無限ループ:他のループへの依存を希求する生命
地球がなくなっても 太陽は今のまま自転し続けてゆくのだろう ところが 太陽がなくなれば 地球は どこかへと放り出され 今まで通りの公転軌道を描けない 太陽が描くループの地球への依存度に比べ 地球が描くループの太陽への依存度は 著しく大きなものである 無限ループの他の無限ループへの依存度は 大きかっ... 続きをみる
砂上の楼閣を上手に維持する共役反応の数々に感謝です。ルアーは反応の連鎖の象徴です。
地球がなくなっても 太陽は今のまま自転し続けてゆくのだろう ところが 太陽がなくなれば 地球は どこかへと放り出され 今まで通りの公転軌道を描けない 太陽が描くループの地球への依存度に比べ 地球が描くループの太陽への依存度は 著しく大きなものである 無限ループの他の無限ループへの依存度は 大きかっ... 続きをみる
他人を思い通りに動かすには それなりの努力が必要であり エネルギーを消費することになる 優しい言葉や 思いやりのある行いで 機嫌を取るのも 厳しい言葉や 攻撃的な姿勢で 威圧するのも それなりのエネルギーが必要である こうしたエネルギー消費に見合う見返りを求めて 他人を思い通りに動かす行動が 日々... 続きをみる
同じ景色を見て 同じ反応を示す この同じ反応を共有存在に 同じ何かを感じることが出来る この同じ何かを共有することで 仲間が醸造されてゆく 反応は 身振りのような動きであったり 声のような音であったりする 動物が獲得した自由な反応を 特定な制約の中に置くことで 仲間が生まれる 「同じようにふるまい... 続きをみる
具象と連なりのない抽象は 自由である たとえば 現実世界では起こらないようなことが 夢の中では平気で起こったりする 夢は 抽象的自由の中で ぼんやりと残る具象の周りを 周遊している こうした抽象が 現実世界にはない理想を構築する こうして構築された理想は 新たな秩序を模索しようとして 統制を求めて... 続きをみる
生命現象は それが起こる前の準備段階が整っていてこそ 予定通りに進行する カルビン回路が首尾よく回るためには 酵素群がそろっていなければならない スタートした時には 既にその結果が決まっているというほどに準備が大切なのである 生き延びることは 生き延びるための準備をし続けることなのである ドミノ倒... 続きをみる
自由は それを許さない努力により 制限されている 規則に従わせる努力 規則に従おうとする努力 様々な努力が 自由を排除し 秩序をもたらしている こうして維持されている一定の秩序に対して 抽象的な言語として それぞれの秩序が表現されている たとえば 校風とか 社風とか 作風とか こうした風に乗り 自... 続きをみる
夜眠ると 現実離れした夢を見る 現実離れしているものの 登場人物や景色は 現実を模造したものである 現実の一面を模造しながら 夢は現実離れした世界が構築されているのである この模造したところに 理性の複製能力が生かされている そして 現実から模造しないところで 理性の複製能力が殺されているのである... 続きをみる
谷川の水は 崖や岩に誘導されながら流れ コンクリートの護岸で囲まれた川の水は 流れる場所を規制され 誘導されながら流れている どちらの水も 同じ低い方へ流れるという性質に従い 流れているけれど 谷川の水は自由に流れているように感じ コンクリート護岸の川の水は 義務に従い流れているように感じる 人が... 続きをみる
同じ悪さをしても 笑って許してもらえる人と 徹底的にいじめられる人がいる 善悪の相対性は 子供のころから経験してきていることである 大体において 笑ってもらえる人が良いことをすると とても大きく取り上げられるが 徹底的にいじめられる人が良いことをしても 無視され何事もなかったように時が過ぎてゆく ... 続きをみる
感覚や 感情は 私に備わったものであり 私が創作したものではない 感覚や 感情は 私に前置されたものであり 前提なのである こうした前提の下で 私は私の未来を思い描く この思い描くという行為も また 前置されていたものなのだろうが それはさておき 私の思い描く未来は 自由に現実を離れ 夢の世界を遊... 続きをみる
感覚を失った思考は 何処へ行くのだろう 色も形も音もない暗黒の世界で 思考は何を見出すだろう 何もわからないままに 外からの何かに揺り動かされ破壊されるのかもしれない しかし そうされていることすら 何も感じずに ただ暗黒の世界を漂い続ける 暗黒のまま変わらないのである そこには時間が在るのだろう... 続きをみる
赤インクを一滴水に落とすと 赤い色素が水の中を拡散してゆく この現象を観察するには 新しい水に新しい赤インクを落としても 観察できるし 一度観察した水を蒸留して採取した水に 一度観察した赤い色素を分離収集したインクを落としても 観察できる 赤い色素が水の中を拡散してゆく現象を再現するのに 様々なプ... 続きをみる
可動域が狭くなれば その分だけ自由な動きが損なわれる 自由は 可動域がもたらしてくれる恩恵なのである アキレスと亀という思考実験がある 足の速いアキレスが亀に追いつけないのである アキレスが亀を後ろから追いかけると やがて亀との距離が半分になる そしてその後さらに追いかけて その距離を半分になる ... 続きをみる
社会の中で 不自由を感じるとき 言葉を忘れると 自由が広がる自然に戻れるのかもしれない ただそれは 危険を伴う野性の自由でもある 言葉のわからない異国の地に放り出された時に感じるであろう不安は この野生の自由への畏れに違いない 人から人への言葉の循環の中で 維持されている秩序がある この秩序の構造... 続きをみる
制約の中で調和が成立し わたしと環境の間で 相互補完性が確立する 同じように 環境とあなたの間でも 相互補完性が確立する この場合において わたしとあなたの間でも 相互補完性があればよいのであるが 矛盾があると わたしとあなたはそれぞれに制約から離れ 自由なふるまいをすることになる この自由の中で... 続きをみる
いつも見聞きしているものが 基準となる 慣習の力である この力が宿った思考の中で 見聞きするものに違和感を感じることがある たとえば いつも見ている静かな山から 噴煙が上がったら 何とも落ち着かない心持になるだろう いつも通りを予定している そして その予定を 私だけでなく 私の周囲にも望む こう... 続きをみる
言葉が裏切らないものだとして 私に向かう言葉は 私の自由を奪い 私が心から発する言葉は 私に力を与える ところが 多くの場合 現実には 私に向かう言葉を 私は聞き流し 私から発する言葉は 空回りしてゆく オオカミは 狙ったウサギを 全て捕らえられるわけもなく 全く捕らえられないわけもない そんな拮... 続きをみる
予定を計画することが嫌いであった 夏休みの初めに 宿題を毎日少しづつやる様に計画するように 命令された 自分で計画したという体裁を整えさせられ 計画通りにやらないと 「自分で計画したのに なぜやらないんだ」と叱られるのが 毎年の恒例であった 計画通りに実践することは 容易なことではない 無理やり... 続きをみる
水が大気の中を循環しなければ 雲も湧かない 水の循環の一部として雲は存在するのである 私の身体にも 水は循環している 炭素も 酸素も 水素も 私の身体の中に在る有機物として循環している これらは やがて 吐息や汗や糞尿として 私の体外に排泄され 大気中を循環するだろう 雲になるものもあるだろう 雲... 続きをみる
植物の葉緑体は 光のエネルギーを補足して 水を酸素と水素に分解する 水は 別段 分解されたくもなかったろうに 運悪く 植物に吸収され 葉緑体まで運搬され 無理やり 分解されてしまうのである 葉緑体に運ばれた水に 自由はないのである 葉緑体に光が働き 光合成の機械仕掛けが動き出すと 酸素と水素に分解... 続きをみる
生命は 永遠への存続を 創り続けているシステムである このシステムの原理は 自己複製である 同じものを創り続けることによる 永遠への存続を実践し続けているのである 言葉も 同じを創り続けている あの人も この人も 同じものを見て 同じ言葉を想像したり 同じ言葉を発声し聞き取りながら 同じ言葉を伝承... 続きをみる
意識は 状況状況で変化してゆきながら 最適を求めている 意識は 同一性を保つことよりも 状況に応じた変化が求められているのである そんな意識が行う理性的活動も 当然に変化を求めているところがある そんな理性が 不同なる普遍性を求めて探索を勧めるので 苦労が絶えない そして苦労の末に 不同を求める理... 続きをみる
理想としての あるべき姿というものが在る それは 存在しないから理想と呼ばれ 存在していないはずであるが 理想としては存在している つまり 存在していないものが存在しているのである 現実と理想は 存在している次元が違うので こんなおかしな言葉が生まれてしまう 現実の出来事と 寝ている間の夢の中の出... 続きをみる
タンポポの種という現実態には 発芽する可能態が備わり 寝や茎や葉を伸ばす可能態も潜在し 花を咲かせ 綿毛の種を作る可能態をも持ち合わせている これらの可能態の推移には 道筋が付けれており いきなり種が綿毛を作ることはない この道筋の道しるべが目的であり それぞれの可能態が現実態になった時 次の可能... 続きをみる
目的と自由は 相容れないところがあるから 自由を目的とすると 宙に浮くところが現れる この浮力が生命力なのだろう * 花が咲いている この花は来年も咲く術を知っている そのために大きな自由を捨て その術に身を投じ 予定された道筋を突き進む * オタマジャクシという現実態には カエルという可能態が潜... 続きをみる
目があるから 何かを見なければならず 口があるから 何かを食べなければならない 身体についているものは 総じて使わなければならない そのように運命づけられているらしい 目があっても 何も見ない自由もある 口があっても 何も食べない自由もある しかし その自由に逆らい 何かを見つめ 何かを食らうよう... 続きをみる
感謝や 恨みの記憶が 行動に変化をもたらしている 感謝をしている人に対して優しくなり 恨みを抱いている人に対して厳しくなる 好きな人にやさしくなり 嫌いな人に厳しくなるのも 同じく 記憶による行動操作である このような記憶による行動操作において うわさやプロパガンダにより 特定の民族に対して 憎悪... 続きをみる
クラッシック音楽と ジャズの演奏の大きな違いに 自由がある 異論や例外はあるのだろうが 印象として クラッシック音楽の自由は 作曲者や指揮者に在り 演奏家にはない これに対して ジャズの演奏では 演奏者に自由がある 概して言うと クラッシック音楽では 規律が賛美され ジャズ演奏では 自由が賛美され... 続きをみる
原子爆弾の製造マニュアルは 紙もしくはデジタル化された情報なので 実際に爆発することはない 爆発しないから無害かというと そうでもない 実際に製造しようとする者の手に渡ると 原子爆弾として生まれ変わるからである マニュアルは 各種材料から爆弾へと 規則正しく変換させる能力を有している この規則正し... 続きをみる
言葉が人を動かすと 人が言葉を使いだす そうして 人が言葉を使うほどに 人が益々言葉に忠実になってゆく この言葉と人の円環の中で 言葉と言葉は連なり 人と人が連なってゆく 体の中にも たくさんの言葉が蠢いて 心臓と肝臓がおしゃべりしているのだろう だから 心臓と肝臓は連なっている 心臓は 拍動する... 続きをみる
また無駄なことをしている あんなことや そんなことをしながら 時間を無駄にしている でも 楽しいのだから仕方がない あなたや 世の中のためにはならないかもしれないけれど しっかり 私のためになっている お金にはならない無駄なこと 時間ばかりではなく お金も使ってしまう無駄なこと そんな無駄なことを... 続きをみる
反応が進むには 様々な条件がそろわなければならない 温度や湿度 pHや気圧や浸透圧 反応に必要な材料や 反応を触媒する仕組みも必要になる こうした様々な条件を整えられた場合にのみ 適切に反応が進むということになると 自然に任せていたのでは 到底適切に進むことが困難である そこで 反応が首尾よく進む... 続きをみる
目的のない世界には 飛び切りの自由があり 目的のある世界では その目的において 自由は制限される 目的のある世界は エントロピーが低く 目的のない世界は エントロピーが高いということになる 自然状態では エントロピーは高くなるということなので 目的がない方が自然状態に近いということなのだろう だか... 続きをみる
必然が 周辺に誘導されながらやってくる * 赤色は「赤」と表現されることは 必然的なことで 赤色を「黒」と表現してはならない この必然性により 色の表現の正当性を付与しているのだが この必然性は 良心や友人の教えにより 幼少期に獲得した必然性であり正当性である * 両手を 手のひらを見ながら眺める... 続きをみる
「気温は40度以下であるべきである」 「べきである」には そうはならない現実が隠されている だから 「べきである」を維持するために 工夫がなされる たとえば 外気温はどうにもならないが 部屋の中の温度はクーラーで下げることが出来る 小さな部屋であるほど 気温の制御は容易になる 家よりも部屋 小さな... 続きをみる
袋小路を駆け抜けている 生きるという袋小路 袋小路を抜け出そうとしても 痛いとか 苦しいとか お腹がすいたとか 様々な苦痛を感じては それを避けようと 袋小路の中に舞い戻る 痛いとか 苦しいとか お腹がすくとか そんな苦痛がなければ 私は この袋小路を抜け出して もっと自由になれるのだろうが その... 続きをみる
風呂の中で人差し指を 水面に向け それを一定方向にぐるぐる回すと 渦ができる 渦は 水の動きであり 物質的には水であるが ぐるぐる一定方向に回る動きのある水の極地は 渦と呼ばれる 他の部分の水と 同じ水であり しかも 他の水の部分の水が 渦になり 渦の水が他の部分の水になるといったふうに 水は 渦... 続きをみる
半透膜を挟んだ水溶液の間には ショ糖濃度の差が浸透圧の差となり 水溶液の高さに差が生まれる この様に 半透膜の性質(水は通すがショ糖は通さない)が 不均一な平衡状態を作り出すことが出来る 同時的な平衡状態が 半透膜により維持される 炭素と水素や酸素の結合も 有機化合物と水や二酸化炭素を別物に仕立て... 続きをみる
鳥のように飛びたいと思うが それは無理なことだと知っている 人間は人間の制約の中にいる 私は 私が属する社会の中で制御されている これは制約ではなく制御である この制御により 私は制約された私よりも小さくなっている 車で走る時は左側を通行する 右側で通行することもできるが あえて左側で通行するよう... 続きをみる
生命は いくつものレパートリーを持って生まれてくる そして そのレパートリーの中から 何かを選択しながら生きている 細胞性粘菌は 菌として生きているが 生活環境が悪化すると 菌が集まり寄り添い ナメクジ体と呼ばれる塊りになって 移動を始める この塊が移動をやめ 胞子体を形成し よろしくない生活環境... 続きをみる
水が流れる道程は 右岸と左岸に囲まれている どちらかの岸が崩れると 道程も 崩れる前とは異なるものとなる ダーウィニズムにも 右岸に優性思想があり 左岸に相補思想がある 優性思想は 弱肉強食の考え方で 強いものが生き残ることにより 未来の人間はより強くなるという考えだ これに対して 人間は他の動物... 続きをみる
無関心は自由を醸し出し 連帯は力を醸し出す 力への意志は 無関心を駆逐し 自由を飲み込みながら成長する 連帯は 全体としての自由を謳歌するために 部分を制限し その力を鼓舞しながら成長する この連帯の中で 部分と部分の自由は制限され 部分の自由と別の部分の自由がぶつかり合うことは減少するが 連帯全... 続きをみる
内臓が内政なら 筋肉や神経は外交だ 本能が内政なら 理性は外交だ 外面ばかり良くしていて 内臓が満たされないのは困りものだが 内臓ばかりを満たして 外面が悪いのも困りものだ 同じように 本能ばかり満たしていても 理性ばかりを満たしていても 片手落ちだ だから 内政は外交に泣かされ 外交は内政に泣か... 続きをみる
往々にして 自由は対立を生むので争いの元になる この対立を避けるための統制は 不満の元になる やがて、この不満は自由を求めるから 結局、統制も争いの元になる 争いを避けようと 自由を与えても 統制を敷いて平等を標榜しても 争いへの道は閉ざされることはない だから 人間は考え続ける葦になり 右へふら... 続きをみる
身体には とてもやんちゃなところがあって 「そんなことしちゃだめだ」と思っていても 意識の言うことなど聞かずに 勝手に そんなことや あんなことをしてしまったりしている もっと背が高くなればいいと思っても その通りにはならないし 体重は減ればいいと思っても なかなか思い通りにはならない お腹が減ら... 続きをみる
自由は 大きく二つに分けられる 破壊の自由と 創造の自由だ 前例踏襲を止める自由と 前例を新たに創造する自由ということもできる 自由というのは 実現するとなると大変で たとえば タバコやお酒を止めるという自由は なかなか実現できない タバコやお酒ではなくても 踏襲されている前例というものには それ... 続きをみる
基本的人権は 義務を履行することなく得ることができる いわば「タダ」でもらえる権利だ ただ 「タダ」で貰えるものなので 努力して得られる権利に比べたら 使い勝手が悪いところがある 権利に性能があるとするならば 「タダ」の権利は性能が悪いということだ たとえば 職業選択の自由はあるのだけれど 運転免... 続きをみる
「あれをしなければ これをしなければ」などと フロメンド思考が続いている間 思考は未来に囚われている 未来のために 今努力する そして 今は 未来への努力のために費やされ続ける あまりに人間的だ 未来のために 今の自由は捨てられなければならない しかし 自由を捨てきれず うだうだと時間を浪費しな... 続きをみる
平たい葉は ひらひらと落ちてゆき 丸いリンゴは ストンと落ちてゆく 形と動きに関連がある ゴルフボールは 卓球のボールより 風に負けないように飛んでゆく 重さと動きにも関連がある 同じボールでも 水の中と 空気の中では 動き方が違ってくる 動くものの性質ばかりではなく その周りの環境も動きに関連が... 続きをみる
「今日は雨だね」 というところの「雨」は よく遭遇する現象なので きちんと名前を付けてもらっている この「雨」が 仮に ごくたまにしか起こらない現象だとしたら 「雨」と簡単に表現せず 「空から水が落ちてきた。そんなこともあるんだ」 なんて表現になるかもしれない よく遭遇する現象に名前を授ける 反作... 続きをみる
環境整備は 不都合な存在を 排除することにより 実践される たとえば オオカミやクマといった危険な動物を 人里に寄せ付けない工夫をしたり 駆除したりすることで 環境が整備されてゆく 時の噛みつく野良犬や 臭い糞尿をまき散らす野良猫も いなくなれば 暮らしやすい環境が整備される ルールを守らず 犯罪... 続きをみる
「ちちんぷいぷい いたいのいたいのとんでけー」 まじないがある 呪術は 外部環境への刺激だ このようなおまじないに対して 環境がどのような反応を返してくるか? それが おまじないの優劣を決めることになる いい反応が返ってくれば そのおまじないをまた行うことになり 環境と主体の間に 反応の循環が成... 続きをみる
代替性がある辺縁の循環は途絶えても 主要部分の循環は保存される よくある例えではトカゲのしっぽきりだ トカゲは 捕食者にシッポを捕らえられても そのシッポを切り捨て逃げおおす 人間の肝臓も 半分摘出しても また元の大きさに戻る 皮膚の表皮細胞は 常に新しいものに代替され続け 使い古された細胞は 垢... 続きをみる
「世界」という言葉と 「地球」という言葉にニュアンスの違いがある 「家(ホーム)」という言葉と 「家屋(ハウス)」にも似たような違いがある 前者では 家族という表現にみられる 人の営みを加味したニュアンスもあるが 後者でも それを排した感がある だからだろう 「全世界」という言葉があっても 「全地... 続きをみる
大腸菌は細胞分裂しすると 2つの大腸菌になる 大腸菌が細胞分裂して 2つのイ-スト菌になることは無い この制約された不自由が 生命の神秘の源泉だ 同じ存在にしかなれないのであり 違う存在にはなれない仕組みが存在している 違ってしまうのは 仕組みに不具合もしくは 仕組みの能力不足だ 前例を踏襲し続け... 続きをみる
自由を 他者に押し付けることができない 自由の保障を 他者に押し付けることもできない でも それを叶えたい * 「自由」は「無」に似たようなところがある 「無」を表現しようとすると 「有」が生じてきてしまう そんな風に 自由だからと何かをしようとすると 不自由になってしまうというところがある だか... 続きをみる
地球の質量は不変であるようだ その質量の中で 生命の占める割合は ごくごく一部だ とすると 生命活動の一部に死が存在するのではなく 死の一部に生命が浮かんでいると考えた方が しごく合理的だ 死んでいる物質がほとんどを占めている中で 生命の宿っている物質として存在していると認識されるためには 規律正... 続きをみる
どうやら私には 猫になる自由がないようだ 子供のころ みにくいアヒルの子の童話を読み 密かに 「ぼくは、ねこのこだ」と勝手に思うことにした 猫女とか 化け猫とか 病気の猫とか 憎たらしい野良猫ではなく 上品で かわいらしい 上流家庭の飼い猫になれる そんなことを夢想していた * 自由に使える時間 ... 続きをみる
別れには悲しみが伴う 別れ難きを別れるから悲しいのであり 逃走の場合には別れとは言わない 別れ話がこじれるのは どちらかが別れたくて どちらかが別れたくないからだ この別れたくないという思いが 別れを悲しくしている 別れたくないという思いは 愛なのだろう 愛がなければ 別れもつらくない 愛していな... 続きをみる
人は 与えることができるし 受け取ることもできる ただ 与えることは自分の努力でいいけれど 受け取ることは他人の努力も必要だ 与えてもらうことや 受け取ってもらうことは 他人の努力を強いることだ 自分の自由になることは 与えることであり 与えてもらうことや 受け取ってもらうことは 自分だけの自由で... 続きをみる
自由と野蛮の違いは どこにあるのか? ひとつには 管理の有無をあげられよう しかし 管理された自由も 管理されていない結果としての自由も 管理された野蛮も 管理されていない結果としての野蛮もある 人がやれば不倫 自分がやればロマンス そんな言葉がある 自由と野蛮も ロマンスと不倫のように 同じこと... 続きをみる
身の回りは きちんと管理されていた方がいい 例えば 電気上水下水のライフラインは 無論のこと 災害に強い持続可能な環境を きちんと管理してもらいたい でも管理は大変だ 時として 自然は荒々しく 管理の壁を越えてやってくる 管理者の能力には 限界がある 管理の壁がキレてしまうと 災害が発生する * ... 続きをみる
多様性を認めましょう この掛け声は 他人を肯定するための多様性であり 他人を否定するための多様性ではないのだろう 肯定すべき多様性と 否定すべき多様性を考えてみる 暴力を ついつい使ってしまう人がいる これを性格としてとらえると 暴力的傾向性も肯定すべき多様性の一部になるのだろうが 暴力を他人を否... 続きをみる
ホルムズ海峡を たくさんの荷物を積んだ船が行き来する 地球には偏在がある 偏在しているものを 必要としている場所へと運ぶために ホルムズ海峡を 沢山の船が行き来する 地球に偏在しているものは 資源や技術ばかりではない 貧富も偏在している 偏在しているものを もっともっと偏在させるようにと ホルムズ... 続きをみる
過去は存在しない 未来も存在しない 今はそういう状態だ 今ある過去の遺物は 過去そのものの姿ではない 記憶も 記録も 今であり 過去そのものではない 過去を思う今は 確かに今ある そして その思う事は それぞれの個人の裁量に任されている 他人は影響を与えることができるだけだ 記録を含めた過去の遺物... 続きをみる
自由であるためには 放置してもらう必要がある 放置してもらうためには 依存しないようにしなければならない 独立性を確保したうえで 自由を満喫しなければ 身勝手な寄生虫になってしまう 独立した悠々自適な自由人 身勝手な寄生虫ほどではないにしろ 周りからすれば 迷惑な存在にもなるのだろう 独立していれ... 続きをみる
公益のためのに 様々な秩序が設けられている 信号機は 交通事故を防止するように 規則的な信号を送っている 福祉政策は 助けが必要な人を 援助している 自由と引き換えに 安全と安心を提供する秩序が 社会の魅力を形成している 友好も 自由を少し捨てることから始まる だからだろう やがて 少しの自由を求... 続きをみる
偏見という存在は 個人的なこともあり 社会的なこともある 個人に宿る偏見が 個人的偏見で 社会に宿る偏見が 社会的偏見だ 個人的偏見は 蓼食う虫も好き好き というところだ 社会的偏見は 民族主義や国家主義 県民意識 小さな社会でのいじめも この社会的偏見に属するのものだ 社会的偏見は 個人を超えて... 続きをみる
善悪は とどのつまり 権力者の手の中にあるという なぜか? 善悪が 秩序を維持するための観念であり 秩序の管理者が権力者であるならば そうなるのは当然だ ソフィストの考えだ ソクラテスは 今、目の前にあり 実際に首尾よく運用されているものにも 疑問を呈していたのだろう 「本当にそれでいいのか?」 ... 続きをみる
モンキクロカスミカメです。 成虫になりました。 蒼白い装いから 黒い装いに変えてみました。 歩き方も ちょっと気取ってみたいと思います。 ーーーー メモ 彼らは何回も生まれ変わる。 その度に 装いを変え、 違う行動を披露してくれる。 ちょっと いい服を着て いい靴を履いて それから いい言葉で... 続きをみる
雑草の自由には 壮絶な競争が付きまとう そこに 生えようとした幾多の種子の中で 今、そこに生えているという強者の証として 雑草の自由がある だから 人の手により守られ 趨勢を誇っている小麦や稲は 人の手が離れると たちどころに 雑草の自由に踏みにじられることになる 保護されているという安心は 自由... 続きをみる
統合を好み 自由を好む だから この対峙する観念のせめぎ合いが 生れてくる 統合を好むと 調和性の高い関係性となり 自由を好むと 調和性の低い関係性となる 調和は 規制により成立する 自由は 規制を排除して生まれる 自然は自由だ 恵みも 危害も 規制されずにあらわれる 友好関係にない秩序は 規制が... 続きをみる
思考する自由があり 妄想があるように 表現の自由があり 失言がある 秩序ある存在は 制限の中にある その制限を打ち破る力が自由であり 秩序崩壊の力にもなる この力がないと 新しい秩序は生まれない よりより秩序のために 秩序の制限が打ち破られる 自由が単なる破壊者ではなく このような機能があるから ... 続きをみる
見たいものを見て 聞きたいものを聞く そんな時もあれば 見たくないものを見て 聞きたくもないものを聞く そんな時間もある やりたいことを やる時間もあれば やりたくないことを やらなければならないこともある 見たいもの 聞きたいもの やりたいこと 見たくないもの 聞きたくないもの やりたくないこと... 続きをみる
人工衛星からならば 地上よりはるかかなたの宇宙をみれるらしい 人工衛星は宇宙空間から そんなロマンチックな情報のほか 様々な現実的な情報を地上に届けてくれている GPS情報もその一つだ 船や飛行機や車はもちろん いまやスマホを通じて 歩行者の運航にも欠かせない情報となっている このGPSを用いた測... 続きをみる
無礼講という自由が例示するように 自由には危険が付きまとう 前例の踏襲を重ねた かび臭いマニュアルは 踏襲を重ねて改変を経るほどに 自由度が減退し安心感が増してくる 私は今 昔を繰り返すことで存在し 呼吸をしている 自然な流れの中で自由を捨て あるべきように 人間を演じている そして その枠の中で... 続きをみる
記憶に残る経験と 記憶に残らない経験がある 記憶に残らない経験は 未来に向かって参考にならないもの どちらかというと不都合なものが大半だ だから 往々にして その記憶に残っていない過去が暴かれると 厄介なことになる 遺伝子も 極めてまれに 不都合な先祖返りを表出する 皮膚が樹木や鱗のようになったり... 続きをみる
強い正義と強い正義がぶつかると 激しく戦うことになる 正義が強いほど曲げられないから 激しく戦うことになる 大げさに戦いたくなければ 正義を曲げるか 正義を曲げさせることになる 戦ううちに 鉄も熱くなり曲がりやすくなる 曲がって調和してしまえば 戦いが収まり 戦いの先後で 異なる秩序が花開く 不自... 続きをみる