持続性:魅力を遡及し続ける努力
再び同じ体験をしたいと感じることがある 秀でた観光地や美術品には 人を引き付ける魅力を持っている そんな魅力に引き付けられると 再び同じ体験をしたいと感じ そこへ戻ろうと様々な努力を重ねることになる 観光地や美術品を今のまま保存しようとする努力や 再びその体験をするために 時間やお金を確保する努力... 続きをみる
砂上の楼閣を上手に維持する共役反応の数々に感謝です。ルアーは反応の連鎖の象徴です。
再び同じ体験をしたいと感じることがある 秀でた観光地や美術品には 人を引き付ける魅力を持っている そんな魅力に引き付けられると 再び同じ体験をしたいと感じ そこへ戻ろうと様々な努力を重ねることになる 観光地や美術品を今のまま保存しようとする努力や 再びその体験をするために 時間やお金を確保する努力... 続きをみる
時間が動くと 関係が動く 関係が動くと 関係が変わる 関係が変わると 今の状態が崩れていく 今の状態が崩れないためには 時間を止めるか 今の状態が再び戻る様な工夫が必要だ * 時間を止めることはできないが 時間がゆっくり進めば 今の状態もゆっくりとしか壊れない そうなれば 相対的に今の状態を維持で... 続きをみる
水は 低温にさらされると氷になり 高温にさらされると水蒸気になる 氷でいるのか 水でいるのか 水蒸気でいるのかは 水の自由だ 自然の中で 水は自由気ままに 氷でいたり 海水でいたり 淡水でいたり 水蒸気でいたりする そんな自由気ままな水が 人間にとらえられると 時として無理やり 氷にされたり 水蒸... 続きをみる
私を正確に文章として表現しても その表現された私は私ではない 過去に表現された私であるから私でないのではなく そもそも私は文字ではない 過去の私の写真も同じで 表情豊かな生き写しの写真であっても 私は色の集まりではないのだ しかしながら そんな私ではない私を描いた文章や写真に触れると 昔の私を懐か... 続きをみる
信号機により 交通が制御されている 停電などで信号機が働かない時には 交通事故が起こらないように お巡りさんが誘導して 車や人の安全を確保することになっている すいていて 滅多に車や人が通らない交差点では お巡りさんの誘導が無くても 交通事故の心配は少ないけれど 交通量の多い交差点では お巡りさん... 続きをみる
機械仕掛けには 普段なら偶然にしか起こらない現象を 必然的に起こる工夫がそこかしこに仕組まれている このような 偶然の必然化が 人為的になされたものが機械で 代々引き継がれているのが生命だ 偶然と偶然が重なり 奇怪な現象が起こることはしばしば観察される たとえば オーロラや蜃気楼が挙げられる 台風... 続きをみる
円環的循環が予定されていると その循環を担う個々の現象は 予定されたとおりに機能しなければならなならない その円環が消滅してしまうからだ 生きながらえるために 水を飲み 食物を探し それを食らうのも 生体内の円環的循環を保つ重要な現象だ 生殖の相手を探すことも 種としての円環を未来に存続させてゆく... 続きをみる
食材は すべからく 生きていた存在だ 死んでしまうと 腐食や乾燥から防護してもらわなければならないから 食材は新鮮に保たれるように様々な工夫が施されている 逆に言えば 生きている時は 腐食や乾燥から身を守る工夫を 自分自身でしている 腐食菌が侵入しないように工夫したり 侵入したらそれと戦いやっつけ... 続きをみる
円環を循環する現象の記憶を 繋ぎ合わせ照合し 帰納法が成立する だから 円環として循環していない現象は 記憶のなかで帰納させることができない 名高い絵画作品は その創造は一度限りだが その絵画の鑑賞は帰納法的に繰り返されるから名作になる 絵画の創造も ひとつの絵画に限れば 創造は一度限りだが 美の... 続きをみる
同じことを繰り返していると 時間が 空間に円環を描きながら循環しているようにも見える 時間が流れながら その場所に留まっているかのように振舞っているということだ そう考えると 時間を引き留められない存在は 未来へと拡散し 時間を引き留めている存在から見ると 急速にどこかの遠くへ遠ざかってゆくという... 続きをみる
現象群が循環すると 時間が経過する * 時間の経過の中で 円環が現象循環の軌跡として描かれる * 現象群が円環を循環しながらここに留まり 時間だけが過ぎ去ってゆく 時間の断面に円環は描けないから ただ一つの現象を見ても その現象が円環を描くものであるかを判断できない ただ 記憶の中で 現象たちの循... 続きをみる
様々な存在が 中心の渦が転回しながら 周辺にその円弧を振りまいている 円弧は 台風のように 可視的な渦ものもあれば 生命反応や動物の行動のように 抽象的な現象の渦のこともある このようにして形成される円弧が 多数集まりもっと大きな渦を作ることがある 細胞という渦巻が多数集まり 多細胞生物というより... 続きをみる
衛星写真で見る台風の雲の様子を見ていると 台風の中心では 風が渦を巻いているけれど 台風の周辺では 風が円弧を描きながら 周辺に流れている この周辺に流れている 不完全な円弧として流れ去る風は 台風の中心がなければ生じていない 渦になり切れない中途半端な風である いわば 中心に従属して存在する お... 続きをみる
生命の内部では 予定された円環をなぞりながら 現象が循環している この循環が存続するためには 予定されていない現象により 円環が乱されることはあってはならないことだ だから 出来上がった円環の中で 円環に乱れをもたらす現象は 淘汰される可能性が高まる 逆に 円環をより確実に結ぶような現象は 円環を... 続きをみる
(円環の法則) 円環を循環する現象群は時間経過の中で存続し得る (適応の法則 経時的全体主義への道) 円環の循環を完成の方向に導く技術は適応度が高い (循環における適応) 循環する円環を描いている現象群の各現象は 相互の適応度が高いと評価される (相補的な適応 同時的全体主義への道)) 2つの循環... 続きをみる
秩序が流転する円環は その流転が円滑で確実であるほどに完成度が高い この完成度が ダーウィンの言うところの適応度ということだろう 細胞内 あるいは 体内を循環している秩序の流転は 完成度が高くないと生きてゆけない これに対して 周辺にある環境との間の秩序の流転は 不完全なところがある 気温や日照が... 続きをみる
不具合を除去することにより出来上がる円環のなかで 予定調和世界が恒常的流転を繰り返す この機械的合目的性の中で 円環を乱す部分の存在が 円環の完成を阻害し 円環の予定軌道から外れ 元の軌道に戻ることができないと 円環を乱す存在は 恒常的流転の一環として 未来に姿を顕すことは無い ドビュッシーが残し... 続きをみる
地球の表面を循環している水の流れのように 自然に流れている円環もあれば 機械のように 明確な意図の中で循環している円環もある 水は さも予定されているかのように 地上から蒸発し 雲となり 雨となり 地上に戻る しかし意図があり 能動的に 蒸発する訳でもなく 雨となり降り落ちている訳ではない 水たち... 続きをみる
研究室では 多細胞生物の細胞を取り出し培養している うまく培養しなければ 取り出された細胞はすぐに死んでしまう そんな壊れやすい細胞たちを 多細胞生物の身体は とても上手に培養しているので 細胞としては 身体から取り出されずいた方が安泰だ 身体の中では 他の細胞の恩恵をたくさん受け 安泰に過ごせる... 続きをみる
電磁波の波は 一定の周期を繰り返している その断面である位相が 定期的に再現されている この再現の繰り返しがある故に 帰納法が認識できる * 周期を描いている存在はたくさん観察されている むしろ 周期を描いているから 存在として観察されている 細胞周期 季節の移ろい 月の満ち欠け 潮の満ち引き た... 続きをみる
好意を表した相手から 好意が返ってくると 好意のスパイラルが発生し より大きな好意が円環的に循環するようになる 逆に 敵意を表した相手から 敵意が返ってくると 敵意のスパイラルが発生し より大きな敵意が円環的に循環するようになる このようなスパイラルにおいて 好意に対して好意を返さなくなったり 敵... 続きをみる
秩序は無抵抗のまま ただそのまま存在していると 自然崩壊に晒され消滅する だから 維持されている秩序には 秩序が次々と連鎖的に創生され続ける性質が観察される たとえば ・・・A⇒B⇒C⇒A⇒B⇒C⇒A・・・ 秩序Aから秩序Bが創生され 秩... 続きをみる
秩序は崩壊に晒されている この秩序の崩壊から免れるには 戦略と技術が必要だ 目的が戦略を描き 戦略の実践のために 技術が躍動する 優れた美術品の保存にみられるように 秩序が保存される方法としては 補修と複製がある 補修は 壊れたものを元に補修してゆくことで 秩序を維持する戦略だ 複製は 壊れる前に... 続きをみる
永遠が 橋の上を歩いている 創られては 壊れてゆく橋の上を歩いている 永遠が 次の歩に進むと 足元にあった橋は 使い捨ての道具のように 次から次へと破壊されてゆく このような破壊を尻目に 壊れてゆく世界と対応した 立派な新しい世界が創造され 永遠は歩み続ける こんな 創造と破壊の連続の中で 創造さ... 続きをみる
改良を重ねてゆくと 改良がしつくされ 完成度が高まるにつれ 改良の余地がなくなってゆく たとえば 映像と 記録媒体の対応関係で考えると 記録媒体としてフィルムが用いられる場合と 記憶媒体としてカセットテープを用いられる場合で それぞれ異なる技術が必要で それぞれの分野で 技術の改良が重ねられ それ... 続きをみる
文言に対して 「それは正しい」 あるいは 「それは過ちだ」 と評定することができる 人間の行いに対しても しばしば評定が行われる 犬や猫に対しても行われる 虫も評定する 益虫や害虫とレッテルを貼り 害虫に対しては居なくなるように仕向けたりする 自然に対しても評定をするのだけれど お天気に文句を言っ... 続きをみる
数字は 現実のなかで 数字として単独に存在していない 何かの物質と共存しているように見える たとえば 「1」を 私にも 猫にも コップにも重ね合わせることができるから 人間や猫やコップといった物質と数字は 互いに関連しあいながら存在しているように見える 私と猫とコップを数える時は 私を「1」 猫を... 続きをみる
1+1の答えが 2である世界もあれば 10である世界もある 10進法の世界と 2進法の世界では 1+1の答えが違ってくるけれど 表現される意味としては 同じ数を指し示している このような関係を大さっぱに表現すると 「2」は「10」である ということになる 10進法の「2」と 2進法の「10」が対応... 続きをみる
聞きなれたCDを聞いていると 実際に演奏が始まる前に 次の曲が頭の中を流れ始める 音楽ばかりではなくて 同じようなことは 数字でも起こっている 数を数える時 「1」と数えた時には 既に「2」が頭のどこかにあり 「2」を数えた時には 「3」がどこかで待ち構えているに違いない 子供のころに暗記した九九... 続きをみる
同じCDを何回も聞いていると 次に始まる曲がわかるようになる 日常生活においても 次に起こることを予想しながら過ごしているらしく 多くの場合では予想外のことが起こらないので 普段通りが繰り返される けれど たまに 予想外のことがあると どちらでもよいようなことでも驚いてしまうことになる 新しく仕入... 続きをみる
存在が 変化しながら状態を保っている 正確に引き継がれてゆく状態の一つ一つが連なり 円環を創り 元の状態に戻り また円環を描いて行く このような現象の循環により 同じ状態が保たれている この循環を紡ぐ一つ一つの反応について 正確に引き継がれる状態の先後に 対応世界を観念できる 対応世界はそれぞれ秩... 続きをみる
存在として認識されるためには その存在が 時間を超えて存在しなければならない 一過性の存在は 存在として名付けられないからだ 太陽も 月も お星さまも ハエやカも 人間も 昨日存在していたし 今日も存在している だからきっと 明日も存在する 台風も 毎年発生して消えてゆくので 存在として認識される... 続きをみる
恋が実るという不思議がある 私を好きになってくれる人がいるというのも奇跡なら その人が 私が好きな人であるというさらなる奇跡が 恋が実るに必要だ このような奇跡が 予定されていたかのように現れると 赤い糸で結ばれていたということになる 私は人間であるので 人間と恋をする 決して ワニとは恋をしない... 続きをみる
物質世界を認識するとき 今しか存在しない これに対して 記憶世界に対しては 複数の時間を観念することになる 例えば 「20年前の記憶を今思い出す」 といったとき 20年前と今が混在する この時 物質世界と 記憶世界は 「今」において連なっており 「20年前」の 物質世界と記憶世界の連なりは 言語の... 続きをみる
規定された反応が 特定な 対応世界と対応世界を紡いでいる DNAとRNA RNAとたんぱく質 設計図と製品 情報と実在 文字と意味 欲望と実践 オスとメス 親と子 完成度の高い再現性の高い反応もあれば 完成度の低い対応関係があいまいな反応もある そんな反応の連鎖が 対応世界を乗り継ぎながら 秩序を... 続きをみる
赤信号を無視して横断歩道を渡る行為は 悪である この悪の定義には 交通事故を防止するという 社会益が背景にある 社会益の実現のために 悪の定義が存在し この社会益が実現し無くなれば 悪の定義も形骸化する このように考えると この社会益確保が目的であるならば 早朝の他に誰もいないし車も通らない横断歩... 続きをみる
売り言葉と 買い言葉が 対になって 時間軸にそって 応報を繰り返したりする そうこうしながら 争いという存在が 永遠への道を歩んでいる どちらかが このような応報を止めてしまえば 争いという存在は 消滅してしまうにもかかわらず なかなか応報はやめられず 永遠への道を歩み続ける傾向性が維持されている... 続きをみる
対応関係のなかで 物質群から物質群へと秩序が流れてゆく たとえば DNAからDNA DNAからRNAそしてたんぱく質への流れがある ミトコンドリアの電子伝達系も 秩序だった物質の流れだ こんな世界を思考していると 秩序の中を 物質が流れてゆく世界を観念できる 秩序が物質の流れも 物質が秩序の流れも... 続きをみる
インターフェイスを持っていると インターフェイスの先にある相手と連なり インターフェイスご属している世界に留まることができる 世界は たくさんのインターフェイスが 寄り集まってできている集合体だ 酸素は なぜ水素二つと結合してしまうのか知らずとも 水素二つと結合して水となる 酵素は それぞれ特定の... 続きをみる
夢を描き それを実現しようと努力すると 現実が改変されてゆく そして その改変された現実を 夢が取り込み さらなる夢に反映してゆく 現実に阻まれ 夢が委縮することもあるだろうし 夢が実現し もっと大きな夢を描くことがある 夢と現実が キャッチボールをしながら 時を超えてゆく 法と現実も キャッチボ... 続きをみる
観察する時は 現実の動きを言葉に移しかえ 実践する時は 言葉を現実の動きに移しかえる このように 観察においては 言葉は後置され 実践においては 言葉は前置される 前置されたものから 拘置されたものへの変換においては 技術力が試される 観察においては 「絵にもかけない美しさ」ではないけれど 言語表... 続きをみる
物と物の対応関係を 言葉が仲立ちしていることがある 春には お内裏様とお雛様を並べてみたり 夏には 鼻緒のついた下駄と浴衣を揃えてみたり 秋には ススキとお団子を並べてみたり 冬には 柳の枝に白い繭玉を飾ってみたりする 時と場所に応じて 普段は別々に存在している物たちを 言葉が引き寄せる このよう... 続きをみる
印鑑を押すと 印影が現れる 印鑑と印影の対応関係は 印鑑をついて印影を残すという 印鑑から印影へと流れており 物質的に 印影から印鑑へ流れることはない DNAとアミノ酸の対応関係も DNAがRNAに転写され RNAの塩基配列からアミノ酸へと翻訳され たんぱく質が合成されるという一方通行の 対応関係... 続きをみる
会話の場で 言葉が発せられた時間と その発せられた言葉が意味に変換される時間には ずれがある この時間差が 状態の持続を導いて行くという意味で この時間差に 永遠への希望が託されている たとえば・・・ 「おはよう」と誰かが言い その声に 別の誰かが 「オハヨウ」と呼応する その呼応に 元の人がまた... 続きをみる
機械の設計図と 出来上がった機械には 対応関係がある 夢と 実現した夢にも 対応関係がある 法律と 法律を順守した世界にも 対応関係がある ところが 対応関係に不一致が現れることがある 壊れた機械や 叶わない夢や 違法行為がそれだ このような不完全な対応関係の中から 次の時代の完全な対応関係が も... 続きをみる
言葉の字面と発音と意味は それぞれ独立に存在していると認識して 言語の恣意性を意識する世界もあれば それぞれ関連して総体として存在しているとして 言語に恣意性を感じない世界もある 前者を独立認識 後者を統合認識と表現すると 知らない外国語や小鳥の言葉は 音と意味がそれぞれ独立している 独立認識世界... 続きをみる
A ⇔ T G ⇔ C AがTに対応し GがCに対応すると ATGCは TACGに対応することになる * 朝 ⇔ morning 夕 ⇔ evening 対応関係は義務が付与されて 成立する秩序だ このような対応関係を観察し 文字として記載してゆくこともまた... 続きをみる
義務の連鎖反応の中で 息をして 食をとり 排泄をして 命を取り留めている 私はなぜ息をしなければならないのか? なぜ食をとり 排泄をしなければならないのか? こんな質問に 答えようとも 無視しようとも 義務を果たさないでいると死んでしまう 死ぬのは怖い 時に この恐怖にムチ打たれながら 義務を果た... 続きをみる
物質があり その物質を 一定の方向に動かすように誘導する環境があると 恒常的な動きが現れる このような機能を発揮する環境には 様々なものがある 化学反応を誘導する酵素や 個体発生の過程で細胞の運命を誘導するオーガナイザー DNAやRNAの塩基配列もこのような環境だ 社会現象を誘導する存在としては ... 続きをみる
「動き」が存在として認知されている 風や波がそうであるし 跳躍や歩行や疾走 発進やスリップという存在もある 「物質」という存在が どのように動くかは 物質に内在する性質のみならず 物質を囲む環境の性質が影響する このために 同じ「物質」であっても 環境が異なると 異なる「動き」をすることになる た... 続きをみる
環境への適応は 自己部品化現象だ 自己機械化現象を推し進める主体が さらに大きな機械の部品として 適応能力発揮するその過程として 自己部品化現象が現れる 主体が別の主体に取り込まれる過程でもある このような自己部品化現象が進みにつれ 小規模な自己機械がいくつも集まり 中規模な自己機械を自己組織化し... 続きをみる
免疫系の細胞が 体内に入り込んだ異物を排除している このような免疫により 自己以外の細胞は 異物として排除される そのために 私を構成する細胞の一つ一つには きちんと私の名が刻まれている そして 私の名前が刻まれた細胞は 免疫系の細胞の排除を受けず その名が刻まれていない細胞が 免疫系の細胞により... 続きをみる
命は義務の総体だ 起こりうる現象のなかで 選りすぐった現象を次から次へと連鎖させ 生命を維持している 不適切な現象を排除し 適切な現象だけが起こる様に工夫を重ね 生命現象を維持している 右にも左にも反応できるのだけれど どちらか一方を義務的に選び 命は命のとしての個性を輝かせている このような義務... 続きをみる
一個人の人間は 言葉に意味を強要できない 意味を強要しているのは 人間ではなく言葉の側だ 人間の群れが創り出した 言語システムが主体となり 個々の人間は そのシステムの部分として 言語世界に奉公している 人間は この装置の部品として 今ある 文字の形と音と意味の関係を尊重し これらの間の関係が 自... 続きをみる
機械部品には それぞれの義務があり その義務を果たせないと 故障ということになる 故障した部品があると その部品が組み込まれている機械に組み込まれた 他の部品も機能を果たせないことになる だから 機械が機能し続けるためには 機械を構成する部品は 互いに故障しないよう配慮しあいながら 全体を保持する... 続きをみる
自己機械化現象は 自己に義務を課しながら進行している この義務の課し方に 気圧のような強弱があり 強い義務に弱い義務が押しやられたりしている 私が私であろうとする義務にも 多様な種類の義務があり 食欲や性欲排泄欲に導かれる 自己の身体維持のための義務や 名誉欲や金銭欲ねたみ嫉妬正義に導かれる 社会... 続きをみる
欲望は義務の一種だ 欲望は 自分で自分に課す義務であり 自分の内側から 自然に湧き上がる義務だからだ 自己は 欲望を通じて 自己に義務を課し 自己を制御し 自己機械化現象を 自己の為に遂行している 欲望が沸き上がり 自己機械化現象の渦の中で 振り回されて 義務を履行し続ける 一般的に言う義務は 他... 続きをみる
生命の世界は 欲望の渦に満ちている 強い渦が 弱い渦を飲み込み さらに強い渦をつくる これを避けるために 渦は 他の渦に飲み込まれまいと 防御し対抗したりしている その結果様々な渦の防衛領域が出来上がり 細胞の中も 防衛の境界線である膜で覆われた細胞内小器官が それぞれの領域内で それぞれの機能を... 続きをみる
法律は 法律の威厳を維持する為に存在するのであり 必ずしも 人々の幸せの為に存在しているのではない ただ 法律の威厳を維持する為に 人々が法律の部品として動く必要があり この必要を満たすために 法律は 人々に利益をもたらしている 言葉も 言葉の威厳を維持する為に存在しているのであり 必ずしも 人々... 続きをみる
細胞は 細胞として主体的に自己機械化現象にいそしみ 多細胞生物の細胞は 細胞として主体的に自己機械化現象をいそしむとともに 個体の一部として自己部品化現象をいそしんでいる 自己機械化現象は 自己保持をするために 栄養を周囲から取り込み 不要となった老廃物を外部に排泄するなど 細胞としての機能を維持... 続きをみる
機能は 定型的な状態の変遷である 機能の性能は 目的と結果の合一性において評価される ところで 「目的」は何処から来たのだろう まあ 「機能」もどこから来たのかよくわからないから 「目的」がどこから来たのかわからなくても 仕方がなかろう 「必要」は 「目的」や「機能」をもたらすけれど 「必要」とい... 続きをみる
機械には保守が欠かせない 保守されず 長年放置されると 機械としての機能を発揮できなくなる そうなると ただの物質の塊だ 細胞の中で 細胞を維持するための細胞内小器官は 劣化して機能不全に陥る前に壊され 新しく形成された細胞内小器官が 壊された細胞内小器官の機能を引き継いでゆくという 子孫を増殖さ... 続きをみる
血圧は 上がりすぎると 腎臓からの水分排泄が増えるなどの反応が起こり 少しずつ血圧が低下する 血糖値も 上がればインスリンが分泌され 下がればグルカゴンが分泌され この拮抗する作用を持つ両ホルモンのバランスにより 適切な値を維持されている このように 生体内には様々な調整機構があり それぞれの機能... 続きをみる
言葉にムチ打たれ 夢を実現するための努力を続ける 言葉は 実現不可能な夢も描けるし 実現不可能な命令も発出できる このような実現不可能な言葉は 現実の壁にぶつかり 妥協を求めることになる たとえば 現実離れした夢や命令は怒りを買って 反論されたり 実現できないと知り諦められたりする 夢と現実が近づ... 続きをみる
全体を保持するコミュニケーションの中で 部品化が進んでゆく オータコイドやホルモンに反応する細胞たちが 細胞間コミュニケーションを実践し、 フェロモンや 姿や 動き それに言葉などの音に反応する個体たちが コミュニケーションを実践している コミュニケーションが進めば進むほどに 個体の部品化が進み、... 続きをみる
心臓という部品が うまく機能しているから 全身に血液が送られている 心臓を形成している細胞たちには 自身を保守する能力の他に 身体全体の中で 部品化する能力が備わっている 細胞としての自己を 自律的に維持しながら 身体全体の中の部分を 細胞や臓器としての自己が演じている 自己が部品化することで 自... 続きをみる
自己による 自己のための 自己と云う機械 生命は 自己を保持し続けるシステムだ 保守も点検も 設計施工も 自律したシステムとして 自己が負い 自己を保持し続けている だから生命の数だけ自己が有り 繁殖により自己が大量に創生し続けている この大量の自己が それぞれに 自己である機械を保持するために ... 続きをみる
機械は まともに動いている時には とても便利なのだけれど 故障すると 厄介者になる 車が故障して動かなくなると 車を放り出して その場から逃げたくもなるのだけれど 車の管理者として 車に繋がれ 鎖につながれた犬のように 車の周りをグルグル動き回ることになる こうなると 私が車を支配しているのではな... 続きをみる
責任やら義務やらに がんじがらめになっていると 猫になりたくなる 言葉に翻弄されないからだ 別に猫にならずとも 言葉から解放されればよいのだけれど 私にも人間としてのプライドがあるので 言葉を理解し駆使することから逃れられずにいる だから 言葉に翻弄されないようにするために 言葉を駆使しようと躍起... 続きをみる
「・・・である」 「・・・ではない」 このように 言葉は 肯定の表現方法も 否定の表現方法もあるので 存在も不在も表現できるし 正も不正も 本当も嘘も表現できるようになっている これに対して 物質の世界は 今あるものしか存在しないのであり 言葉が仮想するような 過去の状態や 未来の状態は 現在にお... 続きをみる
日々雑務に追われている 本当にやらなければならない仕事をできず なんとなく 雑務の中に身を置き 雑務を終えると 次の雑務を探し 本当にやらなければならない仕事が何であるかを 考えもしないし それを探しもしない そうして 雑務に追われながら 平々凡々と平和に一日を過ごし 夕べには疲れ 眠りにつく 日... 続きをみる
自然には 平等意識が欠落している だから 絶滅してしまう生物種が後を絶たない うまく立ち回らない責任が 絶滅と云う訳だ 古生代カンブリア紀に覇権をとったアノマロカリスも その後に現れた生き物に覇権を奪われ 衰退し 絶滅した 生物界にとって 現状を維持するということは 進化の芽を摘むことでもある 神... 続きをみる
理屈は 通るから理屈であって 無理やり通す理屈は 理屈というよりも 規則といったニュアンスが強くなる それでも 規則と言うことになっても なぜのその規則があり なぜその規則を守らなければならないのか といったことを説明しなければならなくなり 理屈を出すことになる だから 始めから 理屈と規則がごち... 続きをみる
失うとその存在意義を思い知らされる 指や 手や 足を失えば 困ってしまう 健康はかけがいのないものだ 宴会や 演劇や 演奏会も このコロナ禍で遠ざかり その存在意義をひしひしと感じるようになった 緊急事態宣言で 渋滞が緩和された道路も どこか寂しい 嫌だ嫌だと思っていた 車の渋滞や 思うように歩け... 続きをみる
蒸気機関車は生き物の様だ 、と言われることがある 理由はいろいろあるのだろうけれど 大きな理由に 機械なのに 機嫌がいい時と 機嫌が悪い時があることが挙げられる 同じ操作をすれば 同じように動くのが機械なのだけれど 蒸気機関車は 同じように操作しているつもりでも 思うように反応してくれないので 機... 続きをみる
白い猫も 黒い猫も 鼠を捕る猫はいい猫だと云う 同じ文脈で考えれば 腹をすかせたオオカミも 腹を満たしたオオカミも 同じオオカミなのだけれど 腹をすかせたオオカミは餌をとるから いいオオカミで 腹を満たしたオオカミは餌をとらないから 悪いオオカミということもできるのだろうが 被食者からして見れば ... 続きをみる
どこかに慢心があるのだろう 時代から取り残されてゆく ウサギとカメの物語のウサギのように 満足して 立ち止まり 時代遅れになってしまっている 終わりのない旅は続いて行くのに 満足して立ち止まり 幸せを満喫する 春爛漫の慢心を味わうことは 罪なのだろうか? * 猿人や原人を凌駕して 現代人が栄えてい... 続きをみる
銃口を向けられると恐怖する この恐怖心がなければ 随分と楽に死ねるのだろう 怒鳴られても 叱られても どんなに苦しい作業を強いられても 辛さを感じなければ 恨めしさも生まれてこない 私はもっと素晴らしい状態で もっともっと幸せに生きてゆかなければならない そいうふうに生きてゆくべき存在だ ・・・こ... 続きをみる
幼い子供は 思うようにいかないことがあると 素直に泣いて 思うようになると 素直に笑う 言葉はしゃべれなくても 泣いて 笑って 周囲の人々に 心を伝えている 人間は 心を伝え合い 争ったり 仲良くなったりする 言葉を覚えると 言葉で 気持ちを伝え合い 争ったり 仲良くなったりする 人間関係という状... 続きをみる
地球という言葉がない太古の時代から 地球は太陽の周りを回ってきた 言葉は そんな自然のなかで 生ま育ってきた その言葉が 人間を介して 自然を支配する 言葉が 草花を 野草や 雑草や 野菜に分類し 草花を支配する 動物や 益獣や 害獣や 益虫も 害虫に区分けされ 支配されている 人間にも 様々な名... 続きをみる
大雨が降ると 運動会は中止になる 大雨の中でも運動はできるだろうが 身体を鍛えることと 悪条件を乗り越える忍耐は別物だ 大雨のように 忍耐が必要な時期には 忍耐を最優先し 華やかな運動会は後回しだ 無理をして 忍耐の上に忍耐を重ねて 運動会を開催することは 疲労の上に疲労を重ねながら 我慢して車を... 続きをみる
舞台の上で繰り広げられる 役者さんの計算された動きは 人造的で 野外コンサートなどで 観客が音楽に合わせて踊る様は どこか野性的だ 人間は 自らを鍛えぬき 人造的に生まれ変わってゆくらしい 人造的な 建て前を鍛え上げ 本音を隠し 世間の中を動き回る それに疲れて 夜 独り 野生に戻る 時に涙し 時... 続きをみる
無関心は自由を醸し出し 連帯は力を醸し出す 力への意志は 無関心を駆逐し 自由を飲み込みながら成長する 連帯は 全体としての自由を謳歌するために 部分を制限し その力を鼓舞しながら成長する この連帯の中で 部分と部分の自由は制限され 部分の自由と別の部分の自由がぶつかり合うことは減少するが 連帯全... 続きをみる
今存在している物質たちは 次々と流転して その姿は記憶になってゆく 物質から 形のない形を留めながら 記憶として残されてゆく この薄っぺらな厚さのない 形のない形たちが私にまとわりついている そして 今の私を構成している物質たちを動かし 今の私の姿を醸し出している こうして醸し出された私は 記憶と... 続きをみる
動物の本懐は内臓にある 骨も筋肉も神経も 内臓のために働いている 昆虫でも 人間でも 内臓が体の中心に陣取り 総指揮をしている 昆虫では外骨格 哺乳類は内骨格 というように 動物にとって 骨格は外にあっても中にあっても良い 尾ひれのような存在だ 血管系も 哺乳類は管で閉じ込められた閉鎖血管系である... 続きをみる
内臓が内政なら 筋肉や神経は外交だ 本能が内政なら 理性は外交だ 外面ばかり良くしていて 内臓が満たされないのは困りものだが 内臓ばかりを満たして 外面が悪いのも困りものだ 同じように 本能ばかり満たしていても 理性ばかりを満たしていても 片手落ちだ だから 内政は外交に泣かされ 外交は内政に泣か... 続きをみる
良い状態も 好ましくない状態も 状態の流転の中で現てくる 好ましくない状態でも ともすれば 継続するようになり 場合によっては 恒常的に存在するようになってしまう 恒常的に存在するようになると 好ましくない状態は もう立派な存在として認識されるようになり 人間に認識され 名前を付けざるを得なくなる... 続きをみる
状態は流転する お風呂の温度は 放っておけばぬるくなり 火を焚けば熱くなる 水の分子自体に 発熱能力や冷却能力が備わっていれば お風呂の水も恒常的な状態を保てるのだろうが 水分子自体には このような能動的な反応をすることができないから 周囲の温度に応じて 水温が変わってゆくことになる このような受... 続きをみる
状態は流転する この変化の原因を 外的要因と 内的要因に分けて考えることができる 状態の主体と想定されている存在には 内部と外部を想定することができ 外部から受ける影響は受動的 内部から発する影響は能動的と表現される 大雑把に言えば化の結果の総体だ 生命は 受動的外的要因と 能動的内的要因の総和の... 続きをみる
「赤信号みんなで渡れば怖くない」 というブラックユーモアがある このブラックユーモアと同じ構文で 「新型コロナみんなで罹れば怖くない」 という文章を創ることができるが ブラックなだけでユーモアがない なぜか・・・ 急いでいる時の「赤信号」は敵である この敵に立ち向かう術として みんなで... 続きをみる
およそ5億年前のカンブリア紀に 化石動物の多様性が飛躍的に拡大した 複眼が発達したことで 獲物の動作をはっきり観察できるようになり 捕食の仕組みを様々に工夫できるようになった 逆に 逃げる方は逃げる方として 複眼が発達したことで 捕食者から素早く逃げる工夫を 様々に凝らすことができるようにもなった... 続きをみる
人間らしさの本質として 怠け心がある 自分が すぐに怠けたくなるから 人間らしさの本質に怠け心があると ついつい思ってしまうだけかもしれない けれど ライオンを見ていても 怠け心は大事だと思う サバンナで ライオンが怠けている映像をよく見る ライオンが勤勉に休むことなく狩りをするようになったら 草... 続きをみる
正義はお薬のようなものだ 社会の状態が崩れそうになった時 それを直すためのお薬だ お薬だから 強すぎると副作用がある その副作用を直すために また別のお薬を処方して どんどんお薬の数が増えてゆき 社会を維持するための正義もどんどん増えてゆく お薬だから ニコチン中毒や 麻薬中毒のような依存症もある... 続きをみる
命は状態なので 状態を維持する能力が高ければ 存続しやすく 状態を維持する能力が低ければ 存続しにくい 生存競争は 状態の維持能力の背比べだ この背比べの結果として 生態系が ゆっくりと遷移している この遷移に応じて 個々の状態の維持能力が 試され続ける 能動的反応の質と能力が試され続けている 適... 続きをみる
状態というものは 不安定で 周辺の条件に応じて変化してくるから 状態を保つのは大変だ 複雑な状態を保つには ひとつばかりではなくて たくさんの条件を整える必要がある 温暖化対策が大変なのも 地球の大気の状態がとっても不安定だからだ 地球の大気が 何をしていてもいつも一定ならば 温暖化対策もしないで... 続きをみる
フランダースの犬の主人公ネロは 絵画の才能に恵まれながら それを全開させることなく息絶えた 才能を活かすことができないということは 人類にとって大きな損失ではあるけれど 全ての才能を活かすようにできていないのが現実らしい その現実を変えようと 才能を活かせるように 社会システムを発達させ 社会の進... 続きをみる
アリとキリギリスという童話を読み聞かせてもらい キリギリスのように遊んでばかりおらずに アリのように働きなさいと教わった 生物学的には この物語に出てくるアリは 働きアリで 生殖に関与せず 働いて働いて子孫を残さずに死んでゆく生物だ これに対して キリギリスは 恋をして 子供を残して死んでゆく生物... 続きをみる
絵に描いた餅は 絵画としての崩壊過程を歩むことになる この餅のモデルとなった 本物の餅は カビが生えたり アリやゴキブリにかじられたりしながら 有機物としての崩壊過程を歩むことになる 形あるものは壊れるのだけれど 壊れ方は 絵画なら絵画として 持ちなら餅としての形の中に内在する要因により異なる ま... 続きをみる