ルアーなお金たち、言葉たち、命たち

砂上の楼閣を上手に維持する共役反応の数々に感謝です。ルアーは反応の連鎖の象徴です。

秩序のブログ記事

秩序(ムラゴンブログ全体)
  • 考える余地があるという余力

    単細胞が受精して 細胞分裂が始まり 細胞が増えてゆくと それぞれの細胞の運命が分かれてゆく 神経になる細胞もあれば 筋肉になる細胞もある 血液や骨になる細胞もある どのような細胞になってゆくのかを 制御しているシステムがある このシステムには これに属する細胞が総有している言葉があり その言葉に従... 続きをみる

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  • 共存する自由たち

    国民に自由があるように 国家にも自由があるからだろう 国家が国民を弾圧することがある 自由は他の自由と対峙する この構造を制限するために法があるという 自由が共存するには それなりの譲り合いが必要だ ーーーーー メモ 自由が譲歩すると 自由度が減る その分 不自由を強いられる 強いられた不自由が ... 続きをみる

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  • 擬人 穢れ無き世界の片隅で

    カマキリの子供です。 右上にいます。 育ち盛りです。 左下では カメムシさんが交尾しています。 虫の世界にはR18はありません。 穢れがないからです。 「R18」とか言いながら 穢れや悪いものを隠しながら 品よく生きている動物がいるようです。 きっと 自分たちのことを 素では醜くて下品だと感じてい... 続きをみる

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  • 複製し評価され多重化する存在

    仮に 善い行いと 悪い行いがはっきり分かれているとして 皆がそれに従っていると 公平だ しかし 悪い行いも 仕方がなく許される悪い行いと 許されない悪い行いに分けてしまうから せっかく鮮明にした公平が 再び不鮮明になってしまう    例えば    暴力は悪である    ・・・が    正義の鉄拳と... 続きをみる

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  • 言語と虚構の共進化

    幸せな夢想に浸っている時に ふと その夢想を暗転させる想像が 頭をよぎることがある 将来への不安は 幸せを阻害する 未来は 今、現実としては存在していない しかし 夢想のなかで描かれる この描かれた存在が 心を彩る光と闇になる 過去の思い出も また 存在しないまま描かれ 夢想の中で存在に至る この... 続きをみる

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  • 権限という情報世界の出来事

    全ての権力は 国民に由来する これが 国民主権の考え方だ 下から上への権力委譲だ 国際社会から 国への 上から下への権力委譲はない 内政不干渉の帰結だ 国際社会から国への要望は 国民を通じてしか 権力に反映させられないというのが 原則のようだ このような構図の中で 国が国際化するには 他国の権力者... 続きをみる

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  • 勝ち馬に乗る負け犬

    勝ち馬に乗るには まず 馬に傅かなければなるまい 極端に言えば 戦わずして負ける服従だ こうして 勝ち馬の周りに 負け犬たちの群れができあがる 負け犬たちは 馬の自慢をしながら 世間を渡り 同じ馬に乗ろうと人々を誘う そして 負け犬たちは 違う馬に乗る人を見ると こっちの馬の方が優れていると 自慢... 続きをみる

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  • 統合と自由の対峙を取り持つ忍耐

    統合を好み 自由を好む だから この対峙する観念のせめぎ合いが 生れてくる 統合を好むと 調和性の高い関係性となり 自由を好むと 調和性の低い関係性となる 調和は 規制により成立する 自由は 規制を排除して生まれる 自然は自由だ 恵みも 危害も 規制されずにあらわれる 友好関係にない秩序は 規制が... 続きをみる

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  • 自然を超越する自虐性

    地震や大雨 自然の脅威は ときに 人の命も脅かす そんな荒ぶれる自然に 人が犠牲になることは 悲しいけれど 仕方がないところがある 自然の力は偉大だからだ でも これを「仕方がない」と言わず 「あってはならないこと」と言い続けることで 人は強くなってきた 嘘が人を強くしてきたのだ 同じように 科学... 続きをみる

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  • 新陳代謝

    意識することも 知覚することもできないけれど 私の身体の中で 細胞が分裂を繰り返しているらしい 絶えず 古いものが壊され 新しいものに置き換えられているらしい リニューアルを繰り返し 維持している秩序 細胞の中の細胞内小器官は 古くなり損傷した細胞内小器官を認識し それを壊す働きを持っている この... 続きをみる

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  • おまけな話

    死んでいる身体と 眠っている身体の違い と 眠っている身体 起きている身体の違い どちらの違いが大きいのか? 時間を超えて存続する能力で考えると 前者の違いの方が大きく 起きて何か重要な事を考えているということは おまけのようなものにも思えてくる でも 身体を支配している などとプライドを保ってい... 続きをみる

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  • 擬人 空と色

    空です。 仏陀の時代からすでに色々で、今も色々です。 雲が浮き、風が流れているからです。 それに、、、 光はあるけれど、言葉はありません。だから自由です。 どうぞ、 言葉を送らずにいてください。 自由で色々な空でありたいのです。 これからも、 いつまでも。 ーーーー メモ 悪くするとでたらめです。... 続きをみる

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  • 向上心の恵み

    向上心の裏側に 劣等感があったり 不平や不満などが渦巻いている 人間は向上心の塊らしく どんなに恵まれていようと もっと向上したいようだ 裏を返せば どんなに恵まれようとも 不平不満を抱える運命にあるらしい 立場の強い者も 立場の弱い者も それぞれに 不平不満を持ち 向上心を燃やす そして その向... 続きをみる

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  • 形式たちに身を隠し

    表面的な形式の中に納めて 時間をやり過ごす 人々の矢面に立ちながら 自分を隠す場所が 形式だ ロボットのように動き 意思がないかのように やり過ごす 本当の気持ちは 形式の陰に隠れ 心の中で動き回る 時に 悲鳴を上げているのだろう 時に 歓喜の声をあげているだろう 様々な動きがうごめきながらも 表... 続きをみる

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  • 共同という秩序

    「全員が生きていかなければならない」 この命題を 人間は 他の動物よりも 強く持っているようだ 多くの虫や魚は たくさん卵を産んで 生き残る運のいい個体が またたくさんの卵を産めばいい 人間は そんな生き方をしない きちんと みんなが生き みんなが子供を産み 繁栄してゆけばいい そんな風に生きてい... 続きをみる

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  • 現実を調整する基準としてのイデア

    彫刻や絵画の世界には 沢山の美男美女が彩っている イデアは このような 非の打ちどころがないような存在         、、、のようだ 現実はそんな理想とは違い わたしのような 彫刻や絵画になっても 様にならないようなものからできている このような現実と イデアが描く理想の間で 人は苦しむ 目標が... 続きをみる

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  • 思考は他者を志向する

    自作自演の時空を楽しむことがある 人に見られたくないようなことを 言ったり やったり 考えたりすることもある 自作自演の空間での出来事だ ああしたい こうしたい ああなりたい さまざまな思いが 頭の中をうごめいている そんな事たちが 外に漏れたら大変だ ひとりごとを 誰かに聞かれた時の気恥ずかしさ... 続きをみる

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  • コダマする生き甲斐

    損をすることは嫌なことだけれど 損をしてでもやりたいことがあると それは生き甲斐だ 何のために生まれてきたのか? 戦争中には 「お国のために生まれてきた」 こういった明確な答えがあったのかもしれないが 明確な答えがない方が この質問の良いところであり 煮え切らないところである 誰かが決めてくれ 考... 続きをみる

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  • モノ・コト複合体

    物事は 「モノ」と「コト」に分けて考えることがある このような区別があるので 「モノ」の存続は「保存」といい 「コト」の存続は「維持」というように 使い分けられたりするが これはあくまで思考上の話で 実際の時間の動きの中で モノとコトは一体となっている 生物も 生きるという「コト」と 身体といい「... 続きをみる

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  • 伝承的実在は結果から語らなければならない

    道徳や 倫理は 生命と同様に 伝承的実在であるから 伝承という結果から 考え語らなければならない 過ちがあり 成功があり その結果 成功のみが伝承される このような成功を伝承してゆくシステムの 代表例が生命システムだ 危険を知覚しそれを避けるのも 一種の伝承されるべき成功だ 青いペダルを押すと餌が... 続きをみる

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  • 伝承としての実在

    生命は実在する それぞれのやり方で 命を紡ぎながら 世代から世代へと そのやり方を伝承してゆく 生命は 伝承により維持されてゆく 実在だ 無為のままでは 消滅する実在だ 道徳も 倫理も このような実在だ 消滅する運命にありながらも 懸命に努力し 伝承され 存続している実在だ ーーーー メモ 実在を... 続きをみる

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  • 狼と鬼

    昔昔あるところに それはそれは恐ろしい鬼が住んでいました この鬼は 人間にはとてもとても恐ろしい鬼でしたが 犬や狼にはどうということもしませんでしたので たくさんの犬や狼が 鬼の食べ残しに群がっておりました ある日 鬼がとてもおいしい料理ができたので 大事に大事に少しづつ食べておりました そんな大... 続きをみる

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  • 善悪の起源

    いろいろな生き方がある それぞれに責任があり 大きく失敗すると死んで消え失せる だから そう悪いことはできない しかし 失敗してから消滅するまでの間 無責任を楽しめる時間がある 悪に間がさす時間帯だ 社会の善より 自分の利益を優先する 地球の存続より 自分の便利を優先する 悪魔の時間・・・ 様々な... 続きをみる

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  • 自然を克服するということ

    古代人が 森の掟に従ったように 現代人は 社会の掟に従う 古代人も 現代人も それぞれ 命を支えてくれる恩恵に向かい ひざまずく このひざまずかせる恩恵が 秩序の原動力だ 権力は むかし 自然が握っていた そして 自然のもと 人間は平等だった 、、、のかもしれない ーーーーー メモ 秩序を維持する... 続きをみる

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  • 浮動する秩序

    秩序は A案B案C案の争いの中から生まれる この紛争の優劣は A案B案C案の実力のみで決まらない これらを取り巻く様々な要因による影響が大きい これらの要因により A案B案C案の有用性に相対効がうまれ 秩序の浮動が生じることになる ーーーーー メモ A案は冬物 B案は春秋物 C案は夏物 季節の移り... 続きをみる

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  • 凧糸が結ぶ世界の秩序

    糸が切れた凧と 糸がついている凧には おおきな違いがある 糸は 風に流されることに抗する力であり 時間を超えそこにとどまる原因である このような 今をとどめるような 様々な糸があるから 私は生きている この糸を大切に守り育てるのが 生れてきた目的なのだろう 強い風が吹くときも 弱い風の中で落ちそう... 続きをみる

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  • 変化から不変への置換

    現象を記載する この行為は 動く現象を 動かない記載へと置換する作業だ 動くものを 動かないものへと置換する 別の言い方にすると 変化から不変への置換だ それを 同等のままであると定義しながら行うのだから かなりの無理がある この無理が通って やっとこさ 思考が成立し 哲学が成立し 科学が成立する... 続きをみる

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  • 認識の波に乗る

    いろいろな 猿人や 原人や 原始人が 戦ったり 恋をしながら 生きていたらしい 小さな違いを 大げさに認識しながら 優越感や劣等感の波に乗り 好きや嫌いの波に乗り しずかな風景のなかでも こころの中を 大きくゆらし 認識の波にのまれながら 喜びながら 悲しみながら 暮らしていただろう 好きなものを... 続きをみる

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  • 秩序を食らうシステムの取捨選択

    私が 私を認識している 自己認識だ この認識により 私が増殖的に派生して 私の中でいろいろな私がどんどん増えてゆく 朝の私 昼の私 夜の私 様々な私が 私により複写され 私の中に積み重なる 積む場所に限度があるのか 私の中で積み重ねれられた私が 少しづつ忘れられてゆく 私の複写が増えながら 私の複... 続きをみる

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  • 実存は本質を複写する世界内存在

    ピテカントロプスの時代から 腕力が秩序を創造してきた だが 知力も黙ってはいない 知力が 新しい腕力を創造するのだ そして その腕力が知力を支配したりする そうこうしながら 腕力と知力の共進化が 社会を複雑に強健なものへと導いた 林立する 過去の偉人たちの腕力と知力の森の中 アカデミーの分類が 道... 続きをみる

  • 「道程」を振り返る

    昭和のころ 僕の前に道はなかった だから 僕の後ろに道をつくれた むしろ 道を創らざるを得なかったのかもしれない だから 皆で一生懸命に道を創った そうして その路を整備して より良い道に仕立ててきた その甲斐あって 素晴らしい道がたくさんできた そこを歩く人々よりも 立派な道になってきた だから... 続きをみる

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  • 正義とそのゆるみ

    警察官がいると 何か言われそうで 悪いことをしないようにと 身が引き締まる 逆に言えば 普段 少しくらい悪いことをしても良いと 気がゆるんでいるのだろう 警察官ばかりでなく 世の中には 悪い行いを指摘してくれる人は 沢山いる 厳しくして指摘してくれる人の前では 警察官がいるがごとく 気が引き締まる... 続きをみる

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  • 反応の統制による集団リテラシー

    何かをしようとすると それに反対する人もいれば それに賛成する人もいる 反応は 対象に向かう存在ごとに様々だ その様々を統制して 画一的に反応するようになると 画一的反応をする集団として 秩序が成立する 言葉に同じ意味を感じる集団があり 言葉に秩序が生まれる 「反応を統制せよ」 秩序を希求する声が... 続きをみる

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  • 「あした神があった」を論考してみる

    「あした神があった」 この文章には違和感がある 「あした神がある」 「きのう神があった」 これらの文章が 「あした神があった」を いじめて排除しようとするからなのだろう この違和感があるから 私も 「あした神があった」をいじめて排除する 「あした神があった」がなくなるまで わたしたちは 「あした神... 続きをみる

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  • 未来の人類に

    部分の組み合わせを変えながら 全体の多様性を増加させ 存続の可能性を広げてゆく これが 増殖する秩序たちの大実験だ 存続の可能性を追求し それを成し得た秩序が 時を超える系譜を導く 進化の系譜だ 存続しえなかったものたちは 歴史の記録となり 例えば カンブリア紀の生き物たちのように 化石となって ... 続きをみる

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  • 今あるということ

     「浜までは海女の蓑着る時雨かな」 これから海に入ってずぶ濡れになるのに 時雨でちょっと濡れるのを嫌がって 蓑を着て浜まで行く海女の姿を謳った 江戸中期の俳人、滝瓢水の俳句だ 合理的な理性や きままな感情 様々な思いをはせることができる17文字だ 無駄に蓑を着るのか わけあって蓑を着るのか この疑... 続きをみる

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  • 何かに引き戻されながら同じ軌跡を描く

    寝て起きると 私には また 同じ顔がついていた 身体には 同じ歪みがあるらしく 昨日と同じように 姿勢が悪い へその曲がり具合も だいたい 昨日と同じだ 嗜好や思考も あまり変わらない 自分には何の刺激もない 良くも悪くも 昨日と同じだ こんな風に 毎日が 同じであれるということが いったって不思... 続きをみる

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  • 同じになろうとして複雑になる

    それぞれに 足りないものがあり 持て余しているものがある だから ひとりでは頼りない ひとりではやりきれない みんな違って 不平等にできているから なんとか 助け合えるようにできている ーーーーー メモ 無理に 平等にしようとすると かえって 息苦しくなったりする 自分らしさを抑え 普通を演じて ... 続きをみる

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  • 令和のはじめに

    どうせなら 面白くなき世を 面白く ひと工夫で 面白くなることがたくさんある そんなものたちを集めに集めると お祭りが出来上がる 一品を持ち寄り 宴会が出来上がる ひと工夫を 皆で集めたり 職人気質に襲われて ひと工夫を重ね続けたりしながら 日本の美が生れ育まれてきた これからもそうだろう 春 あ... 続きをみる

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  • 法律と鉄拳の差異

    人が人を裁く これは 「人が人を殴る」と 同じ文法だ 「正義の鉄拳」という言葉と 「悪の鉄拳」という言葉あるように 「裁く」と「殴る」が使い分けれる この「裁く」がよいものであるとの共通認識のものとで 法律文化が花開く ーーーーー メモ 裁く側と裁かれる側 裁かれる場合と裁かれない場合 裁かれる場... 続きをみる

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  • 調和を希求する情動

    私の所有物に 私らしさを移植しないと 落ち着かない 汚れたままの服ではいやだ 傷ついた車は直さなければ乗りたくない 小さな家ではふさわしくない つきあう友達は素晴らしい人がいい 様々な自分らしさを 自分以外の存在へと 拡張して押し付けてゆく 目に触れるものを 自分の基準に従わせてみたくなる 私は私... 続きをみる

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  • 代弁者による調和世界

    栄養を取り続けなければ 身体を維持できない 摂取した栄養を 身体を構成する細胞たちにいきわたらせ 細胞が機能し成長するよう 環境が整えられなければ 身体を維持できない 家族にしても 会社にしても 趣味の集まりにしても 国家にしても 社会も同じだ 人々が 生き生きと暮らせる環境整備が 社会の基本だ ... 続きをみる

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  • 愛すべき困りものの風雲児

    新興国が台頭してくると 先進国は なんだか お年寄りになったように見えてしまう 後進国に比べて 先進国では 何でもやってやろうという躍動感がなく 今までやって来たことをそつなくこなし できないことは やりたくないし実際やらない だから進歩はない やみくもに前に進もうとする野性味がなくなり 計画的に... 続きをみる

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  • 私の魂を守り育てる私の祈り

    人間は 生れて動き回り死んでゆく これを繰り返している 私が繰り返しているのではなく 人間が繰り返しているのではあるが なんとなく 私も、「また生まれ変われる」といわれると そんな気がして その気になって 次に生まれてくるときのことを夢想できたりする しかし これが可能となるには 私の存在が 死ん... 続きをみる

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  • 循環論の持つ真理

    むかしから そうしていることが うまくいくことだ といいつたえられてていることがある ときに 上手にいかないことがあっても たいがいはうまくいくので そうしなければならない その うまくいくというは どういうことか? をかんがえた ・・・うまくいくとは    目的を達成すること その目的は何? ・... 続きをみる

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  • その役割が降り注ぐその場所へ

    「おにいちゃんなのだから  こうしなければいけないでしょ」 「おんなのこなのだから  そんなことしちゃだめよ」 さまざまなしきたりが 人々にそれぞれの役割を押し付ける それに抵抗して 「どうしてそうなの?」と聞くと 「昔からそうそういうものだ」 ああ たしかにそうなのだろう こうして カースト制な... 続きをみる

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  • 神様仏様

    戦わずして負ける人がいるから 戦わずして勝つ人がいる 戦わずして負けながら あるいは 戦わず勝ちながら 社会の秩序が維持される それでも社会には荒波がある 戦わずして勝敗がつかなかった時代には 社会の荒波はもっともっと高かったろう 戦わずして流れてゆく ほどほどの空気の中で 「なにかいいことないか... 続きをみる

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  • 意味付けにより始まるドグマ

    生物学の思想は 人間であることや所属する国の国民であることよりも 動物であることを忘れては、お天道様に申し訳ない もっといえば DNAのセントラルドグマの恩に報いなければ 罰が当たる そんな感じだ このような汎生物愛の実践が 個々の命の 他の命を犠牲にしてまで生きようとする 貪欲な利己主義により保... 続きをみる

  • 被排除者は月の裏側に

    社会秩序は 適合しないものを排除して成立する 自然に適合しないものは 自然淘汰されるようなもので 社会淘汰が働き 社会秩序が進化してゆくということだろう だから 社会は 社会に適合したもののための存在であり 適合しないものにとっては 淘汰圧を仕掛けてくる敵であるということになる 多くの野生生物にと... 続きをみる

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  • 知は「よりよい」を再現する力である

    なぜ筋肉が動くかを知らなくても 歩けるし 口を動かせる どんなものを食べればよいのか きちんとわかっていなくても 美味しそうなものを なんとなく食べていれば 身体が維持できる 知らなくても なんとなく何とかなってゆくのが 身体機能だ このように身体機能については さらに「知る」ということは 必要条... 続きをみる

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  • 不足という創造種

    植物は 太陽に向かい葉を広げ光を受け取る 根を地に伸ばし水をくみ取る 花を咲かせ虫を呼び込み他の植物と交流する このように 存在が 他の存在と関係を結ぶためには 自らの姿に工夫を凝らさなければならない 目的が(意思が)外形に現れるのだ 魅せられ 外延する魂が 自らを変革する 必要が魅惑を生んでいる... 続きをみる

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  • 反ネガティブによる現状維持

    反ネガティブという概念がある さまざまな反ネガティブがある 法から外れる行いは ネガティブであり これに反しなければならない よって 遵法の行為が導かれる 権力者の意にそぐわない 権力者のルールに従わない行いは ネガティブであり これには反すると 懲戒や いじめの対象となる よって 権力者への忖度... 続きをみる

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  • 舟遊び

    集団の意思と 個人の意思は 完全に一致することはない どちらも移ろいでゆく 移ろいながら 寄り添い流れると 互いに運命を感じ 移ろいすれ違うと 不運を感じたりする 時代を創ることができなけば 時代に流されるのが 運命を感じながら生きられる 運ぶより 運んでもらった方が楽である いきたい場所はない方... 続きをみる

  • カオスと散逸構造

    広大な宇宙空間に すごく小さな星が浮いている 星の表面は 宇宙空間になろうとする力と 星になろうとする力が交わる場所だ 様々な力が交錯しながら 時に消失しながらも 様々な模様が持続している 秩序の源泉、散逸構造だ ーーーーー メモ ノーベルか化学賞を受賞した 京都大学の副教授が提唱したフロンティア... 続きをみる

  • 自由を制限する秩序たち

    人工衛星からならば 地上よりはるかかなたの宇宙をみれるらしい 人工衛星は宇宙空間から そんなロマンチックな情報のほか 様々な現実的な情報を地上に届けてくれている GPS情報もその一つだ 船や飛行機や車はもちろん いまやスマホを通じて 歩行者の運航にも欠かせない情報となっている このGPSを用いた測... 続きをみる

  • 社会的信心が成立させる所有権

    所有権の根底に信心がある 所有者に関する信心と 所有物に関する信心だ 私のものと信じる心 彼のものと信じる心がないと なにものも所有できない これが所有者に関する信心だ 土地は所有しているけれど 空気は所有しがたい これは 空気が流動的のため 所有すべき空気を特定できないからだろう しかし 同じ空... 続きをみる

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  • 東京時代それとも憲法時代

    千年後 今の時代は なんと呼ばれるだろう? 飛鳥時代とか 室町時代とか 戦国時代とか 時代分けがされる 明治維新により 江戸時代が終わった その時 藩が解体され 江戸が東京になった 時代も 江戸時代から東京時代へ 様変わりしたのだろう 次はどんな時代がやってくるのか 楽しみというか 気にかかる 時... 続きをみる

  • 猫背と猫背のせめぎあい

    日本人の9割が猫背だという 猫背が普通であり メジャーであり 猫背でない人がマイナーという訳だ しかし そのマイナーな人たちが正常であり メジャーの猫背は歪みがあると判断される 正常と異常の判断は 必ずしも 統計的な頻度に基づくものではないようだ 理想的な体型は 本来あるべき体型であり そのあるべ... 続きをみる

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  • 輪廻の途中で

    さて 次は何を楽しもう そして 何を苦しもう オオサンショウウオは 1億7千年前から 姿を変えず 生きてきた 一瞬前も 一日前も 一年前も 1億7千年前も 今とは違う世界があった そして 今とも同じ世界があった さて 次に何を楽しもう そして 何を苦しもう ーーーーーー メモ 振出しに戻りながら ... 続きをみる

  • 綱引きの綱と凧の糸

    一本の細い糸を使って綱引きをすることはできない すぐに切れてしまうからだ やはり 綱引きは強健な綱を引かなければならない 引くという目的を達成するために 切れない綱が必要になるということだ 糸をたくさん集め 編み込みながら綱にしてゆく さらに綱をたくさん集めて 編み込みながら 太い強健な綱を創って... 続きをみる

  • 調和の力と自由の力

    分業が成立するには 分業に参加する人が それぞれの分担を全うし 全体が維持されてゆかなければならない 個々人が分担を全うすることは 全体保持のための必要条件であり 全体保持のための充分条件ではなくなる つまり 個々人が分担を全うしても 生存が保障されるということではないということだ 運不運 どの全... 続きをみる

  • 迷惑施設と魅惑施設

    沖縄の基地問題は 迷惑施設の偏在の問題だ 迷惑施設が 自分の周りにばかりあり そんな施設が 全くないような地域もあれば ・・・なんか、、、ずるいな。。。 そんな風に思うのは 至極一般的で当たり前のことのようだ 反対に 魅惑的な施設は 迷惑施設がない地域に建てられるたりするから ことさらに不公平なこ... 続きをみる

  • 背後世界が維持する秩序

    身体を形作るのは 意識ではなく 筋肉だ 筋肉がこわばると 体のバランスが崩れ 姿勢が悪くなり 何となく体に不調が忍び寄る このような不調を避けるためには 筋肉を鍛え こわばりをほぐす必要がある 意識の役割は 身体の不調や 筋肉のこわばりを知覚したり 筋肉を鍛える意思を振い立たすことにある 意識は直... 続きをみる

  • オートマチックに愛してしまうこと

    時間が流れてゆくので 現実の今は 自動的に未来になってゆき 逆に 記載された今は 自動的に過去になってゆく このような流れの中で 生きた化石シーラカンスは 現実の今であり 記載された過去であり続けてきた 古典文学もまた然りであり 過去を再現いている読者の今が 昔の秩序を今に再現し続けている このよ... 続きをみる

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  • 巡る慣習の中で

    先置された慣習に従い 細胞は分裂を繰り返し 臓器が発生し 身体のバランスが整えられる 紆余曲折の自然淘汰の過程で 洗練されて来た習わしの束が 遺伝子に集約されている それに従い 受精卵が筋書き通りに命の道を発生してゆく これと同じく イギリス議会の議事録が 未来への指南書であるように 記憶された前... 続きをみる

  • モナド?:天の眼と一なる審美眼

    審美眼は その眼の向く先にあるべき対象を求め 流離う存在だ 対象は美しい物ばかりではない 美しい者であったり 美しい行いであったり 美しい言葉であったり 美しい思想であったりする むろん 審美眼も審美眼の対象となる より理想的な審美眼を追及する競争の中で 権威ある審美眼が称賛されることとなる * ... 続きをみる

  • 四原因説 + 二原因

    秩序は 変わろうとする力と 変わらずにいようとする力の 均衡の上に成り立つ動的構造だ このような可塑的構造が存続していると 秩序として認知される 秩序は 四原因説で語られるように 質料因、形相因、作用因、目的因を記載することで 理解が深まる 動物の行動の総体として成立する 社会構造のように より動... 続きをみる

  • 立派なばかりでは成り立たない調整

    社会は 立派であってもらいたい 立派であるというのは 強く頼りがいはあるが 優しい感じは失せてしまう 誰かに特に優しかったり 皆にやさしい八方美人の方は 「立派」とは言い難い面があるからである 敵もいることを承知したうえで 「立派」を掲げなけらば 「立派」にはなれない さらに 敵ともうまく付き合え... 続きをみる

  • 枠の中の自由と枠を動かす自由

    記憶に残る経験と 記憶に残らない経験がある 記憶に残らない経験は 未来に向かって参考にならないもの どちらかというと不都合なものが大半だ だから 往々にして その記憶に残っていない過去が暴かれると 厄介なことになる 遺伝子も 極めてまれに 不都合な先祖返りを表出する 皮膚が樹木や鱗のようになったり... 続きをみる

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  • 技術が承継され秩序が維持される

    70億の人間をまとめて 「70億の人間」という言葉に凝縮する この言葉の一部に「私」が属しているはずだ 探してみる 「70億の人間」のどのあたりに「私」はいるだろう 「7」の辺であろうか? 「人」のあたりだろうか? はたまた 原子核の周りを回る電子雲のように 「70億の人間」の隅から隅までを ぼん... 続きをみる

  • 技術への敬服に伴う自己疎外

    「言葉足らず」という言葉がある 情景を描写するにも 感情を描写するにも 言葉のスキルが高い人と低い人とでは 大きな差がある 言葉は 言葉を操る技術に依存した存在である 科学技術が生活を一変させるように 言語技術が生活を一変させてきた これからも これらの技術が人類の生活を より一層便利に支配してゆ... 続きをみる

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  • 服の仕立てのような進化論的適応

    運動すると 筋肉痛が訪れる 心地よい痛みだ 居たまままれない痛みと違い つらいにはつらいけれど どこか柔らかみがある痛みだ 悪いことをすると叱られる 叱られ方にも 痛みと同様に 感じ方にもよるのだろう いろいろな叱られ方がある 柔らかなお叱りもあれば 激しいお叱りもある 痛みも お叱りも 調和への... 続きをみる

  • いたずら盛りな日々

    いきものには それぞれ個性がある いたずらっ子もいれば おとなしい控えめな子もいる 人間は たいそういたずらっ子のようで 地球をずいぶん痛めつけいるらしい 子供のころの思い出、、、  雨の日には  おとなしくしていればよいものを  家の中で大騒ぎをして  障子を破るのはもとより  掛け軸を破いてし... 続きをみる

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  • 社会化としての自己擬制

    白い蛇を神の使いと見做す このような擬制により 象徴が維持される 言葉も象徴であるという この色を「白」と見做すという擬制を 皆で共有することで「白」が意味を持ち 便利に使用できるようになっている 私は私であるけれど 世間様から見れば 様々に見做されている 「男」であったり 「自営業者」であったり... 続きをみる

  • 揺れながら流れる時代のはざまの涙

    中世の終わりには 啓蒙思想により キリスト教社会の秩序が見直された そして 啓蒙思想は 男女の分業の秩序を見直し 男性らしさ 女性らしさを強要する圧力を弱め LGBTを肯定し 結婚制度も 古い伝統になってゆくような様相だ 苗字もやり玉にあがるようになるのかもしれない 枠にはめ 枠にはまり 安定して... 続きをみる

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  • 紛争スパイラルにもまれる進化の途上

    紛争を予防するには どうしたらよいだろうか? そんな思いから 自由や平等や公平といった言葉が湧き上がる しかしながら 往々にして それぞれが自分にとって 都合がよい自由や平等や公平を思い描くから 始末が悪い これが論争の種になり 紛争に至ることになる 紛争があり それを予防するために考えたあげく ... 続きをみる

  • 善悪の起源 適当な適切 種の起源

    善が何であり 悪が何であるか? 善悪は アプリオリなものではなく アポステリオリなものだ しかし アポステリオリなものだとしてしまうと 説得力に欠けてしまう たとえば 紛争があって それを解決しようと善悪を持ち出しても   「そんなこと誰が決めた。    そんなの関係ない」 こういわれては元も子も... 続きをみる

  • 穏やかな鎮魂

    主体と客体の間で 調和が成立しているとき 大きく分けると ①主体も客体も制御なく調和している場合 ②主体が制御され調和している場合 ③客体が制御され調和している場合 ④主体も客体も制御され調和している場合 が考えられる 調和が成立するためには 制御 言葉を変えると 忍耐もしくは妥協が必要だ 肝臓を... 続きをみる

  • 影響を及ぼす力

    存在には 影響を及ぼす力が備わっている その力の個性が 存在の個性である ーーーー メモ 物質には重力が働く 負の電荷と正の電荷があり プラスの磁気とマイナスの磁気がある 存在の個性の組合せにより 反応という高次構造の存在が成立している タンパク質は 様々な酵素反応や 情報伝達機能を個性的に演じい... 続きをみる

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  • 自己保護 人間保護 自然保護

    調和の範囲を 自分にすると 自己保護という状況を創り出すことができる 協和の範囲を広げてゆくと 家族保護 もっとひろげると 人間保護になり さらに広げると 自然保護ということになる 保護の程度を高めると 保護ではなく飼育になる 自己飼育 家族飼育 人間飼育 自然飼育 ということになろうが 個人の力... 続きをみる

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  • 不平等のまま進むルアーな仕掛け

    猫は 都合の良いことも 都合の悪いこともまき散らす こちらの都合を無視して まき散らす 人間は こちらの都合もわかっているのだろう 都合の悪いことにあわせて 都合の良いことも一緒に渡してくれるから 有難い やはり猫とは違う ただ 往々にして 都合の良いことばかりに目が行って 都合の悪いことを 後か... 続きをみる

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  • 承継される正義の仮面

    嫌いな人の悪口を言うことは善であり 嫌いな人を擁護することが悪になる そうなると 嫌いな人はますます嫌われるようになることが 正義となる ナチスの民族主義や 敵性国家への対抗措置は こうして正当化されてきた いじめは 多くの場合 正義の仮面をかぶっているのだろう 正義の仮面は 上手に使いたいものだ... 続きをみる

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  • 支配を育む土壌は肥沃である

    なぜ暴力か? サルも 自分が他者を支配する結果を導く暴力が 好きのようだ ただ支配の構造は 暴力ばかりでは維持できない 飴も必要だ 資本家が労働者を守るのは 支配構造を維持するためでもある この努力により 労働者は守られる 労働できないものを守るのは 政治になるのか 家族になるのか 飴が尽きると ... 続きをみる

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  • 「答えは風の中」という抽象

    あの人を好きだと感じると 翌日もたいてい好きでいるし その人を嫌いだと感じると 翌日もたいてい嫌いでいる 好きであることや 嫌いであることが どうやって維持されているのだろう? ひとくくりに答えてしまえば カエルがカエルであり続けるように 好きも嫌いも維持されている ただ この維持する仕組みには次... 続きをみる

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  • 仕切られて

    多細胞生物は 文字通り たくさんの細胞からできている この細胞という言葉の語源は 「小さな部屋」だそうだ 多細胞生物には小部屋がたくさんあり それぞれがそれぞれの営みを続けている それぞれがそれぞれであるために 細胞膜という膜で囲まれた 小さな部屋が用意されているというわけだ 膜で仕切られることで... 続きをみる

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  • 小さな縁の大きな役割

    因果関係にも 強弱がありそうだ こうなったら、必ずああなる このような強い因果関係もあれば こうなったら、たいていああなる このような因果関係もあり こうなったら、ああなることもあるな このような弱い因果関係もある 弱い因果関係は あまり考えなくても良いと考えることもできるが 弱い因果関係がたくさ... 続きをみる

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  • 行き交う踏襲がつむぐ幸福の系譜

    踏襲してゆく幸せと 踏襲されてゆく幸せが 行き交う年を お慶び申し上げます 元旦 ーーーーー メモ タスキをつなぐ タスキを渡す喜びと タスキを受け取る喜びが 交錯する 脈々と続く伝統を タスキがつなぐ 観客の応援と共感の渦の中 系譜が紡がれ 時間を超えてゆく 秩序が存続してゆくのに 理由などいら... 続きをみる

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  • 普遍主義と個別主義の併存

    普遍的な存在が 普遍的に存在するためには 普遍的な環境が必要だ 環境が普遍的でなく 変動するものである場合 普遍的な存在であり続け 普遍的な反応しかしないと 環境により存続しえなくなる このため 普遍的に存在するためには 環境に即した代替的選択肢をたくさん用意して 対応しなければならない ーーーー... 続きをみる

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  • 社会の公正との調和・不調和

    右側通行の道路と 左側通行の道路が 混在していると 今どちらのルールの道路を走っているのか 混乱しやすい だから 右側通行ならすべて右側 左側通行ならすべて左側がいい どうせなら 世界で統一されればもっといい しかし 世界統一されるまでの間 右派は右側通行の利点を 左派は左側通行の利点を強調する ... 続きをみる

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  • 戦争も平和も歪みの連鎖

    波打ち際の砂地は 平坦である そこに山や谷を作っても 次の波が来ると また 平坦に戻る 戻りきらなくても またその次の波がやってくると 平坦に戻る 平坦という存在 山という存在 谷という存在 これらの存在は 他から区別できる均一ではない歪みの部分として 認識される 生命も 歪みを維持し続けている ... 続きをみる

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  • 理想を持つという目的論的理性

    人間の顔には たいてい目が二つ付いていて 鼻筋がその間を通り その下に一つ口がついている 美人とか 可愛いとか イケメンとか そう言われる人もいれば そう言われない人もいるが 顔の造りは 皆、前段のとおりである 目が離れすぎていても 良い場合もあり悪い場合もあり 口が大きくても 良い具合である場合... 続きをみる

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  • 月影はダイレクトメール

    鳥が横切ると それを知覚することができる しかし 光が横切っても それを知覚できない 光を見ているのではなく 目に入ってきた光を感じているから 目の前を通り過ぎてゆく光は 目に入らないのでそれを感じることができない 隣り合った二人が お月様を見ているとしよう 同じ月を見ているけれど 同じ場所から反... 続きをみる

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  • 無知よりも理屈が怖い時がある

    不祥事が起こると   業界の常識は   世間の非常識 このように揶揄されることがある 小さな社会において まかり通っている理論が 大きな社会でそのまま通用するかというと 必ずしもそうではないからだ 身近な例では 家族内で通じるわがままは 往々にして外の社会では通用しない 逆い言えば 小さな社会では... 続きをみる

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  • 基本としての組織化 応用としての競争

    細胞のシステムは 一つの細胞が 二つの細胞へと分裂することができるシステムだ システム内で 実に巧妙な仕掛けが たくさんたくさん働いている このあまたある仕組みがすべてそろって はじめて生存競争が成立する オリンピックが近づくと 「参加することに意義がある」という言葉を よく耳にするようになる 生... 続きをみる

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  • 大樹の陰にある個人の尊厳

    時間とともに 秩序は劣化する これに抵抗するために 崩壊を上回る速度で 秩序は形成され続けなければならない 子供の成長は 劣化が形成を上回る形で秩序化が進む状況だ 第一線で成長し続ける人々も同じだ 反対に 秩序化を怠ることもある 久しぶりに車の運転をすると 事故を起こさないかと不安になったりする ... 続きをみる

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  • 大いなる情報と個人の関係について

    言葉を交わす関係にあっても 人間関係は様々だ 発した言葉に対して 同意することが多い人 反論することが多い人 発された言葉に対して 同意することが多い人 反論することが多い人 同じ言語を共有する関係にあってもの 人間関係の濃さや質は様々だ 互いの予想可能性が高まり それを是とすれば 人間関係は安定... 続きをみる

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  • 主体外存在に向かう傾向性の方向と強さについて

    集団に隷属していると その全体から利益を受けることができる この利益が 帰属集団からの暴力や迫害を避けることができる というような消極的な利益だと つらい やはり 何か積極的な利益を見返りとして 欲しい この見返りも 多ければ多いほど良い このように考えるのは 隷属させられる側の思考であり 隷属を... 続きをみる

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  • 前提たる情報に奉じる

    生きているから競争できるのか? 競争に勝つから生きられるのか? 鶏と卵の前後関係のような関係だ しかし目的論的に考えると 競争は手段のひとつであり 大きな目的は生きることであると考えられる ウィトゲンシュタイン先生の有名な言葉に 「語り得ぬものに対しては沈黙しなければならない」 というのがある 「... 続きをみる

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  • 情報的予定調和の隙間としての自由

    情報的現象と 非情報的現象と区別しておく 情報の下流に秩序的現象が情報的現象で 情報とは無関係に生じる地球の自転などの現象が非情報的現象だ 生命活動は情報的現象であり 周囲に存在する 非情報的現象に適応的であり また 情報的現象にも適応的である 非情報的現象への適応としては 四季や気温などの気候へ... 続きをみる

  • 適応至上主義という本末転倒

    生存競争という言葉は のんびり生きることを 否定しやすい言葉だ 少なくとも あまり肯定はしてくれそうもない 今生きている生き物に比べ カンブリア紀に生きていた生き物は のんびりと暮らしていたのだろう そんな中 せかせかと生きる生き物があらわれ のんびり生きている生き物のえさを横取りしていった ある... 続きをみる