ルアーなお金たち、言葉たち、命たち

砂上の楼閣を上手に維持する共役反応の数々に感謝です。ルアーは反応の連鎖の象徴です。

システムのブログ記事

システム(ムラゴンブログ全体)
  • 生命と反応:サブシステムを取り込むシステム進化

    予定性を具備した仕掛けに刺激が加わり 予定していた反応が惹起される この仕掛けを創り上げることで 反応が成立している この言葉にこの意味 あの言葉にあの意味を仕掛けられていないと 会話が成立しない このような 言葉とその意味のような関連性が成立するように こうなればああなると 様々な事象が 予定さ... 続きをみる

  • 触媒と必然:システム内の相互依存の強弱

    システム内の循環的依存関係は 循環的互恵関係を旨としている 親切は人のためならず 巡り巡って 時分に戻ってくる恵みを 提供しあうことで システムが循環している このような循環の中で 右手や左手が機能している 食欲や 性欲も 同じように機能している 幸せや不幸も 魅惑や嫌悪も 肝臓も腎臓も 触媒とし... 続きをみる

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  • 触媒と必然:自足率の向上

    少しづつ触媒能力が維持されるためには 同じ能力を持った新たな触媒の供給が必要だ システムを構成する触媒の多くが そのシステムから供給されると 自足率は高まる 自足率が高まると システム内の 相互依存の度合いは高くなり 相互に 欠くべからざるものになってゆく かくして システム内に 目的や 義務が生... 続きをみる

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  • 触媒と必然:触媒の自己組織化

    触媒は 自らの前後を変えることなく 対象を触媒前後で定型的に変化させる能力だ だから 触媒があると 対象は 帰納法的な定型的現象に落とし込まれる このような定型的現象が集積して システムが出来上がる すると システムが一つの触媒として機能するようになる 触媒のホロン このような触媒の集積が 階層的... 続きをみる

  • 触媒と必然:理論が頼る因果律

    布団の中で 目を瞑り 寝転んで 体の力を抜く 右手の指をちょこちょこと動かして しばらくしてから 今度は 左手の指をちょこちょこ動かしてみる するとどうだろ 動かしていないほうの手は 存在しないかのような感覚になる そんなことを考えている我は しっかり在るけれど 我思えども 動かさぬ指は在らぬよう... 続きをみる

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  • 能動的利他:蓄積する力と循環させる力

    システムは 互いに存続を助け合う利他の総体だ 同じ現象を繰り返すことで 循環が形成されると その循環が回っている間 システムは存続する 矛と盾は 互いに競合しながら 切磋琢磨し その性能を磨きあってきた ウサギとオオカミも 捕食の技術と 逃避の技術を競い合い その数を 互いに制御しあっている イン... 続きをみる

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  • 戦略的利他:顕在をもたらす風の中で

    物質は動く 同じ物質でも 様々にな動き方をする 投げたボールは 右に曲がったり 左に曲がったり 急激に落ちたりもする ボールの投げ方により ボールの動きに傾向性が顕れるように 磁石に引き寄せられる鉄や 風に流される木の葉の動きのように 自然の中にはも 物質の傾向性を観察できる 傾向性が維持されると... 続きをみる

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  • 再現競争:循環が維持されるよう見守る意思

    意思は 手段に分類されるべきものか 目標に分類されるべきものか 意思のない目標は存在するだろうか? 意思のない手段は存在するだろうか? * 意思は 目標を手段を 包括的に結び付けようとしてくれている だから 目標にも手段にも絡んでいるのだろう * 意思が 引き継がれ 伝統が引き継がれる 生きようと... 続きをみる

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  • 正誤判断:結果を早く見るということ

    人間以外の動物も 人間も ほぼ同じような分子で構成されている 元素レベルまで還元して比較すれば 動物ばかりではなく 植物でも 全く同じだ 素粒子レベルにまで還元して比較すれば 人間も 岩石も 全く同じ素粒子だ 同じ素材が 異なる流儀で動き回り 組み合わさることで 異なる物体が構成されている それぞ... 続きをみる

  • 対応世界:インターフェイスが構築する世界

    インターフェイスを持っていると インターフェイスの先にある相手と連なり インターフェイスご属している世界に留まることができる 世界は たくさんのインターフェイスが 寄り集まってできている集合体だ 酸素は なぜ水素二つと結合してしまうのか知らずとも 水素二つと結合して水となる 酵素は それぞれ特定の... 続きをみる

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  • 恒常的状態:生命の尊厳と死

    銃口を向けられると恐怖する この恐怖心がなければ 随分と楽に死ねるのだろう 怒鳴られても 叱られても どんなに苦しい作業を強いられても 辛さを感じなければ 恨めしさも生まれてこない 私はもっと素晴らしい状態で もっともっと幸せに生きてゆかなければならない そいうふうに生きてゆくべき存在だ ・・・こ... 続きをみる

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  • 恒常的状態:自然と言葉

    地球という言葉がない太古の時代から 地球は太陽の周りを回ってきた 言葉は そんな自然のなかで 生ま育ってきた その言葉が 人間を介して 自然を支配する 言葉が 草花を 野草や 雑草や 野菜に分類し 草花を支配する 動物や 益獣や 害獣や 益虫も 害虫に区分けされ 支配されている 人間にも 様々な名... 続きをみる

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  • 能動的反応:人類の英知に囲まれて

    人間には 英知があり 住んでいる場所を もっと住み易い場所に変える能力がある しかも 他人がやっている工夫を 自分でも真似する能力があるものだから 人間が住んでいる場所は 次から次へと工夫が施され 人間が棲み易いように どんどんどんどん変えてゆく このようにして 人工的に整備された場所を 居住地と... 続きをみる

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  • 能動的反応:異性愛者と同性愛者

    ある目標を達成するために 様々な実践を重ねてゆく必要がある そんな状況の中で 必要なことを実践できないと 「障害がある」と評価されることになる エベレスト登頂という目標達成のためには 足腰の強さだけではなく 薄い空気にも対応する力が必要だ 薄い空気に対応する能力がなければ エベレスト登頂においては... 続きをみる

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  • 自然選択と自然淘汰の流れ

    ドミノ倒しのように 反応が波のように続いて行く世界において 反応を引き起こさない刺激や 反応が鈍い反応の場は 反応の波の伝播を邪魔する存在だ ドミノの転倒波が 途中で止まってしまえば ドミノ倒しは不成功ということになる 仕込まれたドミノ倒しのように 生命の卵には 反応の波が仕込まれている 形成因が... 続きをみる

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  • 袋の中に「らしさ」を溜め込む

    生命は その生み出す刺激が 末広がりの反応の波を起こすことを約束されているかのように 刺激を生み出し続ける その約束された未来を信じながら それぞれの命が それぞれの刺激を創生し続けている * 樹木が年輪を刻んでいる 形成層は きっと同じ反応を起こそうとしてるのだろうが 暖かな時期は反応の成果とし... 続きをみる

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  • 反応という現象

    反応は 元の存在と反応後の存在の関係としての存在であり 反応の場は 原因から結果を導く因果律の実践の場である 歯車が次の歯車を動かすように 反応が 次の反応を引き起こしながら 反応の場の連帯が 反応を共役させ より大きな因果律を特異的に再現するシステムが形成されている このような 能動的に形成され... 続きをみる

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  • トリプルワールド22

    天候の乱れがない世界の方が より制御された 素晴らしい世界と評価されるのかもしれない そうなれば 程よい降水があり 川の水の流れは常に一定で 洪水もおこならないし 風も穏やかで 屋根が突風で吹き飛ばされることもない 低気圧や高気圧を制御でき 能動的に恒常性を高めれば そんな世界を創造できるかもしれ... 続きをみる

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  • トリプルワールド17

    セカンドワールドを特徴づける 自律性と特異性は 外部に対する反応 の他 内部の他反応に対する反応として現象している 植物の細胞の中では 葉緑体で作られたATPを利用しながら 酵素反応が次から次へと予定されたとおりに起こり カルビン回路が回る そして 二酸化炭素が糖へと合成されてゆく 植物が生まれて... 続きをみる

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  • トリプルワールド15

    大腸菌は細胞分裂しすると 2つの大腸菌になる 大腸菌が細胞分裂して 2つのイ-スト菌になることは無い この制約された不自由が 生命の神秘の源泉だ 同じ存在にしかなれないのであり 違う存在にはなれない仕組みが存在している 違ってしまうのは 仕組みに不具合もしくは 仕組みの能力不足だ 前例を踏襲し続け... 続きをみる

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  • トリプルワールド13

    主体が主体である理由を実践し 主体を維持しながら この循環の中で セカンドワールドが持続されている 自己保存を目的として その目的を達するための手段として 自己保存を実践しながら セカンドワールドが持続している 自己陶酔の世界と言えば そのとおりなのだろう 自画自賛しながら 主体の存在を肯定し そ... 続きをみる

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  • トリプルワールド8

    叱られないはど賢いという考えがある 叱られないようにするにはどうすればよいのかを きっちりと覚え それを実践すると叱られない、、、はずである 言い換えれば どうするればうまくいくのかを 事前に知り これを実施するとうまくやっていけるということになる 生命は どうすれば生きてゆけるのかを 事前に知り... 続きをみる

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  • 生きるということ

    私は 次から次へと 日々を消費している 時間を迎え 次から次へと 時間を消してゆく 私には 時間を迎え それを消してゆく能力があるらしい 空気や食べものばかりではなく 時間も食らいながら生きている どうせなから おいしい時間を食らいたい そのためにもがいている 網戸の隙間に入り込んでしまったハエも... 続きをみる

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  • 自己肯定感という素敵な主観

    人類は霊長類 万物の霊長というわけで とても素晴らしい生き物だと自画自賛している 自己肯定感に満ちている 直立猿類ではなく 何よりも優れているという意味合いを含め 霊長類と名付けたのだ だいたいの神話において 我らの部族は 神から選ばれた一族になっている 民族の自己肯定感の顕れだ お国自慢 ふるさ... 続きをみる

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  • コツコツと重ねる努力

    人間には 様々な物事に名前を付ける権限があるらしい そして この権能を振りかざし 名前をかぶせた事物を支配することに夢中になる 全ての事物に名前を付け それらをすべてを支配下に置く そんな夢物語を描く性分が人間にはあるのだろう どんな高い山にも上り どんな深い海にも潜り 宇宙の果てまで冒険してみた... 続きをみる

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  • 常識に頼らない努力

    手足の動きに不都合があったり 目や耳の知覚に不具合が生じたりすると 普通にできていたことが 普通じゃなくなって 社会生活に支障が出てくる そこで 病院に駆け込み 不都合や不具合を治して 普通の生活を取り戻そうと努力する だから 病院には 普通ではないことが沢山ある そして 世間では当たり前のことも... 続きをみる

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  • 腸と私の共同幻想

    盲腸か直腸で炎症が起こり 腹痛で入院した 点滴を受けながら 私の腸は私であっても私ではないと つくづく思わされた 私のなかに 腸という私ではない生き物が住んでいて 痛みを通じて 私に苦しいと訴えているようだ 多細胞生物の 臓器間のつながりが 神経を通じて連絡し合い このような感覚をもたらしている ... 続きをみる

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  • 共進化という適応と組織化

    都合の悪い情報は 排除される コロナウイルスの駆除も この情報排除の一種だ 都合の悪い情報が蔓延しては調子が悪い 思想統制 民族弾圧 宗教戦争 優勢思想 様々な情報排除が浮沈を繰り返す 互恵的情報は 排除し合わず 調和的共進化の関係を生み 敵対的情報は 排除しあい 競合的共進化の関係を生む 調和的... 続きをみる

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  • 情が湧く

    好きな人に向かって 思いっきりの笑顔を振りまいても 「あ、動物が笑ってる」と思われては 笑顔も徒労に終わる ネコを手でじゃらす時 人間は猫を見つめ ネコは人間の手を見つめる 互いに動く部分を 見つめ合い 互いの反応を確かめ合う 反応が鈍いと がっかりする 勢いあまって猫を叩いてしまい 逃げていって... 続きをみる

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  • パートナー

    本能は とても素直な子で やんちゃで ちっとも言葉を覚えない それに引き換え 理性は お利口さんで 言葉もしっかり話せるのだけど 悪知恵を働かせたりもする だから 理性は ときどき悪知恵を働かせて 本能をうまく操ろうとするのだけれど 本能には言葉が通じないので 上手く騙せない その上 本能は言葉を... 続きをみる

  • 主観にうごめく幸せの俎上

    この世に生まれてきた まずは 掬われたのだ 掬われて 生きるという俎上に載せられた この俎上に載せられて しばらく育つと この俎上は ひとつではななくて たくさんの俎上に分かれていることに気づいてくる どの俎上に掬われたのかで 運命というものが違ってくることにも気づいてくる そうなると あっちの俎... 続きをみる

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  • 百聞は一見に如かず

    ちょっと見てろ いいか これをこうして それから ああ、ちょっとそれを取ってくれ ああ、それだそれ ありがとう これをこうして こうやったら こうなるだろう そしたら こんどは えーと そこの、、、、 そう、それそれ こいつをこんどは こっちからこうやるんだ どうだ わかったか 言葉の本質は 言葉... 続きをみる

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  • 悪を隠し善を顕す

    ありがたいことに トイレという個室があって そこに隠れれば 大なり小なり用をすますことができるようにできている 食らい排泄する この基本的な営みの中において 排泄は なぜに隠れて行わなければならないのだろう? 人間には 隠すという営みが存在する 自分自身には隠し得ずに現れる多種多様な欲望のうち 隠... 続きをみる

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  • 鏡を眺める様に

    鏡は平面で その平面の向こう側に 鏡が映し出す世界が広がっているように見えるのだけれど 鏡を取り外せば 鏡の平面の向こうに存在していた世界はたちまち消失する そんな消失してしまう鏡の世界に向かって 自分を映し 自分を見つめたりしている 映像や 言葉が描く世界も 鏡のように消えてなくなる世界だ そん... 続きをみる

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  • 生命活動の存在の起源について

    無為自然を 極端に解釈すると 生命力のない 純粋物理学的な世界になる そこには 肉体も 感情も 思考も存在しないはずである しかし デカルトは 思考が存在し続けていると 思考実験の前提を覆し 無為自然の中に思考をポツリと描き出した 思考ばかりではない 生きているということは 無為自然に さまざまな... 続きをみる

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  • 下僕たちの饗宴

    言葉を習い 言葉を覚え 言葉を操る 言葉の下僕にならなければ 言葉を使えない 道徳を習い 道徳を覚え 道徳を操る 法律を 倫理を 科学の知識を 習い覚え その知識たちの下僕となり それらを操る 先人たちの積み重ねてきた記憶をたどり 下僕たちの饗宴を続けてゆく 饗宴が 饗宴を呼び 饗宴を続けてゆく ... 続きをみる

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  • 加工されている存在たち

    雨の日と 晴れ日で 何が違っているかを 物質的に分析すると 水分量や日光の量や気温といった 量の違いに大きな違いを見出せる 普段から存在している物質が その在り様を変えるだけで 塩加減が 濃かったり薄かったりというような違いが顕れる たかが塩加減 されど塩加減 この加減に対して 感覚が鋭敏に反応す... 続きをみる

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  • 騙される美学

    ネコはずるい その可愛さが その気ままさがずるい ものを言わずして語る その物腰がずるい ネコも 人間をずるいと思っているかもしれない 言葉を駆使して 騙し 恩を売り 嘘をついてみたり 逆に だんまりを決めてみたり、、、 そうして 互いに生きてきた ネコと人間 互いにずるい でも 良いところも た... 続きをみる

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  • 過去という存在

    過去は今存在しているか? もし 過去が存在していなければ 現在の礎は今存在していないのか? 親があり そのまた親があり そのまた親が存在していた そんな過去がある そんな過去は過ぎ去り 現在がある そして 現在も過去として存在する運命にある 現在は次々と消えてゆき ただ消えてゆき 未来に何も残せな... 続きをみる

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  • 動的存在と静的虚構

    動きが存在する 動きには色々あり 様々なカテゴリーに分けられる 動きは選択できることもある この動きの選択には 自由があり 制限がある 動きは存在である むしろ 動きが存在である 存在は時間とともにあり 同じ動きの繰り返している存在が 時間をまたいで認識されている いくつもの動きが 複合的に組織化... 続きをみる

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  • 付け焼刃な日々

    相手の想定を超えると 強い印象を残すことができる これを実践し 強い印象を残してくれた方々が沢山思い出される 反対に この実践に失敗した人々のことは なかなか思い出せない 私も随分と 無理をして 背伸びをして この実践を試みて 失敗した 付け焼刃 普段の鍛錬が無く 格好だけをつけても 苦しいだけだ... 続きをみる

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  • やわらかな生命の尊厳

    秩序を維持するためには その秩序を整備してゆかなければならない 整備をしなければ 秩序はほころび壊れてゆくから 整備は休めないものであり 骨も折れる 整備する存在は貴重だから これを増やしてゆかなければ 秩序は乱れる だから 社会は 秩序を守る人を褒賞し 秩序を壊す人を懲罰する 褒章や懲罰とまでは... 続きをみる

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  • 正解のないことに正しさを付与する

    支配者というものは 横柄なところがないと務まらない 正解のないことを 正解にし続けなければならないからだ この正解を大切に維持するために 些細な間違いを認め この些細な部分を修正することはあるだろう しかし 大きな部分を曲げてまで 小さな正解を維持することは無いだろう 様々な正解を主張する猛者が ... 続きをみる

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  • 欠陥品が存続する条件

    自分に欠陥があることを認めないと 前に進めない むしろ 欠陥があるから 前に進もうとする 欠陥というと いささか悲しげだけれど 足りないところがあるということだ もっともっと 足りていないものを補充して もっともっと 完璧な存在になろうと努力をする 欠陥があっても それを補う何かを補充する そんな... 続きをみる

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  • 干渉のネットワーク

    人間には 他人に干渉する性分があるようだ 「こうしなさい」 「ああしなさい」 「こんなふうに考えましょう」 「いや、それよりしかじかが良い」 その反作用なのか 人間には 他人の干渉を受け入れたり 面倒がって拒否する性分もある このような性分により形成される 干渉のネットワークが 社会を維持している... 続きをみる

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  • 動物たちの科学や観念

    意識として 心象風景が存在している この風景が 夢のなかでは夢のように 目を覚ませば現実のように姿を変えてゆく さらには 文字を読めば 描かれた内容に応じた心象風景が現れる 科学も 観念も 心象風景だ 実体験も 読書体験も 心象風景だ 憧れの恋も 破れそうな恋も 腐りかけた恋も 心象風景だ 鳥が啼... 続きをみる

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  • 先入観の扉の中で

    好きと嫌いがある 好きだと思っていると その良いところがどんどん見えてきて どんどん好きになってゆく 逆に 嫌いだと思っていると その嫌いなところがどんどん見えてきて ますます嫌いになってゆく だから 道徳の先生は言う 「好きなところを探しなさい」 理由は定かではないけれど 確かに 好きな人がいる... 続きをみる

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  • アリと話をしてみたい

    アリの国の住人に 働きアリというのがいる 仲間同士であいさつを交わし 食事を分かちみんなでなかよく暮らしている そして そんなみんなのために 野山を歩き 食べ物を集めては アリの国に持ち帰る 社会保障はどうなっているのだろう? 病気になって働けなくなったら 誰が面倒を見てくれるのだろう? そんなこ... 続きをみる

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  • いのちの景色

    此岸に佇み 彼岸を眺めても 何も見えない そんな大河が流れている いのちの河だ 岸にただ佇めば 時間から取り残され 未来に行けない そこで 生き物たちは 時の流れる河のなかに 生殖細胞を投げ入れてそれを見送る 此岸は やがて 彼岸になるのだろう 空には ぽっかり雲が浮いている あの雲に乗ったなら ... 続きをみる

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  • 存在理由の起源と存在理由への帰依

    地球上の大気に 酸素がなかったら 今生きている動物たちは 進化してこなかった 生命が環境に適応してゆくのだから 環境が違えば結果は違ってくるのは当然で 環境に合わせて いろいろな工夫をしながら生きている そんな因果なのだろう 動物は他の生物に寄生しなければ 生き延びられないようにできている ただ ... 続きをみる

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  • 観念が整備する道を歩む

    未来を夢見る 自分ばかりではなく 自分の周りの社会の有り様についても 未来を描き夢を見る そんな夢のような未来を切り拓く為に 過去の出来事が参考にされる 繰り返された幾多の現象がある この現象の繰り返す性質を 未来へと応用するという訳だ その性質がなぜあるのか? そんなことは 未来に利用する上では... 続きをみる

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  • 時節の創造とその応用

    時節という存在があるらしい 雨の時と 晴れの時があり たいがい その間に曇りの時がある 曖昧にゆったり遷移する時間の流れに 本当は節はない それに節を設けることにより 時節が創造される この時節は その切り替えを機に 行動を変えるために創造されたのだろう 仕事をやめる時間 休憩に入る時間 さまざま... 続きをみる

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  • 秩序の形而上学

    何もしなければ 秩序は時間とともに乱れる この乱れを修復できれば 秩序は存続してゆき 乱れを修復できなければ 秩序は崩壊してゆく このような恒常的修復により 維持されている秩序においては この修復システムが形而上として存在している こんな崩壊があったり あんな崩壊があったりと 崩壊の原因が複数ある... 続きをみる

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  • 野生の人間も飼い慣らされる

    医療は 人間の生命力を弱くする 医療の助けがないと生きられない人が 増えてゆくからだ 増えれば増えるほど 医療が求められ 必需品となり もっともっと弱くなってゆく これは 人間の個々の生命力の話であり 集団としての人間の生命力は 医療技術の発展とともに 強くなってゆく 集団が強くなり 個人が弱くな... 続きをみる

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  • 非日常の景色の中で

    いつもと同じ いつもと違う どちらも それぞれにありがたく それぞれに迷惑だ 旅行に行ったら いつもと同じでは どこかつまらない 普段の生活では いつもと同じが なんだかんだ言ってありがたい いつもと同じ いつもと違う 予定調和が壊れてきて 普段の生活で いつもと同じが少なくなって いつもと違うが... 続きをみる

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  • 動けるということの意味

    時代が早く進む時と なかなか進まない時とがある 前の時代の列車から ゆっくりと 次の時代の列車へと 人々が乗り換えてゆくときもあれば 我先にと 駆け込むように 次の時代の列車へと 人々が堰を切って流れてゆくときもある なぜ列車を乗り換えなければならないのだろう? 列車ではなく 船なのかもしれない ... 続きをみる

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  • 便利の輪の中で

    私の身体は 意識としての私の支配下にありそうなのだけれど 思うようには動いてくれない だから ゴルフボールも 打つ前に描いたようには飛んで行かない 「支配下にある」とは 信じているだけのことで 実際に支配下にあるかどうかは疑わしい それでも 支配下にあると信じられるものを増やし 私の周りを便利に仕... 続きをみる

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  • 集団的自己肯定感

    様々な宗教に 選民思想が紛れ込んでいる 「私たちは素晴らしい」 この「私たち」の存在根拠となる選民思想があって 「私たち」に属していることの誇りを体感する この高揚感が宗教に求められてきたのだろう 人間は 集団化することにより 自然と対峙する力を増強してきた進化の歴史がある その過程で 「私たち」... 続きをみる

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  • 刺激と反応の蓋然性形成による秩序化

    英語は難しい 書いてある文字を ゆっくり読むのも一苦労なのに 流ちょうに話されると お手上げになる ゆっくり考える時間も与えられないからでもあるけれど あの奇妙な発音を聞き取れないからだ しかも 単語を一つ一つ区切って発音してくれず 複数個の単語をひとつの単語のようにしゃべってくれたりする こんな... 続きをみる

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  • 根拠のない自己肯定感

    蠅や蚊も 懸命に頑張って生き抜こうとしている 化石生物となってしまった三葉虫も 太古の世界で生きていた頃には 懸命に生き残ろうと 複眼を光らせ活動していたことだろう 根拠のない自己肯定感 この感覚を きっと 蠅や蚊も持っているのだろう 三葉虫も持っていたのだろう 「私が生きていることは素晴らしい!... 続きをみる

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  • 他者を求める自意識

    自慢するということと 褒められるということの間に 調和が生じたたり 齟齬が生まれたりする 自慢と褒賞の関係は 愛すると愛される関係に似ている 努力することと 報われることの関係も同じだ 自慢したり 愛したり 自分をムチ打ち努力したりしている自意識は それだけでは孤独だ この孤独から逃れようと 褒め... 続きをみる

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  • 苦痛という工夫

    痛いとか 不安とかがなければ 死ぬことも さして怖いものではなくなるだろう しかし 現実には 痛みがあり 不安がある だから そこから逃れようと 懸命に生きている 知性は このような機構をより確実に推し進めるための オプション機関であろう 人間以外の動物も 自分がいいものといやなものを区別しながら... 続きをみる

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  • 不足を満たす

    思考もお腹がすくらしい そして 満たされるまで 何かを探し続けている 美味しそうな何かを探し続ける 人により 好みが違うらしい こってりとしたもの 甘いもの 辛いもの しょっぱいもの すっぱいもの あっさりしたもの 時と場合により 好みも変わる 同席する人によっても 好みが変わる 舌で味わう刺激 ... 続きをみる

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  • 思考を中心にして身体が廻るという幸せな勘違い

    身体の付属品として 思考能力があるのに 思考能力は 身体の付属物ではない何かの別物だと思ってしまう さらには 身体を支配している崇高な存在だと考えるから 死んでも 魂はどこかにさ迷うということを考えるようになる 考える主体が中心にあるから 地球の周りを 太陽が回って見える 自分の周りを 社会や会社... 続きをみる

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  • 検尿コップの中のワイン

    検尿コップの中の美味しいワインと ワイングラスの中のそれなりのワインの どちらが美味しいだろうか? 論理学的には 検尿コップの中の美味しいワインだ 「美味しい」と文字通り表記されているからだ ワイングラスのそれには「それなり」としか書かれていない 味わい判断するのではなく 言葉の中から判断しなけれ... 続きをみる

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  • 循環という動的恒常

    動いていることと 不変であることは 両立しがたい 動かなければ 不変でありやすいし 動いてしまうと 変化しやすいからだ でたらめに動かずに 振動したり 循環していると 動いていても 同じでいられる 昨日と今日が大体同じなのは たくさんのものが 一日のリズムで循環しているからだ 動きながら循環してい... 続きをみる

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  • 意思が届かぬ流転に戸惑う

    あるものしかないし あるだけしかない 増やせれば 増やした分だけ増え 増えられれば 増えた分だけ増える そして 減らせれば 減らした分だけ減ってゆく 増えても減っても あるものしかないし あるだけしかない 頭の中にも あるものしかないし あるだけしかない そのあるものが あってへ行ったりこっちへ来... 続きをみる

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  • 言葉が機能する奇跡

    「右を向け」 と言われて右を向くには いくつもの事象が連帯している 生物学的には 感覚神経の興奮や 脳神経の興奮 運動神経の興奮 筋肉細胞の収縮といった事象として 記載される 現象学的には 音声情報を言語に変換し この言語を意味に変換し この意味に対して それに従うか否かを考え 従うことを決める ... 続きをみる

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  • 循環する事象

    事象が循環する単位がある 太陽の周りを地球が一年かけて回っている 1月1日の地球の位置をスタートとすると 一年たつと 同じ位置に戻り一年が終わるということになる 地球の公転は 単純な慣性運動の継続で 元のスタートに戻る循環なのだけれど 生命活動は 多種多様の事象の連鎖反応のなかで 元のスタートに戻... 続きをみる

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  • 意識の袋の内側を推し量る

    意識は袋の様相を呈している 意識的に動かすことができる体の部位をつなげてゆくと 袋ができる だから 意識は袋の様相を呈している 皮膚や筋肉や目や耳や鼻ら口が 神経と連なって一連の袋ができている その内側に 無意識があって 無意識のさらに内側に内臓が鎮座している 意識の袋の外側には 皮膚や舌が知覚す... 続きをみる

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  • 空間と時間 物質と機能

    機能は 繰り返される因果律であり 帰納法により認識される事象である 因果律は 原因から結果への動きであり 予想可能性を生む 定型な文字が 定型な意味を持つのも この因果律が機能してこそであり 動物種としての 定型的な身体が 定型的な行動を予測させるのも 因果律の機能である 定型な物質の組み合わせが... 続きをみる

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  • 持続可能とういう偶然を求めて

    元来 情報には真も偽もない 意味もない たとえば 01010001 この無意味に意味を生じさせるのは 情報を読み取り反応するシステムがあるからだ システムは エネルギーを消費しながら 反応が繰り返されている システムに エネルギーが供給されなければ 情報は意味を失う 言語の学習は エネルギーが必要... 続きをみる

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  • 言葉が飛び交う空間

    いつのまにか こんな人格が 植え付けられている 私という名の人格なのだけれど どこかの他者たちが 私に植え付けた人格のようでもある だからだろうか 私という名の人格同士が 口論したり 意気投合したりしている 色々な私 一人であるにもかかわらず 頭の中で たくさんの言葉がやり取りされる 私という人格... 続きをみる

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  • 言われるがままに

    よく考えることもなく 言われるがままに 行動していることがある よく考えると してはいけないことでも 考えもしなければ してしまう 言われるがままにしていることは そういうことだ 結果として 良いことをしていることも 悪いことをしていることもある そして 言われるがままにした その結果で 褒められ... 続きをみる

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  • 空想の実体としての哲学・科学・心理学

    思考には対象がある 今の感情であることも 今の感覚であることも 過去の感情や感覚であることもある そして 未来への空想であったりする 空想を実現するために 手足を動かすことがある 手足を動かして実体を改変する 改変された実体が 改変に応じて感覚となり 再び思考の俎上に上る 実体の世界があり 感情・... 続きをみる

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  • 動き回る夢

    いつの間にか忘れている夢がある その化石が 本棚の隅の紙切れの走り書きとなって 表れてくることがある 同じように 死に絶え 絶滅した生物種は 忘れられた夢なのだろう ただただ懸命に生きようと 夢を見ていたあの頃が 化石となり姿を現す いつの間にか 忘れていた夢 なぜ諦められたのか どのように諦めら... 続きをみる

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  • 石碑や日々消費される言葉たち

    石に文字が刻まれていることがある それを眺めると 刻んだ人へも思いが馳せる 後世へと残してゆきたい言葉を 選び抜き 石を切り それに文字を刻んでゆく 誉れ高い記念碑であったり 津波や地震、水害など 災害への警告であったりする 日々生まれては消えてゆく言葉たち その言葉たちが選別される 聞かれない言... 続きをみる

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  • 紡がれてゆく過去の経験

    歴史から解放されたとき 人間社会は崩壊してしまうのだろう その自由の中で 人間の中の動物たちが叫びあい 威嚇しあい 怯え 友情をはぐくむ 経歴から解放されたとき 私の人格は崩壊するのだろう その自由の中で 私は叫び 驚き 戸惑い 友を求める DNAから解放されたとき 生命は崩壊する ゆっくりと 無... 続きをみる

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  • 祈るという理性

    小さな祠に 小さなお供え物が置いてある どこに お供えをしても 良いのだ 何も 大きく立派で威圧的な祠に 大きなお供え物をする必要もあるまい 何も 美しく飾り付け 権威付け 功徳がありそうな佇まいを ありがたがることもあるまい しかし 人の心を集めるために 技術が集約されている 願いという思考があ... 続きをみる

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  • 普遍性と記憶の起源

    記憶には起源がある 実体を起源とする記憶もあれば 夢を起源とする記憶もあり 実績を起源とする記憶もある 直感を起源とする記憶もあれば 検証を起源とする記憶もあり 思索を起源とする記憶もある 創作を起源とする記憶もあれば 伝承を起源とする記憶もあり 常識を起源とする記憶もある 百聞を起源とする記憶も... 続きをみる

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  • バブルの収まり

    生命は DNAが拡げるバブルである 国は 国の系譜が拡げるバブルであり 民族や 家族や 個人も それぞれの系譜が拡げるバブルである バブルを拡げるには その外側に拡がらなければ拡がらない 外側に 他の存在があると バブルの拡張を阻害される 他のバブルと接するとき 調和があり 競争がある バブルをつ... 続きをみる

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  • 虚無主義の空に浮かぶ存在

    空には 夜星があり 朝 太陽が昇り これらを隠す 陽気な雲や 不気味な雲が浮いている 虚無主義の空に浮かぶ思考は 都合の良いものばかりではなく 都合の悪いものもある 青いキャンバスに 黒を塗ることも 白を塗ることも 明るい光をともすこともできる 虚無には 自由があり すべてを許容する無秩序が存在す... 続きをみる

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  • 言葉の中の自閉症

    秩序は 全て善から構成されている 秩序あるものは善である 存在は善である これは現状を肯定する理屈であり これらが正しいとするならば これを覆す理屈が悪になる このような理屈が 懸命に現状を維持している 身体の恒常性維持も 同じように維持されている だから 病気や加齢が悪になる * 現状を変えるに... 続きをみる

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  • 人間の闇

    ミイラを残した文明がある このミイラを残す行為に 科学の光が当たらない人間の闇がある この闇の中に 人間の美しさも宿っているのだから 闇が文明を照らすのも いたしかたがないことなのだろう 我思う故に闇あり この闇を切り捨てたら 人間らしさがが恋しくなる かようにして 合理的社会に闇が広がる 闇を真... 続きをみる

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  • 創造的因果律としての定型反応

    咲いている花と 知覚された花は 同一ではないけれど 同じものとする必要があるらしい 必然ではなく必要に応じて創造された関係である 野に咲く花と 写真や絵画で表現された花も 同一ではないけれど 同じものである必要がある このような必要条件は どこに起因しているのか? 便利であり都合がよいからなのだろ... 続きをみる

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  • 反応系 f(オリジナル)→コピー が形而上

    知覚は 体験と記憶の橋渡しをしている このことを数式で表すと f(体験)= 記憶 体験が記憶へと変換されるというわけだ f’(言葉)= 意味 これは 言葉が意味へと変換されるということだ これとは逆方向の変換として f”(意味)= 言葉 と記載することもできよう 様々な反応系が関数のように機能して... 続きをみる

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  • 尊厳の根拠としての空

    アリ地獄から 抜け出そうとするアリの必死の姿から アリの感情を思いやる 逃げようとして 必死でガラス窓にぶつかりながら 羽を震わすハエやハチ その逃げようとする熱情は 何処から湧き上がっているのだろう 五感の神経の構造は 哺乳類と昆虫で 同様なものだという 生命の尊厳と 人間の尊厳の差異は 何を起... 続きをみる

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  • 値札

    人工授精が増えている 高額医療も増えている 命をお金で買う時代? お金で買えるものが増えてゆくと お金がないと手に入れられないものが増えてゆく やさしさにも 値札がついているかも? * 分業の時代 視野が狭くなってきた 見えるものを見るのではない 見たいものばかりを見れるようになってきた インター... 続きをみる

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  • 代替の連鎖の中で

    チームスポーツでは レギュラー選手だけではなく 控えの選手がいて チームの層に厚みが生まれている 必要最小限の選手の数では チーム力を維持できない 怪我をして レギュラー選手が活躍できない場合に 控え選手が上手くバックアップしてこそ チームというシステムが機能するからだ レギュラー選手と控え選手の... 続きをみる

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  • 予見と結果を統合しながら花開く永遠

    第一印象が あたることもあれば はずれることもある 第一印象は予見だ この予見に 正当性を与えるのは 結果論だ 予見には 結果論と違い 「論」がつかない しかし 予見のない結果論は 単なる結果で論にはならない 例えば 自然科学の実験の典型である仮説演繹法は 予見から演繹される結果が 実際に起こるか... 続きをみる

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  • 意識は頻繁に問題児となり下がる

    上から下へと 命令が下り 下の存在はその命令に従う そんなシステムにあって 下からの要望を聞き入れないと 下の存在が疲弊して 命令に従えなくなってしまうことがある 命令は常に 絵に描いた餅になりかねない宿命とともにあるからだ 意識が 身体に命令を下している この状況において 意識は上で 身体は下の... 続きをみる

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  • 無謀と勇気の競演を見守る「その他大勢」

    無謀と勇気は 表裏の関係にある評価にまつわる言葉だ 評価は気楽だ そして 万人に開かれている 挑戦を見守り見守った人に 評価する機会が開かれている 挑戦者自身も自己評価の渦の中にある 挑戦前に 無謀なのか 無謀でないのか 悩みながら挑戦の舞台に立つ この悩みが深いほどに 挑戦の舞台に上がる勇気が試... 続きをみる

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  • イモムシの神経に宿る聖域

    イモムシにも 神経がかよっている 小さいけれど脳もある 仮に その脳と私の脳を繋げるインターフェイスが あったとしよう 私は これをイモムシに繋げてみるだろうか? 私の意識が イモムシの中に入り込む まあ これはいいだろう 逆に イモムシの意識が 私の中に入り込む このことに対して 私は どれだけ... 続きをみる

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  • 夢が花開く場所

    人間は 大きな限界と小さな夢を持っている 大きな限界に囲まれた世界の中で 小さな夢を咲かせている そして 小さな夢が咲き乱れ 次第に大きな夢に育ってゆく 夢が 大きく大きく育っても いつまでも その夢は もっともっと大きな 大きな限界の中にある どこまでも どこまでも 広がってゆく 大きな限界の中... 続きをみる

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  • 引き継がれる人生と引き継がれない人生と

    マイクロチップに 私の名前を書いて 私の生年月日を書いて 趣味を書いて 履歴を書いて 貯蓄額を書いて 負債額を書いて 収入を書いて 支出を書いて 病歴を書いて 薬歴を含む治療歴を書き そのほか 沢山の感情や思い出を書き込み 私の腹に埋め込む そして マイクロチップに日々起きた様々なことを 書き加え... 続きをみる

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  • 物語の正当性と覇権について

    伝承された物語がある その物語を聞きながら育ち その物語の中から真理を学び取り それを糧にしながら人生を演じてゆく 宗教戦争がそうであるように 戦争には 物語の正当性を争うところがある だからなのだろうか 戦争の勝者が 物語を監修する権利を取得して 歴史を修正してゆく この修正の過程で 勝者の善は... 続きをみる

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  • 今を未来に送る合目的的システム

    「生きたい」という思いから始まる動きがある この「生きたい」は 意識であることも 無意識であることもあるだろう 理性的であることも 本能的なこともあるだろう このような 「生きたい」から始まる動きを 人間から差し引くと 何が残るだろう * 「死にたい」と悩むのは 「死にたい」が「生きたい」を 乗り... 続きをみる

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  • 議論という叡智

    意見が違う時ほど 議論が必要なのだけれど 部族を分かち 直接、激しく議論することを避けてきた そんな 人類の歴史がある 議論をすることも 議論を避けることも 人間に授けれられた 叡智である どちらも大事だ 人の心は 手に取るようにわからない 闇の向こうにある 私の心も 他人には闇の中だ ともすれば... 続きをみる

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  • 善のイデアと服従のイデア

    服従を求めることも 服従を求められることもある 「服従」という強い調子ではないにしても 言う事を聞いてもらいたいことも 言う事を聞きたくないことも たくさんある その都度 服従する側と 服従させる側に色分けされる 人間には 「服従する」性質が備わった 社会性の高い生き物だ この基本的な性質があり ... 続きをみる

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  • イデアに支配され利用する

    地球は平たいと信じられていた 今は 地球は丸いと信じられている 地球は変わらずにいる間に 人間の思想は右往左往することができる 物質世界に比べて 思想世界はとても自由だ だから 不都合な思想が嫌われ 都合の良い思想が自由を謳歌することになる そんななかで 人間の都合を排除して 物質世界に忠誠を誓っ... 続きをみる

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