多元論:思考の永遠不変という不完全
物体は その物体に影響を与える総体の流れに応じて その動きを刻々と変化させる 大きな流れの中の小舟 風の中のボール 環境の中の生き物 水も 気温や気圧により 氷になったり 水のままであったり 水蒸気になったりする 重力も 水の在り様に大きく影響している 重力は物質ではない 物質と物質の間に働く力で... 続きをみる
砂上の楼閣を上手に維持する共役反応の数々に感謝です。ルアーは反応の連鎖の象徴です。
物体は その物体に影響を与える総体の流れに応じて その動きを刻々と変化させる 大きな流れの中の小舟 風の中のボール 環境の中の生き物 水も 気温や気圧により 氷になったり 水のままであったり 水蒸気になったりする 重力も 水の在り様に大きく影響している 重力は物質ではない 物質と物質の間に働く力で... 続きをみる
記憶を鮮明に蘇らせるということは 新しい生命を誕生させるような繊細な手続きだ 特定の偏在が次の特定な偏在を次々と誘導してゆく 生命の発生現象のように 細く切れそうな記憶の糸を何本も操作しながら 少しづつ記憶を鮮明にしてゆくのであるが 現実から入ってくる感覚や 余計な記憶が その手続きの邪魔をする ... 続きをみる
「ボレロ」という曲名とその曲そのものの対応関係は その曲と曲名を知る人々により維持されている それらの人々は その曲と曲名に 自身の思い出を重ねたりもしている 現実は一過性に現れ過去へと過ぎ去るが 人々に記憶を残してゆく だから 記憶は過去の出来事でありながら 過ぎ去った過去ではなく 今現在の現実... 続きをみる
たとえば 白色という言葉と 白い猫の白は 同一である 白いということで 物質的には異なる存在が 観念的に同じ存在となる この同一化は 言葉の世界と 視覚世界の対応関係が 制約的に決定されているからである ところで オレンジ色も 金茶 蜜柑色 黄赤 人参色 赤橙 金赤 朱色というように細分できる こ... 続きをみる
車の安全運転を確保するために 様々な装置が装着されるようになった そんな装置の一つに バックで駐車する時に便利な バックモニターがある はじめてこの装置を使ったとき その画面に映る車の後ろの様子が 本物なのか 見落としが無いのか とても気になった でも 考えてみれば 自分の目で見ている世界も バッ... 続きをみる
お日様が西から昇ると それは誤りとして否定しなければならない その根拠は 通常 お日様は東から昇り 西に沈むものであるからだ 仮に 西からお日様が昇ったら お日様に 「東から昇らなければならないじゃないか」と批難して もう一度 東から昇るようにやり直させれば いつもの通常が維持されることになる ま... 続きをみる
不公平を嫌う感覚が 優遇されている人への攻撃に繋がっている 自らが優遇されていることには目を瞑り 自らが優遇されていないことに怒りを覚えるのは ごく自然な感覚だ 自らの優遇は努力の賜物であることは 自らの努力を知っているから容易に理解できる これに対して 人様の優遇が努力の賜物であることは 人様の... 続きをみる
誰しも 出来れば知られたくない 恥ずかしい過去を持っている ちょっと恥ずかしい出来事や とても恥ずかしい出来事 程度の差はあっても 恥ずかしい出来事は 知られたくないし 自分でも忘れてしまいたい 思い出すだけで いたたまれなくなり 穴を掘って隠れたくなることもある 実際に穴を掘って隠れることはでき... 続きをみる
精密機械を作る過程で 規格外の部品や製品は捨てられる 不良品を捨てることで 精密機械を精密機械として製造できるのだ オーケストラでも スポーツチームでも へたくそは外される 捨てたり 外したりすることで保たれる品質がある 大学の入試制度や 企業の就職試験も同じような趣旨だろう 宗教も 異端を排する... 続きをみる
今が正しい状態か否かは 今のあるべき状態との比較においてなされる 今考えていることや 見えている現実は 常に正しいというわけではないので 正しい状態の時と 正しくない状態があるけれど 現実はひとつだから ありがたい 現実がふたつあったら 今どちらの現実にいるのかを 判断しなければならなくなる 現実... 続きをみる
カラスが 空想の生物でなく 実在の生物であるから カラスの腹黒い行動を現実のものとして 認識している 同じように 赤信号で止まるという交通ルールも 幻想ではなく 現実として働いている 逆に 空想のようになってしまったルールもある 誰も守らず 守らなくても誰からも罰せられないないルールそれだ そうい... 続きをみる
様々な認識を 幻想であるのか 現実であるのかを区別している その区別が正しくないと 現実と幻想が入り乱れることになるから 正しく区別する必要がある 直観的に 幻想と現実を区別できるのが通常なので 何の意識もすることもなく 現実は現実として 幻想は幻想として認識できている このことに何の疑く必要がな... 続きをみる
先鋭化した正しさには毒がある 地球環境のためには 人類絶滅が望ましいし 動物愛護が発展して生命愛護になれば 植物すら食べれなくなる 正しさは 本能により懐柔されなければ 実用的ではないということだ 正論が適度に懐柔さないと あまりにも正しいことに辟易としてしまう 懐柔された生ぬるい正論が 実用的な... 続きをみる
風呂桶に浸かり ちょろちょろとお湯を垂らすと 垂れたところに泡が生まれる お湯に空気が混じり 次々と泡ができ しばらくお湯の表面を流れた後 ぱっと消えてしまう 泡は物質ではなく 物質の状態だ 状態なので 生まれたり消えたりする 地球も 物質ではあるけれど 惑星という状態だ いずれ泡のように消えてゆ... 続きをみる
どこまでも正しいと かえって恐怖をもたらすことがある そこまでではなくとも 「確かに正しいけど そこまで求めない」 という意見が出るような場合もある 自然環境保護も 究めれば 人間が生きられなくなる可能性がある 人間が絶滅することが 地球環境にとって最も素晴らしい解決策かもしれないからだ しかし... 続きをみる
言語の間に2項対立があるように 意識と現実の間にも2項対立があり 比較対象としての対応関係を形成している 未来予測と実際の現実 予定していた未来と実際の現実 あるべき規範と実際の現実 描かれた未来と 実際に訪れる現実には 一致した部分もあれば 齟齬がある 一致した部分を増やそうと 予測の精度を上げ... 続きをみる
腹を満たすことこそが自らの本質とばかりに 肉食獣が獲物を狩る 一方 獲物になる側はというと 餌になることが自らの本質ではないとばかりに 必死で逃げる 互いに たかがいに自ら信じる本質を守ろうと 相手の行動を予測しながら 追跡と逃走の最適化を目指している 相手の行動の予測の精度が高まれば高まるほどに... 続きをみる
実存は本質に先立つことも 本質が実存に先立つこともあるのだろう 肉牛の生産の本質は 肉の生産であり 命の再生産はその手段であるが 牛の命の本質は 生き延びることにある 牛の本質を 自由に操る権能が 人間にはあるらしい この権能が 実在を本質に先行させている 女に生まれるのではなく女になるように 男... 続きをみる
覚えられなかったり 覚える気のないことは 何時まで経ってもうまくできないし 進歩もない 同じように 記憶能力がないと 正しいことを正しいと覚えられないし 誤ったっことを誤ったことと覚えられない 正誤は 記憶の中の存在らしい 記憶は 大事なことと 大事ではないことを区別しながら機能している 夢は夢 ... 続きをみる
飼い猫には 飼い主の行動を予測して 行き先に先回りする習性がある 猫の先回りだ 素早く逃げる獲物を捕らえる能力を持つのだから のろまな人間の行動など ちょちょいと予想できてしまうのだろう むろん予想が外れることもあり 餌を貰えそうなのに 買主が餌場とは違う方向に進み始めると 怒って足に噛みついたり... 続きをみる
人間であるためには 「人間は素晴らしい」という 欺瞞の中にいなければならない 「人間は素晴らしい」の 「人間」を「民族」に変えると 民族の尊厳が維持されよう このような相似は 「人間」を「生命」に変えても成立する 生命の尊厳も欺瞞だ 虫けらは 自分たちを素晴らしい存在であると騙されながら生きている... 続きをみる
アフガニスタンのタリバン政権が 勧善懲悪省を復活させたという これに対して 女性の自由などに対する抑圧を理由に 人道主義者が批判を繰り返している 勧善懲悪の名のもとに 勧悪懲善が行われているという主張だ タリバン政権からすると 人道主義こそ勧悪懲善とみなしているのかもしれない このような現象がある... 続きをみる
人間以外の動物も 人間も ほぼ同じような分子で構成されている 元素レベルまで還元して比較すれば 動物ばかりではなく 植物でも 全く同じだ 素粒子レベルにまで還元して比較すれば 人間も 岩石も 全く同じ素粒子だ 同じ素材が 異なる流儀で動き回り 組み合わさることで 異なる物体が構成されている それぞ... 続きをみる
「恥ずかしい」という言葉と 「隠す」という言葉は、仲が良い 恥ずかしいことは隠しておきたいし 隠しておくべきことを恥ずかしく思ったりするからだ 正誤判断に晒されたくない大切なことは 恥ずかしく隠しておきたい 恥部は 夢と同様に 正誤を超越しようとしている存在だ やがて新しい正誤判断の基準として育っ... 続きをみる
私の意識は ひとつの正誤判断の場であり 私の意識の中では 誰が何と言おうと 正しいものは正しく 間違ったものは間違いである が 「誰が何と言おうと」という文は誇張であり 誰かにたしなめられると 私の意識の中の正誤判断に迷いが生じる誘因となる だから 私の意識を 外界から完全に隔離すれば 私の中の正... 続きをみる
ベイズの定理であらわされているように 条件により結論が変わる 正誤判断も 条件次第ということだ 逆に言えば 様々な条件を整えないと 正誤判断をできないということになる だから 正解を固定するためには 様々な条件を整えておく必要があり 正解を一定に保つためには 様々な努力を重ねて 条件を整えることに... 続きをみる
猫は殺してはいけないけれど 鼠を殺してもいいのはどうして? と NHKでおなじみのチコちゃん(5才)に聞かれたら 何と答えたものだろう? 同じ質問を 神様や仏様に聞かれたら 何と答えよう? 地獄の入り口で 閻魔様に聞かれたら その後の運命を決める回答になりそうだ そんな時 何と答えよう 「評判だか... 続きをみる
それぞれの場に それぞれのふさわしさがある 気取った場所では 気取らないと浮いてしまうし 気取らない場所で 気取っていると やっぱり浮いてしまう たとえば 会社 家庭 観光地 スーパーマーケット それぞれの場所に それぞれのふさわしさが醸成されている この醸成は それぞれの場所での 様々な事象がア... 続きをみる
長さ3mの白い物体の3mは 別の物体の3mと 長さという側面で同じ価値として語られる この3mを理解できない人のためには 3mが ヤード換算されたり 尺に換算されたりすることになる このように 3mの基準は 長さ3mの白い物体であるのではなく 長さ3mの白い物体とは別世界由来の存在ということができ... 続きをみる
言葉の内部にも いくつかの二元論を見ることができる 文字は意味と形と音に分別されるが 意味と形は その存在根拠を別にしている 形を音も 音と意味も存在根拠を別にしている 形世界があり 意味世界があり 音世界があり その世界の接点に文字が存立している 同じように DNA worldがあり RNA w... 続きをみる
散逸と収斂 偶然と必然 自由と制約 多様性と多元性 世界は 自由に偶然の風に乗り散逸し多様化する それでいて 他の世界の制約を受け 必然的に持続可能ないくつかへの存在へ収斂し 多元化する 存在は 収斂した典型であり象徴だ 私は 私に収斂している 自由に多様化しながらも それぞれの場所で それぞれの... 続きをみる
真偽判断は 判定される対象と 基準との比較において為されている 例えば 1mの物差しの真偽は メートル原器との比較において為され 法律違反の有無判断は 判定される行為と 法律との比較において為される このように 真偽判断には 対象と基準が必要とされる だから 真偽判断が行われる場では 少なくとも ... 続きをみる
意識の世界と 意識の外の世界は 完全なつながりではなく 知覚や感覚で連なっている この連なりを 強固にすればするほど 現実をよく知るということになる このように 知るということは 意識が現実との連なりを深めてゆく動態だ 連なりが深まれば深まるほど 意識は現実と 一体感を持つようになる 趣味の世界は... 続きをみる
身体中に張り巡らされ血管は 身体の一体化に寄与している 身体中に伸びている神経網も やはり 身体の一体化に寄与している このように 様々な存在が介在して 離れた場所にある者同士の間につながりが保たれ 互いに連帯し合う関係が維持されている 水の中に潜り 息を止めていると 血液中の酸素濃度が下がり 大... 続きをみる
細胞内で 細胞質が動き回り混ざり合っているけれど 水に溶かした赤インクが拡散するように 完全に溶けて一体化してしまうことは無い 動く混じりあうけれど 溶けてしまわないから 細胞質は 不完全な一体化の中で さまざまな機能が一体として相互に反応し合っている 細胞と細胞も 完全には混じり合わず 細胞表面... 続きをみる
ローマは一日にして成らず、という 人が集まると 家が建ち 道ができ 水や食べ物が運び込まれる 要らなくなったものは 捨てられ 道は増え 大きく便利になってゆく 逆に 人が去れば 物が動かなくなれば 道はすさみ 雑草が生い茂り やがて木が生え 道はなくなる 街では 道を通して一体化が進みながら 物が... 続きをみる
人生の設計を自分で行い それを実践しようとしても 邪魔が入り なかなか思い通りに進まない だからなのだろう 身体の発生は 誰にも邪魔されない特別な場所で行われている 細胞小器官の形成も同じだ 隔離された場所で 誰にも邪魔をされずに 様々な創造物が作成され続けている たとえば 繭の中に蛹があり その... 続きをみる
好きな名言に ドビュッシーの 「芸術は最も美しい嘘である」 というのがある そこで考えた 「最も美しい嘘が芸術なら 最も素晴らしい嘘はなんだろう?」 答えは 人それぞれ 時と場合によりけりだろうけれど ひとつの答えに 「人生」がある 「素晴らしき人生」を感じる時は そうそう訪れてはくれない 訪れ... 続きをみる
子供のころ しばしば お手本をまねしながら 新聞紙に筆で文字を描いた お習字だ いつだって お手本の字は上手で 私が描く字は下手だった お手本は上手であるという定義があるので それを超える上手は存在しないはずだから仕方がない しかし この定義を超えようと努力を重ね お手本よりさらに上手な字を造り出... 続きをみる
A=Bであると考えるグループと A≠Bであると感がるグループがあると それぞれのグループ内の構成員の間には 連帯意識が生じる そして A=Bのグループでは A=Bであることを指し示す証拠を集め A=Bであることにより生じている事態を称賛し合う 逆に A≠Bのグループでは A≠Bで... 続きをみる
美味しそうなものがあると唾が出る 素敵な人がいると二度見してしまう インスリンを注射すると血糖値が下がる 刺激があり それに対する反応がある この刺激ー反応系が成立すると 一体として機能してゆく関係となる この一体化が成立する途上では 刺激に対する反応はまちまちで 偶然とみられるようなものかもしれ... 続きをみる
世の中には 様々な同調圧力が存在している 拳銃や軍事力にものを言わせる同調圧力もあれば きらびやかな宝飾や金員による同調圧力もある 言葉も同調圧力を振りまく存在だし 目や表情による同調圧力も存在する 同調圧力は 存在すれば機能するとは限らない 同調圧力の向く先の反応は 同調圧力を振り出した側の予定... 続きをみる
空想は気ままなもので 現実は何も変えぬままに 破壊的な想像を巡らせることもあれば 創造的な想像に思いをはせることもある 不満の源である何かを壊せば そこにもっと素晴らしいものが出来上がると信じていたいし 何か新しい素晴らしいものが出来上がると 今までの不満はどこかに消え失せるような気がしている こ... 続きをみる
動きながらにして 秩序を維持している存在を構成する動きは 秩序全体で同調した動きとなっている 同調から外れた動きが現れると 秩序からはみ出し 秩序を構成しない別世界へと 全体が動いて可能性が高まる 動的秩序の内部で 状況に応じて秩序に同調した反応が連鎖的に実践され 秩序が維持されているのだが この... 続きをみる
実りの秋を迎え 稲田は緑から黄金へと色を変えてゆく 一斉に 同調しているかのように どの稲も 同じように実をつけ その色を変えてゆく 稲同士は 「そろそろ実をつけようか」 「そろそろ色を変えようか」などと 互いにタイミングを計ることもなく それでも 一斉に どの稲も同じように実をつけ その色を変え... 続きをみる
生きとし生けるものは皆自由を振舞うが 皆それぞれに義務を負いながら生きている 蠅は蠅であり続ける義務があり 自由に蚊や蛙にはなれないし 人間になることもできない この生まれ持った義務を果たすために 自由を捨て去り 懸命に蠅は蠅として生き抜いている このように 生きることは基本的に不自由なことなので... 続きをみる
なぜ トイレで用をたさないといけないのだろう? 糞尿といった排泄物は トイレに排泄せず 野原に排泄しても いずれ分解され きれいな水や 澄んだ空気として 自然の循環の中に戻ってゆく ただ戻る間に 異臭を放ったり 病原菌を繁殖させたりするから 好ましい存在ではない 糞尿の量が少なく 自然の包容力が相... 続きをみる
日常を基準にしているから 非日常は異常事態と認識することになる 異常事態には 二種類あって 好ましい異常事態と 好ましくない異常事態だ いくら好ましい異常事態であっても そのままの状態が続くような事態であれば それは好ましい日常へとかわってゆくのだけれど 維持する為に困難な事情があれば 元の日常へ... 続きをみる
言葉は外来の存在だ 覚えるという行為は 本能のように沸き上がるのではなく 外から取り入れるからだ そうはいっても 本能も外来の存在と言えるかもしれない 意識の外から意識の中に急に湧き上がってくるからだ 意識を広く考えると 意識は地球全てに広がり 意識を狭く考えれば 自身の手足も意識外の存在となる ... 続きをみる
赤信号から 「交差点に進入するな」という同調圧力が 発せられている この同調圧力に同調して 車を停車させたり 歩いたり走るのを止めることになる 赤信号は 単純な赤い波長の波でを出しているだけではあるが それを見る人の頭の中で 法律からの要請も加わり 車を停車させたり 歩いたり走るのを止める だから... 続きをみる
「これは石である」と考えながら 手に石を持つ このような状態では 手の中の石と 頭の中にある石が 相互に同調圧力をかけあい 円環的な調和を描いている この状態に 「その石は何という石ですか?」という質問をぶつけると 花崗岩とか 砂岩とか 黒曜石や ダイヤモンドといった 石の種類を頭の中に描くことに... 続きをみる
好きや嫌いにかかわらず 万有引力と同じように 同調圧力にさらされている スリッパは日々足に踏みつけられ その足の形に馴染む形に変わっていく 足からスリッパに向かう同調圧力だ これと逆の方向 すなわち スリッパから足にも同調圧力が働く 心地の良い場所まで足を入れ それ以上でもそれ以下でもない場所に足... 続きをみる
物質は 別の存在と重なり合わないところがある 地球は月や太陽と重ならないから存在しているし 私も 地球と一体ではないので 一瞬かもしれないが 地上からジャンプして飛び立つことができる 物質と物質の境界線は 磁力のプラスとプラスのように 反発し合うこともあれば 磁力のプラスとマイナスのように 引き付... 続きをみる
身体には 同調圧力が働いている 心臓の細胞は 互いに同調し合いながら 息を合わせ 心臓全体を鼓動させている この同調が崩れたら 心臓は動くけれど 血液をうまく送り出せなくなる 意識と身体も同調している 疲れると眠くなるし やる気を出せば身体はしゃんとする ミトコンドリアの中では 酵素群が同調して ... 続きをみる
自分自身に同調圧力をかけている 私が私であるために 私は 私の隅々に対して 私に同調するように仕向けている その成果として 私は 人間の身体を維持し 私の暮らしている社会のなかで 私の私らしい役割を演じている この私らしさの実現が 私の自己肯定感を満足させ 再び さらなる満足のために 私らしさの実... 続きをみる
死ぬと物質に還るという しかし 生きている時も立派な物質だ 死ぬとただ物質が 生きている時のようには動かなくなるだけだ 心臓も動かなければ 血液も循環しない 死ぬと 物質に還るのではなくて 物質が動かなくなる いや 思うように 予定されていたように動かなくなるだけだ 思うように動かないのは嫌だから... 続きをみる
ビートルズの前に ビートルズという言葉はあったかもしれないが 今 ビートルズという言葉が持っている意味を 持ち合わせてはいなかったはずだ イエスタデーという楽曲や イマジンという楽曲が生まれ 大ヒットする以前には無かった意味が ビートルズに加えらた 言葉は 意味や印象を詰め込む袋だ 言葉以外のとこ... 続きをみる
「アリサ」という名前から 私は2人の人物を想像する 一人は 「狭き門」で描かれた 教義を疑いながらも信心を貫く慎み深い女性で もう一人は 迫力ある歌声を持つゴスペル歌手の アリサ・フランクリンだ 同じ名前でありながら 全く印象の違う別人であるのだけれど 同じ名前というだけで どこか同じところがある... 続きをみる
秩序は その部分が 全体により制約されることにより成立している 細胞周期がうまく回るためには それぞれの周期で なされるべきことがなされなければならないし 一日を 毎日毎日繰り返すには 同じことを繰り返さなければならない 細胞周期や 一日や一年といった 日常の周期の中で それぞれの時期に為すべきこ... 続きをみる
ただ放っていても 水は沸騰しない けれど コンロに水の入ったやかんをかけ熱すると 水はすぐに沸騰する コンロの火は発エネルギー反応で やかんの中の水の沸騰は吸エネルギー反応だ 吸エネルギー反応と 発エネルギー反応がカップリングすると 普段 あまり起こらない吸エネルギー反応を 意識的に起こすことがで... 続きをみる
自然を中心に据えると 人工は邪道だ 水は上から下へと流れるものでなければならず 水圧を制御して噴水をあげることができる 鉄も上から下へと落ちる定めなのだけれど 飛行機やロケットでは 推進力が人工的に制御され 空から落ちずに飛行することができている 逆に 人工を中心に据えると 自然は邪道だ 水が上が... 続きをみる
自分だけの保身のために嘘をつくことは みんなのためにならないけれど みんなのために嘘をつくことは みんなのためになる 嘘でも 良い嘘と悪い嘘があって 社会を維持する為に必要な嘘は理由をつけては守られて 保身のためにつく嘘は 嘘で維持されている社会の中でさえ糾弾される このように取り扱われることにな... 続きをみる
私の行動を動線で現すと その中心は 私の自宅にある この中心は 地球の中心ではないけれど 私にとっては世界の中心だ 地球と世界は別物なのだ 同じように 私の思考を動線で表すと その中心に 私が存在する この中心は 物質の中心ではないけれど 私にとっては世界の中心だ 地球と世界が別物であるのだから ... 続きをみる
1から10まで数えられるようになると 数字の世界が機能し始める この数字の配列から たとえば「5」を排斥して 使用不可にすると 6-1や 4+1の答えが存在しなくなってしまう 「5」は 数字の等間隔性を保つために どうしも必要な要素だ 四則演算のうち「+」が無くなっても大変だ 6から1を引いた後、... 続きをみる
生命である限り 死ぬのは当然にあることである しかし 人間の死は 無いもののように扱われ 死が特別な例外として考える傾向がある 「死は当然である」が本当であるならば 「死は特別な例外である」というのは嘘であるが ただの嘘ではない 願いが込めらた貴い嘘である この貴い嘘を真実として実践するために さ... 続きをみる
要素命題は 他の要素命題との円環的関係として語られなければならない たとえば 東の反対が西であり 西の反対が東であり 東を向いた時の左側が北であり 北を向いたと時の右側が東である このような要素命題の円環的な循環の中で 描かれることもなく 語られることもない中心が浮かび上がり その語られない中心を... 続きをみる
自然に振り回されながら 生きている 有害な生き物が襲って来たり 天変地異が襲って来たりする自然から 逃れようと右往左往する中から 様々な助け合いが生まれ 社会が形作られた そして 自然のみならず 社会に振り回されながら生きてゆくことになった このように 外に存在する様々な秩序に 振り回されながら生... 続きをみる
鏡には魔力があるらしい 肉体である私を中心に据えると 鏡に映った私は偽物だ しかし いつの間にか そんな偽物を 本物の私として眺めてしまう こうして眺めている間 私の中心は鏡の中の私に移行する * もっともっと若々しいはずだと思っている私が 鏡の中ですっかり猫背になった私を眺めて 「えっ!こんなに... 続きをみる
地球の中心は とても熱いところで 硬い石はもちろん ダイヤモンドをも溶けてしまうほど熱いという やはり 中心は熱すぎて いたたまれない 少し冷めた周辺がちょうどいい 人間が 地球の中心ではなく 地球の周辺である地表に棲むのには そんな理由がある あれもこれも溶けて混じり合って溶けてしまう中心では ... 続きをみる
地球は 人類が踏み歩く大地の中心にあるのだけれど いつだって 世界の中心という訳ではなく 太陽が中心にあって その周りを回る周辺でもある その太陽も 銀河系の中心ではなく 周辺だ それでも ついつい 地球や 太陽を中心に据えて思考をしてしまう 銀河系の中心からの影響が少ない現象については 太陽を中... 続きをみる
草木は 毎年春になると 地面から芽を出し 茎や葉を伸ばし 勢いよく成長する そして 秋の声を聴くころから その勢いがなくなってきて 冬を迎えるころには 枯れ果てる 台風は 毎年夏から秋にかけて 南の海上で生まれて 北上し やがて熱帯低気圧となり その低気圧も 勢力を弱めて消えてゆく 草木や台風がそ... 続きをみる
人間に 信じる力がないと 言語は消失せざるをえない 言葉そのものには 文字とその意味をつなぎとめる力はなく この連なりは 人間が文字とその意味の関係が存在していることを 信じることにより維持されているからだ 同様に 倫理も 道徳も 懐疑主義の藻屑となり消え失せる 信じる力のない人間は DNAを信頼... 続きをみる
ひとりでは叶えられない夢を 皆で叶えようとして チームができあがる そして 皆で チームに協力して 夢をかなえるべく努力を重ねる こんな 自力でも 絶対他力でもないところに 他力本願が存在するのだろう だからなのだろう チームの結束が強いほど 裏切りは許されなくなり チームへの忠誠を誓う場面も増え... 続きをみる
生命は 義務を履行し続ける主体だ 卵は 細胞分裂を繰り返しながら 決められた発生過程を遂行し 身体を形成してゆく そして 決められた栄養を摂取しながら成長し 生殖をおこない 義務を遂行できなくなると消えてゆく だから 生きる権利は 義務を遂行する権利でもある その義務は 自らに規定され 自らが課し... 続きをみる
暴力はなぜなくならないのだろう? 軍隊や警察にみるように 権力は暴力を備えている 身を守るために 暴力が必要であるように 権力を守るためにも暴力が必要だ 暴力は恐怖を与える この恐怖が 川の流れを誘導する護岸のように 人々を誘導し 秩序維持に役立つのだから 暴力が無くならないのは 秩序の維持のため... 続きをみる
義務が 秩序を維持しながら 帰納法を実践している 昨日と同じ義務が 今日も継承され あの人と同じ義務が この人にも適応され 同じ秩序が広がって 世界が構築されている 猫と共存しているネズミは 猫から隠れ逃げながら その命を紡いでいる 隠れることも 逃げることも義務の一種だ 義務を果たせなければ 帰... 続きをみる
雨の降っている様は 刻々と 物質から光を経て知覚へと変換されている このような現象の知覚への変換により 雨は今という時間を離れて存在できるようになる 記憶可能になるからだ このように 知覚への変換により 時間が経過している世界が 時間が経過しない世界へと変換され 時間の流れが遮断された世界ができあ... 続きをみる
言葉は帰納法の権化だ 言葉は しばしば繰り返される存在を 指し示す役割を負っている そして 帰納すべき場所として 認識の中心を形成している こうして 繰り返しが機能してゆく場所において 言葉は その存在の典型的な様相を暗示している その言葉の中心へと 昨日の雨も 今日の雨も 予想される明日の雨も ... 続きをみる
同じものが沢山あると 同じものをひとまとめにして 同じ名前を付けて その名前で呼ぶことになっている 河原の石ころも 路傍の石ころも みんな同じ「石ころ」だ しかし 河原と路傍は 同じではないから 同じ石ころでも 河原の石ころと 路傍の石ころは違っている 言葉の世界は 同じと違うをうまく組み合わせ動... 続きをみる
これはペンである あれもペンである その向こうにあるのもペンである 世界にはペンがたくさんある そのすべてがペンであり 「ペン」という文字は 世界に存在する全てのペンの 総称であり 象徴であり ペンの全たる神であり イデアである 文字としての「ペン」が 物質としてのペンを 統括し その中心として存... 続きをみる
多細胞生物の細胞も 培養液の中で生きてゆくことができる 多細胞生物の一つ一つの細胞も それぞれが自律した存在として それぞれの予定調和を実践しているからこそ 体外に放り出されても 条件さえ整っていれば生存できる この意味で それぞれの細胞も 全体主義の中心を形成している まがいなりにも 自らが生き... 続きをみる
自己中心主義は 全体主義の一種である 人間中心主義 宗教中心主義 国家中心主義 言語中心主義 地球中心主義 民族中心主義 細胞中心主義 様々な主体が それぞれを維持する為に それを構成する部分を制約することを正当化している 物理現象には中心はない それぞれの主体が それぞれの善チア主義を構成し 中... 続きをみる
環境を守るために 自粛しなければならないことがある この自粛を重ねてゆくと窮屈だから 制限ばかりの自粛から解放されて 自由になりたくなる 自律しようとする魂は このように自由を欲し 全体としての環境維持を危険にさらすことになる このように 自律した精神の躍動と 環境保全には両立しがたい面がある そ... 続きをみる
言葉が私を引き裂く 私自身が過去に発した言葉さえも 私を引き裂くことがある 私の中に分断があるのではなく 言葉の中に分断があり 分断されたどちらもが ひとつの私の中に存在するために 私は 言葉により引き裂かれてゆく それでも わたしは一つを維持している 私は言葉ではないからだ そんな私ではない言葉... 続きをみる
言葉の持続性は その言葉が持つ魅力による DNAの持続性も それが導く魅力による 現実を変え 自身の魅力をさらに高める言葉やDNAは 相互の円環的共役を充実させ より魅力的となり 持続性を高めてゆく 逆に 現実を好転させない言葉やDNAは 廃れてゆく 実践を伴わない言葉は 現実から遊離してゆくのだ... 続きをみる
持続可能性が 予定調和の中で模索されている こうすればこうなるだろう ああすればこうだ 予定された現象が 実際に起こるかどうかは さておき 持続可能性が 予定調和の中で模索されている 捕らぬ狸の皮算用が成立するには 狸をとり続けなければならない その苦労を請け負い 実践して はじめて 持続が成立し... 続きをみる
細胞周期がどこかでとどまってしまうと 細胞は死んでしまう 周期を廻し続けなければ 持続できないのだ このように 恒常的流転を繰り返している秩序において その円環を描く周期全体が機能していることが 持続の必要条件となっている このような周期全体のために 周期の断面として現象が駆動している場合 経時的... 続きをみる
蛇を見ると そこから逃げたくなる 「蛇は怖い」という文字や知識が頭によぎる前に そこから逃げたくなる 虎が威嚇の声をあげこちらを見ていても 同じように そこから逃げたくなる 知識として「虎は怖い」と知っている以前の問題で 感覚的に危険を察知する このように 教わることなく備わった反応により 人間も... 続きをみる
物体が動くのを見れるのだから 時間の動きも見れているのだろうか? 時間の速さが変わることを見れていないので 時間の動きは見れないのかもしれない 物体は 早く動いていたり 遅く動いていたりするけれど 時間は 見ている範囲で同じように過ぎている 私は 時間と一緒に動いているから 時間の... 続きをみる
狩りや恋 様々な行動により 生命は環境に適応し その生を循環させてる 単純に一言で 狩りだとか恋とか言っても 実際の過程を眺めると 実に様々な行程を経て行われており そのそれぞれの行程も 様々な適応戦略の上に成り立っている 適応戦略は 成功するために幾重にも練られた戦略であり それでも必ずしも成功... 続きをみる
実効再生産数という概念が コロナ禍の中で脚光を浴びた 一生のうちに 何人の女児を 一人の女性が生むかを数値化した 基本再生数という概念が人口学にあるが コロナ禍の中で脚光を浴びている実効再生数は この人口学の概念を感染学に応用したものだ 再生数が1を超えれば 人口は増加 感染は拡大する 逆に 1を... 続きをみる
意識には対象がある 対象としてのオブジェは あくまでもオブジェであり 意識の中に取り込まれたオブジェは 意識であり 元のオブジェではなくなる たとえば 視覚の対象としての花は 意識の中に花として認識されているが 花そのものではない その花の花びらをひとつふたつと抜き 花の形を変えると 視覚としての... 続きをみる
意識は 手や足を動かしている そして 空想も動かしている 空想も 手や足と同じように 意識が動かす大切な対象だ 手や足がうまく動かずに空回りするように オブジェとしての空想もしばしば空回りを繰り返す そして 手や足がうまく動いて 現実をうまく変えることができるように 空想もうまく働いて 現実をうま... 続きをみる
地球上の生命種の多くは 絶滅してきた 化石生物の代表である 三葉虫やアンモナイトは 今は生きていない 誕生と死を 何千万年 何億年と 繰り返してきた生命も その繰り返しができなくなると 消滅してしまう 存在するには 生存を繰り返さなければならない 夢も 追いているから 夢であり続けるように 命も ... 続きをみる
遡及しながら 秩序が動的に持続している ボードゲームでも テレビゲームでも トランプゲームでも カジノの各種ゲームでも 面白ければ ゲームが終わっても 「もう一度やろう」ということになる このような感情を引き起こすことにより ゲームは「終わり」から「始まり」へと遡及する それぞれのゲームの持つ面白... 続きをみる
環境に適応する形質が 自然選択される これは 過去の状態に遡及する技術が磨かれるほど 過去の状況が未来に存続する結果である 細胞周期は M期から G1期、S期、G2期を経て 再びM期に戻るのだが 再び それぞれの周期の断面に戻るために それぞれの時期に それぞれ決まった活動がなされている 来られ野... 続きをみる