ルアーなお金たち、言葉たち、命たち

砂上の楼閣を上手に維持する共役反応の数々に感謝です。ルアーは反応の連鎖の象徴です。

秩序のブログ記事

秩序(ムラゴンブログ全体)
  • 反復性秩序の調整と統合

    長い付き合いの間柄は 一朝一夕では形成されない 幾重にも折り重ねられた 繰り返された関係の中で熟成した間柄 良きことも悪しきことも 争いも融和も 間柄の中で熟成し溶けあっている * 失敗しながら 自転車に乗れるようになる 自転車との調和だ 間違えながらしゃべり 言葉を覚える 言語との調和だ 注意さ... 続きをみる

  • 終わりが始まりとなる秩序の流れの中で

    水の流れがあるように 秩序の流れがある そして その流れに 始まりがあり 途中があり 終わりがある 終わったままなら それまでだ 終わりが始まりに続くと また始まりからの流れに戻る 朝起きて 動き回り食事をとり 夜寝る 四季が巡るように 再び朝が始まる 生産され販売され 次の生産資金となり 再生産... 続きをみる

  • 調和の中にあるということ

    同じ宗教を信じている 同じ法律を順守している 同じ情報の下にあると その情報が用意している調和を享受できる 細胞も同じだ 同じ遺伝子を共有してい細胞同士は 機能的に結ばれた調和関係にある しかし 外から侵入してきた細菌は 調和的な関係にあるとは限らない その象徴的な出来事が 免疫細胞による細菌の排... 続きをみる

  • 言語は物まねの天才を希求する

    日本語が外国語と出会うと 日本語としての使用方法に変わりはないままに 日本語と外国語の翻訳関係が形成される この関係が増えるという状況は 未知の生き物と日本語が出会った時にも生じるが この場合には 日本語の領域が増えるということになり 外国語との出会いとは 増える関係の質に違いがある ・・・・よう... 続きをみる

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  • 記憶された過去という存在たち

    「おはよう」 そう呼びかけると 「おはよう」 と答えが返る こんな単純なあいさつの中にも 人間の幾多の機能が様々に働いている 声の質 顔の表情 反応の速さ遅さ 間合い等々 これらが読み解かれる そればかりではない 個体識別がされ 以前の「おはよう」と比較がされる 以前の「おはよう」がきちんと記憶さ... 続きをみる

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  • 崩壊を待つ秩序の美学としてのドミノ

    ドミノ倒しを抽象的に表現すると 企図的に能動的に形成された秩序の崩壊過程だ ドミノ倒しは二つの過程に大きく分けることができる ひとつは ドミノを並べてゆく過程で もう一つは ドミノが次々と連鎖的に倒れてゆく過程だ 前者を能動的運動過程 後者を受動的運動過程と呼んでおく 受動的運動過程が首尾よく 成... 続きをみる

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  • 反芻を欲する本能

    一日の中で 何回「わたし」という言葉を 頭の中で反芻するだろうか? 牛が食べ物を反芻する動物と定義されるならば 人間は「わたし」を反芻する動物だ その「わたし」が反芻されるたびに 「私の立場」も関連付けられ それに関連するかのように 「あなた」や「わたしたち」も それぞれの状況に従い想起される こ... 続きをみる

  • 周期を形成する目的に集う機能たち

    細胞周期というのがある ひとつの細胞が2つの細胞に分裂する この一連の事象が連続して周期的に起こる 大雑把に表現すると 分裂した細胞は まず成長しDNA合成に必要な準備を整える 準備が整うとDNAが複製される すると次は細胞分裂への準備が始まり この準備が整うと 実際に細胞分裂が実践され 2つの娘... 続きをみる

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  • 機能分化と予定調和

    カルビン回路 オルニチン回路 クエン酸回路 様々な代謝の連続が 生体活動を支えている このような代謝の連続は 一連の酵素群がとり揃っていて初めて成り立つ ひとつの酵素だけでは成立しないということだ 様々な酵素が集まり 協調して代謝反応を連続させる 酵素群としての機能は ひとつの酵素だけでは発揮でき... 続きをみる

  • アポステリオリな予定調和たち

    アプリオリ と アポステリオリ というのがある それぞれ よりさきにあるもの よりあとにあるもの という意味だ 先天的 後天的 原初的 経験的 このように訳され対比される言葉だ 物理化学的法則がアプリオリならば 生物学的な秩序はアポステリオリということだろう アポステリオリな秩序が アプリオリとし... 続きをみる

  • 戻ってくるための予定軌道たち

    太陽の周りを廻る地球は 慣性の力だけで同じ軌道を維持している これに対して 人工衛星は 地球の周りを エンジンの力を借りて 軌道修正しながら 廻り続けている だから この軌道修正に失敗すると 軌道から外れ 遠方に飛び去ってしまったり 地上に落下してしまったりする 予定された軌道に戻る能力があるとい... 続きをみる

  • 秩序を転写する能力としての命

    風景が視覚を通じて意識に投影する そして 目を閉じても思い出される景色ができあがる 言語能力においては シニファンがシニフェを呼ぶ シニフェがシニファンを呼ぶ そして これらが各種知覚と癒合しながら相互作用する 人間は秩序を転写する能力に満ちている 脳内のイメージを 手先で再現することも秩序の転写... 続きをみる

  • 中心と辺縁

    秩序が維持される場合には 大きく二つに分類できる 全く動かない場合と 同じ動きを繰り返す場合だ 前者を不動秩序 後者を循環秩序と呼んでおく 生命は循環秩序の典型だ 石碑は不動秩序だ 形あるものは壊れる これが不動秩序の危うさだ 逆に 動きが止まれば崩壊する これが循環秩序の危うさだ 危うさを観察す... 続きをみる

  • 魅せられたる魂が運ぶ秩序

    専門用語が一つあるとしよう その用語を知る程度は 人により差がある よく知る者と よく知らぬ者が出会った時 極端に言うと よく知らぬ者がよく知るになる場合と 両者が離反する場合がある 前者は その用語の勢力範囲を拡大するものだ 後者は その用語の孤高性を高めるものだ 職人の世界でのみ 引き継がれる... 続きをみる

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  • 一対多の関係において維持される秩序

    一なるものの周りに 多が集い 多なるものが 一なるものを一なるものとして維持してゆく この相補的関係の渦の中で 一なる秩序が維持される この渦の外には この秩序は存在しない 多が集うほど渦は大きくなり強くなる 他の集わぬ一なる渦は静かに消えてゆく ーーーー メモ 一なる言語のもとに その言語を使用... 続きをみる

  • 台風とイデア

    同じことを繰り返させる源がある こうなったらこうする ああなったらこうする こーならこーだ あーならあーだ 言葉は 同じこと同じことやものを思い起こさせる源のひとつだ 認識した言葉に応じて それをいちいち説明されることなく 何かを思い起こすよう用意されている これが 言語の記憶だ 言語の記憶を中心... 続きをみる

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  • マニュアルと台風

    同じことを繰り返させる源がある こうなったらこうする ああなったらこうする こーならこーだ あーならあーだ お料理のレシピは 同じことを繰り返させる源のひとつだ 状況状況に応じて いちいち命令がなされるのではなく 事前に 状況別の反応を用意しておくのが マニュアルだ マニュアルを中心に 人々が反応... 続きをみる

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  • 中心を廻る

    太陽の周りを 地球が回る 銀河系の中心を 太陽が回る 宇宙の中心を 銀河系が回る 遺伝子を中心に 化学反応が廻る 記憶を中心に 私が廻る 法律を中心に 社会が廻る それぞれの歴史が 築いてきた中心に 秩序とされる動きが廻る いな 中心を廻るから 秩序とされる ーーーーー メモ 原子の周りを 電子が... 続きをみる

  • 鬼は両義性が欠如しているものである

    動物実験と 動物愛護の間には 大きな溝がある この溝の根底にある問題は 動物摂食と 動物愛護の間にも存在する ある目的の達成のためには 犠牲は仕方がない この考えは 戦争と兵隊の問題にも通じている 目的と犠牲 勝ち負け 白黒をはっきりと付けられない問題だ カビの生えたような 古い議論を 繰り返し続... 続きをみる

  • 御嶽海とリン酸エネルギー

    秩序だった反応がなければ 生命は維持できない 秩序のためには 制約が必要で 反応のためには エネルギーが必要だ 生命の反応は ATPに代表されるリン酸エネルギーによるところが大きい タンパク質にしても 糖類にしても 遺伝子の物質基盤である核酸も 部品たる化合物が リン酸と結合した 高エネルギー状態... 続きをみる

  • 規定された現象が導く秩序ある構造

    赤信号で止まる 青信号になれば発車する 横断歩道に人が歩いていると 停車する 様々な 「規定された反応」の束により 交通網が秩序だって動いている ・・・・・ 雄のなわばりに 雌がやってくると 雄が恋のダンスを踊る そのダンスを見て 雌が新たな行動を開始する 「規定された反応」の束により 生殖行動が... 続きをみる

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  • 組合せで絞り込まれる意味あるいは機能

    カーナビの行き先を設定する際 施設名を一文字ずつ入力する まず 「お」をいれ 次に「は」をいれ その次に「よ」をいれる 入力のたびに 候補件数が減ってゆく 同じようなことが 話を聞いている時にも起こる 単語が連なり 意味が次第に限定されてゆく 言葉足らずだと 意味のとり方に 話し手と 聞き手の間で... 続きをみる

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  • スマホのナビの中心がここである意味論

    言語世界の内部に 法律の世界がある 宗教の世界もある 科学の世界も 哲学の世界も 日常言語の世界も 言語世界の住人だ 神様 といった時イメージするものがある 生物 といった時にイメージするものがある 化学 といった時にイメージするものがある おはよう といった時にイメージするものがある 専門用語が... 続きをみる

  • 秩序の外側にある外部と内側にある外部

    仮に地上温度の平均気温が 50℃を超えるようになったとしよう そこでは 人類は生き延びられないだろう 仮に 冷房でなんとか身体的に維持できても 食物が確保が難しいだろう 秩序が維持されていくためには 秩序の外部が維持されなければならない 社会の中にあって 個人という秩序の外部に他者がある 他者とい... 続きをみる

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  • 系譜秩序から派生する秩序が機能して系譜秩序が増殖するシステム

    系譜秩序と 派生秩序に分けて考える 系譜秩序は 系譜秩序をひな型として 同質物質媒体の同質秩序を 複製される秩序 派生秩序は 系譜秩序をひな型として 異質の物質媒体の秩序として 転換される秩序 系譜秩序の例  遺伝子  経典  法律  設計図  言語体系  レコード  生殖細胞 派生秩序の例  R... 続きをみる

  • 媒体たる物質を循環する秩序たち

    売れる商品は 再生産される 繁栄する生物は 生殖を繰り返す いずれにおいても 設計図が駆動する 売れれば売れるほど 繁栄すればするほどに 設計図が持つ秩序が別の物質の秩序へと 転換されてゆく ・・・・ こんにちは ハロー ニーハオ ボンジュール 翻訳により 言語の秩序が 意味を変えぬままに 転換さ... 続きをみる

  • 廻りながらゆっくり崩壊する過程としての存続

    太陽系ができたころ もっと沢山の惑星があって 太陽の周りをまわりながら 次第に太陽の方へ落ちてゆく惑星やら 次第に太陽から遠ざかり 太陽系の外に消えていった惑星もあったのだろう そう考えると 地球は幸運な惑星だ 一年たてば 元の場所に戻り また一から一年を始める これを永久機関のように繰り返してい... 続きをみる

  • 面美腹醜にたむろする面従腹背

    ミスタータイガースの掛布選手が 「ホームランはヒットの延長にある」 という名言を残した ヒットを打つように心がけていれば ホームランも自然に打てる こんなニュアンスがあるのだろう 大きなことにばかり目を向けず できることに懸命になることの大切さを教えてくれる 恐怖政治は聖人政治の延長にある なぜか... 続きをみる

  • 実践は踏襲のイデアな篩である

    語り継がれる 村の掟や家訓があるとしよう これらは 守られなければ 踏襲されることはない 実践できないということは 何か理由があり その理由故に踏襲されないということになる 逆に 実践した結果 都合の良い結果がもたらされれば 踏襲されてゆく 実践した結果 好都合であることが 引き継がれることになり... 続きをみる

  • 過保護を求めるという野生

    草食動物は 肉食動物を嫌っているように見える 見つけると逃げるからだ 逆に 肉食動物は 草食動物が好きのように見える 見つけると追いかけるからだ 好きだから追いかける けれども逃げられる いつまでも 好きなものに追いつけないと 辛い 好きなものが 身近にあり 手を伸ばせば簡単に手に入る そんな状態... 続きをみる

  • 能動的因果関係により保持される命

    水は低いところへと流れるので 水面より高い堤防を越えて水は流れ出さない これは   堤防という   (既存秩序)は   水の流れという   (変化)を規制している ということだ (既存秩序)+(変化)→(新秩序) という秩序変化において (既存秩序)と(変化)に関連がある この関連を因果関係と称す... 続きをみる

  • 富士山よりも大きな命

    富士山に落ちた一滴の雨粒が 富士山の裾をほんの僅か削る この結果 富士山の形が雨粒一つ分変化する これを数式のようにあらわすと (既存秩序)+(変化)=(新秩序) ということになる 物理や化学は (変化)の共通性に注目し あらゆる秩序において成立する法則を見出そうと 努力を重ねる しかし (新秩序... 続きをみる

  • 応報に向かい律するということ

    バレエを鑑賞する機会があった バレリーナ バレリーノが 調和的に躍動する 陰と陽が互いを強調しあうように 静と動が時空を分け合う 予定されていない動きは ことごとく隠蔽された舞台 洗練された物事の裏で 洗い落とされた汚れ このような汚れは観念として存在しているが 舞台の上からは消されている 舞台上... 続きをみる

  • 青春とエンゲル係数

    人はパンのみに生きるにあらず 働いて 食べて 寝る また起きて 働いて... これではつまらない 生活費に占める食費の割合が エンゲル係数だ 一般に 若い時は エンゲル係数が低い 収入は少なくても 無駄遣いをする 「何もあんなことにお金をつかわなくても...」 そう思われようが 若い情熱は遊びに向... 続きをみる

  • 歩いている場所を歩いているということ

    開いた社会 閉じた社会 サイバー攻撃により 選挙結果が云々という報道がある 開いた社会での批判だ 不都合な情報を隠避すると 公正な選挙にならない 閉じた社会での批判だ 群盲が像をなでているようだ 全体をなでるには 時間が必要だ 時間がたてば 記憶がないと 昔なでた部分が欠けてゆく 乱雑に重ねられた... 続きをみる

  • 秩序を中心に許された軌道を描く自律たち

    自主自律や 独立独歩が推奨されるが その前提条件として 勧善懲悪が尊ばれる 善や悪を 自主的に 独立して 操作されては いかなる権威も 成立し難い いいこと 悪いことを 区別できるようになってから ひとりで 色々任せてもらえるのだ プラトンも 善のイデアを イデアの最上位に据えた 善の枠の中で 自... 続きをみる

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  • 「わたしたち」が多重化し共生する社会

    管理されていると 本音と建て前を使い分ける 本音は 管理に対し従順な子羊としてふるまい 本音は 管理に対し敵対する野獣となる 管理された子羊たちは 自分たちを「わたしたち」と呼び合い 共調する 笑顔で 当たり障りのない関係を相互に築き 管理された牧場の草を食む 本音である野獣の姿は 慎重に隠される... 続きをみる

  • 現実のほかに仮想世界をもつ利点

    人類の歴史は 飢えとの闘いの歴史であった 今もそうだ 食料の不足により 社会秩序は 大きな打撃を受けることになる 既存の秩序が 攻撃を受け 新しい秩序が 萌芽する機会となる 食費が賃金を上回ったとき 社会は培った信頼を失い 人は社会に従い行動することを躊躇い 自らの足で大地を歩みだすかもしれない ... 続きをみる

  • 支配された基礎の上に立つ応用

    基礎科学 と 応用科学がある 病気の成り立ちを観察し 調べてゆくのが基礎科学で その成果を応用し 病気を治療する方法を探求するのが 応用科学だ 原子の構造を観察し その性質を調べてゆくのが 基礎科学で その成果を応用し 原子爆弾等の開発を進めるのが 応用科学だ 研究の対象を 思うがままに把握する技... 続きをみる

  • 混沌と秩序の間にある仮想空間

    混沌を背景に 秩序が存在する 秩序が維持できない場合 混沌へと帰してゆく 維持する仕組みがシステムだ 遺伝子のシステムが 生命を維持する 社会のシステムが 平穏あるいは正義 あるいは管理 あるいは暴力を維持する このような混沌と秩序の間にある 仮想空間で思考が遊ぶ 秩序の側から 無秩序を眺め 先人... 続きをみる

  • 系譜的被造物としての『私』

    私には いくつも分かれ道があった あの時 あちらの道に進んできたら 今頃 どうなっていただろ 様々な分かれ道を 進みぬけ 私は今の私になった 私は 初めから 今の私ではなかった 分かれ道を 進み 私は変わり続けてきた 私は 道を選び続け 私を 変え続けてきた 私は私の 系譜的被造物である 私は 系... 続きをみる

  • 貪欲を求める強さという野蛮

    バナナを置いておくと いつの間にか ショウジョウバエが寄ってくる 卵を産むのだ 産まれた卵から 幼虫が孵化して バナナを食べ成長し やがてさなぎとなり さなぎから成虫が羽化してくる 羽化してくる個体は とても運のいい個体だ ほとんどの個体は その途上で死んでしまう バナナと伴に食べられてしまうこと... 続きをみる

  • 多様なベクトル(方向と強さ)の混在する世界

    「あのような境遇に生まれたくはない」 そう思われる境遇をなくす方向に 努力を重ねる この境遇を どこからなくすのか? 家族からなくす 近所からなくす 民族からなくす 国からなくす 人類からなくす 動物界からなくす 生命からなくす 理念というものは 風が吹く方向のようなものでその強さは その時次第だ... 続きをみる

  • 無意味が形成する永遠について

    自動車は 答えを与えれらることなく 動き続ける 壊れ 動かなくなる あるいは 動きに不足が生じ不都合が生じるまで 動き続ける 目的地は 暫定的とはいえ 答えとなっているのだろうか? 燃料が必要だ 修理が必要だ わたしを操縦するものがいたのなら わたしはどこへ連れて行ってくれるだろうか? その問いに... 続きをみる

  • 時間と秩序ーー時を超える楽ではない楽しみーー

    時間は 秩序を壊す力である この時間に抗するための力を どのように集め 秩序を未来に運んでいるのか? これを研究する学問が 生物学であり 社会学であろう 物理学や 化学や そのための 基礎知識だ 数学や幾何学 論理学や哲学は スポーツでいったら 基礎体力強化のトレーニングだ 競技のような はっきり... 続きをみる

  • 予定調和をもたらす情報への帰依

    紛争は 不調和な反応の応酬だ 調和的反応が 予定されていた機能を 発揮するのとは 逆に 不調和的反応は エネルギーの消費をするばかりで 生産性がない 調和的反応のはずが 環境の相違により 不調和的反応であることがある だから 紛争はなくならない これを避けるべく 反応の対象を より厳密に分析し ど... 続きをみる

  • 弁は閉じたり開いたりするから便利である

    耳慣れた歌が ラジオから流れると その歌を思い出し 時には口ずさんだりする 聞き慣れない歌だと そうはいかない ラジオのチューニングを ともすれば 変えてしまうこともある 耳に痛い話は なおさらだ 好みに応じて 耳を開けたり閉じたりする 当然の反応ではあるが 養老孟司先生のいうところの 『バカの壁... 続きをみる

  • 脱構築により傾く楼閣を維持する努力

    人間は考える葦である以上 しなやかな指向が求められる ただそれでは 努力の方向が分散してしまい 大きな力として集結するには難がある 大きな大きな砂上の楼閣を維持するには 小さな砂が それぞれ その維持をするという目標に向かって 指向性を発揮し努力を傾注し続けることが肝要になる 巨大な在塚は アリク... 続きをみる

  • 支配する夢逃げる夢

    人間は強欲な生き物だ 支配する対象を見つけては それを支配する 支配する範囲を広げても もう満足ということにはならず さらに 支配すべき対象を見つけようとする すでに支配している対象に対しても より都合よく制御できる技術を模索する 制御された世界の中で 生きるという欲望 生命は 環境に適応するよう... 続きをみる

  • 制限の強弱がもたらす秩序の可変性

    制限が承継される 持続可能な秩序の形成因だ あらわれたかもしれない秩序と あらわれている秩序は 区別されなければならない 潜在的可能性の広がりが すべて実現しているような状態は 秩序が崩壊している事を意味する 秩序が持続しているのは 他の可能性が制限されているからである この制限の力が低下した時 ... 続きをみる

  • 葛藤がもたらす複雑化としての弁証法的進展

    交易が盛んな グローバル化が進むに従い 地域社会の存在価値は 総体的に低下し 市町村や 県の 独自性は薄らいだ それでも 隣の県よりも 隣の市町村よりも 自身の属する地域に 何か秀でた点を探し求め 精神的優位性を 保とうと努力したりする 全国津々浦々を転々とする転勤族には 無用で不効率な努力かもし... 続きをみる

  • もたらしもたらされる特別な関係たち

    人間が 人間にとって 特別な存在であるように 猫には 猫が 特別の存在であるようだ 挨拶をしたり 喧嘩をしたりしているのだろうか 猫は猫同士で 鳴きあったり 寄りあったり 追いかけあったり 威嚇しあったり 隠れたり、、、 様々に 反応しあっている 人間が 人間を見たときに感じる 特別感を 猫は 猫... 続きをみる

  • ビックデータと熟練もしくは鍛錬による進化

    何事も はじめは 行き当たりばったりだ 失敗もする 成功もする 結果がでたり でなかったり そんな繰り返しの中から 洗練されたプロトコールがあらわれる 目的に向かい 繰り返される過程と 繰り返しあらわれる結果が ビッグデータとして蓄積され 解析の結果として プロトコールが洗練されてくる 学習効果だ... 続きをみる

  • 予定された調和へ向かう道筋

    どこに行けば 何に会えるのかを わかっていると 会いたいものいあうために そこに行くことができる 会いたいものが どこに行けば会えるのか知らなければ そんなこともかなわない 何に会いたいのかもわからなければ ただ戸惑うばかりだ 洗練され 流れるような鍛錬された動きには 「どこに向かうのか?」 その... 続きをみる

  • 情報が存在を集合させる世界

    共通の情報を共有する能力は 言語のゆりかごだ 共通の情報を共有する利点を実感する能力は そのゆりかごを創りだす動因だ 利点を実感させる情報は 利点の実感を助ける 共進化 メリットが出現する方向へ 様々な能力が協調的に集約してゆく メリットに集まる存在は メリットを高めるものでなければ 淘汰される ... 続きをみる

  • 時間の進行が速い太陽に向かい引力が生じる??

    速度が高速に近づくと 時間の進行は遅くなり 空間は広がるという 相対性理論 むしろ 時間のの進行が速くなるために 重力が生じエネルギーがそこに集まるのだろう などと お風呂の水を排水しながら その渦を眺めながら 考えた 私は 時間の進行の渦に吸い込まれ 早く時間が過ぎる世界にいる だから時間が進ま... 続きをみる

  • 受動的秩序と能動的秩序

    秩序にも 受動的なものと 能動的なものがある 物質の本来的な性質により ある条件のもとにあらわれる秩序が 受動的秩序で 雪の結晶や 砂浜の模様や 水の波紋をあげることができる ある条件により現れる秩序を そのあらわれるべき条件を整えることにより 人為的に再現することができる それが能動的秩序だ 因... 続きをみる

  • 三つの流れ

    物質の流れがあり エネルギーの流れがあり 情報の流れがある 命は それぞれの流れが 密に規則正しく交差する場だ ひとつの流れは ほかの流れに影響を与え ほかの流れから影響を受け たくさんの流れが 複雑に絡み合い 調和する 人の流れがあり 欲望の流れがあり 情報の流れがある 社会は それぞれの流れが... 続きをみる

  • (秩序)-(物質)=(情報)

    部屋があり 家具があり 本があり 冷蔵庫があり 食べ物がある 同じ物を二組用意して それぞれの部屋に 別々の人を住まわせるとしよう 同じものが 同じようにおいてあっても 次第に 部屋の様子は 別々のものへと変わってゆくのだろう 日本庭園も 西洋風の庭園も 管理され 美が保たれる 汚部屋もあれば 整... 続きをみる

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  • 遺伝子のような讃美歌

    厳かに 讃美歌が流れる 正義が躍動し 悪を駆逐する 心の中に巣作る善と悪 選択の俎上に乗る善と悪 讃美歌に集いし者たちの間に広がる 秩序 この秩序の中で 非難 誹謗が 悪に向けられる 自由が制限され 維持される秩序 妬み嫉み恨み怒り 喜び哀しみ 平穏な幸せ 様々な感情が 讃美歌に刺激され 秩序を彩... 続きをみる

  • 日々新しく新鮮に

    永遠を求めるならば 永遠に努力を続けなければならない 意識的な努力だけではない 無意識に行われている現象においても 持続の努力がなされる必要がある 意識の劣化と 物質の劣化 意識では肉体を支配しきれない 肉体を鍛えても意識を鍛えきれない 劣化を防ぐだけでは足りない 劣化してしまったものを 新しいも... 続きをみる

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  • 脱忍耐と忘却がもたらす動態

    人が集まると 集団ができ ルールが生まれる この集団が 大きくなる過程で 集団に人が入ってくる 新しく入ってくる人々は 集団のルールに従う 既存の人々が醸成した そのルールに従う 人がいて ルールがあり 集団がある ルールも 集団も 人の外側にある 人はそれらを受け入れる この受け入れの過程で 人... 続きをみる

  • よどみではないおさめるところ

    欲しがるばかりでは 得られない 息を吐かなければ 息を吸えない様に 得たものを おさめるところを創ることなく 欲しがるばかりでは 得ても すぐに失うことになる おさめるところ よどみではない ただ ためるだけでは 得た価値は減退する ーーーーーー メモ 使われない機能は 失われてゆく 言語能力も ... 続きをみる

  • 一日にしてならず

    雨が降る 止んでもまた 雨が降る 雨が 空の上に 尽きることなく 存在しているかのようだ 簡単なことを することは とても易いけれど 簡単なことを 毎日ずっと続けることは とても難しい 難しいことでも 自然にできることもある 自然にできていることもある 言葉を話すことは 簡単なことではない 毎日 ... 続きをみる

  • 鯉と恋の各存在性

    鯉の存在と 恋の存在には 違いがある 鯉は全体性が強い存在であり 恋は部分性が強い存在だ 鯉は個体としての全体 恋は間個体に生じる部分である 恋は社会を形成する部分間の存在であり 個体をより上位の階層たる社会の部分ということになる はやり歌が 鯉より恋を題材としやすい由縁だろう 歌も恋も 間個体的... 続きをみる

  • 繋がりが密になると窮屈になる

    言葉を 引き継ぎ 使用している 秩序の 引継ぎは 言葉だけでない 文化全体もそうであり 身体もそうだ 保守的な引継ぎもあり 革新的な引継ぎもある 引き継がれない 秩序もある 1000年前と 同じ秩序もあり 変わり果てた秩序もある 1年前との比較においても 同じものと変わったものがある ある秩序の変... 続きをみる

  • 賞賛は継続の力なり

    自然は破壊者である 命は破壊されながらも 再生を繰り返す力である 自然選択は 再生を繰り返す力が試され 選択される過程である 継続する力が試されている ーーーー メモ 秩序は崩壊してゆくのが 自然の理だ 崩壊しない秩序には 理由がある 理由は 物質的結合が強固であるか 崩壊しても直す仕組みがあるか... 続きをみる

  • 彼らは何処より来りて、何処へ行くのか?

    言葉はどこから来たのか? 言葉は何ものか? 言葉はどこへ行くのか? 蜘蛛の巣はどこから来たのか? 蜘蛛の巣は何ものか? 蜘蛛の巣はどこへゆくのか? 秩序はどこから来たのか? 秩序は何ものか? 秩序はどこへゆくのか? 秩序が姿を変えながら流転する 因果律は秩序の伝播の法則だ ーーーーーー メモ 蜘蛛... 続きをみる

  • 白い靴でも黒い靴でも馴染んだ靴はよい靴だ

    「習うより慣れろ」 という 慣れて馴染んだ靴は心地よい 靴ではないが 馴染んで心地よい間柄は快適だ 間柄という 歴史的産物が存在するに至る経緯は 順風満帆なものばかりではなかったろう 気まずい関係もあったかもしれない それでも 歴史の過程としての今 快適な間柄が存在する 記憶に残る歴史 記録に残る... 続きをみる

  • 根源的自由と都合の良い自由

    「正しい」ことがたくさんあると 自由になれる 「正しくない」ことも平気でできると 自由になれる 背筋が伸びた正しい姿勢に 憧れる 不自由なことかもしれないが 正しい姿勢がいい 身体のゆがみが 体の不調や 心の不調につながる 自由を求め過ぎると不便になる 究極の自由が無秩序なのだから仕方がない 命で... 続きをみる

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  • 過去から未来へ羽ばたく翼

    言葉は 自由に羽ばたくことができる だから 言葉を使うものは その自由奔放さに 振り回されてしまうことにもなる 未来を描く言葉には 夢がある 希望がある 現実は 往々にしてそれに水を差す 振り返ると 私という存在は 明るい未来に対する 大きな障害になってきた 未来は過去からできている だから 過去... 続きをみる

  • 自己秩序化現象としての取捨選択史

    組織は 都合の良い反応を汲み取り 都合の悪い反応を捨て去り 自己組織化を進める よって 悪を目的とする組織は 悪が集い 善が排される 逆に 善を目的とする組織は 善が集い 悪が排される 取捨選択により 組織の特徴があらわれる 種は 取捨選択の結果としての 特徴を備えている 拾い集める仕組み 捨てる... 続きをみる

  • 因果律の触媒現象と統合主義・還元主義

    酵素は 化学反応を触媒し 特定な化学反応を 選択的効率的に 惹起する 機能は 予想可能な変化を 選択的効率的に引き起こすことであり 因果律の触媒現象ということもできよう すれば 技術は 因果律の整備であり 因果律の触媒現象の中心を担っている事象ということになる 法律は 人間行動の整備をする機能があ... 続きをみる

  • 知識の個人所有としての社会規範

    漢字テストの成績は 個人の所有に属する 知識は 社会から教わり 個人で所有するものらしい 学術知識だけではない ファッションに関しても エチケットに関しても 個人により様々に所有されている 道徳や倫理、法律 このような社会規範も同様だ 社会から教わるので 概括的には同様であるが 局所的に差異が生じ... 続きをみる

  • 能力に対して能動的であるということ

    耳を澄ます この役割を こなさなければならない人が たくさんいる 何か不満のある人は 大きな声で 主張しなければならない そう主張する人も たくさんいる それでも やはり 耳を澄まさなければ ならない人がいる これがなくなれば 寂しい世の中だ 耳を澄ましても 聞こえない声がある そのことに 意を止... 続きをみる

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  • 部分から構成される全体

    全体は部分から出いている 植物は根より葉や花が美しい 美しいものだけを集めても 枯れてしまうから 根も大切な部分だ 小説も順風満帆なだけでは面白くない 時代劇も悪代官がいてこそである 楽しい時間もあれば 哀しい時間もある 一日の中に様々な喜怒哀楽が交錯する いい一日もあれば わるい一日もあり これ... 続きをみる

  • 文字世界における還元と統合

    「十」は 形態としては 「一」と「1」を合成した文字だ しかし 意味においては 「一」と「1」を合成した意味ではない 意味世界と 形態世界は 別々に還元され 意味と形態の関係は還元された世界では ご破算となる 文字は ひとつの線としての部品では 意味をなさないということだ 未完成な文字は 無意味で... 続きをみる

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  • 蓋然世界のゆらぎに揺られながら

    言語の世界において 言葉は意味を求め 意味は言葉を求め 相思相愛の関係が出来上がっている この相思相愛の関係は まったくの乱婚状態ではないにしても 整然とした一夫一妻のような関係にはない 国語辞書を見ると ひとつの単語に 複数の意味が列記されている 類似語辞典をみると 同じ意味でも 複数の表現が列... 続きをみる

  • 既存秩序に流される幸せ

    一から始めたわけではない わたしは 人間として始まった そして 人間として終わるのだろう どのような人間か? ということになると 一から始めたところもあるかもしれない その一を始めたのは 物心がつかない頃かもしれない 物心がついた後かもしれない 大人になってからかもしれない 一を二にすることもあり... 続きをみる

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  • 全体性の形成因としての部分の反応

    身体は 様々な細胞が それぞれの役割を 見事に演じ 機能的に存在することができている 細胞の中には 死にながら機能している細胞もある 典型例は赤血球だ 血液の流れに乗っている赤血球は 皆、遺伝子を収納する核がない 余分な細胞内小器官を捨て去り 酸素を身体の隅々まで運ぶように特化している 皮膚を覆っ... 続きをみる

  • 死は命の制御から自由になる過程である

    死ぬと ただただ 物理法則に従う物体となる いや 生きている時も 物理法則に従っているのだから 死んでから はじめて物理法則に従うわけではない では 生きている時と 死んだ時の違いは なにか? 制御され統制された物質秩序の有無が ひとつの答えだ 統制された秩序から脱し 自由にふるまう物質が増えるこ... 続きをみる

  • 排除機能によるシステムの効率化

    畑を耕すこともなく 野菜を食すことができる 分業社会の成果だ 無論 この恩恵にあずかるには 資格が必要だ 社会の同胞である必要がある 同胞であり なにがしかの役割を 社会の中で負っていなければならいないだろう 権利と引き換えに 義務を負うのだ 義務を負わず 権利を得ようとする者には 罰を与え 社会... 続きをみる

  • 部品化する存在間の関係としての愛

    ホルモンは 体内において旅をして ホルモン受容体に出会う 赤い糸で結ばれていたかのように ぴったりと ホルモンとホルモン受容体は結ばれる この場合の赤い糸は ある一つの特定のホルモン たとえば 名前を「アダム」というホルモンと ある一つの特定のホルモン受容体 たとえば 名前を「イブ」というホルモン... 続きをみる

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  • 存続する機能たち

    存在するものは 今存在する 今存続し かつ 過去にも 未来にも 存在するものは 存続するものである 存続するものは 安定して変化しないものであるか 変化しながら同一性を保持しているかである 生命は後者に属する 確保したエネルギーを使い 元に戻る機能を集積したシステムだ ドミノ倒しのドミノの一つ一つ... 続きをみる

  • 手慣れた阿呆への憧憬

    私が生きていることを 私は支配していない なぜ生きていられるのか 理解できていない ただ 了解しているだけだ 生きていることは 結果オーライ そのひとつひとつの 積み重ね 生きていることを理解もせずに よくもまあ ぬけぬけと 生きていられるものかと 不思議になる 意識が支配できていない 生きている... 続きをみる

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  • 抽象と具象の間にある葛藤

    上手くやるといいことがあり 下手をするとすると悪いことが起きる いいことがあったということは 上手くやれたということで 悪いことが起きたということは 下手をしたをいうことだ 言葉は 原因も結果も知ったうえでつづるから 循環論を好む 基本となる循環論に何を色付けするか それが具体的教訓だ 具体的教訓... 続きをみる

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  • 「らしさ」という檻が壊れたのか?できたのか?

    私の子供のころ 学校の先生は たいそう立派で偉い方だった そう過去形で記載しなければならないのかもしれない 偉い人も しょせん人間だ たたけばホコリが出る 昔は たたかなかっただけかもしれない ホコリが出ても 見えて見ぬふりをして 偉い人が 偉い人として その他大勢を導くことを良しとしていたのかも... 続きをみる

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  • 世間様の共有

    世間様 この得体のしれない 場当たり的な神様が 支配している世界がある 世間様は 憲法に規定されていない 超法規的存在であり 基本的人権を 考慮しているのか していないのか これすら わかりかねることろがある 犯罪被害者が 犯罪加害者を罰することはできない しかし 世間様が私的自治の範囲内で 犯罪... 続きをみる

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  • 社会の意志はどのように存在するのか?

    信号機が赤になり やむなく車を止める 本音を言えば 赤信号でもなんでも その交差点を走り抜けたい しかし 信号無視して事故になり 車も壊れ、そこに留まる羽目になるのはもっと嫌だ このような冷静な思考を みんなが共有しているので めったに事故が起こらずに スムーズな車両交通が実現している 遊園地で ... 続きをみる

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  • 忠実なる魂が導く秩序

    情報世界は ひとりひとりの頭の中で形成されるから ひとりひとり違った世界を作り上げている ひとりひとり ちがった情報の束を保持しているということだ 昨日の私と 明日の私の間でも ちがった情報の束を保持することになる 変わりゆく世界 物質はお天気のように 情報は気分のように 変わりゆく運命の基にある... 続きをみる

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  • 知識とはさみは使いようである

    論語読みの論語知らず というのがある 今風に言えば 法律家の法律知らず といったところか このことばは 単純な観察ではなく 警句を含んでいる 何を警告しているか いろいろだ ひとつには 文字にが意味するものに囚われすぎて それの実現が至高の目的になってしまうことだ 堅苦しいばかりの正義の実現より ... 続きをみる

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  • 自生的秩序と紛争

    子供の遊びの中でルールが生まれる 子供の遊びの中で仲良しと敵が生まれる 大人の真似だろうか? 水と油ははじきあい アルコールと水は混じりあう 親和性と反発性が ものの配置を一定方向に促す 親水性は親水性で集まり 疎水性は疎水性で集まり たんぱく質の立体構造が秩序だって現れる 同じ趣向の仲間が集団に... 続きをみる

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  • 情報とその実践システムが前例踏襲を可能とする

    情報は 絵に描いた餅である 食べれない餅である それでも餅である 言葉の餅も 食べれない餅である しかし 便利な餅である 言葉の餅はレシピになれる 優れた料理家の工夫の対象となり おいしいお料理の具材となる やはり 食べれない具材である 食べるためには レシピの実践が必要だ レシピに従い素材を集め... 続きをみる

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  • 生命は同じことを繰り返すことを基本とする

    朝起きる お腹がすいている トイレにも行きたくなる どの一日も 朝起きて食べて出して夜寝る このように総括できるので基本は同じだ 一生も 生まれて動いて死んでゆくという基本は どんな英雄も私も同じだ 昨日とは違う今日ではあるが たいていは同じようなことをしている ただ 昨日と違うことに意識がむいて... 続きをみる

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  • 言葉の意味は認識する側の能力に応じて現れる

    キティーちゃんはひとりだけなのだけれど たくさんある 量産されてみんなが知っているから 絵を描いて説明しなくても ぬいぐるみを見てもっらたりしなくても 「キティーちゃん」の言葉だけで話が通じる たくさん使われる言葉は 説明しなくてもいいから便利に使える 逆に あまり使われない言葉は 説明しても通じ... 続きをみる

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  • 意義はシステムにおいて語られなければならない

    雪道の車の運転に冬用タイヤは欠かせない 夏用タイヤに比べて燃費は悪い 運航時の音もうるさい それでも 冬には冬用タイヤを車に履かせる それだけの意義がある 何しろ雪道でも滑りにくいのだ そんな便利な冬用タイヤも 夏にはガレージの隅でほこりをかぶっている 冬の活躍を知らず 夏のほこりまみれの姿しか知... 続きをみる

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