ルアーなお金たち、言葉たち、命たち

砂上の楼閣を上手に維持する共役反応の数々に感謝です。ルアーは反応の連鎖の象徴です。

情報のブログ記事

情報(ムラゴンブログ全体)
  • 情報世界構築における現実の役割

    時代には それぞれの時代なりの考え方がある 地域には そろぞれの地域なりの考え方がある 現実の時空は いやがおう つながっているけれど 情報の時空は それぞれ分断されていて なんとか 現実に即して 関連付けつながっている体裁を整える 現実は統合された状態が根源にあり 情報は分断された状態が根源にあ... 続きをみる

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  • 選んだ民ではない「選ばれた民」

    ブラジルに ヒゲオマキザルという しっぽが長い猿がいます 石を使って ナッツを割るそうです でも すべてのヒゲオマキザルが 道具を使うわけではなく セラ・ダ・カピラという地域のサルだけが 道具を使うそうです この地域では 300年前の地層からも 彼らサルの使った石が出てくるそうです 彼らは 自分た... 続きをみる

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  • 運命の分かれ道

    投げかけられた言葉に対して 自分を硬く閉ざすときもある 柔らかく受け入れるときもある この受け取り方の違いで 同じ言葉を投げかけられた者の間に 個性が現れる 酵母菌の細胞も 同じように 硬軟で 個性が現れるという DNAを取り囲むクロマチンという物質の構造が 硬い部分と柔らかい部分があるらしく こ... 続きをみる

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  • 命令言語としてのプログラム

    様々なプログラムがインストールされています コンピュータのことではありません 人間のことです 物質が 制御されているのです おかげさまで 指を動かすこともできますし 声を出すこともできます おかしなことを考えるのも 変なプログラムがあるせいです 変なことをするのは 私のせいではありません おかしな... 続きをみる

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  • 遺伝子を可視化する事の意義

    道端にポイ捨てされたたばこの吸い殻に ポイ捨てした人のDNAが付着している このDNAから ポイ捨てした人の顔写真を複製できるようだ むろんポイ捨てした人の推定年齢は 別途に設定しなければならないようだが、 何とも便利な時代になった 犯罪捜査にも応用されるだろう DNAに対しては 言い逃れが難しい... 続きをみる

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  • 全ての思想は信号であるという形而上

    新しい状況に置かれると 通常よりも活発に神経が活動するらしい ネズミの実験だ 新しいことを覚えるという事は 脳細胞の信号が複雑に行き来するとのこと 思想は信号の集合らしい 全ての思想は信号である この言葉も信号として 脳の中を駆け廻る ーーーーー メモ 信号は流転する 同じ楽器が 様々な曲を奏でる... 続きをみる

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  • 世界を統合する有用性

    現実を眺める人間に意識の中で 現実が複製され記憶される このようにして それぞれの人間に 複製された意識の中の現実は どれもこれも同じようでいて 実に様々な多様性を秘めている 同じ花を見ても 美しいと思う人もいれば そう思わぬ人もいる 同じ食べ物を食べても 美味しいと思う人もいれば 思わぬ人もいる... 続きをみる

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  • 変換形式の連鎖反応としての意識

    電車の中で ほとんどの人がスマホを覗いている 何かの順番を待つ長蛇の列をつくる人々も 同じようにスマホを覗いている スマホの中で 何か素晴らしい世界がうごめいているらしい 意識の中の世界と同じだ 現実であるのか 幻想であるのか その境が あいまいで すべてが幻想であると言われても仕方がない世界 現... 続きをみる

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  • 小さな命に向く意識

    小さな命が 動いている その小さな命だけを見ていると 頭の中で その小さな命が どんどんどんどん大きくなる 右へ動き 左へ動き 上へ 下へ 動き回る 動くたびに大きくなる 小さな虫以外へ向く意識が どんどん小さくなるからだろう その小さな命の他には 何もないような錯覚の中にいる 小さな命が 藪の中... 続きをみる

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  • 目には見えない存在を宿す言葉たち

    言葉がある世界と 言葉のない世界を テレビで作る事ができる 完全ではないにしても 音量を下げ画像だけにすると 言葉はなくなる 音のないテレビ画像でも 視覚を満たしてくれるが どこか味気ない このようにして味わう 言葉のない世界の中にいると 人間は視覚にばかり頼らず 言葉を頼りに生きていることを 教... 続きをみる

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  • まがいものたちの栄枯衰退

    芸術は美を追求する 科学は真理を追究する 法律は正義を追求する 倫理は善を追求する 理系であった私は 生き物は正当な存在で 習わしや義務は人為的なまがいものである そう思っていた どうして勉強をしないといけないのか? どうして嫌いなものを食べないといけないのか? どうして学校へ行かなければいけない... 続きをみる

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  • 心を鍛えるという事

    自分では気丈でいても 仕事上の失敗 家庭上の失敗 将来への不安などが高じると 体調に異変が現れる 体調に現れずとも 顔にでる 背中も丸まる そんな外面の些細な変化を 自分ではなく 他人の方がよく気が付くようにできているらしい 典型例は 口臭だ 心を鍛えると 口臭も防げるのかはともかくとして 意識し... 続きをみる

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  • 擬人 変わりながら生きる

    モンキクロカスミカメです。   成虫になりました。 蒼白い装いから 黒い装いに変えてみました。 歩き方も ちょっと気取ってみたいと思います。 ーーーー メモ 彼らは何回も生まれ変わる。 その度に 装いを変え、 違う行動を披露してくれる。 ちょっと いい服を着て いい靴を履いて それから いい言葉で... 続きをみる

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  • 言語と虚構の共進化

    幸せな夢想に浸っている時に ふと その夢想を暗転させる想像が 頭をよぎることがある 将来への不安は 幸せを阻害する 未来は 今、現実としては存在していない しかし 夢想のなかで描かれる この描かれた存在が 心を彩る光と闇になる 過去の思い出も また 存在しないまま描かれ 夢想の中で存在に至る この... 続きをみる

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  • 権限という情報世界の出来事

    全ての権力は 国民に由来する これが 国民主権の考え方だ 下から上への権力委譲だ 国際社会から 国への 上から下への権力委譲はない 内政不干渉の帰結だ 国際社会から国への要望は 国民を通じてしか 権力に反映させられないというのが 原則のようだ このような構図の中で 国が国際化するには 他国の権力者... 続きをみる

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  • 擬人 悪者の創造

    マルハナバチ君はせっせと働いていますが、 すみません。    キイロホソガガンボです。 ええっと。 誤解しないでください あの、、、 その、、、 本当は働き者です。 そう、、、 そうです。 誰かが 僕たちに 変なアプリをインストールしたらしく、 ちょっと壊れているところなんです。 悪いのはインスト... 続きをみる

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  • 縮こまる蛇腹の哀歌

    若いころは 歳をとるたび 身長が伸びた 老いてくると 歳をとるたび 身長が縮むようになった きっと 伸びていた蛇腹が縮むのだろう 身長が縮むにつれ 皺が出て 腹にもたわみが出てきた 変化は 体の表面ばかりではない 血管も縮み歪み 血流が悪くなり リンパの流れも よどみの場所が増えてきているだろう ... 続きをみる

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  • 脳内為替

    物々交換が成立するには 異なるものの価値が 同じと思える必要がある 1円玉10個と 10円玉1個は同じ価値 これならわかりやすいが 鶏何匹が 牛何匹に相当するのか こうなると難しい そこで 実績から 為替相場ということで みんなが納得するような交換目安がつくられる このような為替相場が 個々人の脳... 続きをみる

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  • 凧糸が結ぶ世界の秩序

    糸が切れた凧と 糸がついている凧には おおきな違いがある 糸は 風に流されることに抗する力であり 時間を超えそこにとどまる原因である このような 今をとどめるような 様々な糸があるから 私は生きている この糸を大切に守り育てるのが 生れてきた目的なのだろう 強い風が吹くときも 弱い風の中で落ちそう... 続きをみる

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  • 認識と実践

    認識や思考には 対象がある 私があなたを思うことはできても 私があなたになることはできず あなたが私になることはできない 同じように 私がわたしを思うときですら 私はわたしになることはできず わたしは私になることはできない 対象になってしまえば 思考の対象がなくなるから けっして 一体にはなれない... 続きをみる

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  • 秩序を食らうシステムの取捨選択

    私が 私を認識している 自己認識だ この認識により 私が増殖的に派生して 私の中でいろいろな私がどんどん増えてゆく 朝の私 昼の私 夜の私 様々な私が 私により複写され 私の中に積み重なる 積む場所に限度があるのか 私の中で積み重ねれられた私が 少しづつ忘れられてゆく 私の複写が増えながら 私の複... 続きをみる

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  • 反応の統制による集団リテラシー

    何かをしようとすると それに反対する人もいれば それに賛成する人もいる 反応は 対象に向かう存在ごとに様々だ その様々を統制して 画一的に反応するようになると 画一的反応をする集団として 秩序が成立する 言葉に同じ意味を感じる集団があり 言葉に秩序が生まれる 「反応を統制せよ」 秩序を希求する声が... 続きをみる

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  • 語り得ぬ光は沈黙しなければならない

    はじめに 西山の頂から 朝の光が訪れる やがて 山の麓に光が広がり 私の窓にも太陽が顔を出す 西山を眺めていた私は 振り返り 太陽に向かい 「おはよう」と声を出す 私の正面に目があり このめは私の裏側の景色を見れない だから 裏側を見ようとするとき 身体を動かし 裏側が正面になるように向き直る あ... 続きをみる

  • 代弁者による調和世界

    栄養を取り続けなければ 身体を維持できない 摂取した栄養を 身体を構成する細胞たちにいきわたらせ 細胞が機能し成長するよう 環境が整えられなければ 身体を維持できない 家族にしても 会社にしても 趣味の集まりにしても 国家にしても 社会も同じだ 人々が 生き生きと暮らせる環境整備が 社会の基本だ ... 続きをみる

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  • トイレは理性から本能への敬意の象徴である

    急に下痢を催すと つらい 通勤電車内だとなおさらだ 「漏らすわけにはいかない」 理性が叫び これに呼応するように 「次の駅で降りようか」という言葉が湧き上がる さらには 「そんなことをしたら時間に遅れる」等々、、、 様々な声がコダマする 本能は  鎮座してその行方を見守っている 本能は 「もらして... 続きをみる

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  • 思考の瞬き

    ひとつの目標に向かって チームが一致団結することにより 大きな力を発揮する これがチームワークの力だ いくつもの目標に向かうチームではなく ひとつの目標に向かうチームの力だ このような性質が 多神教にはない力が 一神教にはあるのだろう それが 一神教の力強さと 冷淡さの 両義性を生んでいるのだろう... 続きをみる

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  • 私の魂を守り育てる私の祈り

    人間は 生れて動き回り死んでゆく これを繰り返している 私が繰り返しているのではなく 人間が繰り返しているのではあるが なんとなく 私も、「また生まれ変われる」といわれると そんな気がして その気になって 次に生まれてくるときのことを夢想できたりする しかし これが可能となるには 私の存在が 死ん... 続きをみる

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  • 神様仏様

    戦わずして負ける人がいるから 戦わずして勝つ人がいる 戦わずして負けながら あるいは 戦わず勝ちながら 社会の秩序が維持される それでも社会には荒波がある 戦わずして勝敗がつかなかった時代には 社会の荒波はもっともっと高かったろう 戦わずして流れてゆく ほどほどの空気の中で 「なにかいいことないか... 続きをみる

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  • 意味不明に意味を授ける

    話したことのない外国語は 意味不明である このような外国語の学習は 意味不明な文字列から 意味を見出すこと作業でもある 猫に小判 小判に意味を見いだせない猫を 小バカにしながら 外国語に意味を見いだせず 外国語は嫌いだといい 使えずにいる * 共通の意味と価値を分かち合い それを利用することにより... 続きをみる

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  • 知は「よりよい」を再現する力である

    なぜ筋肉が動くかを知らなくても 歩けるし 口を動かせる どんなものを食べればよいのか きちんとわかっていなくても 美味しそうなものを なんとなく食べていれば 身体が維持できる 知らなくても なんとなく何とかなってゆくのが 身体機能だ このように身体機能については さらに「知る」ということは 必要条... 続きをみる

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  • 外延する魂の企みをいさめる

    他者を操るということは 他者に操られるということの 裏側だ 意識は 自分の身体を操っている それにとどまらず 他人の身体をも操ろうと外延する この企みを果たすため 意識は 自身の身体の声のみならず 他者の身体の声に耳を澄ます そして 言葉を操り 他者の声を聞く 荒ぶれて命令するばかりでは 袋小路の... 続きをみる

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  • オートマチックに愛してしまうこと

    時間が流れてゆくので 現実の今は 自動的に未来になってゆき 逆に 記載された今は 自動的に過去になってゆく このような流れの中で 生きた化石シーラカンスは 現実の今であり 記載された過去であり続けてきた 古典文学もまた然りであり 過去を再現いている読者の今が 昔の秩序を今に再現し続けている このよ... 続きをみる

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  • 信心が身体を形成する

    たくさんの筋肉が 私の体についている 指を一本一本 別々に動かしてみる 動いていない筋肉と 動いている筋肉がある 一緒に動く筋肉を 一つの筋肉として数えることにしてみれば なにも解剖をしなくても 私の筋肉の数を数えることもできるはずだ しかし どの筋肉が動いているかを なんとなくわかっているけれど... 続きをみる

  • 巡る慣習の中で

    先置された慣習に従い 細胞は分裂を繰り返し 臓器が発生し 身体のバランスが整えられる 紆余曲折の自然淘汰の過程で 洗練されて来た習わしの束が 遺伝子に集約されている それに従い 受精卵が筋書き通りに命の道を発生してゆく これと同じく イギリス議会の議事録が 未来への指南書であるように 記憶された前... 続きをみる

  • 四原因説 + 二原因

    秩序は 変わろうとする力と 変わらずにいようとする力の 均衡の上に成り立つ動的構造だ このような可塑的構造が存続していると 秩序として認知される 秩序は 四原因説で語られるように 質料因、形相因、作用因、目的因を記載することで 理解が深まる 動物の行動の総体として成立する 社会構造のように より動... 続きをみる

  • 漫才のような思考世界

    理想の自分が 現実の自分より優秀でないと 向上心が萎えてしまう 理想の自分が 現実の自分よりはてどなく優秀であると 自尊心が打ち砕かれて 現実の自分を壊してしまうこともある 程よい加減が大切だ ーーーーー メモ 人は夢を持つように生まれてきたらしい 夢を持ち 夢を追い 夢はかない あるいは砕け散る... 続きをみる

  • 影響を及ぼす力

    存在には 影響を及ぼす力が備わっている その力の個性が 存在の個性である ーーーー メモ 物質には重力が働く 負の電荷と正の電荷があり プラスの磁気とマイナスの磁気がある 存在の個性の組合せにより 反応という高次構造の存在が成立している タンパク質は 様々な酵素反応や 情報伝達機能を個性的に演じい... 続きをみる

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  • 小さな袋の中の大きな世界

    生れてこのかた わたしはこの袋の中にいる 身の丈の大きさのこの袋の中にいる デカルトの懐疑論さながらに 袋の中にいることを否定しようとしても 私を閉じ込めている袋を破り 思考などできやしない わたしは 生れた瞬間から この袋小路の中押にし込められていたようだ しかし なんと広い袋小路だ いいや 私... 続きをみる

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  • 「答えは風の中」という抽象

    あの人を好きだと感じると 翌日もたいてい好きでいるし その人を嫌いだと感じると 翌日もたいてい嫌いでいる 好きであることや 嫌いであることが どうやって維持されているのだろう? ひとくくりに答えてしまえば カエルがカエルであり続けるように 好きも嫌いも維持されている ただ この維持する仕組みには次... 続きをみる

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  • 絵に描いた餅や神

    絵に描いた餅も 絵に描いた神も 絵筆で紙に描くことができる 紙に描かれたものは 紙が劣化するまでは存在していた しかし今は 紙ではなく パソコンの画面に 絵が描かれるようになった すると 絵に描いた餅も 絵に描いた神も 紙ではなく光になった 光が消えると消えてしまう餅や神 そんな存在になった 忙し... 続きをみる

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  • 情報はしおらしい種である

    おご馳走を分けてもらうことと お料理のレシピを教えてもらうことの違いを 抽象的に表現すると 前者は実物の贈与であり 後者は情報の贈与だ 実物の贈与は 手間いらずで すぐにおご馳走を食べられるが 食べたら終わりだ 情報の贈与では 材料を集めたり 手を加えたりしないと 実物の料理にはならないが 繰り返... 続きをみる

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  • 大いなる情報と個人の関係について

    言葉を交わす関係にあっても 人間関係は様々だ 発した言葉に対して 同意することが多い人 反論することが多い人 発された言葉に対して 同意することが多い人 反論することが多い人 同じ言語を共有する関係にあってもの 人間関係の濃さや質は様々だ 互いの予想可能性が高まり それを是とすれば 人間関係は安定... 続きをみる

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  • 主体外存在に向かう傾向性の方向と強さについて

    集団に隷属していると その全体から利益を受けることができる この利益が 帰属集団からの暴力や迫害を避けることができる というような消極的な利益だと つらい やはり 何か積極的な利益を見返りとして 欲しい この見返りも 多ければ多いほど良い このように考えるのは 隷属させられる側の思考であり 隷属を... 続きをみる

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  • より良きもののために我慢するということ

    ウサギが ウサギ小屋の地面を掘って 檻の外に逃げ出してしまったことがある もう戻ってこなかった ウサギ小屋は餌をもらえる快適な環境であると ウサギは考えもしなかったのか 檻の外へ脱走してしまった そこにいれば 食べ物に困ることはないと ウサギは知らなかったのだ それを熟知し 思考し 外へ出たときの... 続きをみる

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  • 前提たる情報に奉じる

    生きているから競争できるのか? 競争に勝つから生きられるのか? 鶏と卵の前後関係のような関係だ しかし目的論的に考えると 競争は手段のひとつであり 大きな目的は生きることであると考えられる ウィトゲンシュタイン先生の有名な言葉に 「語り得ぬものに対しては沈黙しなければならない」 というのがある 「... 続きをみる

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  • 情報的予定調和の隙間としての自由

    情報的現象と 非情報的現象と区別しておく 情報の下流に秩序的現象が情報的現象で 情報とは無関係に生じる地球の自転などの現象が非情報的現象だ 生命活動は情報的現象であり 周囲に存在する 非情報的現象に適応的であり また 情報的現象にも適応的である 非情報的現象への適応としては 四季や気温などの気候へ... 続きをみる

  • 巨大化する循環秩序に押しつぶされる自由

    予定と 結果の間に 実践がある 予定だけでは 結果はない 遺伝子は 予定に過ぎない 実践が必要だ 言葉も 予定に過ぎない もしくは 結果に過ぎない 語られない言葉や 思考されない言葉は 連なりのない存在である 連なりがなければ 循環し機能することもない ーーーー メモ 役に立つ情報は 使いでのある... 続きをみる

  • 言語は物まねの天才を希求する

    日本語が外国語と出会うと 日本語としての使用方法に変わりはないままに 日本語と外国語の翻訳関係が形成される この関係が増えるという状況は 未知の生き物と日本語が出会った時にも生じるが この場合には 日本語の領域が増えるということになり 外国語との出会いとは 増える関係の質に違いがある ・・・・よう... 続きをみる

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  • 全体と部分が各自独立する時空からの自由

    相性の良い情報と 相性の悪い情報がある 右を向こうとする意志と 左を向こうとする意志は 本来両立しない でも どちらも持ち合わせている 自動車の ブレーキとアクセルも 同じような関係だ 本来両立しないものが 相性よく共存するのは 機能の拡大によることがある 右を向く機能ならば 左を向く機能は阻害要... 続きをみる

  • 物質的原因たちと情報的原因たちのハーモニー

    因果律の原因を 大きく二つに分けてみる 物質的原因と 情報的原因だ 足で小石を蹴ると 小石が飛んで行く 運動している足が小石にぶつかると 足の運動している力が小石に伝わり この時、小石に作用した力と方向と強さに応じて 小石が運動を始める これは物理的原因だ これに対して情報的原因は 小石を蹴る意志... 続きをみる

  • 中心と辺縁

    秩序が維持される場合には 大きく二つに分類できる 全く動かない場合と 同じ動きを繰り返す場合だ 前者を不動秩序 後者を循環秩序と呼んでおく 生命は循環秩序の典型だ 石碑は不動秩序だ 形あるものは壊れる これが不動秩序の危うさだ 逆に 動きが止まれば崩壊する これが循環秩序の危うさだ 危うさを観察す... 続きをみる

  • 情報と機能の安定的循環が真実を創造する

    予測可能な運動が持続することで 保たれる秩序がある このような運動をもたらす原動力が失われた時 命は尽きることになる * 昨日生きていた 今日も生きている 明日も生きてゆくだろう この帰納法を成立させているものは 観念だろうか? それとも実存だろうか? * 知人の訃報が届いた 「彼は死んでいる」と... 続きをみる

  • 台風とイデア

    同じことを繰り返させる源がある こうなったらこうする ああなったらこうする こーならこーだ あーならあーだ 言葉は 同じこと同じことやものを思い起こさせる源のひとつだ 認識した言葉に応じて それをいちいち説明されることなく 何かを思い起こすよう用意されている これが 言語の記憶だ 言語の記憶を中心... 続きをみる

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  • マニュアルと台風

    同じことを繰り返させる源がある こうなったらこうする ああなったらこうする こーならこーだ あーならあーだ お料理のレシピは 同じことを繰り返させる源のひとつだ 状況状況に応じて いちいち命令がなされるのではなく 事前に 状況別の反応を用意しておくのが マニュアルだ マニュアルを中心に 人々が反応... 続きをみる

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  • 中心を廻る

    太陽の周りを 地球が回る 銀河系の中心を 太陽が回る 宇宙の中心を 銀河系が回る 遺伝子を中心に 化学反応が廻る 記憶を中心に 私が廻る 法律を中心に 社会が廻る それぞれの歴史が 築いてきた中心に 秩序とされる動きが廻る いな 中心を廻るから 秩序とされる ーーーーー メモ 原子の周りを 電子が... 続きをみる

  • 情報を蓄積する意義としての私

    「わたしが好きなことを  決めているのは  誰?」 これに対して 「わたしが決めている」 と答えるところに わたしの価値がある わたしな好きな食べ物 わたしが好きな風景 わたしが好きな香り みんなわたしが決めている そう思うところに わたしの価値がある ーーーーー メモ 遺伝子の歴史が 金太郎あめ... 続きをみる

  • 忠誠心を移植するということ

    いずれ 太陽もブラックホールに飲み込まれる ただ それまでに莫大な時間がある その間に 人類は地球に似た星を見つけ そこへ移住することができるかもしれない 移住に使う乗り物は 「ノアの箱舟」と呼ばれ 目指す星の名は 「イスカンダル」と呼ばれるかもしれない 漫画の見過ぎか アニメ「宇宙戦艦ヤマト」に... 続きをみる

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  • 成功体験の系譜的伝承

    川が氾濫する場所や 津波にさらされるような場所には家を建てない 過去が記憶となり 危険を知らせてくれている 忘れると 危険を冒すことになる 危険を冒してでも 欲望を満たしたい時が来る 自制するということ 防御するということ 危険を回避しながら 欲望を満たすための方策だ 目の前の危険 記憶の中の危険... 続きをみる

  • 組合せで絞り込まれる意味あるいは機能

    カーナビの行き先を設定する際 施設名を一文字ずつ入力する まず 「お」をいれ 次に「は」をいれ その次に「よ」をいれる 入力のたびに 候補件数が減ってゆく 同じようなことが 話を聞いている時にも起こる 単語が連なり 意味が次第に限定されてゆく 言葉足らずだと 意味のとり方に 話し手と 聞き手の間で... 続きをみる

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  • 媒体たる物質を循環する秩序たち

    売れる商品は 再生産される 繁栄する生物は 生殖を繰り返す いずれにおいても 設計図が駆動する 売れれば売れるほど 繁栄すればするほどに 設計図が持つ秩序が別の物質の秩序へと 転換されてゆく ・・・・ こんにちは ハロー ニーハオ ボンジュール 翻訳により 言語の秩序が 意味を変えぬままに 転換さ... 続きをみる

  • 応報に向かい律するということ

    バレエを鑑賞する機会があった バレリーナ バレリーノが 調和的に躍動する 陰と陽が互いを強調しあうように 静と動が時空を分け合う 予定されていない動きは ことごとく隠蔽された舞台 洗練された物事の裏で 洗い落とされた汚れ このような汚れは観念として存在しているが 舞台の上からは消されている 舞台上... 続きをみる

  • 記憶がぶつかりながら時代が流れる

    「仲間」と「烏合の衆」には 違いがある 「烏合の衆」+「意思疎通」≒「仲間」 こんな感じか 「意思疎通」の世界は 目に見えない 目に見えないから裏切りが生まれたりする これを回避するために 文字を残したりする 文字を残すのは 忘れてしまうことを回避するためにも 行われる * 昔の仲間に会う 懐かし... 続きをみる

  • 「わたしではない」という気楽な服をまとった狂気

    人間は服を着る 服を着て 自分を主張しているようで その服に支配されているようにも見える どの服に支配されるのかを選ぶ その行為が 人間に与えられた自由なのかもしれない 着てしまえば その服に忠実だ その忠実から逃れるために その服を 破り捨てたり 脱ぎ捨てたりする その人らしさを 服から想像でき... 続きをみる

  • 現象学的井戸端会議

    思考には 声に出さない文章という 側面がある この文章は 思考の過程であるのか? はたまた 思考の結果であるのか? いずれにしても 思考の主体は 文章を作出しているようだ 鳥が 鳴き声を作出しているのと 同じ対応関係だ ただ 思考の場合 空気に触れさせていないだけだ 空気に文章を記載する作業が 発... 続きをみる

  • 現実のほかに仮想世界をもつ利点

    人類の歴史は 飢えとの闘いの歴史であった 今もそうだ 食料の不足により 社会秩序は 大きな打撃を受けることになる 既存の秩序が 攻撃を受け 新しい秩序が 萌芽する機会となる 食費が賃金を上回ったとき 社会は培った信頼を失い 人は社会に従い行動することを躊躇い 自らの足で大地を歩みだすかもしれない ... 続きをみる

  • 支配された基礎の上に立つ応用

    基礎科学 と 応用科学がある 病気の成り立ちを観察し 調べてゆくのが基礎科学で その成果を応用し 病気を治療する方法を探求するのが 応用科学だ 原子の構造を観察し その性質を調べてゆくのが 基礎科学で その成果を応用し 原子爆弾等の開発を進めるのが 応用科学だ 研究の対象を 思うがままに把握する技... 続きをみる

  • 混沌と秩序の間にある仮想空間

    混沌を背景に 秩序が存在する 秩序が維持できない場合 混沌へと帰してゆく 維持する仕組みがシステムだ 遺伝子のシステムが 生命を維持する 社会のシステムが 平穏あるいは正義 あるいは管理 あるいは暴力を維持する このような混沌と秩序の間にある 仮想空間で思考が遊ぶ 秩序の側から 無秩序を眺め 先人... 続きをみる

  • 我々はこう思う故に我々あり

    我思う故に 我があるらしい これからすると 我は 思うという動作の主体であるようだ この動作が 何か所かでおかなわれているならば 我は複数存在することにある これらがすべからく 同じことを思っていれば 同一の我が複数存在することになる 我々が形成されたことになろう 我々がみな 「バルタン星人である... 続きをみる

  • 猫対応と犬対応のバランスをとる意識

    産まれてから 今までに 様々な 系譜的被造物に接してきた 学校 言語 イデオロギー 学問 道徳 倫理 法律 家族 友人 恋人 PTA etc それぞれの 被造物に 好意的に 敵対的に 忠誠的に 気ままに 対応を繰り返してきた 私の意識は 系譜的被造物たちが 集いぶつかり合う場所だ 大切な被造物が負... 続きをみる

  • 緩やかな制御の下にある自由

    一糸乱れぬ隊列 合唱や合奏のハーモニー 事故なく流れる交通網 様々な予定調和が 同一情報の共有により もたらされている 情報下の制御 様々な種類の制御が 様々な強さで 自由を束縛することで 命が行進してゆく 制御の源としての情報は 同一性がないと調和に障害が生じる 改変性がないと状況により機能不全... 続きをみる

  • 意味の助長がバブルを成長させる

    「この色が赤」 「この色は白」 この色と指示されたものと その色を覚えることにより 「赤」や「白」が意味を持つことになる 情報は 情報そのものに意味があるのではなく その使用において意味が生まれるものである 絵にかいた餅は それを見た者が たとえば 「餅を食べたい」と思うに至り 餅を食べに出かける... 続きをみる

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  • 苦行のはてを夢見て学ぶということ

    ゴルフボールを打てば それだけの単純作業で 実に様々なことを教えてもらうことができる ただ条件がある ボールを 自分が予定しているように飛ばそうとしなければならない 自分の思うようにしようとするから 様々なことを教えてもらえるのだ そして その『思い通りにしようとする心』が 強ければ強いほど より... 続きをみる

  • 脱構築により傾く楼閣を維持する努力

    人間は考える葦である以上 しなやかな指向が求められる ただそれでは 努力の方向が分散してしまい 大きな力として集結するには難がある 大きな大きな砂上の楼閣を維持するには 小さな砂が それぞれ その維持をするという目標に向かって 指向性を発揮し努力を傾注し続けることが肝要になる 巨大な在塚は アリク... 続きをみる

  • 独我論は標準を模索できるだろうか?

    標準語があれば 標準でない言葉もある 俗にいう方言だ 標準な精神もあれば 標準でない精神もありそうだ 標準を希求する心がなければ 標準を社会的に創作しようともしないのだろう 標準から 大きく外れていない個性が 尊ばれる だから一般的に 大きく外れていると 生き難い 苦労が絶えない 10人中8人が ... 続きをみる

  • 道具は必ずしも適材適所を見出せない

    数学や論理学が 道具であり 現実に沿うか否かは 使いようであるように 夢や希望も 道具であり 現実に沿うか否かは 工夫次第 努力次第 といったところだ 数学や論理学が 矛盾を抱えながらも 有効に使える部分を見出しながら進むように 夢や希望も 様々な矛盾を抱えながらも かなえられる部分を少しづつ 少... 続きをみる

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  • 立場の弱いものを守ろうとする努力は立場の維持に与する

    立場に 強い弱いがある お願い事を 断れる立場 断れない立場 無理難題を 投げる立場 投げられる立場 立場を あけすけに利用する人 なんとなく利用する人 無意識に使用している人 様々 平等ではない この不平等を どの程度認めるか? 道徳の問題だ 法律がそうであるように 守られないから 道徳が誇張さ... 続きをみる

  • もたらしもたらされる特別な関係たち

    人間が 人間にとって 特別な存在であるように 猫には 猫が 特別の存在であるようだ 挨拶をしたり 喧嘩をしたりしているのだろうか 猫は猫同士で 鳴きあったり 寄りあったり 追いかけあったり 威嚇しあったり 隠れたり、、、 様々に 反応しあっている 人間が 人間を見たときに感じる 特別感を 猫は 猫... 続きをみる

  • 進化は稼いだ1万円にあり、拾った一万円にはない

    答えのある世界には 答えがあり 答えのない世界には 結果がある ゲームのように あらかじめ想定された事態しかおこらない世界は どちらかということ 答えのある世界だ それでも やりようにより結果が変わる 答えの多様性の成果だ 多様性が大きくなればなるほどに 答えのある世界から 答えのない世界に近づい... 続きをみる

  • ビックデータと熟練もしくは鍛錬による進化

    何事も はじめは 行き当たりばったりだ 失敗もする 成功もする 結果がでたり でなかったり そんな繰り返しの中から 洗練されたプロトコールがあらわれる 目的に向かい 繰り返される過程と 繰り返しあらわれる結果が ビッグデータとして蓄積され 解析の結果として プロトコールが洗練されてくる 学習効果だ... 続きをみる

  • 予定された調和へ向かう道筋

    どこに行けば 何に会えるのかを わかっていると 会いたいものいあうために そこに行くことができる 会いたいものが どこに行けば会えるのか知らなければ そんなこともかなわない 何に会いたいのかもわからなければ ただ戸惑うばかりだ 洗練され 流れるような鍛錬された動きには 「どこに向かうのか?」 その... 続きをみる

  • 情報の処理能力増大がもたらす平和

    集団が機能するために 集団にそぐわない存在の排除が メリットとなることがある 集団の構成部分の効率化だ 効率化と多機能化は 本来的には両立しない しかし 両立させる方策がある 分業だ 様々な臓器が 分業と協調により 身体の 機能の数も質も高めている 生きる という目的は アメーバなどの 単細胞生物... 続きをみる

  • 情報が存在を集合させる世界

    共通の情報を共有する能力は 言語のゆりかごだ 共通の情報を共有する利点を実感する能力は そのゆりかごを創りだす動因だ 利点を実感させる情報は 利点の実感を助ける 共進化 メリットが出現する方向へ 様々な能力が協調的に集約してゆく メリットに集まる存在は メリットを高めるものでなければ 淘汰される ... 続きをみる

  • 意識にも身体にも癖がある

    様々な情報がある 身体から沸き上がる情報 社会から浸み込む情報 情報は自由だ できることをできないとすることもでき できないことをできるとすることもできる そんな情報のなかで できることしかできない やるべきことと やらぬべきこともある やるべきことを できるようにする努力を することになる 若々... 続きをみる

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  • 猫はどんな夢を見ているのだろうか?

    早く動くには 時間の進行が遅くなればいい 時間が半分の速度で進行すれば 100m競走も 今の半分のタイムでゴールできる その時 私の身体は 普通に時間が進行している人から どのように見えるだろうか? 残像を引きずるように 進行方向側に 通常の倍の幅があるだろうか? 普通の時間経過の 半分しか特定の... 続きをみる

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  • 受動的秩序と能動的秩序

    秩序にも 受動的なものと 能動的なものがある 物質の本来的な性質により ある条件のもとにあらわれる秩序が 受動的秩序で 雪の結晶や 砂浜の模様や 水の波紋をあげることができる ある条件により現れる秩序を そのあらわれるべき条件を整えることにより 人為的に再現することができる それが能動的秩序だ 因... 続きをみる

  • 遺伝子のような讃美歌

    厳かに 讃美歌が流れる 正義が躍動し 悪を駆逐する 心の中に巣作る善と悪 選択の俎上に乗る善と悪 讃美歌に集いし者たちの間に広がる 秩序 この秩序の中で 非難 誹謗が 悪に向けられる 自由が制限され 維持される秩序 妬み嫉み恨み怒り 喜び哀しみ 平穏な幸せ 様々な感情が 讃美歌に刺激され 秩序を彩... 続きをみる

  • 幸せの遠近法

    夜、 星空が空を覆う 太陽の 何百倍も 何千倍もの大きな星々が 空を覆う 朝、 小さな太陽が顔を出し 巨大な恒星たちを光で 覆い隠す 我々は 身近な小さな光で 目隠しされるのだ 遠い遠い未来の人類の大きな幸せを 今の人類の幸せが覆い隠す 大きな大きな世界の幸せを 身近な些細な幸せが 覆い隠す 命は... 続きをみる

  • 人間はAIのような生命である

    できないことは できない できるようになるには ひと工夫必要だったりする このひと工夫を得る過程で 様々な努力がなされる 生命における努力は 遺伝子の重複や変異である 未知数のひと工夫が試され 機能的なひと工夫が残存してゆく このように仕組まれたひと工夫で 生命は生き抜くのが基本である 人間この基... 続きをみる

  • 存在論としての若さについて

    言語体系が存在する こう表現したとき 存在を物質界から自由にした と いうことができるか? あいうえお と 鉛筆で書けば 鉛であり 万年筆で書けば インクであり 発音すれば 音波である しかしその 物質性は 本質ではない 言語体系の存在は 物質そのものではなく 生命の魂のような存在である 魂が存在... 続きをみる

  • 与えられた機能たちから何を選ぶのか?

    眠りたくなくても 眠くなる 自分ではどうしようもない時がある 目を覚ますと 見える景色がある 見ているのか 見えているのか 見るように仕向けられているのか よくわからない時がある 「私」という意識は 与えられたものである 昨日も その前の日も おそらく明日も 与え続けてもらっている「私」が存在する... 続きをみる

  • 観察による態度変更という相互作用による秩序形成

    人を愛するということと 人を利用するということに 違いがある 法律を愛するということと 法律を利用するということにも 違いがある 法律は人ではない それでも 人に対するように 愛することも 利用することもできよう 愛するのも 利用するのも その述語の主語の態度だ そして 人と法律は その対象だ 対... 続きをみる

  • 後天的蓋然が織りなす世界

    「やせがえる」 ・・・・・① といえば 「まけるないっさここにあり」 ・・・・・② と返したくなる ①と②の関係は必然ではないが 偶然でもないだろう このような関係を創造したのは ほかでもない一茶である ところで 「やせがえる」 の「や」と「せ」の関係はどのようなものだろう 仮に偶然とした場合 「... 続きをみる

  • 物理的集合と情報的集合

    還元主義が適用される世界において 存在は単独で存在しない 複合体もしくは重合体を形成している 要は 集合があるということだ 原子核と電子が集まり原子が存在する これは物理的集合だ 太陽のような恒星の周りを 地球のような惑星が公転している これも物理的集合だ 時計は 様々な部品の集合体だ これは設計... 続きをみる

  • 嘘はリスクのある方便である

    人間社会には秩序がある 秩序が崩壊すると 交通事故や犯罪が多くなり 住みにくく 生きにくい社会になる 秩序だった社会は ひとりひとりの 規則正しい行動の集積による このような行動は ひとりひとりの意識が 社会に調和しようと努力する必要がある このために 宗教やら 倫理やら 道徳がある 真実でなくて... 続きをみる

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  • AIの存在意義

    現実離れしたことも 意識の中では平気で起こる 映画がそうであるように 現実にはないことも 情報は描くことができる 意識は 持っている現実らしさとの整合性の中で 現実なのか 夢なのか 考えたりする 夢というか 意識の中では 現実には両立しえない A案 と B案 これを併存させ比較できる コンピュータ... 続きをみる

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  • 青春と甘い予感

    忘れたり 思い出したりする 意識は情報ばかりをいじっている むしろ 情報しか扱えない 自分自身の内臓や筋肉の状態などが 情報化され意識にのぼる 目や耳などからは環境に関する状態が 情報化され意識にのぼる 環境に関する情報には 物質的なもののほか 文字などすでに情報化されたものを 情報化することもあ... 続きをみる

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  • 現実と情報の交流

    後悔することがある ともすると 自己嫌悪に陥る 過去の自分と現在の自分の争いだ どちらの言い分も聞いている自分がいる ああすればよかった こうすればよかった こんなそんな 様々な自分も自分の中に現れ消える 私の中のたくさんの私(たち) それぞれが 同じ顔をして 同じ声をして そっくりだ でも やる... 続きをみる

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  • 情報は時空を超越から価値が生まれる

    右に赤い球を置き 左に白い球を置き 向かいの椅子に座りなおすと 右に白い球 左に赤い球になる このことを 椅子に座りなおさなくても 理解できるから 意識は便利だ この時 私はこちらの椅子に座りながら 意識としては向こうの椅子に座るのだ 空間的自由が意識にはある 時間的自由も意識にはある ここに来る... 続きをみる

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  • 忠実なる魂が導く秩序

    情報世界は ひとりひとりの頭の中で形成されるから ひとりひとり違った世界を作り上げている ひとりひとり ちがった情報の束を保持しているということだ 昨日の私と 明日の私の間でも ちがった情報の束を保持することになる 変わりゆく世界 物質はお天気のように 情報は気分のように 変わりゆく運命の基にある... 続きをみる

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  • 万物の霊長との誉め言葉

    発信された情報は 人間社会という海原を泳ぎ回る 魅せられた魂が 情報を追い求め 取得した情報を また発信する この繰り返しにより 人間社会に 情報が浸透してゆく 尾ひれをつけながら情報が 増殖するのだ すばらしい尾ひれもあるだろう みすぼらしいものもあるだろう 増殖は あたらしい産出であり エラー... 続きをみる

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