ルアーなお金たち、言葉たち、命たち

砂上の楼閣を上手に維持する共役反応の数々に感謝です。ルアーは反応の連鎖の象徴です。

法律のブログ記事

法律(ムラゴンブログ全体)
  • 生命と反応:日常の精神というもの

    法律に飲み込まれ生きているから 法律に守られているのか あるいは 法律に守られたいから 法律に飲み込まれているのか 法律の外の無法地帯には 自由があり野蛮がある キリストにはキリストの法があり イスラムにはイスラムの法があり 日本には日本の法があり ヒンズーにはヒンズーの法がある 段々畑には法面が... 続きをみる

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  • 局在と遷移:言葉の重みの起源

    権威ある言葉は 正しいとされ実践される これに対して 権威のない言葉は無視される 言葉の重みはどこから来るだろう 背後にある権力や暴力 これらも答えの一つなのだろう しかし そればかりが答えであれば 知は 権力や暴力のしもべということになる 知は 権力や暴力に対抗できない ひ弱なだけの存在だろうか... 続きをみる

  • 循環と義務:法律、経済、言葉の循環

    法律は大切だ とはいえ 法律も 人情にほだされることもあり 力に屈することもある 経済も 人情にほだされてこそ輝きを放ち 力に屈しながら循環を続けている 人情も 力も 人間の欲の表れだ 人間の欲は 人間が生きるための義務の履行を促す手段である だからなのだろう 人間が生きる義務を 円滑に回すように... 続きをみる

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  • 内部と外部:権利と義務

    義務は秩序を造り 権利は秩序の継続を促す 権利が満たされてこそ 義務は承継され 秩序が維持されてこそ 権利が満たされる 権利と義務は 相補的な関係で 秩序の内部を循環している 契約による 権利義務の発生は 外部を内部化させる営みだ 約款契約は 契約よりも少し全体主義的手法による内部化だ 法律は さ... 続きをみる

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  • 再現競争:未来を再現する馬車馬

    契約は未来の状態を約束しあう そして その契約により その状態を導くようにと 様々な努力を重ね その結果として 契約で約束された状態を 現実なものとして再現できると 契約は成就することとなる 売買契約の売主は 予定された売買の日までに 売買の対象物を買主のために売買するものを 確保し保管することに... 続きをみる

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  • 自己機械化現象:存在する目的

    法律は 法律の威厳を維持する為に存在するのであり 必ずしも 人々の幸せの為に存在しているのではない ただ 法律の威厳を維持する為に 人々が法律の部品として動く必要があり この必要を満たすために 法律は 人々に利益をもたらしている 言葉も 言葉の威厳を維持する為に存在しているのであり 必ずしも 人々... 続きをみる

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  • 恒常的状態:正義というお薬

    正義はお薬のようなものだ 社会の状態が崩れそうになった時 それを直すためのお薬だ お薬だから 強すぎると副作用がある その副作用を直すために また別のお薬を処方して どんどんお薬の数が増えてゆき 社会を維持するための正義もどんどん増えてゆく お薬だから ニコチン中毒や 麻薬中毒のような依存症もある... 続きをみる

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  • 能動的反応:「タダ」の権利と「タダ」の自由

    基本的人権は 義務を履行することなく得ることができる いわば「タダ」でもらえる権利だ ただ 「タダ」で貰えるものなので 努力して得られる権利に比べたら 使い勝手が悪いところがある 権利に性能があるとするならば 「タダ」の権利は性能が悪いということだ たとえば 職業選択の自由はあるのだけれど 運転免... 続きをみる

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  • 煩悩が制定した憲法

    煩悩が108つあるらしい これらの煩悩を 一つ一つ取り出して並べて数えることは 面倒だし やろうとも思わないのだけれど それぞれの煩悩が 好き勝手に、ふいに現れて 意識の中を大騒ぎするから 私の中に 確かに煩悩がたくさん住みついていることは 経験上、よくわかっている 108つと言われれば、そうなの... 続きをみる

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  • 言葉のバブル

    言葉にはたくさんの意味がある 辞書を引けば ひとつの言葉に 沢山の意味が掲載されているし 同じ意味を顕す言葉も複数存在する だから それぞれの言葉の意味を 文脈の中で理解することになるし 意味をはき違えることにもなりかねない * 「法律は自由を保障している」 「法律は自由を規制している」 この二つ... 続きをみる

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  • 反応と未来

    化学反応であろうが 反射の様は反応でも 条件反射や思考を経た反応でも 反応には動きがあるから 時間の経過を伴う だから 定型的な反応が開始すると その反応の終結する未来が約束される 無論 反応が 途中で何かに邪魔されたり 支障があって止まってしまえば 約束された未来は訪れないが こういった不測の事... 続きをみる

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  • トリプルワールド65

    環境には 様々な世界が 混とんと混在している そんな環境を整備するために 様々な主義を主張し合うのが 人間の議論であり口論だ 自分が努力して環境を整備しても 他人がその努力して作り上げた環境をぶち壊したりするから 争いが絶えない 社会は マジョリティーが その既得権を維持する努力により保持されてる... 続きをみる

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  • 法律を口にするということ

    たいていの人は ルールが好きだ ルールにもいろいろあるけれど 他人を縛るルールが大好きだ だから ルールを覚え それを口にする 自分を縛るルールは 口にする必要はない ただ 声に出さずに 自問自答すればいい でも そんなルールはあまり好きではない やはり 口に出すルールが大好きだ 口にしなくても文... 続きをみる

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  • 法と権力

    悪いことをしてしまっても 捕まらないようにと守ってくれている人がいると 安心して 悪いことができてしまう その守ってくれている人を 裏切らず 忠誠を誓い 傅いていれば安泰だ このような 法の適応に不平等をもたらす権力が存在すると やがて 身勝手な考えが充満してゆくことになる そもそも人間が身勝手な... 続きをみる

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  • 法律の役割

    人種差別を背景に アメリカで暴動がおこった * 法律は 人を区別する権能を誰かに付与することで 人を区別する手段でもある 誰にこの権能を付与するかで 区別の結果が違ってくる * 上級国民が 被害者である場合と 加害者である場合がある 同じ罪状に属することを ある身分に属する人がする場合もあれば そ... 続きをみる

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  • 統合的仮説としての進化

    法律は 目的をもって制定される その目的を達成に導く法律は 良い法律であり 逆に 抜け道だらけで その目的を達成しえない法律は 良い法律とは言いがたい 法律は 結果を想定して それを達成するための手段である その手段のために 経験則が利用される 経験則から導かれる 様々な未来予想を統合して 目的に... 続きをみる

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  • 平等という足かせ

    医療にはお金がかかる そこで 経済格差があると 医療の恩恵を受けることができる人と 医療の恩恵を受けることができない人がでて 医療格差が生まれる 同じように 法的恩恵を受けるためにも 弁護士費用などお金がかかる だから 医療格差と同じように 経済格差があると 法的恩恵にも格差が生まれる 国民皆保険... 続きをみる

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  • 裁判と調停

    裁判と調停の違いは 技術点と芸術点の配分比重にあるのかと思いついた フィギアスケートなどの競技において 技術点と芸術点の総合点が争われる どちらの点に総合点の配分を多くするかで 勝敗が左右される場面もあるだろう 裁判は 技術点の配分が高く 調停は 芸術点の配分が高い手続きなのだろう 法律の規定です... 続きをみる

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  • 監視社会と形式主義を柔らかにする努力

    監視社会が進むと 犯罪は減少し マナーが向上するという 世間様に見られていると よそ行きの行動をとる それが良いのだろう しかし よそ行きの行動は 人様には都合はよいが 窮屈で 息苦しい たまには 羽目を外してみたくなる 旅の恥を掻き捨てしたくなる 高度な監視社会では それもままならぬことになるの... 続きをみる

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  • 枠の中に納まる

    本能が 自由の叫びをあげ それを 法律が鎮めている  気持ちはわかるのだけれど  守らなければならない掟がある 法律に縛られた魂は 次第に萎えてゆくだろうか それとも 怒りの炎を上げるだろうか 野生の暴れ馬も 飼いならされ 従順で懸命な馬となる 構造が主体を支配する 法律が心を支配する 法律の定め... 続きをみる

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  • 自由や自然が自治や管理を振りまわす

    身の回りは きちんと管理されていた方がいい 例えば 電気上水下水のライフラインは 無論のこと 災害に強い持続可能な環境を きちんと管理してもらいたい でも管理は大変だ 時として 自然は荒々しく 管理の壁を越えてやってくる 管理者の能力には 限界がある 管理の壁がキレてしまうと 災害が発生する * ... 続きをみる

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  • 自然発生する「自由と服従」への制限としての法律

    法律は 顔も知らぬ 言葉も交わしたこともない人々との契約だ 法律の向こうには 気心の知れた人々ばかりではない 顔を見たくない人や 同じ空気を吸いたくない人も 法律の向こうで待っている 人間関係が破綻した 不仲の間にも 法律関係が存在するということだ だからこそ 存在する意味がある だからこそ 法律... 続きをみる

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  • 布団の中の悲喜こもごも

    男らしさや 女らしさがある 生まれ持った違いがあるのだから 当然だ この違いが 言葉として定義され イデアとして祭られて それにそぐわないと 男ではない あるいは 女ではない と 揶揄されるようになる 自然にあるものと 言葉がそうさせるものにより 人間の男女差が大きくなり 固定化される 柔軟性のな... 続きをみる

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  • 「あした神があった」を論考してみる

    「あした神があった」 この文章には違和感がある 「あした神がある」 「きのう神があった」 これらの文章が 「あした神があった」を いじめて排除しようとするからなのだろう この違和感があるから 私も 「あした神があった」をいじめて排除する 「あした神があった」がなくなるまで わたしたちは 「あした神... 続きをみる

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  • 法的に整備された不平等

    法律は 「公正な不平等」を目指している 運の善し悪し 強者と弱者 様々な自然発生する不平等を 人為的に整頓する試みだ 信号機が赤だと我慢して止まる その一方で 青信号で揚々と通過する車がある このような不平等により 事故を防止しているのだから この法律に創生された不平等は じつに公正で便利だ この... 続きをみる

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  • 法律と鉄拳の差異

    人が人を裁く これは 「人が人を殴る」と 同じ文法だ 「正義の鉄拳」という言葉と 「悪の鉄拳」という言葉あるように 「裁く」と「殴る」が使い分けれる この「裁く」がよいものであるとの共通認識のものとで 法律文化が花開く ーーーーー メモ 裁く側と裁かれる側 裁かれる場合と裁かれない場合 裁かれる場... 続きをみる

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  • 遺伝子や約款の自然淘汰

    自治権があると信じていたところを 他人が介入してくると 治めている方は面白くない 逆に その介入により 権威から解放される側にしてみれば ときとばあいによれば してやったりということになる 国家権力は 家庭内自治を尊重し 不介入を原則としてきたが 老人や児童の虐待等の問題を解決するために 限定的に... 続きをみる

  • 社会化としての自己擬制

    白い蛇を神の使いと見做す このような擬制により 象徴が維持される 言葉も象徴であるという この色を「白」と見做すという擬制を 皆で共有することで「白」が意味を持ち 便利に使用できるようになっている 私は私であるけれど 世間様から見れば 様々に見做されている 「男」であったり 「自営業者」であったり... 続きをみる

  • 善悪の起源 適当な適切 種の起源

    善が何であり 悪が何であるか? 善悪は アプリオリなものではなく アポステリオリなものだ しかし アポステリオリなものだとしてしまうと 説得力に欠けてしまう たとえば 紛争があって それを解決しようと善悪を持ち出しても   「そんなこと誰が決めた。    そんなの関係ない」 こういわれては元も子も... 続きをみる

  • 友愛のテーブルの下の隠れ家

    夢は 実践できていない構想だ キング牧師には夢があった かつて奴隷と呼ばれた人々の子孫と かつて奴隷の所有者であった人々の子孫が 友愛のテーブルで食事をするという夢だ マルクスにも夢があったと言えるのだろうか? かつて労働者と呼ばれた人々の子孫と かつて資本家と呼ばれた人々の子孫が 友愛のテーブル... 続きをみる

  • 情報的予定調和の隙間としての自由

    情報的現象と 非情報的現象と区別しておく 情報の下流に秩序的現象が情報的現象で 情報とは無関係に生じる地球の自転などの現象が非情報的現象だ 生命活動は情報的現象であり 周囲に存在する 非情報的現象に適応的であり また 情報的現象にも適応的である 非情報的現象への適応としては 四季や気温などの気候へ... 続きをみる

  • 鬼は両義性が欠如しているものである

    動物実験と 動物愛護の間には 大きな溝がある この溝の根底にある問題は 動物摂食と 動物愛護の間にも存在する ある目的の達成のためには 犠牲は仕方がない この考えは 戦争と兵隊の問題にも通じている 目的と犠牲 勝ち負け 白黒をはっきりと付けられない問題だ カビの生えたような 古い議論を 繰り返し続... 続きをみる

  • 予測可能性を高める努力としての制限

    太陽の周りをまわる地球の軌道が 今の軌道であることは奇跡的な確率だろう しかし 地球が去年と同じ軌道で 太陽の周りをまわっていることは 必然だ * 一年後の天気を予想することと 明日の天気を予想することは 大きな違いがある ましてや 一年後の天気を予想することと 一時間後の天気を予想することは た... 続きをみる

  • 秩序の外側にある外部と内側にある外部

    仮に地上温度の平均気温が 50℃を超えるようになったとしよう そこでは 人類は生き延びられないだろう 仮に 冷房でなんとか身体的に維持できても 食物が確保が難しいだろう 秩序が維持されていくためには 秩序の外部が維持されなければならない 社会の中にあって 個人という秩序の外部に他者がある 他者とい... 続きをみる

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  • 思うに任せない存在たち

    世間様は 思うに任せない存在だ 私の隣に住む人は 世間様の一部であり 私には選べない 法律も 世間様の味方であるらしく 私の応援ばかりをしてくれない いくら私が善良で 善行を積んでいても 法律は四角四面が原則だ ただ 拾う神があるから ありがたい 蓼食う虫に 救われることがあるのも 世間様だ 私が... 続きをみる

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  • 全体の部分としての独立

    法律は 社会全体を維持する存在である よって 個々人を守るためにのみ存在しない 個人の満足のために 存在するのではなく 社会の満足のために 法律は存在する しかるに 法律による規制が強化されると 全体主義に傾斜し 法律による規制が弱まると 自由主義に傾斜する どのようなことについて どの程度の強さ... 続きをみる

  • 観察による態度変更という相互作用による秩序形成

    人を愛するということと 人を利用するということに 違いがある 法律を愛するということと 法律を利用するということにも 違いがある 法律は人ではない それでも 人に対するように 愛することも 利用することもできよう 愛するのも 利用するのも その述語の主語の態度だ そして 人と法律は その対象だ 対... 続きをみる

  • 世間様の共有

    世間様 この得体のしれない 場当たり的な神様が 支配している世界がある 世間様は 憲法に規定されていない 超法規的存在であり 基本的人権を 考慮しているのか していないのか これすら わかりかねることろがある 犯罪被害者が 犯罪加害者を罰することはできない しかし 世間様が私的自治の範囲内で 犯罪... 続きをみる

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  • 社会の意志はどのように存在するのか?

    信号機が赤になり やむなく車を止める 本音を言えば 赤信号でもなんでも その交差点を走り抜けたい しかし 信号無視して事故になり 車も壊れ、そこに留まる羽目になるのはもっと嫌だ このような冷静な思考を みんなが共有しているので めったに事故が起こらずに スムーズな車両交通が実現している 遊園地で ... 続きをみる

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  • 現実と情報の交流

    後悔することがある ともすると 自己嫌悪に陥る 過去の自分と現在の自分の争いだ どちらの言い分も聞いている自分がいる ああすればよかった こうすればよかった こんなそんな 様々な自分も自分の中に現れ消える 私の中のたくさんの私(たち) それぞれが 同じ顔をして 同じ声をして そっくりだ でも やる... 続きをみる

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