある 恋愛や婚姻はその最たるものだ 同じように 経済が人を選別してゆくことがある 時流に乗った職業もあれば はやらない職業もある はたまた同じように ウイルスが人を選別してゆくことがある 同じウイルスに罹患しても 重症化する人と なんともない人もいる 免疫細胞は 自己を認... 続きをみる
依存するとか サプライチェーンいうと品がいいが 寄生することが 生命活動の基本だ 何かに寄生して エネルギーを獲得し続けなければ 生きてゆけない 寄生する側は 何に寄生するかで 運命が大きく変わる 飢え死にしてしまう動物に 寄生してしまった寄生虫は不運だ 逆に たくさん食べ物を食べる動物に 寄生で... 続きをみる
繰り返される秩序の運動は 相対化された時間で測ることができる サイクルタイム 例えば 心臓のひとつの鼓動を12分割する 0時に起きること 3時に起きること 6時に起きること 9時に起きること それぞれを記載できる 12時に起きることは 0時に起きることと同じことを記載でき 15時に起きることは 3... 続きをみる
ゆく川の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。 月日は百代の過客にして、行き交う年もまた旅人なり。 時間を区画して相対的に認識している。 100メートル競走のストップウォッチは相対的に0から時間を測る。 年齢は0歳から始まり、終わりまでの道程の進行具合を示している。 このような相対的な時間認識... 続きをみる