ルアーなお金たち、言葉たち、命たち

砂上の楼閣を上手に維持する共役反応の数々に感謝です。ルアーは反応の連鎖の象徴です。

自由のブログ記事

自由(ムラゴンブログ全体)
  • 記憶と実践:好き嫌いと差別について

    感謝や 恨みの記憶が 行動に変化をもたらしている 感謝をしている人に対して優しくなり 恨みを抱いている人に対して厳しくなる 好きな人にやさしくなり 嫌いな人に厳しくなるのも 同じく 記憶による行動操作である このような記憶による行動操作において うわさやプロパガンダにより 特定の民族に対して 憎悪... 続きをみる

  • 記憶と実践:規律と調和を産む記憶への服従

    クラッシック音楽と ジャズの演奏の大きな違いに 自由がある 異論や例外はあるのだろうが 印象として クラッシック音楽の自由は 作曲者や指揮者に在り 演奏家にはない これに対して ジャズの演奏では 演奏者に自由がある 概して言うと クラッシック音楽では 規律が賛美され ジャズ演奏では 自由が賛美され... 続きをみる

  • 記憶と実践:マニュアルによる規律維持

    原子爆弾の製造マニュアルは 紙もしくはデジタル化された情報なので 実際に爆発することはない 爆発しないから無害かというと そうでもない 実際に製造しようとする者の手に渡ると 原子爆弾として生まれ変わるからである マニュアルは 各種材料から爆弾へと 規則正しく変換させる能力を有している この規則正し... 続きをみる

  • 生命と反応:言葉の中の意義と自由な孤独

    言葉が人を動かすと 人が言葉を使いだす そうして 人が言葉を使うほどに 人が益々言葉に忠実になってゆく この言葉と人の円環の中で 言葉と言葉は連なり 人と人が連なってゆく 体の中にも たくさんの言葉が蠢いて 心臓と肝臓がおしゃべりしているのだろう だから 心臓と肝臓は連なっている 心臓は 拍動する... 続きをみる

  • 生命と反応:自由への意思

    また無駄なことをしている あんなことや そんなことをしながら 時間を無駄にしている でも 楽しいのだから仕方がない あなたや 世の中のためにはならないかもしれないけれど しっかり 私のためになっている お金にはならない無駄なこと 時間ばかりではなく お金も使ってしまう無駄なこと そんな無駄なことを... 続きをみる

  • 生命と反応:自由を制御する賞賛

    反応が進むには 様々な条件がそろわなければならない 温度や湿度 pHや気圧や浸透圧 反応に必要な材料や 反応を触媒する仕組みも必要になる こうした様々な条件を整えられた場合にのみ 適切に反応が進むということになると 自然に任せていたのでは 到底適切に進むことが困難である そこで 反応が首尾よく進む... 続きをみる

  • 生命と反応:目的のある世界と目的のない世界

    目的のない世界には 飛び切りの自由があり 目的のある世界では その目的において 自由は制限される 目的のある世界は エントロピーが低く 目的のない世界は エントロピーが高いということになる 自然状態では エントロピーは高くなるということなので 目的がない方が自然状態に近いということなのだろう だか... 続きをみる

  • 生命と反応:必然は周辺に誘導されている

    必然が 周辺に誘導されながらやってくる * 赤色は「赤」と表現されることは 必然的なことで 赤色を「黒」と表現してはならない この必然性により 色の表現の正当性を付与しているのだが この必然性は 良心や友人の教えにより 幼少期に獲得した必然性であり正当性である * 両手を 手のひらを見ながら眺める... 続きをみる

    nice! 1
  • 局在と遷移:正義を維持するための努力について

    「気温は40度以下であるべきである」 「べきである」には そうはならない現実が隠されている だから 「べきである」を維持するために 工夫がなされる たとえば 外気温はどうにもならないが 部屋の中の温度はクーラーで下げることが出来る 小さな部屋であるほど 気温の制御は容易になる 家よりも部屋 小さな... 続きをみる

    nice! 1
  • 局在と遷移:人生という袋小路の途中にて

    袋小路を駆け抜けている 生きるという袋小路 袋小路を抜け出そうとしても 痛いとか 苦しいとか お腹がすいたとか 様々な苦痛を感じては それを避けようと 袋小路の中に舞い戻る 痛いとか 苦しいとか お腹がすくとか そんな苦痛がなければ 私は この袋小路を抜け出して もっと自由になれるのだろうが その... 続きをみる

    nice! 1
  • 局在と遷移:渦の存在論

    風呂の中で人差し指を 水面に向け それを一定方向にぐるぐる回すと 渦ができる 渦は 水の動きであり 物質的には水であるが ぐるぐる一定方向に回る動きのある水の極地は 渦と呼ばれる 他の部分の水と 同じ水であり しかも 他の水の部分の水が 渦になり 渦の水が他の部分の水になるといったふうに 水は 渦... 続きをみる

    nice! 2
  • 平衡と遷移:同時的平衡と経時的平衡

    半透膜を挟んだ水溶液の間には ショ糖濃度の差が浸透圧の差となり 水溶液の高さに差が生まれる この様に 半透膜の性質(水は通すがショ糖は通さない)が 不均一な平衡状態を作り出すことが出来る 同時的な平衡状態が 半透膜により維持される 炭素と水素や酸素の結合も 有機化合物と水や二酸化炭素を別物に仕立て... 続きをみる

    nice! 1
  • 制御と制約:制御されるという制約

    鳥のように飛びたいと思うが それは無理なことだと知っている 人間は人間の制約の中にいる 私は 私が属する社会の中で制御されている これは制約ではなく制御である この制御により 私は制約された私よりも小さくなっている 車で走る時は左側を通行する 右側で通行することもできるが あえて左側で通行するよう... 続きをみる

    nice! 1
  • 現象と構造:誘導する道しるべとしての実存

    生命は いくつものレパートリーを持って生まれてくる そして そのレパートリーの中から 何かを選択しながら生きている 細胞性粘菌は 菌として生きているが 生活環境が悪化すると 菌が集まり寄り添い ナメクジ体と呼ばれる塊りになって 移動を始める この塊が移動をやめ 胞子体を形成し よろしくない生活環境... 続きをみる

    nice! 1
  • 道程の設え:道程の両義性

    水が流れる道程は 右岸と左岸に囲まれている どちらかの岸が崩れると 道程も 崩れる前とは異なるものとなる ダーウィニズムにも 右岸に優性思想があり 左岸に相補思想がある 優性思想は 弱肉強食の考え方で 強いものが生き残ることにより 未来の人間はより強くなるという考えだ これに対して 人間は他の動物... 続きをみる

    nice! 1
  • 恒常的状態:自由を巻き込む連帯

    無関心は自由を醸し出し 連帯は力を醸し出す 力への意志は 無関心を駆逐し 自由を飲み込みながら成長する 連帯は 全体としての自由を謳歌するために 部分を制限し その力を鼓舞しながら成長する この連帯の中で 部分と部分の自由は制限され 部分の自由と別の部分の自由がぶつかり合うことは減少するが 連帯全... 続きをみる

    nice! 1
  • 恒常的状態:自己統制

    内臓が内政なら 筋肉や神経は外交だ 本能が内政なら 理性は外交だ 外面ばかり良くしていて 内臓が満たされないのは困りものだが 内臓ばかりを満たして 外面が悪いのも困りものだ 同じように 本能ばかり満たしていても 理性ばかりを満たしていても 片手落ちだ だから 内政は外交に泣かされ 外交は内政に泣か... 続きをみる

    nice! 1
  • 能動的反応:自由と統制 紛争と尊厳

    往々にして 自由は対立を生むので争いの元になる この対立を避けるための統制は 不満の元になる やがて、この不満は自由を求めるから 結局、統制も争いの元になる 争いを避けようと 自由を与えても 統制を敷いて平等を標榜しても 争いへの道は閉ざされることはない だから 人間は考え続ける葦になり 右へふら... 続きをみる

    nice! 1
  • 能動的反応:自由と我慢と貢献と

    身体には とてもやんちゃなところがあって 「そんなことしちゃだめだ」と思っていても 意識の言うことなど聞かずに 勝手に そんなことや あんなことをしてしまったりしている もっと背が高くなればいいと思っても その通りにはならないし 体重は減ればいいと思っても なかなか思い通りにはならない お腹が減ら... 続きをみる

    nice! 1
  • 能動的反応:自由が描く夢

    自由は 大きく二つに分けられる 破壊の自由と 創造の自由だ 前例踏襲を止める自由と 前例を新たに創造する自由ということもできる 自由というのは 実現するとなると大変で たとえば タバコやお酒を止めるという自由は なかなか実現できない タバコやお酒ではなくても 踏襲されている前例というものには それ... 続きをみる

    nice! 1
  • 能動的反応:「タダ」の権利と「タダ」の自由

    基本的人権は 義務を履行することなく得ることができる いわば「タダ」でもらえる権利だ ただ 「タダ」で貰えるものなので 努力して得られる権利に比べたら 使い勝手が悪いところがある 権利に性能があるとするならば 「タダ」の権利は性能が悪いということだ たとえば 職業選択の自由はあるのだけれど 運転免... 続きをみる

    nice! 1
  • 自由と脱自由

    言葉の世界は 現実の世界との整合性を無視すれば 世界を もっともっと自由に描くことができる 伝説の生き物は 現実にいても、いなくても 言葉の世界にはどちらでも良い それでこそ 言葉の世界の自由であり 現実にいる動物に似ているようでは 自由も途半ばだ 「現実にないものは  言葉にしてはならない」 な... 続きをみる

    nice! 1
  • 言葉のバブル

    言葉にはたくさんの意味がある 辞書を引けば ひとつの言葉に 沢山の意味が掲載されているし 同じ意味を顕す言葉も複数存在する だから それぞれの言葉の意味を 文脈の中で理解することになるし 意味をはき違えることにもなりかねない * 「法律は自由を保障している」 「法律は自由を規制している」 この二つ... 続きをみる

    nice! 1
  • 束縛の中のフロメンド

    「あれをしなければ  これをしなければ」などと フロメンド思考が続いている間 思考は未来に囚われている 未来のために 今努力する そして 今は 未来への努力のために費やされ続ける あまりに人間的だ 未来のために 今の自由は捨てられなければならない しかし 自由を捨てきれず うだうだと時間を浪費しな... 続きをみる

    nice! 1
  • トリプルワールド83

    平たい葉は ひらひらと落ちてゆき 丸いリンゴは ストンと落ちてゆく 形と動きに関連がある ゴルフボールは 卓球のボールより 風に負けないように飛んでゆく 重さと動きにも関連がある 同じボールでも 水の中と 空気の中では 動き方が違ってくる 動くものの性質ばかりではなく その周りの環境も動きに関連が... 続きをみる

    nice! 1
  • トリプルワールド81

    「今日は雨だね」 というところの「雨」は よく遭遇する現象なので きちんと名前を付けてもらっている この「雨」が 仮に ごくたまにしか起こらない現象だとしたら 「雨」と簡単に表現せず 「空から水が落ちてきた。そんなこともあるんだ」 なんて表現になるかもしれない よく遭遇する現象に名前を授ける 反作... 続きをみる

    nice! 2
  • トリプルワールド62

    環境整備は 不都合な存在を 排除することにより 実践される たとえば オオカミやクマといった危険な動物を 人里に寄せ付けない工夫をしたり 駆除したりすることで 環境が整備されてゆく 時の噛みつく野良犬や 臭い糞尿をまき散らす野良猫も いなくなれば 暮らしやすい環境が整備される ルールを守らず 犯罪... 続きをみる

    nice! 1
  • トリプルワールド61

    「ちちんぷいぷい  いたいのいたいのとんでけー」 まじないがある 呪術は 外部環境への刺激だ このようなおまじないに対して 環境がどのような反応を返してくるか? それが おまじないの優劣を決めることになる いい反応が返ってくれば そのおまじないをまた行うことになり 環境と主体の間に 反応の循環が成... 続きをみる

  • トリプルワールド39

    代替性がある辺縁の循環は途絶えても 主要部分の循環は保存される よくある例えではトカゲのしっぽきりだ トカゲは 捕食者にシッポを捕らえられても そのシッポを切り捨て逃げおおす 人間の肝臓も 半分摘出しても また元の大きさに戻る 皮膚の表皮細胞は 常に新しいものに代替され続け 使い古された細胞は 垢... 続きをみる

    nice! 1
  • トリプルワールド35

    「世界」という言葉と 「地球」という言葉にニュアンスの違いがある 「家(ホーム)」という言葉と 「家屋(ハウス)」にも似たような違いがある 前者では 家族という表現にみられる 人の営みを加味したニュアンスもあるが 後者でも それを排した感がある だからだろう 「全世界」という言葉があっても 「全地... 続きをみる

    nice! 1
  • トリプルワールド15

    大腸菌は細胞分裂しすると 2つの大腸菌になる 大腸菌が細胞分裂して 2つのイ-スト菌になることは無い この制約された不自由が 生命の神秘の源泉だ 同じ存在にしかなれないのであり 違う存在にはなれない仕組みが存在している 違ってしまうのは 仕組みに不具合もしくは 仕組みの能力不足だ 前例を踏襲し続け... 続きをみる

    nice! 1
  • 所有するということ

    猫は何にも持っていない その代わりに 目に映るものすべてが 自分のものなのだろう 遠慮をしない 人は 所有をすることで 持たない事を学習してきた そして 目の前にあっても 自分の手に取れないものを増やしてきた 逆説的だが 持つことは 持てないものを増やすことらしい 持てないものを増やすこと この持... 続きをみる

    nice! 2
  • 自由と不自由のせめぎ合い

    自由を 他者に押し付けることができない 自由の保障を 他者に押し付けることもできない でも それを叶えたい * 「自由」は「無」に似たようなところがある 「無」を表現しようとすると 「有」が生じてきてしまう そんな風に 自由だからと何かをしようとすると 不自由になってしまうというところがある だか... 続きをみる

    nice! 1
  • 質量と死と自由について

    地球の質量は不変であるようだ その質量の中で 生命の占める割合は ごくごく一部だ とすると 生命活動の一部に死が存在するのではなく 死の一部に生命が浮かんでいると考えた方が しごく合理的だ 死んでいる物質がほとんどを占めている中で 生命の宿っている物質として存在していると認識されるためには 規律正... 続きをみる

    nice! 1
  • 自由と不自由の間で

    自由が制限されている その制限を取っ払えば 随分と楽になる でも 私以外の人の自由は そのまま制限していないと不便で仕方ない だから 仕方なく 今のままで我慢を重ねる * 猫を見ていると 猫になりたくなる 猫なりに我慢している風なところもあるが 人間様にしてみたら そんなの たやすい我慢だ 私なら... 続きをみる

    nice! 1
  • 裁量と自由の物語

    裁量のなかに 肩身の狭い自由がある 自由は 裁量をもっともっと広げようと 暴れまわり 裁量を困らせる 困り果てた裁量は 少し自由に幅を持たせてあげる そうすると しばらく自由は静かにしているけれど また 肩身が狭いと思い始めて 再び 暴れ 裁量を困らせる 仕方がないから また少し また少しと 自由... 続きをみる

    nice! 2
  • こんなでよかったっけ?

    どうやら私には 猫になる自由がないようだ 子供のころ みにくいアヒルの子の童話を読み 密かに 「ぼくは、ねこのこだ」と勝手に思うことにした 猫女とか 化け猫とか 病気の猫とか 憎たらしい野良猫ではなく 上品で かわいらしい 上流家庭の飼い猫になれる そんなことを夢想していた * 自由に使える時間 ... 続きをみる

    nice! 3
  • 風に舞う凧の不自由

    伸び続ける人は 自分の誤りに気づき続ける人 自分の歪みを直し続ける人 そして 自分や周りの人を信じて行ける人 そんな規律高い思いが現れては また 消えてゆく * 生きているという秩序は 平穏な無風の晴天ではなく 台風の渦のような秩序なのだろう 台風の渦の中心に 必要なものを集める力が働き 不要なも... 続きをみる

    nice! 2
  • 夢の進み方

    どこに進んでいるのかわからないままに どこかへと進んでいる あの方向へ進みたいと思いつつも なぜか 別の方向へ歩を進めている ケージの中を 歩き回る亀のように 狭められた秩序の中で 壁にぶつかり その壁に押し戻されながら 未来に向かっている 食べていられる それだけで満足 贅沢に慣れた心が 現実か... 続きをみる

    nice! 1
  • 感謝と愛の相違について

    別れには悲しみが伴う 別れ難きを別れるから悲しいのであり 逃走の場合には別れとは言わない 別れ話がこじれるのは どちらかが別れたくて どちらかが別れたくないからだ この別れたくないという思いが 別れを悲しくしている 別れたくないという思いは 愛なのだろう 愛がなければ 別れもつらくない 愛していな... 続きをみる

    nice! 2
  • 人間関係の基底としての贈与

    人は 与えることができるし 受け取ることもできる ただ 与えることは自分の努力でいいけれど 受け取ることは他人の努力も必要だ 与えてもらうことや 受け取ってもらうことは 他人の努力を強いることだ 自分の自由になることは 与えることであり 与えてもらうことや 受け取ってもらうことは 自分だけの自由で... 続きをみる

    nice! 1
  • 構造と壁の狭間にある自由と野蛮

    自由と野蛮の違いは どこにあるのか? ひとつには 管理の有無をあげられよう しかし 管理された自由も 管理されていない結果としての自由も 管理された野蛮も 管理されていない結果としての野蛮もある 人がやれば不倫 自分がやればロマンス そんな言葉がある 自由と野蛮も ロマンスと不倫のように 同じこと... 続きをみる

    nice! 1
  • 美しく咲き誇る花々

    庭をそれなりに管理していても 隙を見せると すぐに雑草に覆われてしまう 雑草の生命力は 人間の意向には 見向きもしない まして 私に忖度することは無い * 人間の意向に寄り添う生き物がいる 家畜や ペットや 人間だ 意向を伝えるのは 餌であり 鞭であり 言葉である * 言葉を操れば操るほどに 意向... 続きをみる

    nice! 3
  • 自由や自然が自治や管理を振りまわす

    身の回りは きちんと管理されていた方がいい 例えば 電気上水下水のライフラインは 無論のこと 災害に強い持続可能な環境を きちんと管理してもらいたい でも管理は大変だ 時として 自然は荒々しく 管理の壁を越えてやってくる 管理者の能力には 限界がある 管理の壁がキレてしまうと 災害が発生する * ... 続きをみる

    nice! 1
  • 多様性は自由主義の支配に属する

    多様性を認めましょう この掛け声は 他人を肯定するための多様性であり 他人を否定するための多様性ではないのだろう 肯定すべき多様性と 否定すべき多様性を考えてみる 暴力を ついつい使ってしまう人がいる これを性格としてとらえると 暴力的傾向性も肯定すべき多様性の一部になるのだろうが 暴力を他人を否... 続きをみる

    nice! 2
  • 制限と自由の狭間で偏在が進行する

    ホルムズ海峡を たくさんの荷物を積んだ船が行き来する 地球には偏在がある 偏在しているものを 必要としている場所へと運ぶために ホルムズ海峡を 沢山の船が行き来する 地球に偏在しているものは 資源や技術ばかりではない 貧富も偏在している 偏在しているものを もっともっと偏在させるようにと ホルムズ... 続きをみる

    nice! 1
  • 自由時間

    思うに任せないことが たくさんある むしろ 思うとおりになることの方が とても稀だ だから 忘れるたいことが増え 執着せずに 別のことに思いをはせることが 大切になる 仮に 思うとおりになったとしても 次の瞬間から また 別のことに思いをはせるのだから 思うとおりになっても 思うとおりにならなくて... 続きをみる

    nice! 2
  • 過去や未来の不在による思考の自由について

    過去は存在しない 未来も存在しない 今はそういう状態だ 今ある過去の遺物は 過去そのものの姿ではない 記憶も 記録も 今であり 過去そのものではない 過去を思う今は 確かに今ある そして その思う事は それぞれの個人の裁量に任されている 他人は影響を与えることができるだけだ 記録を含めた過去の遺物... 続きをみる

    nice! 1
  • 身勝手を遮断する垣根の中で守られる

    自由であるためには 放置してもらう必要がある 放置してもらうためには 依存しないようにしなければならない 独立性を確保したうえで 自由を満喫しなければ 身勝手な寄生虫になってしまう 独立した悠々自適な自由人 身勝手な寄生虫ほどではないにしろ 周りからすれば 迷惑な存在にもなるのだろう 独立していれ... 続きをみる

    nice! 1
  • ご都合にたなびいている友好という名の秩序たち

    公益のためのに 様々な秩序が設けられている 信号機は 交通事故を防止するように 規則的な信号を送っている 福祉政策は 助けが必要な人を 援助している 自由と引き換えに 安全と安心を提供する秩序が 社会の魅力を形成している 友好も 自由を少し捨てることから始まる だからだろう やがて 少しの自由を求... 続きをみる

    nice! 3
  • 個人的偏見と社会的偏見と自由について

    偏見という存在は 個人的なこともあり 社会的なこともある 個人に宿る偏見が 個人的偏見で 社会に宿る偏見が 社会的偏見だ 個人的偏見は 蓼食う虫も好き好き というところだ 社会的偏見は 民族主義や国家主義 県民意識 小さな社会でのいじめも この社会的偏見に属するのものだ 社会的偏見は 個人を超えて... 続きをみる

    nice! 1
  • 権力と善悪と言論の自由

    善悪は とどのつまり 権力者の手の中にあるという なぜか? 善悪が 秩序を維持するための観念であり 秩序の管理者が権力者であるならば そうなるのは当然だ ソフィストの考えだ ソクラテスは 今、目の前にあり 実際に首尾よく運用されているものにも 疑問を呈していたのだろう 「本当にそれでいいのか?」 ... 続きをみる

    nice! 2
  • 運命の分かれ道

    投げかけられた言葉に対して 自分を硬く閉ざすときもある 柔らかく受け入れるときもある この受け取り方の違いで 同じ言葉を投げかけられた者の間に 個性が現れる 酵母菌の細胞も 同じように 硬軟で 個性が現れるという DNAを取り囲むクロマチンという物質の構造が 硬い部分と柔らかい部分があるらしく こ... 続きをみる

    nice! 1
  • 擬人 変わりながら生きる

    モンキクロカスミカメです。   成虫になりました。 蒼白い装いから 黒い装いに変えてみました。 歩き方も ちょっと気取ってみたいと思います。 ーーーー メモ 彼らは何回も生まれ変わる。 その度に 装いを変え、 違う行動を披露してくれる。 ちょっと いい服を着て いい靴を履いて それから いい言葉で... 続きをみる

    nice! 3
  • 自由は遠きにありて思うもの

    雑草の自由には 壮絶な競争が付きまとう そこに 生えようとした幾多の種子の中で 今、そこに生えているという強者の証として 雑草の自由がある だから 人の手により守られ 趨勢を誇っている小麦や稲は 人の手が離れると たちどころに 雑草の自由に踏みにじられることになる 保護されているという安心は 自由... 続きをみる

    nice! 1
  • 共存する自由たち

    国民に自由があるように 国家にも自由があるからだろう 国家が国民を弾圧することがある 自由は他の自由と対峙する この構造を制限するために法があるという 自由が共存するには それなりの譲り合いが必要だ ーーーーー メモ 自由が譲歩すると 自由度が減る その分 不自由を強いられる 強いられた不自由が ... 続きをみる

    nice! 1
  • 統合と自由の対峙を取り持つ忍耐

    統合を好み 自由を好む だから この対峙する観念のせめぎ合いが 生れてくる 統合を好むと 調和性の高い関係性となり 自由を好むと 調和性の低い関係性となる 調和は 規制により成立する 自由は 規制を排除して生まれる 自然は自由だ 恵みも 危害も 規制されずにあらわれる 友好関係にない秩序は 規制が... 続きをみる

    nice! 1
  • 擬人 空と色

    空です。 仏陀の時代からすでに色々で、今も色々です。 雲が浮き、風が流れているからです。 それに、、、 光はあるけれど、言葉はありません。だから自由です。 どうぞ、 言葉を送らずにいてください。 自由で色々な空でありたいのです。 これからも、 いつまでも。 ーーーー メモ 悪くするとでたらめです。... 続きをみる

    nice! 1
  • 狼と盲導犬と自由の意義

    思考する自由があり 妄想があるように 表現の自由があり 失言がある 秩序ある存在は 制限の中にある その制限を打ち破る力が自由であり 秩序崩壊の力にもなる この力がないと 新しい秩序は生まれない よりより秩序のために 秩序の制限が打ち破られる 自由が単なる破壊者ではなく このような機能があるから ... 続きをみる

    nice! 1
  • 小さな自由と大きな自由

    見たいものを見て 聞きたいものを聞く そんな時もあれば 見たくないものを見て 聞きたくもないものを聞く そんな時間もある やりたいことを やる時間もあれば やりたくないことを やらなければならないこともある 見たいもの 聞きたいもの やりたいこと 見たくないもの 聞きたくないもの やりたくないこと... 続きをみる

    nice! 2
  • 自由を制限する秩序たち

    人工衛星からならば 地上よりはるかかなたの宇宙をみれるらしい 人工衛星は宇宙空間から そんなロマンチックな情報のほか 様々な現実的な情報を地上に届けてくれている GPS情報もその一つだ 船や飛行機や車はもちろん いまやスマホを通じて 歩行者の運航にも欠かせない情報となっている このGPSを用いた測... 続きをみる

  • 調和の力と自由の力

    分業が成立するには 分業に参加する人が それぞれの分担を全うし 全体が維持されてゆかなければならない 個々人が分担を全うすることは 全体保持のための必要条件であり 全体保持のための充分条件ではなくなる つまり 個々人が分担を全うしても 生存が保障されるということではないということだ 運不運 どの全... 続きをみる

  • 大空と大地のはざまにて

    無礼講という自由が例示するように 自由には危険が付きまとう 前例の踏襲を重ねた かび臭いマニュアルは 踏襲を重ねて改変を経るほどに 自由度が減退し安心感が増してくる 私は今 昔を繰り返すことで存在し 呼吸をしている 自然な流れの中で自由を捨て あるべきように 人間を演じている そして その枠の中で... 続きをみる

  • 枠の中の自由と枠を動かす自由

    記憶に残る経験と 記憶に残らない経験がある 記憶に残らない経験は 未来に向かって参考にならないもの どちらかというと不都合なものが大半だ だから 往々にして その記憶に残っていない過去が暴かれると 厄介なことになる 遺伝子も 極めてまれに 不都合な先祖返りを表出する 皮膚が樹木や鱗のようになったり... 続きをみる

    nice! 1
  • 上位のイデアとしての「調和」

    強い正義と強い正義がぶつかると 激しく戦うことになる 正義が強いほど曲げられないから 激しく戦うことになる 大げさに戦いたくなければ 正義を曲げるか 正義を曲げさせることになる 戦ううちに 鉄も熱くなり曲がりやすくなる 曲がって調和してしまえば 戦いが収まり 戦いの先後で 異なる秩序が花開く 不自... 続きをみる