ルアーなお金たち、言葉たち、命たち

砂上の楼閣を上手に維持する共役反応の数々に感謝です。ルアーは反応の連鎖の象徴です。

秩序のブログ記事

秩序(ムラゴンブログ全体)
  • 生存密度と都市機能

    バッタに埋め尽くされた草原は バッタも生きにくい だから バッタも 草原から草原へと移動を繰り返す こうして バッタが移動するから バッタの被害が拡大する これを防ぐには バッタが移動しなくてもいいように バッタが必要な餌を バッタがいる場所に供給してやればいい 必要ならば 水も届けてやればいい ... 続きをみる

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  • 主観にうごめく幸せの俎上

    この世に生まれてきた まずは 掬われたのだ 掬われて 生きるという俎上に載せられた この俎上に載せられて しばらく育つと この俎上は ひとつではななくて たくさんの俎上に分かれていることに気づいてくる どの俎上に掬われたのかで 運命というものが違ってくることにも気づいてくる そうなると あっちの俎... 続きをみる

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  • 動的普遍

    時間があると 動きがある しかし 時間が動いても 文字は動かない だから 目で文字を追い 動きをつくる すると 文字が流れ その流れの中で 意味を映し出す 目で文字を追うことをやめると 再び文字は動きを止めて 意味は無に帰する 目で文字を追っても 意味が映し出されないこともある 知らない言葉で書か... 続きをみる

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  • 生命活動の存在の起源について

    無為自然を 極端に解釈すると 生命力のない 純粋物理学的な世界になる そこには 肉体も 感情も 思考も存在しないはずである しかし デカルトは 思考が存在し続けていると 思考実験の前提を覆し 無為自然の中に思考をポツリと描き出した 思考ばかりではない 生きているということは 無為自然に さまざまな... 続きをみる

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  • 下僕たちの饗宴

    言葉を習い 言葉を覚え 言葉を操る 言葉の下僕にならなければ 言葉を使えない 道徳を習い 道徳を覚え 道徳を操る 法律を 倫理を 科学の知識を 習い覚え その知識たちの下僕となり それらを操る 先人たちの積み重ねてきた記憶をたどり 下僕たちの饗宴を続けてゆく 饗宴が 饗宴を呼び 饗宴を続けてゆく ... 続きをみる

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  • 「驚き」を「ああなんだ」に変える努力

    美しさには 純粋な美しさのみならず 「驚き」という隠し味があった方が より美しく魅力的に輝く いくら美しくても ありきたりになってしまえば 飽きられてしまう 希少性を追い求める背景には やはり「驚き」が必要だ 「驚き」のあるニュースが 良かれ悪しかれ注目を集め 「驚き」のあるニュースが収集報道され... 続きをみる

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  • 動的存在と静的虚構

    動きが存在する 動きには色々あり 様々なカテゴリーに分けられる 動きは選択できることもある この動きの選択には 自由があり 制限がある 動きは存在である むしろ 動きが存在である 存在は時間とともにあり 同じ動きの繰り返している存在が 時間をまたいで認識されている いくつもの動きが 複合的に組織化... 続きをみる

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  • 法と権力

    悪いことをしてしまっても 捕まらないようにと守ってくれている人がいると 安心して 悪いことができてしまう その守ってくれている人を 裏切らず 忠誠を誓い 傅いていれば安泰だ このような 法の適応に不平等をもたらす権力が存在すると やがて 身勝手な考えが充満してゆくことになる そもそも人間が身勝手な... 続きをみる

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  • しつらえの輪廻の中で浮沈するクオリア

    大量生産というものは 何も産業革命の専売特許ではない 大量生産 大量消費 生命は太古の昔から 生命は 大量に繁殖し 大量に死滅を繰り返している いわば 大量生産 大量消費だ 再生産された秩序が 壊れる前に 同じ秩序が再生産されることで 維持されている秩序には 大量生産技術が欠かせない このような技... 続きをみる

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  • 分散と集中

    凸レンズで火を熾せる レンズと黒い紙の間の距離を調整して 太陽の光を黒い紙の一点に集中させると 煙が出始め やがて紙が燃え始める 分散している光を 一点に集中させ 点火する大きな力となる 人の群れも てんでバラバラに動いている時と 同じ方向に向いて整列して行進している時では 集団の力の強さが全然違... 続きをみる

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  • 流れの中で

    資本は 弱者を魅了する強者に集まる ので 資本は 強者を通じて弱者に流れる 巨大企業の労働者 巨大企業の傘下の企業 これら企業の労働者 様々な企業の顧客 広大な裾野へと 資本は力となって流れてゆく そして その力は汗となり 水蒸気となって資本の元へと還流する * 力には どこかへ向かう意思がある ... 続きをみる

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  • やわらかな生命の尊厳

    秩序を維持するためには その秩序を整備してゆかなければならない 整備をしなければ 秩序はほころび壊れてゆくから 整備は休めないものであり 骨も折れる 整備する存在は貴重だから これを増やしてゆかなければ 秩序は乱れる だから 社会は 秩序を守る人を褒賞し 秩序を壊す人を懲罰する 褒章や懲罰とまでは... 続きをみる

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  • 整理整頓という創造源

    誰しもがゴミを出す 糞尿と同様で 奇麗にしている人は ゴミをきちんと片付けているから奇麗なのであり ゴミを出さないわけではないだろう だから ゴミを出さないように注意深くしているだけでは 散らかってしまう それを片付けるかどうかで ゴミがたまってゆくか ごみが無くなってゆくかが決まってくる 創造の... 続きをみる

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  • 正解のないことに正しさを付与する

    支配者というものは 横柄なところがないと務まらない 正解のないことを 正解にし続けなければならないからだ この正解を大切に維持するために 些細な間違いを認め この些細な部分を修正することはあるだろう しかし 大きな部分を曲げてまで 小さな正解を維持することは無いだろう 様々な正解を主張する猛者が ... 続きをみる

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  • 暴力と思考

    殴られると痛いし ピストルで撃たれれば死んでしまう こんなか弱い身体しか 与えられていない だから 暴力は嫌いだ 嫌いというより恐ろしい 避けたい 暴力を避けるためには 暴力を与える何かを やっつけるか 仲良くなるかしなければならない 思考は暴力を避けるようとはするのでけれど 避けようとすればする... 続きをみる

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  • 同じで有ろうとする力

    秩序は 同じで有ろうとする力が働いていて 同じ状態を維持している * 組織は 組織を守る力が必要だ 組織を守る力は 内的な力と 外的な力がある 内的な力は 組織構成員の組織への忠誠の求心力であり 外的な力は 組織部外者からの信頼の求心力だ 組織が組織構成員を守ると 内的力は向上し この向上を追い風... 続きをみる

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  • 法律の役割

    人種差別を背景に アメリカで暴動がおこった * 法律は 人を区別する権能を誰かに付与することで 人を区別する手段でもある 誰にこの権能を付与するかで 区別の結果が違ってくる * 上級国民が 被害者である場合と 加害者である場合がある 同じ罪状に属することを ある身分に属する人がする場合もあれば そ... 続きをみる

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  • 裁量と自由の物語

    裁量のなかに 肩身の狭い自由がある 自由は 裁量をもっともっと広げようと 暴れまわり 裁量を困らせる 困り果てた裁量は 少し自由に幅を持たせてあげる そうすると しばらく自由は静かにしているけれど また 肩身が狭いと思い始めて 再び 暴れ 裁量を困らせる 仕方がないから また少し また少しと 自由... 続きをみる

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  • 風に舞う凧の不自由

    伸び続ける人は 自分の誤りに気づき続ける人 自分の歪みを直し続ける人 そして 自分や周りの人を信じて行ける人 そんな規律高い思いが現れては また 消えてゆく * 生きているという秩序は 平穏な無風の晴天ではなく 台風の渦のような秩序なのだろう 台風の渦の中心に 必要なものを集める力が働き 不要なも... 続きをみる

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  • ご機嫌予報

    仲のいい人を優遇し 仲の悪い人を冷遇することはよくあることだ 仲というものは 社会の中で とても重要なものらしい この仲というものは 物質ではなく 観念だから 物理化学的に 薬をかけると変わるというような 単純なものではない だから いわゆる理科的には 扱い難い存在ということになる ただ 生物学の... 続きをみる

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  • 過去に操られる仕組み

    どれだけの現在が 過去に縛られ操られているだろう 夢を見て それを未来に託そうと 様々な工夫を凝らしている現在がある その工夫が 未来であった現在を 縛り 操る * 操られている現在は 昔見た夢 不完全に 醜くゆがめられた 昔見た夢 * 生まれる前から見ていた夢 赤子のころに見た夢 子供のころに見... 続きをみる

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  • 象徴としてのリバイアサン

    強大な力を持つリバイアサン その支配により秩序が保たれる この秩序に 守られる者は リバイアサンを信奉し この秩序に 虐げられる者は リバイアサンを倒そうと 謀略を重ねる * 潔癖症のリバイアサンは どんな些細な反逆も罪も許さない おおらかなリバイアサンは 失敗を大目に見て許し合う 自分のことばか... 続きをみる

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  • 関係性という存在

    関係性が固定していないと 困ることがたくさんある たとえば 言葉の形と音と意味 たとえば DNAの塩基の組み合わせとアミノ酸 たとえば つねった皮膚と痛みを感じている場所 「黒色」書かれた文字を 「しろいろ」を読まれてはかなわない 本来あるべきグルタミンが来るべき位置に グリシンが配置されたら た... 続きをみる

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  • 現象に係る思考四態

    現象は 時間と密接に関係している 時間の経過とともに 現象が進行し軌跡を描く したがって 現象にかかわる思考には 時間の経過との関係で語らなければならない そこで 思考と時間の関係から 思考を4つに分類してみる 1 過去から現在に向かう正順の思考 2 現在から未来に向かう正順の思考 3 現在から過... 続きをみる

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  • 私の中の切磋琢磨

    私の手は 考えていない だから 私の手は 考えている私とは異なるものだ 同じように 私の内臓も 考えている私ではない 理性的ではない妄想は 考えている私ではあるが 理性的に考えている私ではない このようなことを積み重ねてゆくと 私は 大きな私の中に存在する 小さな私の集合体と考えざるを得なくなる ... 続きをみる

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  • 秩序の形而上学

    何もしなければ 秩序は時間とともに乱れる この乱れを修復できれば 秩序は存続してゆき 乱れを修復できなければ 秩序は崩壊してゆく このような恒常的修復により 維持されている秩序においては この修復システムが形而上として存在している こんな崩壊があったり あんな崩壊があったりと 崩壊の原因が複数ある... 続きをみる

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  • 非常事態という非情

    非常事態というものが存在する 人間が自然を支配しきれないのだから 仕方がない 雨の日には雨の日なりに 嵐の日には嵐の日なりに 家にこもるより仕方がない 家にこもることが危険な場合には もっと安全な所にこもることになる 危機的状況を凌げば また 新しい朝が来る 凌いだ人々のために 新しい朝が来る 凌... 続きをみる

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  • 野生の人間も飼い慣らされる

    医療は 人間の生命力を弱くする 医療の助けがないと生きられない人が 増えてゆくからだ 増えれば増えるほど 医療が求められ 必需品となり もっともっと弱くなってゆく これは 人間の個々の生命力の話であり 集団としての人間の生命力は 医療技術の発展とともに 強くなってゆく 集団が強くなり 個人が弱くな... 続きをみる

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  • 哲学の本質

    哲学の本質は 欲望と自然とのせめぎ合いにある 人文科学は 主体としての欲望と 客体としての人間(他者、集団)とのせめぎ合いであり 自然科学は 人間の欲望と 人間以外の存在(他の生物、非生命物質)とのせめぎ合いである このようなせめぎ合いは 時間と空間の中で営まれる限りにおいて 時間と空間において語... 続きをみる

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  • 刺激と反応の蓋然性形成による秩序化

    英語は難しい 書いてある文字を ゆっくり読むのも一苦労なのに 流ちょうに話されると お手上げになる ゆっくり考える時間も与えられないからでもあるけれど あの奇妙な発音を聞き取れないからだ しかも 単語を一つ一つ区切って発音してくれず 複数個の単語をひとつの単語のようにしゃべってくれたりする こんな... 続きをみる

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  • 平等という足かせ

    医療にはお金がかかる そこで 経済格差があると 医療の恩恵を受けることができる人と 医療の恩恵を受けることができない人がでて 医療格差が生まれる 同じように 法的恩恵を受けるためにも 弁護士費用などお金がかかる だから 医療格差と同じように 経済格差があると 法的恩恵にも格差が生まれる 国民皆保険... 続きをみる

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  • 根拠のない自己肯定感

    蠅や蚊も 懸命に頑張って生き抜こうとしている 化石生物となってしまった三葉虫も 太古の世界で生きていた頃には 懸命に生き残ろうと 複眼を光らせ活動していたことだろう 根拠のない自己肯定感 この感覚を きっと 蠅や蚊も持っているのだろう 三葉虫も持っていたのだろう 「私が生きていることは素晴らしい!... 続きをみる

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  • 他者を求める自意識

    自慢するということと 褒められるということの間に 調和が生じたたり 齟齬が生まれたりする 自慢と褒賞の関係は 愛すると愛される関係に似ている 努力することと 報われることの関係も同じだ 自慢したり 愛したり 自分をムチ打ち努力したりしている自意識は それだけでは孤独だ この孤独から逃れようと 褒め... 続きをみる

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  • 夢の進み方

    どこに進んでいるのかわからないままに どこかへと進んでいる あの方向へ進みたいと思いつつも なぜか 別の方向へ歩を進めている ケージの中を 歩き回る亀のように 狭められた秩序の中で 壁にぶつかり その壁に押し戻されながら 未来に向かっている 食べていられる それだけで満足 贅沢に慣れた心が 現実か... 続きをみる

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  • 祈りの場所

    不思議な場所がある 隠れながら たくましくなる場所がある 何も隠れる必要もないのだが 所作を隠したがる場所がある 台所とお便所だ 台所は 生命の死骸をお料理に変える場所だ お便所は 消化した生命の残骸を捨てる場所だ 口から肛門へつづく消化管の 入口と出口にまつわる場所である 生きる生々しさを 覆い... 続きをみる

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  • 自由と不自由の境界線

    身体を動かせる 動かせるのだけれど すべからく自由という訳にはいかない たとえば 目が後ろについていると便利な状況でも 目を後ろに移動させることはできない 繊細に動く手先でも 限られた範囲でしか動かず 必ずしも自由にはならない 背中の肩甲骨の間の辺りに 手が届かないところもある もう少し手を伸ばす... 続きをみる

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  • 神々の支配を超えて

    生きるということには 犠牲を求める側面がある と同時に 犠牲にならないように 構える側面がある さらには あえて 犠牲になろうとする側面まである 様々な側面を備え持ちながら 何を披露するのかを選択している主体が生命である この主体が何を選択するのかに 影響を与える要因が 様々に存在している 言葉に... 続きをみる

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  • 創造された世界の継承

    刺激―反応系は 刺激という原因に対して 反応という結果をもたらすシステムにより 運営されている すでに創造され存在されているシステムにより 運営されている オスがメスを探し 求愛ダンスを踊り メスがオスを受け入れ 交尾をし 子育てが進んでゆくシステムも 刺激ー反応系の重層化したものだ 心臓の鼓動が... 続きをみる

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  • 増殖する存在たち

    痛みが存在する 空腹が存在する 認識が存在する 私は認識かそれとも身体か いずれにしても ここに私が存在する やむを得ない事情で右手を切断していたとしても 右手に痛みを認識することがあるという 存在しない右手に いつまで痛みは存在するということだ 痛みと身体が共存している訳でもない 無いはずのもの... 続きをみる

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  • 循環という動的恒常

    動いていることと 不変であることは 両立しがたい 動かなければ 不変でありやすいし 動いてしまうと 変化しやすいからだ でたらめに動かずに 振動したり 循環していると 動いていても 同じでいられる 昨日と今日が大体同じなのは たくさんのものが 一日のリズムで循環しているからだ 動きながら循環してい... 続きをみる

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  • 意思が届かぬ流転に戸惑う

    あるものしかないし あるだけしかない 増やせれば 増やした分だけ増え 増えられれば 増えた分だけ増える そして 減らせれば 減らした分だけ減ってゆく 増えても減っても あるものしかないし あるだけしかない 頭の中にも あるものしかないし あるだけしかない そのあるものが あってへ行ったりこっちへ来... 続きをみる

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  • 幼稚園と保育園

    私の育った地方では 幼稚園にはお金持ちの子が通い 保育園はそんでない子が通う印象があった 先日 品のいい幼稚園の園長さんが 保育園と幼稚園の違いについて 保育園は厚労省の管轄で 幼稚園は文部省の管轄だと言っていた だから 保育園は名の通り保育で 幼稚園は教育なんだそうだ 私は保育園出身なので 小さ... 続きをみる

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  • 言葉が機能する奇跡

    「右を向け」 と言われて右を向くには いくつもの事象が連帯している 生物学的には 感覚神経の興奮や 脳神経の興奮 運動神経の興奮 筋肉細胞の収縮といった事象として 記載される 現象学的には 音声情報を言語に変換し この言語を意味に変換し この意味に対して それに従うか否かを考え 従うことを決める ... 続きをみる

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  • 建前の内側で本音が蠕動運動を繰り返す

    アリストテレスの時代から 人間の身体を 運動を担う動物的組織と 栄養を担う植物的組織に分る考え方があった 動物的な組織は 筋肉や神経それに感覚器官だ 骨も含まれる 植物的組織は 胃や腸や肝腎だ 生殖器も含まれる 心臓血管リンパ肺も栄養の運搬に寄与する植物的組織だ 動物的組織の役割は 栄養の原料とな... 続きをみる

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  • 生きる証としての不毛な争い

    動くということは 今と違う状態に至ること そして今と同じ様態に戻ることも 動くことである 上の2つの動きが繰り返されると 揺れるということになる 離れる動きと 戻る動きが反復する 離れる心と 戻る心が反復する 好き 嫌い 好き 嫌い 花の花弁をむしりながら 心を占う 動きながらとどまっているから生... 続きをみる

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  • 行政訴訟のリスクが高い相続法改正

    令和2年7月1日から改正相続法が施行される これにより 相続登記の手続きも 二重売買や 抵当権の順位争いのように 登記を早くやったもの勝ちの手続きになる この競争に勝つためには 早く戸籍をそろえ 遺言があるならばそれを入手して確認しなければならない これらの手続きには行政の手続きが関与してくるので... 続きをみる

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  • 空間と時間 物質と機能

    機能は 繰り返される因果律であり 帰納法により認識される事象である 因果律は 原因から結果への動きであり 予想可能性を生む 定型な文字が 定型な意味を持つのも この因果律が機能してこそであり 動物種としての 定型的な身体が 定型的な行動を予測させるのも 因果律の機能である 定型な物質の組み合わせが... 続きをみる

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  • 自然の朝と観念的な朝

    社会は反応の連鎖に満ちている 誰かが何かをすると それに私が反応する その反応に また他の誰かが反応してゆく 反応する対象は 反応である必要はなく ただそこにある景色でもよい だから 反応は自然発生し 反応の連鎖は留まるところを知らない たとえば お日様が近づくと 空は明るくなり 暗闇に隠れていた... 続きをみる

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  • 新しい服を探す

    いろいろな身分を 自我に着飾る 「男」や「女」 「子供」や「大人」 「既婚」や「未婚」 「部下」や「上司」 「公」や「私」 着飾っていることに慣れてしまった自我は 裸でいるのが恥ずかしい だから せっせと服を着る 裸の自我はなぜ恥ずかしい 身体も裸になると恥ずかしい いつのまにやら 本当のことを隠... 続きをみる

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  • 意識の中の言葉は透明に存在する

    私の意識になかで 言葉が踊っている それなのに その言葉を文字を見ることも その言葉を音を聞くこともできはしない 私の中の意識の言葉は透明だ それでも鮮明に言葉が踊っている この透明な言葉は魂と同じかもしれない 魂というものも音もしなければ見えもしない 透明な意識が 確かの私の中に存在している 透... 続きをみる

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  • 壁を飾り補強する言葉たち

    種の壁がある 種と種を分けている壁だ ギフチョウと ヒメギフチョウは 交雑可能ではあるが 生息地域の重複が少ないので 互いに交雑する機会が少なく それぞれの種が保たれている ライオンと ヒョウの交雑で生まれた レオポンやライガーには 生殖能力はない 種の壁を越えて次世代は育たない 逆に言えば 種の... 続きをみる

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  • 懲りない面々

    状況が変わると 雨は 雹になり 霰になり 雪になる 「雨だと言っていたのに  雪とは何事だ」 そう怒っても 「状況が変わった」で 終わる話だ 嘘が本当へ 本当が嘘へと 雨や雪のように変わる 過去の話は状況次第で嘘になる 昨日は雪だったのか 雨だったのか 記録がなくなれば 忘れ去られてゆく 社会の中... 続きをみる

  • 「らしさ」を求めあう秩序

    友達らしく振舞う 部下らしく振舞う 上司らしく振舞う 子供らしく振舞う 親らしく振舞う らしさには 義務というか 欺瞞というか 偽善というか そこまでいびつに歪められたものではないにせよ 自分らしさの抑制がある 地球は地球らしく ここはここらしくしてくれているから 今の暮らしが成り立っている 時々... 続きをみる

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  • 歪められている「正しい自然」

    人間は技術を駆使して 自然を歪めながら生きている 害虫や害獣を駆除し 雑草を排除して有益な作物を栽培する 荒ぶる災害を 未然に防ぎ安全に過ごす 正しい技術を以て 正しい自然の中で生きてゆく 正義は このような技術の総意である 人間は正義の技術を駆使して 社会を歪めながら生きている 同時に さらに良... 続きをみる

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  • 紡がれてゆく過去の経験

    歴史から解放されたとき 人間社会は崩壊してしまうのだろう その自由の中で 人間の中の動物たちが叫びあい 威嚇しあい 怯え 友情をはぐくむ 経歴から解放されたとき 私の人格は崩壊するのだろう その自由の中で 私は叫び 驚き 戸惑い 友を求める DNAから解放されたとき 生命は崩壊する ゆっくりと 無... 続きをみる

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  • 死者の魂を蘇られる思い

    ジョンレノンと言えば Love and Peace の象徴だ 様々な思想に 夫々の英雄の歴史が刻まれている 古代インカ帝国の領主は ミイラであったという 領主の死後 その従者たちが 領主の亡骸をミイラとし そのミイラを領主と崇め 国を治め続けていたという 思想や国家の象徴は 生きている必要はない ... 続きをみる

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  • 言葉の檻

    言葉の中に 不条理が息づいていることがある しばしば 愛と引き換えに 理不尽な要求がなされることがある 愛に包まれた理不尽だ 様々な愛がある どんな愛であれ 愛が息づいている間は 理不尽な要求も幸せにしているのだけれど 愛が醒めると 理不尽はいきり立ち 魅力と同居していた嫌悪が牙をむく 退屈で落ち... 続きをみる

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  • 感謝と愛の相違について

    別れには悲しみが伴う 別れ難きを別れるから悲しいのであり 逃走の場合には別れとは言わない 別れ話がこじれるのは どちらかが別れたくて どちらかが別れたくないからだ この別れたくないという思いが 別れを悲しくしている 別れたくないという思いは 愛なのだろう 愛がなければ 別れもつらくない 愛していな... 続きをみる

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  • 厚みのある普遍性

    ラッキョウの皮をむいてゆくと 最後には中身が無くなってしまう 日本は四季の国であり 春があり 夏があり 秋があり 冬がある そしてまた 春が訪れる 春には春の衣をまとった日本があり 夏には夏の 秋には秋の 冬には冬の衣装をまとった日本がある 日本には 四季以外にも 様々な衣をまとっている 衣をまと... 続きをみる

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  • アリストテレスの鍋で言葉を温める

    言葉に導かれ 何処へ行くのだろう 大昔 全ての道はローマに通じていた そこに人々が集い 言葉が集い 言葉の中に 人があふれていた 今もそうだ 人々を集める言葉が拡がり 人々が集う だからだろう 人ごみの中で 言葉を欲し ひとり立ち尽くす時 孤独が行き過ぎる 言葉をぐつぐつ温める 大きな鍋が必要だ ... 続きをみる

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  • 論争という仲間割れ

    言葉を覚えるということは 言葉そのものと 言葉が指し示すものとの関係を覚えることであり 発音を覚えたり 書き順を覚えたりするだけでは 不十分である 異国の解読されていない言葉について 仮に読み書きをできたとしても その意味が分からなければ 言葉を覚えたとは言えない 魂を入れていない偶像のようなもの... 続きをみる

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  • 心模様

    社会への 迎合と反発が 心模様を描き出す あなたへの 迎合と反発が 心模様を描き出す 破り捨てたい辞書があり やはり 捨てられない辞書がある 破り捨てたい過去があり 捨てることのできない過去の歴史が 心模様を描き出す

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  • 監視社会と形式主義を柔らかにする努力

    監視社会が進むと 犯罪は減少し マナーが向上するという 世間様に見られていると よそ行きの行動をとる それが良いのだろう しかし よそ行きの行動は 人様には都合はよいが 窮屈で 息苦しい たまには 羽目を外してみたくなる 旅の恥を掻き捨てしたくなる 高度な監視社会では それもままならぬことになるの... 続きをみる

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  • 創造的因果律としての定型反応

    咲いている花と 知覚された花は 同一ではないけれど 同じものとする必要があるらしい 必然ではなく必要に応じて創造された関係である 野に咲く花と 写真や絵画で表現された花も 同一ではないけれど 同じものである必要がある このような必要条件は どこに起因しているのか? 便利であり都合がよいからなのだろ... 続きをみる

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  • 反応系 f(オリジナル)→コピー が形而上

    知覚は 体験と記憶の橋渡しをしている このことを数式で表すと f(体験)= 記憶 体験が記憶へと変換されるというわけだ f’(言葉)= 意味 これは 言葉が意味へと変換されるということだ これとは逆方向の変換として f”(意味)= 言葉 と記載することもできよう 様々な反応系が関数のように機能して... 続きをみる

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  • 美しく咲き誇る花々

    庭をそれなりに管理していても 隙を見せると すぐに雑草に覆われてしまう 雑草の生命力は 人間の意向には 見向きもしない まして 私に忖度することは無い * 人間の意向に寄り添う生き物がいる 家畜や ペットや 人間だ 意向を伝えるのは 餌であり 鞭であり 言葉である * 言葉を操れば操るほどに 意向... 続きをみる

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  • 枠の中に納まる

    本能が 自由の叫びをあげ それを 法律が鎮めている  気持ちはわかるのだけれど  守らなければならない掟がある 法律に縛られた魂は 次第に萎えてゆくだろうか それとも 怒りの炎を上げるだろうか 野生の暴れ馬も 飼いならされ 従順で懸命な馬となる 構造が主体を支配する 法律が心を支配する 法律の定め... 続きをみる

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  • 狂人が心の奥底に控えている

    誰にでも 隠している意識がある その意識を 垣間見る能力がある人がいるとしたら その人の精神は正常でいられるだろうか? 口にしている意識と 頭の中で隠し持つ意識を どちらも把握し 比較している人がいたとしたら その人は ごく普通に ごく普通の社会生活を 何気なく 淡々とやり過ごしてゆけるだろうか?... 続きをみる

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  • 人の群れに飲み込まれ

    人は 人の群れに飲み込まれながら生きている このことを懸命に否定しようとするのだけれど 人の群れから零れ落ちた自分の無力さに ただ 怯えることしかできない だからだろう 群れに 人は群がりつづけ 膨れ上がり成長してゆく 時に その姿に恐怖して立ち止まり 立ち尽くし 再び 自分の無力さに立ち返る 人... 続きをみる

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  • モノマーをポリマーに添付してゆく思考過程

    思考に際限がないという観念には 時間を無限に使用する必要が伴う 時間が思考を制約しているからだ 「一定の時間内に思考できることは限られている」 この命題を思考するためにも時間の経過を必要とする 細分された時間の中では 思考も分断されてしまい 細分のされ方次第では 思考は無意味化する 例えば 時間の... 続きをみる

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  • はじめに言葉ありきの地平を超えて語ること

    AIが様々な知的作業を圧巻している このことは 帰納法の演繹法に対する勝利と評価できる AIが 様々な帰納法的蓋然性の評価を重ねることで 機能しており さらには 定理からの演繹を 最低限にとどめているからである だから今までの定石は AIにより覆されたりする * 言葉がなければ 語れない しかし ... 続きをみる

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  • 構造の中の主体

    張り巡らされた構造の中を 主体が踊る 様々な構造を認識しようと 感覚器を研ぎ澄ませ 移り行く構造の行く末を夢想しながら 主体が踊る あまたの主体が踊るにつれて 構造が拡張する 様々な構造が拡張し 狭められた空間で バブルのはじけた構造が 急速にしぼんでゆく その中にいる主体を圧迫しながら 急速にし... 続きをみる

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  • クローンでクリーンなプロトコールを求めて

    私の身体は 沢山の細胞の寄り合い所帯だ 細胞たちが 右往左往しながら 助け合い 身体が維持されている 私を統合している細胞たちは 本当に仲が良い 時には 喧嘩もするのだろうが すぐに仲裁が現れて また元のように 助け合い 維持し合い 私が維持されているのだろう 私を統合している細胞たちは 本当に仲... 続きをみる

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  • 制限と自由の狭間で偏在が進行する

    ホルムズ海峡を たくさんの荷物を積んだ船が行き来する 地球には偏在がある 偏在しているものを 必要としている場所へと運ぶために ホルムズ海峡を 沢山の船が行き来する 地球に偏在しているものは 資源や技術ばかりではない 貧富も偏在している 偏在しているものを もっともっと偏在させるようにと ホルムズ... 続きをみる

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  • 八重むぐら茂れる宿のさびしさに

    頭の中で 「嫌だ」という言葉が繰り返される時がある この「嫌だ」が防波堤を作り通せんぼをしている その内側に留まり続けているとどうなってしまうのだろう? 行くも返るのも「嫌だ」 右も左も上も下も 何もかんもみんな「嫌だ」 そんな「嫌だ」に囲まれた 袋小路に陥ってしまうのならば 早めに 乗り越えやす... 続きをみる

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  • 自然発生する「自由と服従」への制限としての法律

    法律は 顔も知らぬ 言葉も交わしたこともない人々との契約だ 法律の向こうには 気心の知れた人々ばかりではない 顔を見たくない人や 同じ空気を吸いたくない人も 法律の向こうで待っている 人間関係が破綻した 不仲の間にも 法律関係が存在するということだ だからこそ 存在する意味がある だからこそ 法律... 続きをみる

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  • 呼応するプロトコルとしての絆・愛

    依存することもあり 依存されることもある そして 依存しあい調和が生まれ 互いに活かしあえれば 美しい愛が生まれる 言葉ばかりが 愛をささやくのではない お金もささやく お金が依存を呼び込み 依存を許す 遺伝子も愛をささやく 依存することを前提とし 依存されることを許容するように 命を誘導している... 続きをみる

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  • 目的地のその先へ

    自分がいたい場所は 自分の拠り所となる場所であり 自分の拠り所となる思想があり 自分の拠り所となる人がいる 自分がいる場所は 目的地へと歩いている途中であり 何時だって 目的地にはいない 何時だって 目的地のその先があるからだ 目的地のその先にある場所は 目的地より良い場所とは限らない それでも ... 続きをみる

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  • 惚れた弱みが社会秩序をもたらす

    惚れた弱み 惚れると 無条件の愛が待っている この無条件の愛が 無条件の服従をもたらすと 惚れた者の弱みとなる * 惚れられた強みを どれほど活用してよいものだろう 強みを使えば使うほど 便利には違いない しかし 使えば使うほどに すり減るのも強みである 惚れ薬の効き目を持続するのは それはそれで... 続きをみる

  • 恋も自然発生ではなく種から育つ

    個人の自由を制限しないと 集団は成立しない だから 集団に帰属していると 守られる安心感とともに 集団を裏切ってはならないとする窮屈さを もたらしている この窮屈さが拡大し 個人が集団から独立しようとする時 集団からはみ出した個人の意思は 皆既日食の直後のダイヤモンドリングのように輝くことになる ... 続きをみる

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  • 芯から離れて生きるということ

    大事なものは 奥の奥の芯の方に隠されている 表面には 使い捨ての変わりゆくものたちが 配されているから 大事なものは 奥の奥の方に配されている 日々配られる新聞やテレビのニュースは 木の葉のように やがて色づき散りゆくものたちだ 私の脳裏に浮かび 消えてゆくさまざまな認識たちも 台風の外苑の 素早... 続きをみる

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  • 今を未来に送る合目的的システム

    「生きたい」という思いから始まる動きがある この「生きたい」は 意識であることも 無意識であることもあるだろう 理性的であることも 本能的なこともあるだろう このような 「生きたい」から始まる動きを 人間から差し引くと 何が残るだろう * 「死にたい」と悩むのは 「死にたい」が「生きたい」を 乗り... 続きをみる

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  • マルクスとコンビニ

    サプライチェーンが 充実して 生産が効率化して 世の中に 便利なものが 安く大量に供給されるようになってきた 流通の効率化により 小売店がシャッター外に飲み込まれ 大手資本の大型店が派手に登場し その隙間を 大手のコンビニが埋めてゆきながら 便利に 買い物ができるようになってきた 効率が 便利さを... 続きをみる

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  • 恨みを統治する言葉たち

    人間は 自分が被害者であると思っている時に 一番酷いことをするものだ こう教わった 日本の中間層が 貧困化しながら 貧富の差が広がり始めた 恨みを集め それを どこかにぶつけるには まず恨みを貯め込まねばならない 次に その恨みの自覚を促し その恨みが 何処から来たのかを はっきりと 認識させなけ... 続きをみる

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  • 議論という叡智

    意見が違う時ほど 議論が必要なのだけれど 部族を分かち 直接、激しく議論することを避けてきた そんな 人類の歴史がある 議論をすることも 議論を避けることも 人間に授けれられた 叡智である どちらも大事だ 人の心は 手に取るようにわからない 闇の向こうにある 私の心も 他人には闇の中だ ともすれば... 続きをみる

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  • 善のイデアと服従のイデア

    服従を求めることも 服従を求められることもある 「服従」という強い調子ではないにしても 言う事を聞いてもらいたいことも 言う事を聞きたくないことも たくさんある その都度 服従する側と 服従させる側に色分けされる 人間には 「服従する」性質が備わった 社会性の高い生き物だ この基本的な性質があり ... 続きをみる

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  • 終幕と除幕

    壊れる すると 秩序は 無秩序に帰る 生は死へ 有は無へ 一定の関係が 維持されている奇跡が遠ざかると 一つの幕が下りてゆく 幕が下りたその裏で 結ばれ得る様々な関係たちが 調和が得られぬままに混沌と湧き上がる 時代の節目の混沌 不調和たちが きしみを上げながら調和を模索する 新しい時代の幕開けを... 続きをみる

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  • ご都合にたなびいている友好という名の秩序たち

    公益のためのに 様々な秩序が設けられている 信号機は 交通事故を防止するように 規則的な信号を送っている 福祉政策は 助けが必要な人を 援助している 自由と引き換えに 安全と安心を提供する秩序が 社会の魅力を形成している 友好も 自由を少し捨てることから始まる だからだろう やがて 少しの自由を求... 続きをみる

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  • 偏見が創造する秩序たち

    恋は偏見 偏見という言葉は 悪く使われることが多いが 恋愛も ある意味 偏見だ 偏見は 特定な存在を 特別な存在と位置づける嗜好だ 「あの人でなければだめだ」 これは典型的な偏見であって この偏見が失われれば 「なんであの人じゃなければいけないのか  他にもいっぱい人がいるじゃないか」 という事に... 続きをみる

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  • 競争の激化と効率化

    競争は 競争している主体を構成する部品の 効率化を推進する しかし 競争は 使用するエネルギーを 最小化するような努力だけにとどまらない スポーツ選手の肉体 科学者の思考 芸術家の感覚 大きく 大胆に スムーズに エネルギーを消費しながら 動き回り 周辺を巻き込み より大きなエネルギー消費の渦を創... 続きをみる

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  • イデアに支配され利用する

    地球は平たいと信じられていた 今は 地球は丸いと信じられている 地球は変わらずにいる間に 人間の思想は右往左往することができる 物質世界に比べて 思想世界はとても自由だ だから 不都合な思想が嫌われ 都合の良い思想が自由を謳歌することになる そんななかで 人間の都合を排除して 物質世界に忠誠を誓っ... 続きをみる

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  • 「今ここにいる」という困難の中で

    私がまだ 生まれもしていない時代の話を 聞きながら育ち 私がまだ 足を踏み入れたことのないような場所の話を 見聞きしながら暮らしている だから わたしは すぐに まだ見もしない未来を思い描いたり まだ行きもしない場所に思いをはせる これは 「今ここにいても  心はここにない」 ということです でも... 続きをみる

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  • 信用される情報を求めて

    将来の安泰と 正義を天秤にかけた時 どちらに傾くだろうか? 安泰と正義が指し示すそれぞれの道が 同じであれば 正義は機能し続けるだろう しかし 正義が安泰をもたらすものでは無くなったとき 「異常事態」という言葉と共に 息づいていた正義が否定されることがある このような正義の衰退が 社会を変革し 新... 続きをみる

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  • 権力と善悪と言論の自由

    善悪は とどのつまり 権力者の手の中にあるという なぜか? 善悪が 秩序を維持するための観念であり 秩序の管理者が権力者であるならば そうなるのは当然だ ソフィストの考えだ ソクラテスは 今、目の前にあり 実際に首尾よく運用されているものにも 疑問を呈していたのだろう 「本当にそれでいいのか?」 ... 続きをみる

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  • 運命の分かれ道

    投げかけられた言葉に対して 自分を硬く閉ざすときもある 柔らかく受け入れるときもある この受け取り方の違いで 同じ言葉を投げかけられた者の間に 個性が現れる 酵母菌の細胞も 同じように 硬軟で 個性が現れるという DNAを取り囲むクロマチンという物質の構造が 硬い部分と柔らかい部分があるらしく こ... 続きをみる

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  • 命令言語としてのプログラム

    様々なプログラムがインストールされています コンピュータのことではありません 人間のことです 物質が 制御されているのです おかげさまで 指を動かすこともできますし 声を出すこともできます おかしなことを考えるのも 変なプログラムがあるせいです 変なことをするのは 私のせいではありません おかしな... 続きをみる

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  • 全ての思想は信号であるという形而上

    新しい状況に置かれると 通常よりも活発に神経が活動するらしい ネズミの実験だ 新しいことを覚えるという事は 脳細胞の信号が複雑に行き来するとのこと 思想は信号の集合らしい 全ての思想は信号である この言葉も信号として 脳の中を駆け廻る ーーーーー メモ 信号は流転する 同じ楽器が 様々な曲を奏でる... 続きをみる

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  • 目には見えない存在を宿す言葉たち

    言葉がある世界と 言葉のない世界を テレビで作る事ができる 完全ではないにしても 音量を下げ画像だけにすると 言葉はなくなる 音のないテレビ画像でも 視覚を満たしてくれるが どこか味気ない このようにして味わう 言葉のない世界の中にいると 人間は視覚にばかり頼らず 言葉を頼りに生きていることを 教... 続きをみる

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  • まがいものたちの栄枯衰退

    芸術は美を追求する 科学は真理を追究する 法律は正義を追求する 倫理は善を追求する 理系であった私は 生き物は正当な存在で 習わしや義務は人為的なまがいものである そう思っていた どうして勉強をしないといけないのか? どうして嫌いなものを食べないといけないのか? どうして学校へ行かなければいけない... 続きをみる

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  • 無駄になりかねない努力を積み重ね

    花の芯には 熱をつくるところがあって そこが熱くして 虫が集まるにおい成分を揮発させるそうだ 花に集まる虫は このにおい成分を感知する 遠いところからでも わずかなにおいを頼りに 花に集まる 誘う方も 誘われる方も 工夫を凝らすのが 自然の掟 無駄になりかねない努力を重ね なにかの訪れを待ち望む ... 続きをみる

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